投資を検討したことがある人なら一度は耳にしたことのある名前「S&P500」。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットさえ、自身が死んだ後は遺産の90%をS&P500に投資するように、という話があるほど有力な銘柄です。
(引用:Yahoo!ファイナンス)
しかし、直近6か月のS&P500のチャートは下がり気味。
2023年10月後半から伸び始めていますが、株価の上下が激しいです。
(引用:Yahoo!ファイナンス)
「このままS&P500に投資して大丈夫だろうか」
こんな疑問を持つ人も多いと思います。
この記事では個人投資家兼副業ライターの筆者がS&P500についてや今後の見通しについて解説していきます。
これを見れば、S&P500について詳しく理解できます。
また、S&P500が今後も伸び続ける金融商品なのか、判断する材料になります。
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S&P500について
S&P500とは、アメリカの代表的な指数のことです。
日本ではTOPIXや日経平均という指数が有名で、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
S&P500は時価総額加重平均型の指数です。
時価総額加重平均型とは、その名のとおり時価総額が高い企業には大きく投資を行い、時価総額の小さい投資には少ししか投資をしないスタイルを言います。
S&P500に入る企業は、ニューヨーク証券取引所・NYSE MKT・NASDAQに上場しているアメリカ企業の中から次の基準を元にして最終的に指数委員会が決定します。
- 時価総額が61億ドルを超えていること
- 浮動株比率が最低50%あること
- 直近の四半期が黒字決算&直近の4四半期の利益の合計がプラスであること
- ユニバース全体のセクター構成に等しくなること
2と4が解りづらいので解説します。
浮動株比率とは、簡単に言うと売買できる株のことです。
大半の株を保有している大株主がいないことが条件となっています。
ユニバースとは母集団のこと、セクターは業種のことです。
米国企業全体のセクター(業種)割合とS&P500のセクター割合が一緒になるように構成されます。
このため、S&P500に入る企業は時代によって大きく変化します。
金融業界が多数を占める時代があれば、エネルギー業が強い時代もありました。
これは、アメリカ企業の変遷とも言えます。
2023年7月31日現在の上位10社は次のとおり。
- アップル
- マイクロソフト
- アマゾン
- エヌビディア
- テスラ
- メタ・プラットフォームズ
- アルファベットA
- アルファベットC
- バークシャー・ハサウェイ
- ユナイテッドヘルス・グループ
(参考:ティッカートーク)
今はIT企業の強さが目立ちます。
このように新陳代謝があり、適者生存を行っているため、S&P500は最強の投資先の1つとなっているのです。
その証拠に長期で見たS&P500の株価がこちら。
(引用:Yahoo!ファイナンス)
右肩上がりに成長しているのが分かると思います。
この期間の中には、リーマンショック・新型コロナウイルスの感染拡大・ウクライナ戦争などこの他にもさまざまな世界情勢の変化がありました。
それを乗り越えて右肩上がりに成長しています。
また、過去100年で3年以上連続でマイナスになったのは3回だけという成果も出ています。
100年間では先ほど出した例以上の数多くの戦争や経済危機がありました。
それでも成長を続けていることがS&P500が、多くの投資家に好まれる理由です。
この指数に連動することを目指した金融商品(投資信託やETF)が人気で、投資をしている人が一般的に口にするS&P500は、投資信託やETFのことを指します。
投資信託について分からない人のために、投資信託についても簡単に解説します。
投資信託について
投資信託は「ファンド」とも呼ばれ、投資家から集めたお金を資金として、専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品のことです。
運用成果は投資額に応じて投資家に分配されます。
投資信託には2種類あり、投資のプロが運用する「アクティブファンド」とS&P500などの指数に連動するようにAIで運用する「インデックスファンド」があります。
投資の世界ではインデックスファンドで運用することが常識となっています。
理由は次のとおりです。
- アクティブファンドより手数料が安い
- アクティブファンドより平均的に利回りが良い
