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【30代】シングルマザーにおすすめの資格5選!利用できる支援も解説

【30代】シングルマザーにおすすめの資格5選!利用できる支援も解説

「30代のシングルマザーにおすすめの資格はあるのかな?」

「資格取得で利用できる公的支援を知りたい」

とお考えでしょうか。

子どもの教育資金のためにも、おすすめの資格を取得して収入アップしたいですよね。

今回は、30代でシングルマザーになり、働きながら国家資格を取得した筆者が、以下の内容を解説します。

  • 30代シングルマザーが狙うべき資格
  • シングルマザーにおすすめの資格5選!
  • 資格取得で利用できる公的支援

【2023年版】30代シングルマザーにおすすめの資格5選!

結論から言うと、30代シングルマザーにおすすめなのは、転職やブランクに強くて一生食いっぱぐれのない資格です。

選び抜いた5つを、一つずつ見ていきましょう。

1.看護師/准看護師

看護師・准看護師とは医師の治療の補助や患者の看護、日常生活のサポートなど、人の健康と心のケアを行う職業です。

看護の知識や技術のほか、患者の気持ちに寄り添うコミュニケーション力も必要とします。

看護師は年収が高く安定した国家資格で、勤務先や勤務形態が豊富な職業として、シングルマザーが目指す資格の上位となっています。

どのような時代も、医療は私たちの生活になくてはならない存在です。医療の現場を担う看護師は、世の中で普遍的に必要とされる職業として、常に高い需要があります。

看護師になるには、大学・短大・専門学校の看護科、養成機関を卒業し、国家試験に合格する必要があります。

看護師と准看護師の違いは、修業過程や試験、業務の判断などにあります。

准看護師の場合、准看護師養成学校、または高校の衛生看護科を卒業し、各都道府県で実施される准看護師試験を受験します。

また、准看護師は業務にあたる際、医師や看護師の判断によって行う必要があり、自己判断はできない点が看護師との主な違いです。

看護師

年収目安300万~600万円
取得期間最短3年(専門学校の修業年数)
費用200~700万円(学費)
試験年1回
詳細厚生労働省| job tag看護師厚生労働省| 看護師国家試験の施行

2.歯科衛生士

歯科衛生士は、専門的な知識と技術を持ち、歯と口の健康づくりをサポートする、国家資格の医療専門職です。歯科医師の診療を補助するほか、歯科疾患予防のためのブラッシング指導や歯石の除去、口腔と全身の健康を支援します。

主な就職先は歯科診療所や病院です。全国で歯科医院の数はコンビニの数より多いと言われるほど存在します。

勤務地や働き方の選択肢も多く、ほとんどが遅くても夕方までの勤務時間となるため、子どもが小さい家庭でも就業しやすい環境です。自分に合った勤務先が選べる点でおすすめの資格です。

歯科衛生士になるには、歯科衛生士養成機関を卒業し、年に1回行われる歯科衛生士国家試験に合格する必要があります。厚生労働大臣が行う歯科衛生士名簿への登録、歯科衛生士免許証の付与により、資格を取得できます。

歯科衛生士養成機関は専門学校・短期大学・大学があり、修業年限は3年以上です。通学して学ぶ必要があり、通信制での取得はできません。専門学校の中には夜間部を設けている学校もあるため、働きながら取得を目指す場合は生活スタイルに合った学校選びが重要です。

年収目安300万~400万円
取得期間最短3年(歯科衛生士養成機関の修業年数)
費用300~600万円(学費)
試験年1回
詳細厚生労働省|歯科衛生士国家試験の施行日本歯科衛生士会|歯科衛生士になるには?

