せどりを始めてみたいけど、『やめとけ!』や『怪しい!』などとネガティブな意見を耳にすることもありますよね?
本記事では、せどりはやめとけと言われる理由6つとその対処法、せどりに向かない人の特徴4つを解説していきます。
せどりはやめとけと言われる理由が知りたい方、せどりをしてみたいけど、すべきかどうか悩まれている方はぜひ、参考にしてみてください。
1.せどりはやめとけと言われる理由6つと対処法
年々ライバルが増えている
副業ブームの影響を受けて、せどり人口は年々増加しています。
せどりは簡単に始められるので、幅広い年齢層がライバルとなります。
商品が欲しい人よりも出品する人が多ければ、価格は下がり、価格競争となります。
ライバルが多くなればなるほど、価格競争がおきます。
対処法
ライバルが多くても、視点をずらしてライバルが少ない商品を見つけたり、仕入方法を見直して、仕入値を抑えたり、セット販売等で差別化するなど、色々な方法でライバルとの差別化することで対処できます。
仕入資金が必要
販売する商品は購入して、調達しなければなりません。
購入する商品の資金が必要となります。
高価な商品なら少量でもある程度の売上を見込めますが、安価な商品であれば数量を増やす必要があります。
対処法
まとまった資金がある方が、安心して始められます。
しかし、資金がないとできない訳ではありません。
クレジットカードを利用し、支払いを先に延ばせます。
支払日を延ばした間に売上を立てられれば、資金がなくても始めることはできます。
意外とやるべきことが多い
せどりは『仕入れた商品を売るだけ』というイメージがあると思います。
しかし、実際にはやるべきことはたくさんあります。
- 商品のリサーチ、仕入
- 出品作業
- 検品、クリーニング(中古品の場合)
- 梱包、発送
- 在庫管理
- 出品商品の価格管理
- 購入者の問い合わせ対応等
仕入れる商品が多ければ多いほど、負担は大きくなります。
対処法
梱包や発送、返品、返金対応などを代行してくれるサービスの利用や出品作業、梱包、発送などを外注することで負担を軽減できます。
世間のイメージが悪い
転売ヤーが買い占めや高額転売するせいで、世間のイメージが非常に悪いのです。
『せどりと転売は違うぞ』という方もいると思いますが、世間からするとやっていることは同じと捉えられることが多いでしょう。
その為、世間体が悪いと言わざるを得ないのです。
対処法
購入者の需要を満たすせどらーになること。
購入希望者の〇〇が欲しい!という需要に対して、適正な価格で販売することで喜ばれます。
その積み重ねで『また、この人から商品を買いたい!』と思ってもらえます。
在庫商品を抱えるリスクがある
商品を仕入れて、販売するビジネスの為、在庫を抱えることになります。
- 在庫商品を確保するスペース
- 在庫商品が売れない場合、仕入資金の回収ができない
- 在庫商品の仕入と売上のタイミングによって手元に利益が残らない
- 在庫商品の商品別の保管方法の管理
対処法
フルフィルメントbyAmazon(FBA)や発送代行サービスを利用する。
FBAや発送代行サービスを利用して在庫管理の効率化する。
作業に終わりがない
リサーチや商品仕入、出品作業、在庫管理、梱包発送の何か手を止めてしまったら、稼げなくなるビジネスと思われがちです。
作業が多いことは、せどりのデメリットのひとつです。
対処法
フルフィルメントbyAmazon(FBA)の利用で半自動化や一連の流れを作り、外注化し全自動化や卸業者と直契約し仕入の効率化する。
資金が増えると選択肢が増えて、できることが多くなります。
せどり初期では、なかなか資金の都合上、自動化などを選択できませんが、利益が出てこれば、外注化や自動化で更なる効率化を図れます。
2.せどりをやめた方がいい人の特徴
楽してお金を稼ぎたい人
世間では不労所得という方法で収入を得る人もいますが、せどりはその対極にあるでしょう。
前述の通り、せどりはやるべき作業が非常に多くあります。
また、稼ぐには多くの時間と労力が必要です。
時間や手間を惜しむことなく、より良い商品を安く仕入れ販売することに対して愚直になれる人でないと成功は難しいかもしれません。
長時間の単純作業が苦手な人
せどりでは、検品、出品、梱包、発送、在庫管理等々、単純作業がついて回ります。
継続して単純作業ができない人は、せどりに対して、嫌気を感じてしまうかもしれません。
面白みのない作業ですが、たくさんの時間と労力をかける必要がある作業です。
お金の管理が苦手な人
せどりは商品を仕入れて、販売することで利益を得るビジネスです。
そのため『キャッシュフロー管理』が非常に重要です。
仕入れた商品をいくらで売ったか、在庫はどれくらいあるのか。
出ていくお金と入ってくるお金がいくらあるのかをしっかりと管理できなければいけません。
キャッシュフロー管理ができていないと、手元にお金が残らない、お金がどんどん減っていくということになりかねません。
せどりに時間を掛けたくない人
せどりは、やるべき作業が多く、プライベートの時間を削る必要があります。
特に副業でせどりをやる場合は、本業が終わってから、仕入れやその他の作業をする必要があります。
片手間で軽くやろうと考えている方はおすすめできません。
まとめ
本記事では、せどりはやめとけと言われる6つとせどりに向かない人の特徴4つを解説しました。
私の先輩で会社員をしながら、せどりで年間、数百万円の利益を稼いでいる方もいます。
その方も簡単に稼いでいる訳ではありません。
本記事で解説したような理由で挫折しかけたこともあるようですが、さまざまなことを乗りこえ、利益を出すことによって、外注の利用や効率化を図り更なる利益を出しているようです。
本記事を読んで、せどりはやめとけと言われる理由、向かない人の特徴を知って、それでもやってみたい!と思う方は、まず試しに、始めてみましょう。
行動、経験することで見える景気もきっと変わります。
ライター名:日商簿記検定2級保有ライター たけぼー