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【体験談付き】双極性障害は仕事が続かないって本当?双極性障害におすすめの仕事、おすすめしない仕事を紹介

「双極性障害は仕事が続かない」「双極性障害はすぐ仕事を休む」など、心の病気に対して良くないイメージを持つ人や企業はまだ多いのが現状です。

今回、双極性障害持ち女の経験・視点から、双極性障害は本当に仕事が続かないのか、双極性障害に向いている仕事、向いていない仕事を紹介します。

【体験談】双極性障害と診断されてからの仕事

「双極性障害です」と診断されてから、私の仕事はどう変わったのか、紹介します。

躁状態:万能感でどんな仕事も引き受ける

双極性障害の躁状態になると、「何でもできる」「失敗なんかしない」という考えで頭がいっぱいになり、キャパオーバーの仕事でもどんどん引き受けていました。

躁の間はそれでも構わないのですが、だんだんうつ状態に入り「なんでこんな量の仕事を引き受けたんだ?」と、過去の自分を呪う気持ちで仕事をしていました。

ミスをしてもまったく気にならない

躁状態になると、周囲の声がまったく聞こえなくなる、という症状が現れます(私の場合)。そのためミスをしても気づかない、または気づいても「すいません」で終わらせ、また別の仕事をしていました。本来であればミスに対応しなければいけないのですが、それをせず他の仕事をしていたので、他の同僚が私のミスをカバーし、ひんしゅくを買っていました。

ですが躁状態の私には他の仕事の方が大事で、お礼もお詫びも言わなかったことに、今でも申し訳なく思っています。

攻撃的で人間関係が破綻

もともと完璧主義な性格なので、他の人がサボったり仕事を押し付けたりしているのを見るとイライラしていました。

躁状態になると、感情のコントロールがまったくきかなくなり、胸のうちに留めておいたことも遠慮なく言って口げんかに発展し、上司が仲裁に入ったこともあります。

事情を聴かれても、躁状態なので支離滅裂なことばかり言っていたのでしょう。上司はあまり状況がよく見えなかったはずです。

「最近ちょっと様子がおかしいよ」と、そのとき上司に言われましたが、「何を言っているの、いま絶好調なのに」と聞く耳持たずで、周りを振り回していました。

うつ状態:起き上がれない、欠勤、早退が増える

うつ状態になると、まずベッドから起き上がることもできず、欠勤が増えてしまい、無理をして出勤しても、まともに業務ができず早退するようになってしまいました。

また「どれから手を付けたらいいのか分からない」という状況に陥り、誰かに相談したくとも、皆忙しそうで話しかけづらく、結果的に「仕事をさぼっている人」と冷たい目で見られていたこともあります。

「なんで今までできたのに、仕事ができなくなったんだ」と自分を追い詰め、さらに病状が悪化していきました。

動きが鈍くなり、ケアレスミスを連発する

双極性障害のうつになった場合は、頭が働かないので、どうしても動きが鈍くなり、少しの仕事でもすぐ疲れてしまいます。

また体調が良くないこともあって、ケアレスミスを連発して上司に叱られた、ということも多々ありました。

同僚と話をしなくなる

上記と同じですが、とにかく身体を休めたいので、休憩時間になっても食事も摂らずに寝ることしかできません。

話しかけられても相づちしか打てないので、人間関係がギクシャクするのを恐れて、休憩時間は車で休んでいました。

また気分も落ちるところまで落ちているので「私がいたらみんなの邪魔になる」「早く辞めた方がいいのでは」と後ろ向きの思考に陥っていました。

【体験談】双極性障害は仕事が続かない? それはなぜか

「双極性障害」と検索すると、サジェストに「仕事が続かない」と出ます。本当のところはどうなのか、私の体験談をお話します。

欠勤や早退・遅刻が増えるので、会社から解雇を告げられる

うつ時がそうでしたが、とにかく体が動かず、出勤しても「何から始めればいいんだっけ?」と、仕事のスケジュールすら立てられない状況。

めまいや吐き気にも悩まされていたので、ほぼ毎日のように欠勤・遅刻・早退を繰り返していました。信頼を失うのは当然です。「しばらく休養しなさい」と言われ、2ヵ月ほど休養を取りましたが、回復に至らず会社側から解雇を告げられました。

