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月2万円の配当金なら米国ETFでも十分可能【初心者必見】

月2万円の配当金を得られれば、「食費を補うことが出来る...」「今よりも楽な生活を送ることが出来る...」

このような願望を持っている人は少なくありません。

しかし、月2万円の配当金を得るのに必要な金額が分からなかったり、どの銘柄を選べばいいのか分からない状態が続き、モチベーションを高めることが出来ずなかなか行動に移せない人が多いのも事実です。

この記事では、読者が持っている疑問点を解決し行動を促すために、「月2万円の配当金を得るのに必要な金額」や「月2万円を得るためのおすすめな銘柄・具体的な流れ」を紹介しています。

月2万円の配当金を得る可能性は誰でも持っています。そして、この記事を読むことで可能性を高めることが出来るので自分の気になるところから読み進めていってみてください!


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月2万円を配当金を得るために必要な金額

月2万円の配当金を得るのに必要な金額を、利回り別に表にまとめてみました。

以下の表をご覧ください。

利回り必要資金(税引き前)必要資金(税引き後)
1%2400万円3011.86万円
2%1200万円1505.93万円
3%800万円1003.95万円
4%600万円752.96万円
5%480万円602.37万円
6%400万円501.98万円
7%342.86万円430.26万円
8%300万円376.48万円
9%266.67万円334.65万円
10%240万円301.19万円

ETFへの投資をした際の平均的な配当利回りは2〜4%となっています。

このことを考えると、752.96〜1505.93万円は用意しておいたほうがよさそうですね。

高配当ETF 一覧

次は高配当ETFの銘柄と、銘柄別に利回りと必要資金についての表を用意しました。

銘柄利回り必要資金(税引き後)
国内
iFree ETF Topix高配当40指数2.60%1158.46万円
NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信2.24%1344.64万円
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信3.67%820.71万円
iシェアーズMSCI ジャパン高配当利回りETF2.76%1091.30万円
米国
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPDY)3.91%770.33万円
SPDR S&P500米国高配当株式ETF(SDY)3.91%770.33万円
iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)6.68%450.90万円
iシェアーズ コア米国総合債券ETF(AGG)2.76%1091.30万円
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)2.67%1128.09万円
バンガード・S&P500ETF(VOO)1.47%2048.98万円
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)1.52%1981.58万円

今回紹介した11種類の銘柄は、多くの人が資産形成をする際に購入している銘柄となっています。

どの銘柄も配当金を得る目的・資産形成の目的に役立つ運用先となっています。

ですが、こんなにも多く銘柄があってはどれを選ぶか悩んでしまいなかなか手が進まなくなってしまうでしょう。

なので次に、私がおすすめする銘柄を4つに絞って紹介したいと思います。

おすすめの米国ETF

おすすめの銘柄は以下の4つです。

SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPDY)
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
iシェアーズ コア米国総合債券ETF(AGG)

なぜおすすめなのか?各ETFの基本情報と特徴を添えて説明していきたいと思います。

SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF(SPYD)

SPYDの基本情報

銘柄名SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社ステート・ストリート社
ベンチマーク(指数)S&P指数
組入銘柄数77種類
運用コスト0.07%
分配利回り3.91%
必要資金(月2万円)770.33万円

こちらのETFはなんといっても配当利回りが高いことが特徴です。

S&P500の銘柄のうち、配当利回りが高い上位80銘柄で構成されているETFになっています。

配当金を目当てに投資をしたい方であればSPYDはとても魅力的な投資先ですね!

また、一株あたりの購入金額が5000円前後と比較的買いやすいETFとなっているので初心者の方には非常におすすめできる商品となっています。

ただ、SPYDは配当日が年4回(3・6・9・12月)なので、毎月2万円の配当を貰うことは難しそうです。毎月2万円の資産所得を得る仕組みを作るには他のETFと組み合わせる必要がありそうですね。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)

VYMの基本情報

銘柄名バンガード米国高配当株式ETF
運用会社バンガード社
ベンチマーク(指数)FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
組入銘柄数458銘柄
運用コスト0.06%
分配利回り2.67%
必要資金(月2万円)1128.09万円

こちらのETFは非常にバランスの取れている商品であることが特徴です。

2.67%と比較的高い配当利回りも期待できます。

組入銘柄数も458銘柄と分散投資もされていることからリスクも低くなっていますし、運用コストも0.06%に設定されているので、少ないコストで運用することが可能となっています。

