AmazonのFBA倉庫に送るため、FBAの納品プランを作成中、危険物情報を追加入力しなければ先に進めないという状況に困っているかたも多いと思います。
私もその1人です。何度も電池の情報をどのように調べて確認すればいいのか?
危険物情報の確認方法はどうやったらわかるのか?調べましたが答えは出ませんでした。
答えが出ない中、自分で色々な試行錯誤をしてみた結果、最適な方法を見つけたので皆さんに紹介していきます。
ぜひ参考にしていただきたいです。
AmazonFBAに納品する際に危険物情報の追加入力が必要になる可能性がある商品
AmazonFBA納品時に危険物情報の追加が必要となる可能性がある商品一覧
・リチウムイオン電池
・バッテリー
・アルコールが含まれるもの
・スプレー(ヘアスプレー、殺虫剤等)
・マニキュア(ネイルグッズ)
・携帯電話
・洗剤、シャンプー
危険物とは、成分中に可燃性、腐食性物質や加圧された物質、あるいは人体に健康被害を与えるおそれのある物質が含まれるため、商品保管時や取り扱い、または輸送時に危険を及ぼす可能性があるものを指します。
Amazon公式ページより引用:https://sellercentral-japan.amazon.com/gp/help/help.html?itemID=G200525640&
危険物が必要な商品:リチウムイオン電池
確実に危険物情報の追加が求められる商品となるものはリチウムイオン電池が含まれている商品です。
・電池の種類
・電池の数
・電池内のセルの数
・電池の数量
・電池の重量(総重量)
・電池の規格(単3、単4電池等)
・ワット時定格量(国により異なる)
・リチウム含有量
・電池の梱包
などが危険物情報の追加入力画面で求められます。
なぜFBA納品時に危険物情報が必要になるのか?
FBAに納品するためになぜ危険物の情報が必要になるのかというと、FBAへの輸送時に発火した場合に郵送遅延などの被害に繋がるからです。
全国のFBA出品者の商品をまとめて1つの倉庫で管理しているので、もし1つの商品が原因で火災などが起きた場合、大変な被害となってしまいます。
配送中の被害も多く出てしまっているため、Amazonは危険物情報を的確に管理することを求めています。
危険物情報の追加に必要な電池情報の調べ方・見分け方
危険物情報を真面目に調べて追加したいけれど、どこで確認すればいいのかわからない、見つからないという出品者も多いと思います。
全ては網羅できませんが、私の知っている限りの危険物情報の調べ方を紹介していきます。
電池の種類
まずは電池の種類の確認方法です。
上の画像はリチウムイオンバッテリーの本体です。
画像のようにLITHIUM ION BATTERY(リチウムイオン電池)と表記されています。
全ての商品で電池本体を見て確認することは難しいと思いますが、見られるものは電池本体を確認してみましょう。
電池のセル数
複数のセル数と聞かれてもピンと来る人の方が少ないので安心してください。
要するに商品を動かすために複数の電池が使われているかどうかと言う意味だと理解すればいいでしょう。
これを確認するためには
・製造メーカーの公式ウェブサイト
・商品の仕様書(説明書)
・アマゾンでの販売ページ詳細欄
この2点で確認してみましょう。(残念ながら記載していないことも多いです)
危険物情報を適当に入力するとアマゾンセラーアカウントが停止になる可能性がある
当たり前ですが、Amazonが知りたいと考えている情報を適当に入力してしまい、あとから嘘だとバレてしまうとアマゾンセラーアカウントがペナルティを受けたり停止になる可能性もあります。
Amazonせどりの情報を発信しているブログやツイッターでは、
「危険物情報はわからなければ適当に入力してもアカウント停止にはならないし問題無い」と言っている人もいます。
本当にそうなのでしょうか?
そのブロガーが今はアカウント停止になっていないだけで、これからどうなるかは誰にもわかりません。
大切なAmazonセラーアカウントを守るためにもできる限りのことをしておくことをおすすめしています。
危険物情報を入力したいけど情報がどこにも見当たらない場合が多い
前述した通りにメーカーの公式ホームページやAmazon販売ページなどで見分けようとしてもわからないことも多いですよね。
Amazon出品大学内では計算式を使って電池含有量を求めるような方法もありましたが、流石に全ての商品に計算式を当てはめていくのは現実的ではないかと思いました。
危険物情報入力を回避する方法はプライスターを使う以外に無い
プライスターというツールを使えば回避可能になることがあります。
私も今のところプライスターがなければ電池などの危険物情報の追加が必要な商品は納品が難しいかもしれません。
なぜプライスターでは危険物情報を入力しなくてもいいことが多いのか解説していきます。
プライスター内で危険物商品の追加情報を共有してくれている
プライスターでは、各商品毎(ASIN毎)に危険物の最新情報を更新して共有してくれています。
プライスターのユーザー様が入力をした危険物情報は、商品(ASIN番号)ごとにプライスター側で最新の内容を保管して、次に他のユーザー様が同じ商品を出品しようとした時にはその内容が自動で入力されます。
※プライスター より引用
はっきりと言いますが、これがプライスターで一番の神機能です。
これを使わずに毎回コツコツと危険物情報を入力していた自分がバカみたいです。無料期間もあるので絶対に一度は使ってみてください。
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番外編:FBA納品済みの商品が危険物審査中となった場合にやるべきこと
FBA倉庫に納品・出品中の商品が危険物審査中というステータスに変わり審査中を伝えるメールが届くことがあります。
その場合、メーカーからの危険物に関する情報(SDS)を追加する以外に出品再開の方法はありません。
安全データシート(SDS)を正しく入力してデータを提出してみましょう。
SDSの用意ができない状況の場合は、危険物審査対象の商品を廃棄処理にする以外に方法がなくなる可能性高いです。
番外編:危険物情報を追加して納品後なのに商標権の侵害でメーカーから苦情がくる場合がある
上記は私が実際にAmazonからきた商標権侵害・知的財産権の侵害を指摘されたメール内容です。
危険物とは違う理由ですが、出品しているAmazonFBAの納品商品に製造元のメーカーや正規販売店から苦情が来ることがあります。
その内容は「商標権の侵害」という名目ですが、色々な侵害の要因があるようです。
せどりとして色々な店舗から仕入れる時に全ての商品が確実に大丈夫かを確認することはできないですよね?
私がこの侵害を防ぐために使っているツールとしておすすめしているのが「セラースケット」です。
20日間は無料お試し期間となっているのでまず使ってみることをおすすめします。
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番外編:自己発送でも危険物が理由で郵送できない商品がある
自己発送なら大丈夫と思っていても、郵便局側でマニキュアなどの引火性液体となる商品を断られる可能性があるので注意してください。
上の画像は私が実際にマニキュアを郵便局のクリックポストで郵送しようとして拒否されてしまった時にもらった書類の一部です。
引火点が30℃を超えるものは基本的に郵送NGなようです。
AmazonFBA納品における危険物情報の追加入力を回避する方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が実際に試行錯誤してきた内容を書かせていただきました。一覧でまとめます。
以上がAmazonFBAに納品する際の危険物情報入力を回避する方法とその他の注意点でした。
Amazonせどりについての情報はこれからも随時公開していきますのでよろしくお願いします。
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