ビットコインとイーサリアム、どちらを買おうか迷っていませんか?
仮想通貨の世界は複雑で、初心者にとっては選択肢が多く戸惑ってしまうことも多いかもしれません。
この記事では、ビットコインとイーサリアムの違いや特徴を解説しています。
ぜひ、違いや特徴を理解し、自分に合った仮想通貨を買ってみましょう。
ビットコインを買うメリット
ビットコインは世界発の仮想通貨で最も知名度が高く、普及している通貨です。
時価総額もトップに立っています。
そのため、取引所やサービスで広く受け入れられており、資産を管理する上で信頼性があります。
また、ビットコインの主な使い方として、商品やサービスを購入する際の決済手段、国際送金手段として使用されているほか、投資の対象にもなっています。
ビットコインは、安定的な価値の保管手段としての役割も果たし、多くの投資家が、ビットコインを長期的な投資先として選択し、資産の保全や増加を期待しています。
また、近年はネット環境があれば誰でも利用できるため、中米のエルサルバドルや中央アフリカ共和国で法定通貨としても用いられています。
以上のことから、ビットコインは世界で初めての仮想通貨という安定性と、時価総額トップという成長性を兼ね備えた知名度ナンバー1の仮想通貨だと言えます。
イーサリアムを買うメリット
イーサリアムはビットコインよりも後に登場し、スマートコントラクトと呼ばれる革新的な技術を提供しています。
これによって、自動化された取引や分散型アプリケーション(DApps)の開発が可能になります。
イーサリアムは通貨としてだけでなく、分散型アプリケーションの開発やブロックチェーン上のトークンの発行など、さまざまな用途に使用できるプラットフォームです。
そのため、イーサリアムは様々な分野で応用されています。
イーサリアムはNFT(代替え不可能なデジタルデータ)やDeFi、メタバースなどWeb3サービスに利用されています。
最先端なWeb3は、今後も飛躍的に進化を続け、イーサリアムの価格高騰も期待されています。
また、暗号資産のなかでは、イーサリアムは送金が早いことでも知られています。
ビットコインとイーサリアムを比較
ビットコインとイーサリアムの時価総額
ビットコインは、時価総額が約71兆5,000億円(2023年5月時点)となっており、仮想通貨の世界ではダントツの1位です。
一方、イーサリアムは時価総額が約30兆4,000億円(2023年5月時点)でビットコインに次ぐ第2位の時価総額です。
ビットコインとイーサリアムの二つの通貨を合わせた時価総額は約100兆を超えていて、仮想通貨全体の約7割を占めています。
ビットコインとイーサリアムの役割の違い
用途
ビットコインは、主に決済や送金、投資を目的に使用されることが多いです。
それに対し、イーサリアムはプラットフォーム(商品やサービスを提供者と利用者をつなぐ基盤)として利用されることが多いことが両者の違いとしてあげられます。
イーサリアムは、ブロックチェーン技術を利用して、アプリケーションの開発をしています。
有名なNFTゲームは、このイーサリアムのブロックチェーンを利用しています。
イーサリアムの特徴的な機能として「スマートコントラクト」という機能があります。
スマートコントラクトとは、人の手を入れずに契約内容を自動で実行できる仕組みのことです。
ブロックチェーン技術が使用されているため、契約内容の改ざんなどは出来ない仕組みになっています。
発行上限
発行上限も異なります。イーサリアムには発行上限がありませんが、ビットコインは発行上限が2,100万枚です。
発行上限がある理由として、資産としての希少性、管理している機関が存在しない、この2点があります。
ビットコインは約4年に一度、「半減期」が設定されていて半減期のたびに、新規発行されるビットコインは半減する仕組みとなっています。
イーサリアムは発行の上限はないですが、急に枚数が増えないように設計がされています。
ビットコインとイーサリアムの創設者と発行年
ビットコインは、2008年にサトシ・ナカモトという謎の人物によって、ブロックチェーン技術による仮想通貨の仕組みの基となる論文が発表されました。
