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これから伸びる業界ランキング!株を買うならどの業種?

株を買うならどの業界が今後伸びやすいか知っておくと相当有利だと言えます。

株はテーマで買われて、その業界が注目されれば会社の利益が伸びていない銘柄までも買われる傾向にあります。

「今はIT系の業界はお祭り騒ぎだ!毎日暴騰!」

「いやいや今はAI関連が伸び盛りでしょ!」

などの意見もあるかと思います。

この記事では

  • これから伸びる業界の特徴
  • これから伸びる業界
  • これから伸びる業界の銘柄例

などを調査して紹介していきます。

最後までご清覧宜しくお願い致します。

これから伸びる業界の特徴

今後伸びていく業界の特徴はどんなものがあるのか。

伸びていく業界は時代や国の状況に沿った業界であると言えます。

それは

  • ITの発展に関わる業界
  • 日本の高齢化や世界的に求められる業界

などになります。

1つずつ紹介していきます。

ITの発展に関わる業界

ITは私たちの生活に必要なツールです。

ITが発展してきた現代の日本は、ITをインフラとしての側面もあります。

チャットGPTにより、文を生成したり、画像を生成したりしています。

ビジネスの場でも、人工知能の生成AIを用いてプレゼン資料を時間短縮して作ったり、他業務でも生産性を向上しています。

他にも医療現場でITは欠かせない立場になっており、物流の現場や交通インフラとしてもITは日々活躍している。

ここまで私たちの生活に密着しているITは、常に進歩し続けています。

このような最新のITをビジネスの場に取り入れる事が出来る業界は、生産性を上げて今後伸びていく業界と推察されます。

日本の高齢化や世界的に求められる業界

日本は現在少子高齢化に歯止めがかからない状況にあります。

人口が高齢化して、労働人口がどんどん減っていく段階です。

高齢化していく事で、高齢化社会に必要なサービスや商品の価値が上昇して行きます。

ご老人向けにデイサービスや介護施設、病院など各施設の需要は増え続ける事でしょう。

世界的に求められる業界は。再生可能エネルギーの技術提供や、農業、SDGSなどの取り組みを行える企業が伸びやすいでしょう。

要は世界に向けて日本のサービスや商品を発信していける業界が伸びていける業界だと思います。

これから伸びる業界

2024年、これから伸びる業界は以下の通りです。

  • IT業界
  • webエンタメ業界
  • web広告業界
  • EC業界
  • 物流業界
  • 医療業界
  • 電子部品・半導体業界

こちらを1つずつ紹介していきます。

IT業界

IT業界は、様々な他業種に横断的に関わっている状況です。

各企業のDX化は、業務効率化に密接にかかわるので人手不足な業界は特に注目されています。

IT業界は業務範囲が広い業種です。

主にIT系は大きく分けて

  • ハードウエア系
  • ソフトウエア系
  • 情報サービス系

になります。

これらを見ていきます。

ハードウエア系

主にパソコンやスマートフォン、タブレットの製造や組み立てなどのハード面の作業工程を示します。

ソフトウエア系

主にパソコンやスマートフォン、タブレットの中に入っているアプリ開発や整備などを行う仕事です。

情報サービス系

主に企業や会社の業務を効率化するサービスや仕組みを構築する。

これらなどの業務を運営しているのがIT系のお仕事になります。

近年IT業務の需要が上がり続けて、人手不足に陥っています。

日本のITサービス市場予測を見ると2027年までに7兆円まで増えていくと見られています。

市場規模の増加に伴い、ITエンジニアなどの人手が不足して、2030年までには79万人が不足するというデータもあるようです。

今後も間違いなく伸びていくIT業界。

少しでもITスキルをつけてこのビッグウエーブに乗っていきたいところ。

まずは気軽にどんなお仕事であるか調べてみると良いかもしれません。

webエンタメ業界

webエンタメ業界とは、You tubeやabema TVなどの動画配信サービスやゲーム配信や音声配信などのwebを通してエンターテインメントを提供する業界です。