また、VYMの株価は成長を続けているので、配当金の利益だけではなく値上がり利益も狙うことが出来ます。

ただ、VYMはバランスの取れている商品であることは間違いないのですが、成熟企業が中心であるので、株価が急激に上昇することは難しいことの他にも、配当利回りも他の高配当ETFに比べて少し微妙な数値となっています。

このことから、リスク分散・配当利回り・値上がり益など、バランスの取れたETFを探している人におすすめの商品となっています

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

VTIの基本情報

銘柄名バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
運用会社バンガード社
ベンチマーク(指数)CRSP USトータル・マーケット・インデックス
組入銘柄数3730銘柄
運用コスト0.03%
分配利回り1.52%
必要資金(月2万円)1981.58万円

こちらのETFは、運用コストの低さと3730銘柄に分散投資ができていることが最大の特徴だと思います。

まずは運用コストですが、0.03%と他のETFに比べて圧倒的に低く設定されているので長期保有のしやすい商品となっています。

さらに、3730銘柄とアメリカの株式市場に幅広く投資されているのでリスクも軽減されています。

しかし、VTIは分散投資によるリスク低減と運用コストの低さは優秀なのですが、配当利回りは他のETFと比べると低くなっています。月2万円の配当金を得ることを目的としている人は、別のETFを選ぶことをお勧めします。

また、一株当たりの購入金額も30000円前後と高いので投資を始めたばかりの人には手を出しづらいETFとなっています。

ただ、値上がり益が狙えることと運用コストの低さから長期投資にとても向いている商品となっているので、時間を掛けて資産を形成していきたい人にはとてもおすすめのETFとなっています!

iシェアーズ コア米国総合債券(AGG)

AGGの基本情報

銘柄名iシェアーズ・コア 米国総合債券市場ETF
運用会社Black Rock
ベンチマーク(指数)米国投資適格債券市場全般
組入銘柄数11039銘柄
運用コスト0.03%
分配利回り2.76%
必要資金(月2万円)1091.30万円

こちらのETFは株式ではなく債券に投資しているので非常に安定感が強いことが特徴です。

過去のリーマンショック時でも、株式の下落率は-50%に対して、債券の下落率は5%のみの下落率となっています。

またAGGの組み入れ銘柄の大半が信用格付けAAAとなっており、企業が潰れない可能性が非常に高い発行体の債券に投資しているのです。

このようなことから、AGGは非常に安定感の高いETFとして人気の銘柄となっています。

しかし、このAGGにも弱点はあります。それは、「金利の影響をもろに受ける」です。

金利が下がれば債券価格は上がり、金利が上がれば債券価格は下がるのですが、AGGもこの影響を受けてしまうのです。

なので、米国の金利が上がっているときは、AGGの価値が大きく下がってしまいます。

ただ、悪い点を加えたとしてもコストの低さや安定感の高さなどで長期投資にとても向いている優秀な米国ETFなので、資産運用を始めようと思っている人はにはとてもおすすめのETFとなっています!

日本株ではなく米国ETFに投資で配当金を得るメリット。

ここまでこの記事を読み進めてきて、「なぜ日本株ではなく米国のETFをおすすめしているの?」と疑問に思った人はいるのではないでしょうか。

それは、米国ETFには日本株にはない魅力がいくつもあるからです。

その魅力を知れば、米国ETFに投資する意欲が増してくると思うので、「米国ETFの魅力」を4つ紹介したいと思います。

以下が米国ETFの魅力となっています。

・分散投資が簡単にでき、リスクを減らせる。
・運用コストが低い。
・配当金が高い。
・値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える。