人間関係の悪化でケンカが絶えない

反対に躁状態の場合は、仕事をどんどんこなし、体が疲れ切っているのにも気づかずに仕事をしていました。

また、日ごろの鬱憤がこのとき爆発してしまい、あまり仲の良くなかった同僚とケンカになりました。それまでお互いが苦手意識を持っていたので、当たり障りのない距離で仕事をしていたのですが、いきなりケンカ腰で「もうちょっと早くしてよ!」と言ったものですから、相手もカチンときたのでしょう。大騒ぎになって、他の部署の人からも「あの人、最近ちょっとおかしいよね」と言われていたと、後から聞きました。

病院から強制的に入院を言い渡される

私の場合、うつの薬を飲んでいきなり躁転したので、先生も非常に驚いていました。その間に仕事でトラブルを連発し、また急にうつ状態に戻ってしまったので、とうとう「少し入院して治療しましょう」と言われました。

拒否したのですが、ほぼ強制的に入院、3ヵ月近く精神科の解放病棟で過ごしました。

入院中に躁うつの症状も少し落ち着いたので、結果的には入院して良かったのかな、と思っています。

双極性障害にできる仕事はなにがあるのか

私の双極性障害で起こった仕事上のトラブルや体調について書きました。「双極性障害には仕事が続かない」「双極性障害にできる仕事はないのか」と諦めている人もいるかもしれません。

しかし、双極性障害でもできる仕事はあります。双極性障害にできること、できないことを把握して、仕事選びの参考にしてください。

双極性障害にできること

双極性障害・躁の場合

双極性障害の躁に入ると、残業・徹夜作業でも全く問題ない、と仕事をどんどんこなしています。

しかしよく見ると、ミスだらけだったり雑な仕事振りだったりすることが多く見られます。

躁状態のときは、あえてペースを落とし、人とあまり関わらない作業をするようにします。丁寧にきちんと仕事をするように意識すると、躁状態になっていても仕事は可能です。

躁状態になると「治ったからもう薬はいらない」と、勝手に断薬してしまう人もいます。そうすると一気にうつ状態に落ちることも珍しくないので、家族が様子を見て、状態を判断してもらうようお願いするのも、ひとつの方法です。

双極性障害・うつの時期

双極性障害のうつの場合、率直に書きますが、できることはほとんどありません。体を動かすことも億劫になるので、仕事の優先順位や内容が分からず、この時期に働けなくなって休みを取るも回復にいたらず、結果的に退職するしかなくなることもあります。

薬がある程度効いていて、躁うつの波もあまり酷くない場合は、マイペースでできる作業や単純作業でしたら問題なく仕事ができます。

双極性障害にできないこと

双極性障害・躁の場合

双極性障害の躁になると、万能感でいっぱいになり、何でもかんでも仕事をしたがります。また症状のひとつに幻覚や妄想にとらわれる人もいます。人と接する仕事、特に社外で人と会い、話をするような仕事は相手方にも迷惑がかかり、会社の信頼を失う恐れもあるので向きません。

また車の運転や機械を使用する作業など、危険が伴う作業もできません。

双極性障害・うつの場合

双極性障害のうつは、普通のうつ病と同じ症状です。計画的な作業や、細かい作業などができません。というより、出勤するだけで一日のエネルギーを使い果たした、という状態です。

いずれにしても、医療技術の進歩で双極性障害は薬である程度症状を抑えることが可能になりました。症状が中程度以上の場合は無理をせず、療養に集中する方が仕事復帰できる時期が早くなります。

双極性障害におすすめの仕事5つ

双極性障害患者の就労率は43.5%と、あまり高い数字ではありません(参考:https://onl.sc/JdBeZ7K)。

やはり躁とうつを繰り返すので、体調面でのコントロールが難しく、仕事が続けられない、解雇される事例が多いことが原因です。

では双極性障害は無職になるしかないのでしょうか。いいえ、双極性障害でも仕事はできます。

双極性障害におすすめの仕事を5つ紹介します。

 就労継続支援A型事業所(B型事業所)

