世の中には様々なバイトがありますが、中にはやめた方がいいバイトもあります。
そんなバイトを選んでしまうと、バイトのせいで思うように自分の時間を作ることができなかったり、正当な賃金が支払われないことがあり、生活のストレスになってしまいます。
そこで今回は、そんなバイトを選んでしまわないよう、やめた方がいいバイトの覚えておくべき特徴をご紹介します。
バイトを見極める方法もお教えしますので、バイト選びの参考にしてください。
やめた方がいいバイトの特徴
やめた方がいいバイトの特徴をご紹介します。
もし今のバイトが当てはまっている場合は要注意です。
賃金に関する問題が多い
賃金に関する問題が多いバイトはやめた方がいいでしょう。
たとえば賃金の未払いや、最低賃金以下の労働、必要な経費であるにも関わらず、個人での支払いを求められる場合などは要注意です。
それ以外にも、着替えや開店準備、掃除などの時間でもきちんとした労働であるため、時給が適応されているかを確認して下さい。
賃金の面で一度でも不利益を被るようなことがあれば、そのバイトはやめた方が良いでしょう。
シフトや労働時間がいい加減
希望しているシフトを無視されたり、予定の労働時間よりも長く働かされたりと、シフトや労働時間がいい加減になってしまっている職場もやめた方がいいでしょう。
シフトを無理やり組まされたり、休みの希望を聞いてもらえない場合、また業務が多く勤務時間をオーバーしてしまい、サービス残業を強いられることもやめた方がいいバイトです。
適切な休憩時間を貰えない職場も注意してください。
働く人に問題がある
職場の環境は、働く人によって作られるものであるため、働く人に問題がある職場は要注意です。
セクハラやパワハラが日常的に行われている場合や、遅刻や欠勤などのルールが守られていない場合は、従業員を管理できていないと判断できます。
そのような環境の中では、急なシフト変更があったり、他者の仕事を強要される可能性があり、自分の仕事に集中できなくなってしまいます。
働く人に違和感を覚えてしまうと、やめた方がいいバイトです。
給与明細がない
小さな事業主や小さな会社の場合は、バイトに給与明細がない場合があります。
給与明細がない場合、自分が働いた証拠がなく、どのような計算のもとで給料が支払われたのか、ということが不透明になってしまいます。
そうなると給与計算のミスや不正にも気付くことができないため、給与が発生する以上は必ず給与明細をもらうようにしましょう。
やめた方がいいバイトを見極める方法
バイトを探す上で、やめた方がいいバイトを見極めることが重要です。
事前に知るためにはどうすれば良いのか、やめた方がいいバイトを見極める方法をお教えします。
常に求人を募集していないかを確認する
職場が劣悪な環境の場合、人が入ってもすぐに辞めてしまうことが多いので、常に求人を募集しています。
人が定着しない職場は問題があると考えられるので、事前に注意してください。
もし興味があるバイト先を見つけたとしても、しばらく求人状況を確認してみましょう。
面接官の態度や言葉遣いを確認する
バイトの面接は、職場環境を見抜く重要な機会です。
求人で掲載されている条件と一致しているかを面接の段階で確認し、面接官の態度や言葉遣いもしっかり確認して下さい。
もし態度や言葉遣いが悪かったり、質問に対する明確な答えが得られないようであれば、面接の段階で辞退を考えてください。
バイトの労働基準法を覚えておく
国は、働く人が不利益を被らないよう、労働基準法という法律を制定しています。
正社員のみに適用されているのではなく、バイトを含む非正規社員にも適用されているため、労働時間や休憩時間、休日、残業代、最低賃金など基本的なことをしっかり覚えておきましょう。
面接の段階で覚えておくことで、違法な部分があればすぐに確認することができます。
バイト先が悪質である場合はすぐに辞める
どれだけ注意していても、悪質なバイトに入ってしまう可能性があります。
万が一そうなってしまった場合には、すぐに辞めることがおすすめです。
以下を参考に、スムーズにバイトの辞退手続きを進めてください。
明確に辞めることを伝える
やめた方がいいと判断した場合は、すぐに辞める意思を伝えましょう。
はっきりと明確に辞めることを伝え、辞職の準備に取り掛かってください。
もし口頭で伝えることが難しい場合は、電話やメールでも伝えることが大切です。
バイトであっても突然辞めても良いというわけではないため、正しく辞める手続きを踏んでいくようにしてください。
バイトを辞めさせてくれない場合
明確に辞める意思を伝えたとしても、何かと理由をつけて辞めさせてくれなかったり、辞める時期を大幅に延期させられたり、場合によっては脅しともとれるような言動が見られる可能性もあるでしょう。
その場合は最寄りの労働基準監督署や総合労働相談コーナーに相談してください。
フリーダイヤルで相談ができる、労働条件相談ほっとラインを利用することもおすすめです。
まとめ：やめた方がいいバイトは事前にしっかり見極める
やめた方がいいバイトで、ストレスを抱えながら働くことは、心身共に疲弊してしまいます。
だからこそ、事前にしっかり見極める方法を知り、対策を考えなければなりません。
バイト先が働く人を縛ることはできないため、自分が持つ正当な権利はしっかり主張し、楽しく働くことができるバイトを選んでください。
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