3.介護職員初任者研修/介護福祉士

介護職員初任者研修は、介護分野の入門的な資格です。受講に必要な要件がなく、費用を抑えて短期間(最短1か月)で取得可能なため、無資格未経験で介護の仕事を始める際に取得しやすい資格です。すぐに働きたい場合や、実務経験を積みながら上位資格を目指したい方におすすめです。

一方、介護福祉士は介護分野で唯一の国家資格で、受験するためには実務経験または養成学校の卒業などの要件を満たす必要があります。

期間はかかりますが、取得すれば資格手当の対象となる場合が多く、キャリアアップや転職、ブランクに強いのが大きなメリットです。

介護の仕事は全国的に需要が高く、働く場所も時間もさまざまな形態があります。子どもの入学・進学などで働く条件も変わりやすいシングルマザーにとって、家庭の事情に合わせて働き方を選べる点でもおすすめの仕事です。

とくに、30代から資格取得すれば、時間をかけて着実にステップアップできるため、上位資格取得を視野に入れたキャリア形成も現実的です。

介護職員初任者研修

年収目安300~400万円
取得期間130時間、最短1か月(学習期間)
費用4~10万円
試験随時(カリキュラム終了時に筆記試験実施)
詳細三幸福祉カレッジ|介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の内容

介護福祉士の詳細は以下サイトをご覧ください

(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター|介護福祉士国家試験

4.保育士

保育士とは、児童福祉法において、「登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者(児童福祉法第18条の4)」と定義される、養護と教育のプロです。

(参考:e-gov|児童福祉法/https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000164

一生ものの国家資格で、指定の養成施設を卒業するほか、試験の合格でも取得できます。保育士資格の取得方法は以下のふたつです。

  • 指定保育士養成施設を卒業
  • 保育士試験に合格

指定保育士養成施設を卒業

ひとつめは、都道府県知事が指定する「指定保育士養成施設」を卒業する方法です。4年制大学・短期大学・専門学校の中にコースが設置され、夜間部や通信制を取り入れている施設もあります。

期間は2~4年で、コースによって異なるため、一人ひとりの状況にあった学校選びが重要です。学習期間に余裕のある場合や学習中にお子様の預け先を確保できる人に向いている方法です。

保育士試験に合格

ふたつめは、保育士試験に合格する方法です。

保育に関係ない学科を卒業した人や、勤務経験の基準に該当する場合も受験できます。

高校卒業以上の学歴がある方や、実務経験ルートで取得したい方におすすめの方法です。

保育士不足は深刻な社会問題として、小さな子どもを持つ親や子ども自身への負担となっています。

また、資格を持っている人しか「保育士」を名乗れない名称独占資格でもあるため、資格を活かして働くことで社会や子どもたちの未来にも役立つ働き方となり、やりがいも大きいといえます。

小さな子どもと過ごすには体力が必要なため、30代からチャレンジするとスムーズに始めやすいでしょう。

年収目安300~400万円
取得期間1~6か月(学習期間)
費用3~8万円(通信制資格取得講座)、別途受験料・登録手数料が必要
試験年2回
詳細厚生労働省|ハローミライの保育士全国保育士養成協議会|保育士試験を受ける方へ

5.宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家であることを示す国家資格です。

合格率が低い難関資格ですが、取得すれば高収入を狙えるのが最大の魅力といえます。

宅地建物取引士は、資格を持つ人でなければ行えない独占業務を担います。

具体的には、不動産取引を行う際に必要な重要事項の説明、重要事項説明書や契約書への記名・押印です。

不動産取引をおこなう会社には、従業員5名につき1名以上の宅地建物取引士の設置が義務付けられているため、需要の高い資格となっています。

主な就職先は不動産会社です。

難関資格のため、就職してから年数をかけて取得を目指す若手社員も多くいます。早い段階で学習を始めて取得すれば、30代での就職・転職で有利に働くでしょう。

取得するためには、年1回の宅地建物取引士資格試験に合格し、都道府県知事の資格登録を受ける必要があります。

かつ、都道府県知事の発行する宅地建物取引士証の交付を受けて、宅地建物取引士となります。

年収目安400~700万円
取得期間3~12か月(学習期間)
費用2~16万円(通信制資格取得講座)、別途受験料、登録手数料などが必要
試験年1回
詳細一般財団法人 不動産適正取引推進機構|宅建試験

シングルマザーが資格取得に利用できる3つの公的支援

次に、国や自治体が行う資格取得に関する公的支援を3つご紹介します。

講座費用や修業期間中の生活費など、金銭的負担を軽減できるため、積極的に利用しましょう。

自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金は、ひとり親の方が行う資格取得などの取り組みを支援する給付金です。対象となる講座を受講・修了した場合、費用の60%が支給されます。給付金の支給は受講修了後となるため、終了までの費用はいったん自分で支払う必要があります。

