この記事では筆者がオンラインカジノで借金を作ってしまった体験談と、その経験を元に見出した「オンラインカジノで借金を作ってしまう人の特徴」を紹介します。
この記事を読んで頂いたらわかることは以下です。
- オンラインカジノで借金を作ってしまう人の特徴
- 筆者がオンラインカジノで借金を作ってしまった体験談
オンラインカジノで借金を作ってしまうに至った経緯と、その危険性について解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
オンラインカジノで借金を作ってしまう人の特徴
オンラインカジノをプレイしていて、借金まで作ってしまいやすい人の特徴をご紹介していきます。
①:1日の目標金額や制限を決めずだらだらプレイしてしまう人
オンラインカジノでは「勝ち逃げ」することが何より大切と言えるでしょう。
現実的な目標金額を設定したり、プレイ時間などを設定して、そこに到達したらその日はスパッと終わるという気持ちで臨まなければなりません。
というのも、オンラインカジノというのはそもそも確率的には「負ける」ように設定されています。
ゲーム回数を重ねれば重ねるほど、最終的には負けるようになっています。
もし少額でも目標金額に到達したならその日は終了し、また翌日以降に切り替えて臨むことが大切です。
それができず、いつまでもだらだらとプレイしてしまう人は、その分いきなり連敗するリスクが高まっていきます。
②:目先の利益にとらわれてリスク(リターン)の大きい賭け方をしてしまう人
オンラインカジノではハイリスク、ハイリターンな賭け方をすることも可能です。
こういった賭け方をする人は、負けてしまった時に一気に資金が尽きてしまい、不完全燃焼感から資金を作る為に借金してしまう可能性があります。
「マーチンゲール法」という有名な賭け方がありますが、リスクの高い賭け方としても知られています。
「マーチンゲール法」とは、ベットして負けた場合に、次は1回目の2倍の額でベットし、また負けたら次は更に2倍の額でベットするという手法で、勝った時に最終的に1ベット目の金額が利益となる手法です。
連敗してしまうことが珍しくないオンラインカジノにおいては、ベット額が倍増し続けていくマーチンゲール法は諸刃の剣と言えます。
仮に1ベット目である程度高額を賭けて負けてしまった場合は、2ベット目はその倍額を賭けていくことになるので、一気に資金が尽きてしまう可能性があります。
③:熱くなって負けた分を取り返そうとしてしまう人
負けて資金が減った時に「次のベットで取り戻す」ということに躍起になってしまう人も、危険と言えます。
連敗する可能性が大いにあるオンラインカジノにおいては、「〇〇回連続負けしたら今日は潔く諦める」というような「損切り」のラインを設定することが非常に大切です。
損切りのタイミングを逃して突っ込んだ結果、更に負けてしまって資金を溶かすという結果に繋がりかねません。
そうして躍起になった上に資金を失った結果、負けを認められないため借金して資金を作ろうとしてしまいます。
④:長期的計画と1日の目標勝利金額を厳密に管理しすぎてしまう人
これは「①:1日の目標金額や制限を決めずだらだらプレイしてしまう人」と矛盾してしまうかも知れませんが、厳密に目標を管理しすぎてしまう人も危険と言えます。
なぜなら、恐らくその目標計画の中には「損切り」で資金が減ることは想定されていないからです。
例えば1日〇〇円を1カ月、数カ月、1年・・・と「勝ち続けられる」前提で目標設定が組まれている可能性が高く、損切りが発生してしまうと「目標から遅れてしまう」という思考になりやすいと言えます。
そうなると、何としても1日の目標金額に「到達しなければならない」という脅迫観念にとらわれてしまい、負けが込んできた時に「損切り」出来なくなってしまいます。
その結果、最終的に資金を突っ込みすぎて大負けしてしまい、最終的には資金を溶かしてしまうということに繋がりやすいです。
1日の目標を設定することは大切ですが、それは「〇〇円勝ったら絶対に今日は終わる」というものであって、「〇〇円勝たなければならない」となってはいけません。
また、1カ月単位、半年単位で見た時に最終的には「勝っている」という状況が大切なのであって、課程では損切りなどをして資金が減っても仕方ないという気持ちが大切です。
オンラインカジノで借金を作ってしまった経緯
筆者がオンラインカジノで借金を作ってしまうまでに至った経緯を紹介してきます。
ここまで読んでくださった方なら分かるかも知れませんが、筆者が借金を作った経緯は先ほどの「オンラインカジノで借金を作ってしまう人の特徴」に全て当てはまっていました。
具体的にどのようなことが起こったのかは、以下に記載していきます。
子供が産まれたことから副業として始める
きっかけは非常に些細なことでした。
当時一人目の子供が産まれたばかりだった私は、将来的にかかってくる子供の養育費のことなどを考え、少しでも収入源を増やそうと思っていました。
友人の誘いでオンラインカジノを知った私は、軽い副業程度の気持ちで試してみることにしたました。当時遊び始めたゲームは「バカラ」でした。
