「友達から食事の誘いが来たら、ライフコンシェルジュという投資の勧誘だった」
「ライフコンシェルジュに入った人のリアルな体験談を聞いて入るか判断したい」
この記事をお読みの方はこのような体験をされた方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ライフコンシェルジュについてのお悩みを契約したことがある筆者目線で解決します。
本記事の内容
・ライフコンシェルジュのサービス内容と投資内容
・ライフコンシェルジュの体験談
・投資勧誘された場合の対処方法
上記の内容で紹介していきます。
ライフコンシェルジュは、消費者ホットラインなどに累計1315件も相談が寄せられるなど、投資被害がとても多いです。
被害者にならない為に、是非最後まで読んでいってください。
ライフコンシェルジュとは?サービス内容と投資内容を解説
体験談を紹介する前に、ライフコンシェルジュについて解説していきます。
ライフコンシェルジュの会社概要とサービス内容を紹介
まず、ライフコンシェルジュの会社概要を紹介します。
会社概要は以下になります。
会社概要
会社名 | ライフコンシェルジュ株式会社 |
設立 | 2014年9月 |
所在地階 | 大阪府大阪市北区東天満1-3-10 南森町アーバンビル6階 |
代表者 | 岡本 公巧 |
事業内容 | ライフコンシェルジュサービス連携店ポータルサイト |
(引用URL:会社概要 - ライフコンシェルジュ株式会社 (lifcon.com))
次に、ライフコンシェルジュのサービス内容について紹介します。
ライフコンシェルジュでは、会員の面倒なことをコンシェルジュが代行するサービスを提供しています。
例えば、
「会社の忘年会の幹事を任されたから、居酒屋の予約をしてほしい」
「Wifiを契約したいから、各会社の料金を比較してまとめてほしい」
など、手間がかかることをコンシェルジュが代行してくれます。
上記サービスを、月額2,200円〜で利用することができます。
ライフコンシェルジュの投資内容はどんなものか紹介
続いて、ライフコンシェルジュの投資内容について紹介していきます。
前述したサービスはまだテスト段階です。
これからサービスの作り込みを行い、一般公開をして集客をしていきます。
そこで、サービスの作り込みや集客の為に出資者を募集しています。
出資者は、1口9万9,000円〜5口49万5,000円まで出資することができます。
出資者になると、テスト段階のサービスを体験することができ、将来一般公開して会員数が増える毎に、出資額と会員数に応じて数千円〜数百万円のリターンを受け取ることができます。
なぜリターンに数千円〜数百万円までの差があるかというと、サービスのテスト段階で自らのレベルを上げることでリターンの額を上げることが可能です。
自らのレベルを上げるには、自らが紹介者となりより多くの人を出資者とすることでレベルが上がります。
つまり、MLM(マルチレベルマーケティング)です。
上記が、ライフコンシェルジュの投資内容になります。
ライフコンシェルジュと契約した体験談を紹介
ここからは、私がライフコンシェルジュの勧誘を受けて契約をした体験談を紹介します。
ライフコンシェルジュの勧誘を受けたきっかけ
勧誘を受けたきっかけは、高校の同級生からのLINEからでした。
久しぶりに連絡が来て、以下のように話をされました。
「最近仕事どう?」
「給料とか困ってる?」
入社して2年目でしたので、仕事もそこまで楽しく無く、給料も安かったです。
そのことを話したところ、以下のように言われました。
「俺はそこまで困っていない」
「副業を始めたから余裕がある」
私は、何も疑いもせず信じてしまいました。
そして、副業を教えてくれた方も呼び副業内容を説明するとのことで、3人で会うことが確定しました。
以上が、ライフコンシェルジュの勧誘を受けたきっかけになります。
ライフコンシェルジュとの契約をしたときに言われたこと
ライフコンシェルジュのサービス内容と投資内容の説明を受けました。
説明を受け、契約をしたときに言われたことは、以下です。
「ネットに書いてある内容は、羨ましがっている人の嘘なので気にしなくていい。」
このようなことを言われました。
当時の私は、「そういうものなんだ」と思い、すぐに5口(49万5,000円)の契約をしてしまいました。
しかしよく考えてみると、否定的な意見は全部嘘と伝えることは当たり前のことです。