対象となる講座は、雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座と、その他都道府県などの長が指定した講座です。なお、受給には事前に都道府県などから講座の指定を受ける必要があるため、必ず受講前にお住まいの自治体に確認してください。

受給対象者などの詳細は以下サイトをご覧ください

厚生労働省|母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について

教育訓練給付の指定教育訓練講座は以下サイトをご覧ください

厚生労働省|教育訓練給付について

高等職業訓練促進給付金等事業

高等職業訓練促進給付金等事業は、ひとり親の方が看護師や介護福祉士などの対象資格を取得する際、入学時および修業期間中の負担軽減のため支給される2つの給付金です。

高等職業訓練促進給付金生活費の支援として修業中に月額10万円※住民税課税世帯は7万500円※最後の12か月は4万円増額
高等職業訓練修了支援給付金入学費用の支援として修了後に5万円※住民税課税世帯は2万5,000円

対象資格は、就職の際に有利となる、かつ養成機関において1年以上の教育課程修業が予定されている、都道府県などの長に指定されたものです。

今回ご紹介した中で対象となる資格

  • 看護師/准看護師
  • 歯科衛生士
  • 介護福祉士
  • 保育士

受給対象者などの詳細は以下サイトをご覧ください

厚生労働省|高等職業訓練促進給付金のご案内

厚生労働省|母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について

ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業

ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業とは、上述の高等職業訓練促進給付金を受給して資格取得を目指すひとり親の方を対象に、必要な資金の貸付を無利子(※)で行う制度です。※連帯保証人を立てた場合。連帯保証人なしの場合は年1.0%の金利。

養成機関への入学や、教育課程を修了して就職する際にかかる費用を支援することで、ひとり親の自立を促進する目的があります。

養成機関を修了・資格取得後に定められた条件で業務に従事した場合、貸付金の返還が免除されます。

申請窓口は区市町村社会福祉協議会です。貸付や返済免除の条件などは、お住まいの地域の区市町村社会福祉協議会で確認してください。

参考:東京都社会福祉協議会|ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業

参考:東京都福祉保健局|ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業

【体験談】30代で狙うべきは一生食いっぱぐれない資格!

シングルマザーが30代で狙うべき資格は、取得すれば生涯仕事に困らない、一生ものの資格です。とくに、全国的に需要の高い、医療、保育、介護の国家資格を持っていれば、食いっぱぐれがないといえるでしょう。

子どもの成長や自身の体調など、ライフステージによって働く条件も変わりやすい女性にとって、いくつになっても何処にいても、自分に合った働き方で仕事ができるのは、この上ない安心感があります。

筆者の場合、35歳未経験で介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を取得して訪問介護事業所に就職し、3年間の実務経験を経て39歳で介護福祉士取得、さらに8か月後に管理者に昇進しました。

46歳で退職し、現在はフリーランスで活動しています。

40代後半・子どもはまだ中校生の状態でも退職を決断できたのは、何といっても全国どこでも引く手あまたの介護福祉士の資格と実務経験があるからです。いつでも復帰できる安心感は、人生を自分の手で創造していくためのお守りとなっています。

あなたとお子さんの将来のために確かな資格を取得したいと考えているなら、筆者の経験も参考に選んでくださいね。

働きながら学びやすい通信講座がおすすめ

シングルマザーが資格を取得する場合、働きながら学習するケースが多いでしょう。

育児や家事とも並行して効率よく学ぶには、空き時間を活用できる通信講座がおすすめです。

通信講座は、テキストや動画など自己学習しやすく作られた教材が用意されています。項目を細かく区切って解説しているため、状況に合わせて進める分量を調節できるのが特徴です。

いつでも好きな時間に学習できるのは、タスクの多いシングルマザーにとって大きなメリットです。

まとめ:支援制度を利用して安定した将来を手に入れよう!

30代は、子どもの教育資金などのために収入アップを考える時期です。

一生ものの資格を取得して、さらなる経済的安定を目指しましょう。

シングルマザーが資格取得に踏み出すとき、公的支援は心強い味方です。

受講費用や修業期間中の生活費を受給できれば、安心して資格取得に挑戦できますよ。

賢く利用して、しなやかに人生を謳歌してくださいね。輝く未来を応援しています!

ライター名:松野智恵

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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