分散投資が簡単にでき、リスクを減らせる。

投資の基本は、投資先を1つに集中させるのではなく多くの銘柄に分散させ長期間保有することです。

この分散投資が簡単にできるのが米国ETFを購入することです。

米国ETFの組入銘柄の数は、約80銘柄の物もあれば1万以上の銘柄で構成されているETFもあります。

この米国ETFを購入することによって簡単に分散投資ができて、投資のリスクを減らしてくれるのです。

運用コストが低い。

先ほども言った通り、投資の基本は投資先を分散させて長期間保有することです。

そして、この長期間保有するときに気になるのが、株を保有しているときに掛かる運用コストです。

長期間保有すればするほど、運用コストは大きくなります。

なので運用コストも気にして銘柄を選ぶ必要があるのですが、米国ETFではその運用コストも低く済ませることが出来ます。

このような点から考えても、国内株を買って配当金を得るよりも魅力的であると言えるでしょう。

配当金が高い。

米国のETFは配当金が安定しているものばかりです。

なぜなら、米国の企業は株主を重視した経営をしており、自社の利益を還元する経営体制をとっているからです。

なので、配当金が高い銘柄が多く存在するので月2万円の配当金を目指している人たちにとっては、米国ETFは非常に美味しい投資先となっているのです。

値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える。

値上がり益を狙うことは、自分の利益を出すために非常に大切なのは分かっていると思いますが、どの銘柄を選べば良いのか分からないですよね。

それは当たり前のことで、プロの投資家も苦労をしています。ですが、優良米国ETFを1つ選ぶだけで値上がり益を狙うことが出来ます。

なぜなら、米国ETFは指数に沿った運用をしており、長期的に見ると株価は右肩上がりだからです。

株式投資をするのであれば、配当金だけでなく株価自体の値上がり益も無視してはいけません。初心者でも、米国ETFを購入すれば値上がり益を狙うことが出来ます。

配当金を目当てに国内株だけを購入するのではなく、値上がり益も狙える米国ETFも購入してみるといいでしょう。

米国ETFのデメリット

ここまで、米国ETFの魅力を紹介したのですが、良いことばかりではありません。

なので次は、米国ETFのデメリットも紹介しておきたいと思います。

・為替リスク
・運用コストが発生する

ひとつずつ解説したいと思います。

為替リスク

為替リスクとは、円と外貨の為替レートの変動によって、外貨建ての資産の価値が上下することです。米国ETFを購入して配当金を得る場合、為替リスクを避けて通ることはできません。

外貨で受け取った資産は、為替レートの変動によって価値が大きく下がったり増えたりします。

なので、売るタイミングや配当金で受け取った外貨を円に換算するタイミングはとても重要になります。

運用コストが発生する。

米国ETFのメリットとして「運用コストが低い」ことを挙げました。

確かに運用コストが低いことは大きなメリットなのですが、運用コストがかからない国内株と比べると1つのデメリットとして運用コストが掛かることが挙げられます。

0.03〜0.07%と限りなく低い運用コストなのですが、長期間の投資を行うことを前提に進めていくと、投資家にとってこの運用コストは大きな負担となります。

なので米国ETFを購入することの1つのデメリットとなっているのです。

月2万円の配当金を得るまでの流れと1番重要なこと

ここまで銘柄一覧や、月2万円の配当金を得るためのおすすめのETFを紹介してきました。

ですが、月2万円を得るまでの具体的な手順が分からない方もいると思います。

なので最後に、「月2万円の配当金を得るまでの流れ」を紹介したいと思います。

初心者のうちは大雑把な流れを理解し行動に移すことが大事です。

以下が「月2万円の配当金を得るまでの流れ」です。

1.生活防衛資金を確保する。
2.証券口座を開設する。
3.節約・節税の方法を知り、少しでも多く投資資金を増やす。
4.副業や転職にチャレンジし、投資資金をさらに増やす。

この手順で行動を進めることによって高確率で月2万円の配当金生活を送れるようになれます。

4つの行動はどれも大切なのですが特に、「副業や転職にチャレンジし、投資資金を増やす」が大切です。

この4つ目の「稼ぐ力」を伸ばすことが投資を成功させる最大の秘訣だと考えています。

副業や転職は、「頭がいい人しかできない」といったように言い訳を考えて行動に移さない人が多くいる印象を持っています。

ですがそこで諦めるのではなく、確実に配当金2万円を得る生活をしたいのであれば副業か転職のどちらかにチャレンジしてみましょう。

まとめ

この記事では、月2万円の配当金を得るための銘柄や流れを紹介しました。

今回紹介した銘柄はどれも優秀なものばかりです。

この中のどれを選べば良いのか分からないと考えてしまうかもしれません。

ですがそれで大丈夫です。

自分の性格や価値観をよく理解し、自分が「これだ!」と思える銘柄を見つけるまで考え続けることで、長期保有も継続することが出来るからです。

自分に合ったETFや投資スタイルを見つけることは大変だと思いますが、投資を成功させるためにも地道な努力を続けていきましょう!


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  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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