アクティブファンドには人件費が手数料に上乗せされます。
そのため、運用手数料が高くなり、運用成績がインデックスファンドより悪い傾向にあるのです。
インデックスファンドは指数に連動するようにAIが自動的に運用してくれる分、手数料は安く済みます。
この手数料分が長期で運用した時に大きな差になってくるのです。
また、優良なインデックスファンドに投資をしておけば、後はほったらかしで良いと言われるほど、手軽な投資方法でもあります。
優良なインデックスファンドの条件は次のとおりです。
- 手数料が安いこと
- 広く分散されていること
インデックスファンドを選んでおけば、手数料が安くなるので条件は満たしています。
次に広く分散されていることが重要な点になってきます。
投資の世界でよく出される例えですが、卵は大きなカゴで保存するのではなく、小さなカゴに分散して保存せよ、というものがあります。
大きなカゴを落としてしまうと、その中の卵すべてが悪くなりますが、小さなカゴに分散しておけば1つのカゴを落としてしまっても、他のカゴの卵は助かります。
1つの大企業(日本ではトヨタやNTTなど)に集中投資するのではなく、あらゆる産業・あらゆる企業に投資をすることで、資金を減らすリスクを下げられるのです。
S&P500は、優良なインデックスファンドの条件の両方に当てはまります。
有名なS&P500に連動している金融商品として、eMAXISSlim米国株式(S&P500)・楽天・S&P500インデックスファンド・SBI・V・S&P500などがあります。
どれも手数料(信託報酬)が0.1%を切るという安さです。
S&P500は、米国の企業全体に投資をしていると言っても過言ではありません。
S&P500に連動するインデックスファンドを購入するだけで、アメリカの優良企業に分散して投資することができ、手軽に好条件の企業に投資が可能です。
まとめ:S&P500の今後の見通しは明るい!
ここまで、S&P500が人気の理由を見てきました。
S&P500の今後の見通しや将来性について、筆者の意見としては「明るい」のではないかと予測しています。
理由は次のとおりです。
- 基軸通貨を持っている
- 世界一の経済大国
- 株主を大事にする文化が浸透している
アメリカは世界の基軸通貨であるドルを保有しています。
基軸通貨とは、貿易などで外国と取引をするときに基準とする通貨のことです。
日本では、円安や円高といった言葉をよく耳にしますが、円がドルに対して安い、高いという意味です。
基軸通貨のような世界標準になるものを持っていることは、他国に対して非常に有利な状況を生み出せます。
それは他国がドルを欲しがることです。
アメリカは自国が困った際にはドルを刷れば、力を保ちやすい状況にあるのです。
また、アメリカは世界一の経済大国でもあります。
日本が高度経済成長期だった頃、世界2位の経済大国になりました。
近年では中国が勢いを増し、世界2位の座を奪いました。
しかし、アメリカは1位の座から陥落したことはありません。
近年、IT企業が活躍していますが、その発端はアメリカから出ています。
有名なGAFAMと呼ばれるメガテック企業です。
最近では電気自動車や宇宙産業が人気ですが、テスラやSpaceX、ブルーオリジンといったアメリカ発の企業が注目されています。
世界のトレンドはアメリカから生まれていると言っても過言ではありません。
今後も人気の産業はアメリカから生まれるのではないでしょうか?
最後に注目したいのは、アメリカは株主を大事にする文化が浸透していることです。
日本では、会社は社長のもの、と考えている人も少なくありませんが、アメリカは違います。
アメリカでは企業は株主のものと考え、株主の利益を第一に経営をする文化が根付いています。
この文化がある限り、アメリカでは株主が安心して投資できる環境が続くでしょう。
以上の理由から、S&P500の今後の見通しは明るいと判断しました。
しかし、ずっと繁栄し続ける国は、歴史を見てもありません。
アメリカだけに投資し続けるのは怖いと感じる人は、eMAXISSlimシリーズの全世界株の購入や個別に債券・ゴールド・個別株などを購入してリスク分散することをおすすめします。
投資にはリスクがつきものです。
過去のデータで安全と分かっていても、データが今後を保証するものではありません。
自身の投資スタイルと併せて、S&P500をどのように活用するのか、今一度考えてみるのも悪くないでしょう。
S&P500を購入する時の参考にしてみてください。
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