事業内容や投資内容を調べてから、出資するかの判断をすべきだったと反省しています。
ライフコンシェルジュの活動内容
ライフコンシェルジュとの契約をして、出資者となり活動が始まりました。
活動内容は主に以下の3つです。
- 紹介する友人のリストアップ
- ミーティングに参加
- リストアップした友人に連絡して勧誘
それぞれの活動について紹介していきます。
1.紹介する友人のリストアップ
SNSの友達リストから、勧誘する友人をリストアップしました。
2.ミーティングに参加
他の出資者とコミュニケーションを取ったり、ミーティングやセミナーに参加しました。
3.リストアップした友人に連絡して勧誘
実際に勧誘をしていきます。
勧誘は私が受けた勧誘と同じように、現状の不満などを聞いて副業の話を聞いてみるという行動を取るように誘導していきます。
以上が、私が体験したライフコンシェルジュでの活動内容です。
ライフコンシェルジュの活動をしているときに気づいたこと
前述したライフコンシェルジュの活動をしていく中で気づいたことがあります。
気づいたことは以下の2つです。
- 勧誘をする人は、本当に親しい友人は除外する
- 本当にライフコンシェルジュのサービスが一般公開されるのか確定していない
それぞれ気づいたことを詳しく説明していきます。
1.勧誘する人は、本当に親しい友人は除外する
最初に気づいたことが上記でした。
紹介者として勧誘するということは、自らの報酬を貰う為に友人にお金を出させるということです。
私は、友人をお金に変えているという感覚が非常に申し訳なく思いました。
なので、私が最初に勧誘をした友人は今後関係が崩れても問題無い友人でした。
そこで私は、私を勧誘してくれた友人も同じ考えで私を勧誘したのだと気づきました。
2.本当にライフコンシェルジュのサービスが一般公開されるのか確定していない
ミーティングをして話を聞いていく中で、一般公開のリミットが度々延期されていることが分かりました。
サービス内容も現在の仕上がりのレベルが展開される訳では無く、サービスレベルの目標を伝えられることはありませんでした。
なので、単なる時間稼ぎの為だと気が付きました。
ライフコンシェルジュを退会することを決意
私を勧誘した友人に、私を勧誘した理由を聞いたところ、私が気づいた通り今後関係が崩れても問題無いと判断されていたからでした。
そして、肝心のサービスもまったく作り込んでいる気配が無くあまり変わりませんでした。
このままだと、自分の大事な時間とお金を消費するだけで意味が無いと判断し、年会費を支払わずグループを退会しました。
私は、特に調べもせずに友人が言っているからという理由で49万5,000円を無駄にしました。
ライフコンシェルジュの勧誘を受けた場合の対処方法
ここからは、私のように大金を無駄にしない為にライフコンシェルジュの勧誘を受けた場合の対処方法について紹介していきます。
勧誘を受けてその場で契約せず一旦帰宅した場合
この場合、対処方法は簡単です。
連絡を断ちましょう。
あなたが友人だと思っている方でも、相手からしたら報酬を貰うために勧誘しているだけです。
残念ですが、あなたのお金を守るために今後距離を置くことをオススメします。
勧誘を受けて契約したが、契約から20日以内の場合
この場合、クーリングオフを使って契約の解除ができ、支払った金額を返金して貰うことができます。
契約書面を受け取ってから20日以内に、クーリングオフに関する事項に従って手続きをしてください。
全額返金されるので、お金を失わなくて済みます。
勧誘を受けて契約して20日以上経ってしまった場合
この場合、クーリングオフが使えないので支払った金額を返金して貰うことはできません。
残念ですが、最初に支払ったお金は諦めてください。
ただし、契約を続けるには毎月年会費を支払うことになっています。
年会費の支払いをしないことで、今後余計なお金を使わなくてよくなるので、年会費の支払いはしないようにしてください。
まとめ
ライフコンシェルジュの投資案件について、実際に契約した体験談と対処方法をご紹介しました。
友人などから投資や副業の話が来た場合、絶対にその場の判断で契約しないようにしてください。
自分で、どんな会社でどんなサービスを提供していて、評判はどうなのか、など情報を集めてから契約するか冷静に判断しましょう。
今の時代は、検索やSNSで調べるとたくさんの情報が出てきます。
自らの大事なお金を使うことですので、冷静に慎重に判断することをオススメします。
ライター名:タイキ