節約するためにスマホ料金を見直している方が増えてきています。
見直すなかで安くしたいが『一つの料金プランだけだと自分のライフスタイルをカバーできない』、『この機能があるともっと便利になる』と思ったことはないでしょうか。
ここでは、デュアルsim運用ですることで、異なるキャリアや通信方式を使い分けることができ、尚且つコスト削減や通信環境の強化をすることが可能になるデュアルSIMのおすすめ組み合わせを紹介します。
結論を先にお伝えすると、最強の組み合わせは「povo + 楽天モバイル」です。この組み合わせなら高速通信を無制限で使えちゃいます。
楽天モバイルを入れたこの組み合わせなら、毎月20GB以上を使うヘビーユーザーにも最安でデータ量を気にせず利用できるため、最強の組み合わせです。
デュアルsimってなに?
デュアルsimとは1台のスマホに2つのsimカードを入れることで別々の通信回線が使用できる機能になります。
スマホは一つしかsimカードを入れられないのではと思っている方が多く見られます。
物理simとeSIM対応している機種は限られますが、使用できる機種であれば検討してみるといいかも知れません。
デュアルsimのメリット
デュアルsimのメリットは3点あります。
- 電話番号を2つ使用できる
- 目的別で通信回線が選べる
- 通信障害時でも使用できる
順番に説明いたします。
1:電話番号が2つ使用できる
デュアルSIMにする場合、2つの通信回線を契約する必要があります。
現在使用している番号の他に、別の新しい番号を取得することができます。
多くの方は必要ないと思うかも知れません。しかし、使い方次第では便利になります。
例えば、プライベート用と仕事用。
副業を始める方やスマホ2台持ちをしている方には管理がしやすくなります。また、プライベートで主回線の番号を教えたくない場合にも活用できます。
連絡を取りたくない友人知人、個人情報を記載する時など使用することも可能になります。
番号が2つあると使い方の幅が広がるようになります。
2:目的別で通信回線が使用できる
データ通信をメインで使う回線と音声通信メインで使う回線などで切り替えすることで
ライフスタイルに合わせた使い方ができるようになります。
また、組み合わせ次第では格安でスマホ料金を節約しながら利用することが可能になります。
3:通信障害時でも使用できる
2つの回線を使うことができ、万が一、通信障害が発生した場合でも、どちらかの回線に障害がなければ切り替えて使用することが可能になります。
しかし、違う通信キャリアでなければ意味がありませんので使う回線には注意が必要です。
デュアルsimのデメリット
デュアルsimのデメリットは3点あります。
- バッテリー消費が早い
- 回線契約が面倒になる
- 回線切り替えが面倒になる
順番に説明いたします。
1:バッテリー消費が早い
通常よりバッテリー消費が早くなることがあります。
2つの回線を使用するため、一方の電波感度が悪くなったり、回線が切断された場合、
電波回線を再接続できるように動作するため、バッテリー消費が多くなり電池の減りが早くなります。
2:回線契約が手間になる
デュアルSIMで運用する場合、回線契約を2つしなければなりません。
1つはそのまま使用できますがもう1つを契約手続きをする必要があります。
現在ではネットで回線申し込みが簡単にできるようになりましたが、それでも苦手な方は面倒に感じるかも知れません。
3:回線切り替えが面倒になる
デュアルSIMで運用する場合は1台のスマホで2つの回線を使用できるようになります。
しかし、使用したい回線や番号にその都度、切り替えをしなければなりません。
実際は設定画面で切り替えするだけで、そこまで手間はかかりませんが切り替えが面倒と感じる人はあまりおすすめはできません。
おすすめのデュアルSIMの組み合わせ5選を目的別に解説
おすすめの組み合わせは多数あり、使用目的によって変わってきます。
ここでは特別な割引なし、低価格で利用できる格安SIMの組み合わせで紹介します。
前提条件:1回線目はpovoに固定することがおすすめ!
また、1回線の基本ベースはpovoを使用して0円運用し、必要に応じてトッピングする使い方の前提で紹介します。
・povo詳細
基本料金0円で運用可能(データ通信速度は128kbps、通話料金は30秒あたり22円)
データ通信、音声通信はオプションで契約して自分好みにカスタマイズが可能。
トッピング内容 | データ量 | 価格(税込) | 備考(使用期間) |
データ追加 | 1GB | 390円 | 7日間 |
3GB | 990円 | 30日間 | |
20GB | 2,700円 | 30日間 | |
60GB | 6,490円 | 60日間 | |
150GB | 12,980円 | 180日間 | |
無制限 | 330円 | 24時間 |
トッピング内容 | 通話時間 | 価格(税込) | 備考(使用期間) |
音声通話 | 5分以内かけ放題 | 550円 | 1ヶ月 |
通話かけ放題 | 1,650円 | 1ヶ月 |
(公式サイトより引用:https://povo.jp/spec/topping/list/?gid=povo-top-22000)
※注意点 180日間以内に有料トッピングしない場合、解約になる場合があります。
おすすめ組み合わせ1:povo+日本通信sim(3GB以下のライトユーザー向け)
povo+日本通信sim(3GB以下のライトユーザー向け)
この組み合わせは低価格かつ自分でデータ使用量を決めて使いたい人向けになります。
最安では月額290円から使用でき、通信品質はdocomo回線のため安定して利用でき、自身のライフスタイルや月々の使用量を調整ができます。
さらに音声通話も契約プランによっては、70分の無料通話分がついているプランもあり、電話を頻繁に使用する人も使いやすいです。
プラン名 | 基本料金 | 無料通話 | 通話料(30秒あたり) | 追加データ量(1GB) | eSIM |