webコンテンツを主に提供しながら、企業のCMなどを視聴者に流し広告収入を得るなどの仕組み。

少し前のコロナ禍では、外出することが出来ずに家の中で過ごす事が多くネットフリックスやYou tubeなどの動画配信サービスが爆発的に広がりを見せました。

コロナが終息した後も、webエンタメのコンテンツは人気があります。

最近ではライブ配信アプリなどで、ライバーが視聴者を楽しませるコンテンツが注目されています。

副業としてこの業界に参入してくる人も多く、ユーチューバーやVチューバーなどもその分かりやすい例だと言えるでしょう。

今後も業界として発展を続けていく事が予想されます。

web広告業界

web広告とはSNSや検索エンジンなどにあるweb上にある広告のことになります。

You tubeの動画の間に挟まる広告、InstaglamやFacebookなどの動画間にある、これらは動画広告になります。

googleなどの検索エンジンにある広告はリスティング広告になる。

成果報酬型やバナーをクリックして収入を得るアフィリエイト広告などもあります。

web広告は、テレビや新聞などの広告と違い、興味関心があるターゲット層に向けてダイレクトに流れるのが特徴で成果率が高めなのも特徴。

今後さらに、市場規模は拡大して行き現在は7~10兆円の市場になってきています。

集客が上手に出来る人は、大いに稼ぐことが出来る業界でしょうね。

EC業界

ECとは、Electronic Commerce(電子商取引)の事です。

簡単に言えばネット通販などが分かりやすい例ですね。

定番のBtoB、BtoC,DtoC,CtoCなど様々な形がある。

ECで買えるものは沢山あり

  • 生活雑貨や、日用品
  • 贅沢品や嗜好品
  • サービス系やチケット系
  • 家電や体験代金

などもはやECで買えないものはない世の中になってきているでしょう。

EC業界は年々需要が増加して、電子決済が普及した事により爆発的に広がりを見せている。

市場規模は30兆円を超えるとも噂されています。

今後が楽しみな業界です。

物流業界

物流業界は、船舶、飛行機、貨物列車、トラックなどで荷物を運び、荷物を管理したりする世の中で重要なインフラポジションです。

コロナ禍では、世の中の経済が一時停滞して非常に混乱を極めました。

特にBtoBの依頼が減ったこともあり、混沌とした経緯がありました。

ですが、その後巣ごもり需要が増えて来て、EC事業や業界が発展して物流業界は復活を果たしました。

物流業界の大きな話題は、2024年4月よりトラックドライバーの長時間労働が是正される上限規制が開始されることです。

トラックドライバーにとっては、朗報で今までの長時間勤務から解放される動きとなります。

しかし、物流業界の経営者や、顧客などは困惑します。

今まで配達されていた時間帯に運転手がいない事により、配達便がなくなることになります。

EC事業の伸びがあるにも関わらず、配達する人は制限されるという矛盾が発生しています。

今後伸びる業種になれるかどうかは、業界全体の課題を解決してからになりそうですね。

医療業界

医療業界は、人々の健康にかかわる重要な業界です。

具体的には医師や看護師、薬剤師などの医療従事者や医療メーカーや製薬会社、医療事務や医療の営業など様々な仕事内容になります。

コロナ禍では、忙し過ぎて休みが取れない程の状況でした。

コロナ終息後は、徐々に落ち着いてきているとのこと。

しかし、それにつられて薬価も下落してきており、新薬を作製するも回収できるか不透明な状況であるとのこと。

日本全体で見ると超高齢化になってきているので、医療業界は引く手あまたな現状かもしれません。

電子部品・半導体業界

電子部品・半導体業界とは主に電子回路などに使われるものでテレビやスマートフォン、タブレットや車などに搭載されています。

コロナ禍では、世界的な経済不況で先行き不透明感が濃厚となりました。

「この先どうなるんだろう」という漠然とした不安が押し寄せて暗い時代となりました。

しかし、自動車の部品の最新鋭の技術を用いて徐々に回復基調になります。

自動車のEV化などで電子部品や半導体の進歩が如実になります。

更にスマートフォンが先進国を中心に普及しつつも、品質の向上により買い替えサイクルが遅くなっている。

それによって電子部品や半導体業界の、スマートフォンへの事業よりも自動車への転換が課題となり行われている。

業界自体は今後ますます大きくなるでしょう。

これから伸びる業界の銘柄例

これまで伸びる業界を紹介してきました。

そこで気になるのは、今後伸びるとされる具体的な銘柄。

伸びる業界は、株をする方にとっては押さえていたいところです。

銘柄をピックアップして紹介しますがあくまでも参考程度にご覧ください。

これから伸びる業界は

  • IT業界:6701 NEC 6702富士通
  • webエンタメ業界:3765ガンホー・オンライン・エンターテイメント
  • web広告業界:6058ベクトル
  • EC業界:4751サイバーエージェント 2389デジタルホールディングス
  • 物流業界:9143SGホールディングス
  • 医療業界:4502武田薬品工業
  • 電子部品・半導体業界:三井松島HD