最初は1万円ほどの資金で始め「数千円でも勝てればラッキー」と思っていましたが、初日で3万円ほど勝ってしまいました。
何とも言えぬ快感を覚えてしまった私は、その後もオンラインカジノを続け、時々負けはするもののトータル収支は増え続けていきました。
資金調達のため一度目の借金をするも、数日で完済+αしてしまう程勝利する
調子付いた私はその後もゲームを続け、日々少しずつ勝っていました。
ある日、資金が少ないためにベット額を低くせざるを得ないという状況にやきもきした私は、カードローンに手を出してなんと100万円を借金してしまいます。
資金が増えればベット出来る金額も増え、勝利して増えた資金を元にまたベット額を増やせば、右肩上がりに利益が増えていくという、とても安直で危険な考えでした。
ところが、いきなり借金して調達した100万円が、なんと数日で200万円までに増えてしまいました。
今思えば相当リスクの高い賭け方をしており、たまたま勝てただけだったんだなと痛感します。
100万円を換金して借金を返済した私は、残りの100万円を元手に再度ゲームを続けていきました。
勝利の波が到来、一時的に利益800万円まで
完全に勢い付いた私はその後もゲームを続けていって、なんと換金すれば800万円というところまで勝ち続けていきました。
本当に、「そこで換金さえしておけばこんなことにはなっていなかった…」と今でも後悔します。
私はその800万円を換金することよりも、その800万円分を資金にベット額を上げて、更に大きな勝ちを得ようと思ってしまいました。
賭け金を増やし、800万円の資金を1日で溶かしてしまう
「これだけの資金があれば、ちょっとやそっとでは絶対に資金を溶かすことなどない。」
そう思っていた私は、1回のベット額を今までよりも2倍以上増やしてしまいました。
これまで勝ってきた私は、ベット額を増やしたことによるリスクよりも、リターンの大きさに酔いしれてしまっていました。
ところが、ベット額を増やした途端に連続で負け始めてしまいます。
オンラインカジノは、確率的に回数を重ねると最終的には負けるような設定になっているので、今思えば当たり前でした。
しかし、私は800万円だった資金がみるみる減っていく様子を見ながら、「ここで終わったらこれまでせっかく勝ってきた分が台無しになる」という思考にはまってしまいます。
結局、後に引けなくなった私は800万円分あった資金を、なんと1日で全て溶かしてしまったのでした。
【借金地獄の始まり】次こそは勝てると300万円借金して臨むも、惨敗
今思えば、最初は1万円で始めた資金がゼロになったというだけですが、その瞬間の私の気持としてはマイナス800万円です。
800万円もあった資金を1日で溶かしてしまったという衝撃に、私は現実を全く受け入れられませんでした。
こうなってくると冷静な判断は到底できず、なんとかまた資金を調達しようと必死でした。
以前、カードローンでの借金を数日で返済できたことに欲をかいた私は、複数の消費者金融からもお金を借り、限度額MAXの約300万円の借金を負いました。
「これだけあれば何とかなる・・・」そう思っていた私ですが、もう私のギャンブル運は尽きていたようです。
借金して作った300万円の資金も、全て失ってしまったのでした。
借金返済の日々。もうオンラインカジノはしないと誓う。
その後は300万円に膨れ上がってしまった借金を返すため、節約をしたり、ボーナスを補填したり、仕事を増やしてみたり、四苦八苦しながら返済の日々となっています。
元は身から出たサビ、借金までしてギャンブルで利益を得ようという発想と、一度それが成功してしまった体験のせいで大変なことになってしまいました。
もうこれに懲りて、オンラインカジノはしないと心に誓ったのでした。
【禁断の果実】それでもオンラインカジノで遊びたい・・・
「もうオンラインカジノはしない」と心に誓ったものの、実はほんの少し「またプレイしたい・・・」という葛藤がないわけではありません。
一度知ってしまったあの勝ちの快感と、一発逆転で借金完済したいという気持ちが、どうしても筆者を揺り動かします。
勿論、実際にまたプレイするのかというと、しないでしょう。
ただし、それほどまでにオンラインカジノでの勝利は「禁断の果実」と言えます。
まとめ
この記事では、オンラインカジノで借金を作ってしまいやすい人の特徴と、筆者の体験談を紹介していきました。
オンラインカジノでの勝利は非常に強い快感で、ある種、麻薬的だと言えるほどです。
だからこそ一度負けがこんで熱くなってしまうと、筆者のように取り返しのつかない結果になってしまいます。
借金返済ができないと最悪の場合、「債務整理」「自己破産」などをしなければならなくなる可能性もあります。
オンラインカジノをプレイする場合は、強い自制心を持って、あくまで余剰金のみで遊ぶということを強く心がける必要があるでしょう。
この記事がオンラインカジノでプレイしようと思っている人の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ライター:masanori1