合理的シンプル290プラン | 1GB290円 | なし | 11円 | 220円 | 対応 |
合理的みんなのプラン*1 | 10GB1,390円 | 70分まで | 11円 | 220円 | 対応 |
*1 参考までの料金プランになります。
おすすめ組み合わせ2:povo+HISモバイル(10GB以下のミドルユーザー向け)
povo+HISモバイル(10GB以下のミドルユーザー向け)
データも通話料も最安で使いたい人にはおすすめです
この組み合わせは日本通信SIMと同じような料金になり、通信品質はdocomo回線で安定して利用できます。しかも料金が業界最安級。
毎月3〜7GBぐらいで使用している方にはピッタリかも知れません。
また、HISモバイルは大手旅行会社が運営しているだけあり、旅行に関わる特典もついていますので旅行が好きな方には特におすすめです。
プラン名 | 基本料金 | 無料通話 | 通話料(30秒あたり) | 追加データ量(1GB) | eSIM |
自由自在プラン | 1GB290円 | なし | 9円 | 200円 | 対応 |
3GB770円 | なし | 9円 | 200円 | 対応 | |
7GB990円 | なし | 9円 | 200円 | 対応 |
おすすめ組み合わせ3:povo+LINEMO(3GB以下かつ安定機能重視するユーザー向け)
この組み合わせは日常でLINEをよく使う人向けになります。
利点は2つあります。
キャリア品質の安定かつ低価格。LINEのギガフリー。
速度安定はauとソフトバンクの大手キャリアの回線をそのまま使用できるため日中の速度制限がかかりにくいです。
また、LINEMOではLINEのトークや音声通話ビデオ通話がギガフリーで使い放題で使えます。LINE通話する人にとっては無料通話で話ができるため余計な通話料金がかからず使えます。
プラン名 | 基本料金 | 無料通話 | 通話料(30秒あたり) | 追加データ量(1GB) | eSIM |
ミニプラン | 3GB990円 | なし | 22円 | 550円 | 対応 |
おすすめ組み合わせ4:povo+mineo(20GB以上使うヘビーユーザー向け)
povo+mineo(20GB以上使うヘビーユーザー向け)
この組み合わせは個性が強い組み合わせになり、低価格でデータ通信を無制限で使いたい人には最安級で利用できる組み合わせになります。
低価格かつ無制限で利用できるが高速通信ではなく、速度制限があり最大通信速度1.5Mbpsになります。
1.5Mbpsでも高速通信と比べると速度は遅く感じる時はありますが、インターネット、SNS、動画視聴等は問題なく利用できます。
さらに通信回線はdocomo、au、ソフトバンクの3キャリアから選べます。
以下では、おすすめの最安プランを2つ紹介します。
おすすめ最安プラン1:マイそくプランのスタンダード
月額990円でデータ通信量が、1.5Mbpsですが無制限で使えます。
しかし、平日の12時〜13時の時間は最大速度が32Kbpsに速度制限がかかります。
また、3日間で10GB以上を利用した場合も速度制限がかかります。
プラン名 | 基本料金 | 無料通話 | 通話料(30秒あたり) | 追加データ量(100MB) | eSIM*1 |
マイそくプランスタンダード | 990円 | なし | 22円 | 55円 | 対応 |
おすすめ最安プラン2:マイぴたプラン
1GB(デュアルタイプ)1,298円+パケット放題Plus385円で1,683円になり1.5Mbpsでデータ無制限で利用できます。
もう少し、高速通信のギガ数が必要な場合は1,958円で10GBプランもあります。
その場合はパケット放題Plus代は0円になります。
プラン名 | 基本料金 | パケット放題Plus | 無料通話 | 通話料(30秒あたり)アプリ利用時 | 追加データ量(100MB) | eSIM*1 |
マイぴたプラン | 1GB1,298円 | 385円 | なし | 10円 | 55円 | 対応 |
5GB1,518円 | 385円 | なし | 10円 | 55円 | 対応 | |
10GB1,958円 | 無料 | なし | 10円 | 55円 | 対応 |
※mineo公式サイトより引用
おすすめ組み合わせ5:povo + 楽天モバイル(20GB以上で使うヘビーユーザー向け)
povo + 楽天モバイル(20GB以上で使うヘビーユーザー向け)
この組み合わせは高速通信を無制限で使いたい人向けになります。
楽天モバイルであれば料金プランが段階制になっており、使った量に対して料金が変動するのが特徴です。毎月20GB以上を使うヘビーユーザーには最安でデータ量を気にせず利用できる最強の組み合わせになります。
通話料も専用アプリで国内通話が無料で使えます。
料金だけではなく、楽天経済圏の方はSPUのポイントアップにもなります。
楽天モバイルでは低価格+高速通信無制限+音声通話無料で利用できどれをとっても最強と言えるでしょう。
プラン名 | 3GBまで | 20GBまで | 無制限 | 無料通話 | eSIM |
楽天最強プラン | 3GBまで1,078円 | 20GBまで2,178円 | 20GB以上3,278円 | 専用アプリで無料 | 対応 |
まとめ
今回の記事ではデュアルSIM運用のおすすめ組み合わせを紹介しました。
数多くある中での一例にすぎません。
ご自身のライフスタイルに合わせると無限に組み合わせをすることができます。
スマホ料金を節約したい、回線キャリアを分けたい、2台持ちを1台にしたいと悩んでいる方は、まずはデュアルSIM運用を試してみることをおすすめします。
お伝えしたように、最強の組み合わせは「povo + 楽天モバイル」です。この組み合わせなら高速通信を無制限で使えちゃいます。
楽天モバイルを入れたこの組み合わせなら、毎月20GB以上を使うヘビーユーザーにも最安でデータ量を気にせず利用できるため、最強の組み合わせです。
筆者が2台持ちのメリットをまとめた記事はこちら↓