などになる。

1つずつ紹介していきます。

IT業界:6701 NEC

IT業界は間違いなく伸びそうであるなら、どこの銘柄がいいか。

やはり業界大手のNECと富士通は外せないでしょう。

NECはプライム市場で、市場の牽引役とも言われる値嵩株にあたり、今期決算でも4期ぶりに過去最高益を更新。

年間配当金も20円増で140円になることも発表されました。

業績も申し分なく、さらに増配も決定している事から株価は上がるでしょうね。

安くなったタイミングで少しずつ買っていきたいところです。

6702富士通

こちらもIT系大手の富士通。

連続増配銘柄で、高配当株投資をする方にとって信頼は厚いです。

今期も実質配当は7.7%増配ということで、配当を上げていく流れは継続しており、株主に利益還元の姿勢は評価できるでしょう。

経常利益は-11%という事ですが、依然として2,260億円という高い水準での利益率を誇ります。

業績低迷と言えるほど、崩れてはいないと見えます。

売上高も前期とほぼ変わらない高水準です。

株価は決算に連れて安くなってきやすい場面かもしれませんが少しずつ買っていきたいですね。

webエンタメ業界:3765ガンホー・オンライン・エンターテイメント

webエンタメ事業と言えば、スマホは欠かせないでしょう。

「スマホで何をするか?」と言われれば大体はゲームか動画ではないでしょうか。

この会社は、あの大人気スマホゲーム「パズドラ」の運営者。

会社は知らなくても、ゲームを知らない人はほぼいないのではないでしょうか。

実際に経常利益や営業利益、売上高は徐々に右肩上がりになっています。

経常利益は3期連続増益となっています。

しかし、純利益は落ち込んでいるものの、今後に期待したいところですね。

web広告業界:6058ベクトル

ベクトルは、オンラインマーケットプレイスを運営。

アジアに積極的に進出している所が強み。

4期連続で最高益になることに。

ベクトルは、ECプラットホームを所持していて更に広告業も行っている事で更に強みになります。

経常利益は、22%上昇もあるので今業績は上り基調になる。

年間配当も2円増で増配を発表しています。

今後ますます注目が集まる企業となるでしょう。

EC業界:4751サイバーエージェント 

ネット事業とゲーム事業で構成される。

「abemaTV」に注力している状況です。

動画配信やゲーム事業でかなり牽引しています。

売上高は12%増となり、経常利益は55%増となり、最終利益も240%となって業績も絶好調です。

今後間違いなく伸び続けて行く会社になるでしょう。

2389デジタルホールディングス

ネット広告代理店デジタル化の、支援事業も行う。

営業利益は黒字転換となっており、勢いが出ており、経常利益も黒字に転換しました。

しかし、純利益や売上高は減収となっており今後に気を付けていくべきところも。

一目散に買いとは言えないが、安くなったタイミングで徐々に買い集めていきたい銘柄です。

物流業界:9143SGホールディングス

佐川急便の持ち株会社。

企業間物流が強みです。

経常利益や純利益、売上高など全ての事柄に対して減収。

今が踏ん張りどころか。

大手の会社として、日本の物流を支える所して、頑張って欲しいところです。

医療業界:4502武田薬品工業

製薬トップ。

がん新薬開発。

高配当株銘柄で人気です。

売上高は5%増加しています。

しかし、経常利益や営業利益などの多くは減少傾向にあります。

新薬開発などに投資をする分、新作が上手くいかない場合経営状況がかなり苦しくなる。

古株なので頑張って欲しいところですね。

電子部品・半導体業界:三井松島HD

石炭商社から電子部品や半導体まで手掛ける大手。

経常利益が13%上昇しており、売上高も2%微増している。

しかし、最終利益は14%減となり完全に良い状況とは言えないか。

大手としての、人気は根強く、高配当銘柄としてかなり人気です。

今後に期待したいですね。

まとめ

今回はこれから伸びる業界ランキング!株を買うならどの業種?という事で様々な角度で業種を見てきました。

この記事を見て

「なるほど、この株はチェックしておくか」

「自分の保有株にこの業界は入れておこう」

などのお気持ちになると幸いです。

伸びる業界となる為には、国の政策や人々の関心、地球環境など

現在のトレンドや今後の見通しを立てることが必須だと言えます。

伸びる業界を見つけていくためには、まずは周りを見回して指示されるサービスを見ていくと良いかもしれませんね。

それでは「これから伸びる業界ランキング!株を買うならどの業種?」を紹介しました。

最後までご清覧ありがとうございました。

FP2級保有ライター nishibata

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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