この論文をもとに、2009年に実際にプログラムされたものが、ビットコインです。
このブロックチェーンの技術があるからこそ、現在Web3や、NFT、メタバースを楽しむことができています。
創設者のサトシ・ナカモトは、現時点でも誰なのか分かっていません。
このサトシ・ナカモトが個人なのか、集団の組織なのかも不明で、謎のままです。
イーサリアムは、2013年にロシア系カナダ人のヴィタリック・ブテリンによって考案され、2015年に正式にリリースされました。
2013年に考案されたとき、ヴィタリック・ブテリンはまだ19歳という若さでした。
ブテリンが仮想通貨に興味を持ったのが2011年で、わずか数年で新しい仮想通貨を考案しています。
2017年には、ブルームバーグ社の「世界に一番影響力を与えた人物50人」のうちの一人に選ばれています。
ビットコインとイーサリアムの将来性
ビットコインは、最初の仮想通貨であり、一番知名度が高く、仮想通貨=ビットコインと思っている人も少なくありません。
それほど、ビットコインは広く普及しています。
発行上限があること、法定通貨の決済手段の拡大、ETFの承認など、将来的にもその地位を維持していくと考えられます。
ビットコインの特徴である分散型の性質や安全性は、投資家にとって魅力的になります。
また、ビットコインの限られた供給量と需要の増加により、価値が上昇する可能性もあります。
イーサリアムは、スマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームとして、Web3アプリの開発など幅広い応用が期待されています。
イーサリアムの将来性はとても高く、そのプラットフォームの拡張性や開発者コミュニティの活発さから、さらなる成長が期待されています。
新しいプロジェクトやアプリケーションの開発が進むことで、イーサリアムの価値がさらに向上する可能性があります。
ビットコインとイーサリアムを買うタイミング
過去の価格動向や現在の市場状況を分析し、価格が安いと判断されるタイミングを見極めることが大切です。
ただし、価格の変動が激しい仮想通貨市場では、短期的な価格変動に左右されない長期的な視点も必要です。
しかし市場の変動や予測は常に不安定です。
特に仮想通貨市場は乱高下が非常に激しくリスクが多いです。
投資の際には自己責任で行動することを忘れずに、リスク管理を行うことが大切です。
ビットコインとイーサリアムを買えるおすすめの仮想通貨取引所
仮想通貨取引所はたくさんあり、どこがいいのか迷ってしまうと思います。
初心者でも、とても使いやすく始めやすい取引所をご紹介します。
コインチェック
コインチェックは、アプリダウンロード数が国内1位の取引所です。
取引が分かりやすく初心者でも使いやすいアプリです。
コインチェックの運営元は、マネックスグループ株式会社の子会社の一つです。
大手企業のため、安心して使用できるアプリです。
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初心者におすすめな仮想通貨投資のやり方
仮想通貨は、乱高下の非常に激しい市場です。
爆上げをすることもあれば、一気に暴落することもあります。
夢を見ることもできますが、非常にリスクも伴う市場です。
初心者がチャートを見て、一喜一憂しながら売るタイミングや購入するタイミングを見計らうのは非常に難しいことです。
長期投資
仮想通貨も短期的に見るとリスクが非常に大きいです。
リスクを少なくしたいのであれば、長期投資で分散をして投資していくことがおすすめです。
例えば、ビットコインだけを購入するのではなく、ビットコインとイーサリアムの両方を投資することで、どちらかが暴落をしても、もう片方の価格がそのままであればリスクは半分で抑えることができます。
積立投資
コインチェックなどの取引所では、暗号資産を自動で積立できるサービスがあります。
決まった金額を自動で積立できるサービスで、リスクをなるべく避けたい初心者に最適です。
長期的に一定のタイミングで購入をしていくので、最小限のリスクで投資をしていくことができます。