ギャンブル好きライターのロンです。約2年ぶりにパチンコに行ったことで色々な気づきがあったので記事にまとめました。ずーっと考えながら打っていたのでなかなか整理できたと思います。
私はパチンコが好きだ。あの演出、大当たりを引いたときの高揚感がたまらない。けれど、先日の実戦でふと冷静になった。「パチンコって、コスパ悪すぎない?」と。
この日、私は5万円を持ってホールへ向かった。「転生したらスライムだった件」「エヴァンゲリオン」「炎炎ノ消防隊」「乃木坂46」と、好きな台をいくつか打った。いくつか当たりも引けたが、最終的に換金は12,500円、手元に残った現金は27,000円。つまり、実質で約マイナス23,000円だった。
時計を見ると、約5時間が経っていた。お金も時間も使い、ふと冷静に考えた。「これ、1時間あたりマイナス4,600円の“時給”じゃない?」
パチンコはコスパ悪いと思った瞬間に、少し目が覚めた
お金を失ったことよりも、5時間という時間が消えたことの方が重かった。パチンコを趣味と考えれば、楽しみのための支出だから問題ないのかもしれない。だけど、数字で見てみるとその“楽しみ”がいかに高くつくかがわかる。
投資5万円、換金12,500円、差額マイナス23,000円。所要時間5時間。1時間あたり約4,600円の損失。
娯楽の対価としてこれを高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれだけれど、私は費用対効果が悪すぎると思った。まさに「パチンコはコスパ悪い」という言葉を身をもって実感した瞬間だった。
期待値を追うことと、コスパを上げることは別の話
私は確率やデータを見るのが好きで、打つときもボーダーを意識している。1000円で何回回るか、出玉削りを考慮した実質ボーダーはいくつかなど、数字で考えるタイプだ。理論的にプラスの立ち回りをしているつもりだった。
でも、理論上の期待値がプラスでも、時間単価で見れば常にマイナスだ。期待値は長期的な平均利益を示すものだけれど、私たちの時間は有限。5時間で23,000円失った現実を、確率の「誤差」で済ませるのは少し違う気がした。
パチンコのコスパの悪さは、お金よりも時間にある
多くの人が「パチンコはお金を失う」と言うけれど、実際に失っているのは時間と集中力かもしれない。ホールにいると感覚が麻痺して、あと少しで当たる気がして続けてしまう。気づけば何時間も経っている。これが依存の怖さでもある。
私はこの5時間を「趣味」と呼ぶには重すぎた。お金の損失より、ほかにできたことを考えると悔しくなった。読書をしてもよかったし、友人と話す時間にもできた。パチンコに使った時間は、何も残らない空白の時間だった。
パチンコ依存症の入り口に気づく。「コスパ」では止まらない理由
正直に言うと、私はパチンコ依存気味だった時期がある。
「今日こそは勝てる気がする」「前回の分を取り返したい」。そう考えてホールに行く。冷静に考えれば、これはもう依存の思考だ。
依存しているとき、人は費用対効果を計算しない。パチンコがコスパ悪いなんて考えない。快感を得たい衝動の方が強くて、理性が負ける。そして気づいたら財布の中身が減っている。
理屈じゃ止まらない。だから、行かないための仕組みを作るしかない。
現金を持たないことで、パチンコに行きたい衝動を断ち切る
今日の反省を生かして、私は現金を持たないようにした。手元にお金がなければ、衝動的にホールへ行くことも減る。実際、パチンコに行きたくなる瞬間って「現金があるとき」なのだ。
余った現金は仮想通貨を購入して、手元の現金を減らした。
仮想通貨が投資として正しいかどうかは別として、私にとっては“すぐ使えないお金”に変えることが目的だった。衝動を抑えるには、物理的にお金を遠ざけるのが一番効果的だと思う。
依存を自覚して止める。それが真っ当な選択だと思う
パチンコのコスパが悪いのは、誰でも知っている。それでも行ってしまうのは、理性よりも依存が勝つからだ。けれど、依存を完全に断ち切るのは難しい。だからこそ、現金を持たない、財布に限度を設けるなど、小さなルールを作ることが大事だ。
私は依存している自覚がある。だけど、それを受け止めて対策を考えることが、人間として真っ当に生きるために必要なんだと思う。
今日のマイナス23,000円は、依存を自覚するための授業料だった。パチンコはコスパが悪い。でも、それを通して自分の弱さと向き合うことができたのなら、少しだけ意味がある負けだったのかもしれない。
このサイトのライターをやっていて良かった。そのおかげで仮想通貨やその他の投資の知識が普通の人よりはある。
正直、仮想通貨は値動きが激しいからパチンコみたいに毎日刺激をくれる。笑
パチンコ依存症の方にはおすすめの投資だ。あなたもぜひ。
初めての人は一番人気のアプリ「コインチェック」がおすすめです。