私も数年通所していましたが、就労継続支援A型(B型)事業所は、双極性障害に限らず、障害を持っている人でしたら誰でも通所できる事業所です。

障害者ということを会社側も理解しているので、欠勤や早退にも寛容で就業時間もそこまで長くありません。

業務内容は事業所によって違いますが、清掃作業や簡単な事務作業など、単純作業が多くなります。

デメリットは、ほとんどの事業所は最低賃金だということ。時給制が多いので、欠勤が多いとその分お給料にも影響が出ます。またフルタイムで働ける事業所は少ないので、「自立した生活をしたい」という人はあまり向かない場所でもあります。

A、B型を志望する場合は、相談事業所などを探す、受給者証の発行など手続きが多数ありますので、詳しくは市役所、ハローワークに相談してください。

障害者雇用

障害者雇用を積極的に行っている会社もありますので、双極性障害の人でも働きやすい仕事です。

障害者雇用促進法43条第1項において、従業員数が43.5人以上雇用している会社は障害者を1人以上雇用しなければいけません。

ハローワークにも、障害者専用の求人があります。

内容は、簡単な事務作業やお弁当屋さんの調理補助などで、体を動かす仕事が多数です。

 マイペースでできる仕事

双極性障害の人は、躁でもうつでも「誰かと協力して仕事をする」ということが苦手です。

自分でペース配分を決めてできる仕事、時間に追われない仕事なら、焦りや不安でうつになったり、反対に誰かの仕事まで引き受けてしまったりすることは少なくなります。

 自分で仕事や時間を調節できる仕事

双極性障害は人によって症状が違います。昨日できていたことが今日はどうしてもできない、ということもよくあることです。

「今日は調子がいいからここまで仕事を進めよう」「今日はあまり体が動かないから、無理をしない範囲で」といった、体の様子を見ながらできる仕事なら無理なく仕事を続けることができます。

 あまり人と関わらない仕事

仕事をしていく以上、まったく人と関わらない仕事というものはほとんどありません。しかし、双極性障害を持つ人には、営業のようないつも人と関わる仕事には不向きです。

同じ作業を黙々とできる仕事、例えば工場などルーティーン作業の職場は、双極性障害でもあまり周囲を振り回すことなく、本人も楽にできる仕事です。

双極性障害におすすめできない仕事5つ

双極性障害でもできる仕事はありますが、反対に「あまりおすすめできない」という仕事もあります。具体的にどういった仕事なのか、紹介します。

 接客関係の仕事

飲食店や営業職など、人と関わりを持つ仕事は、双極性障害の人には不向きです。

うつの場合は、ボーっとして聞き間違いをしたり、元気がないので提案などができなかったりして、会社の印象を悪くさせてしまう可能性もあります。

会社のイメージダウンを避けるためにも、接客業は向かないと思っておきましょう。

 交代勤務のある仕事

24時間稼働の工場勤務がありますが、こういった仕事も、双極性障害の人には難しい仕事です。

そもそも健康な人でも交代勤務で体調崩す人が多いのです。双極性障害という持病を抱えて、今日は朝から、明日は夜から、といった生活パターンが乱れる仕事は病状を悪化させる恐れもあります。

「夜勤すると給料がアップするから……」と考える人もいるでしょうが、体調を整えて、医師の許可を取ったうえで勤務するようにしましょう。

 長距離ドライバー

長距離ドライバーは拘束時間が長く、体力も必要な仕事です。事故の可能性もあるので、健康診断の結果が他の業種より厳しいと言われます。双極性障害ではまず会社側がお断りする可能性が大です。

躁のときは「大丈夫、大丈夫」と根拠なく思いがちですが、事故を起こしてからでは遅いのです。

双極性障害の人は、長距離ドライバーの仕事はできないと思っておいてください。

 仕事量に波のある仕事

先月はヒマだったのに、今月に入ったら急に仕事が増えた、という状況の仕事も双極性障害の人は苦手です。

ヒマな場合はいいのですが、忙しい状況になった場合、優先順位を決めることができない、ミスを連発するようでは会社に迷惑をかけ、同僚からも冷たい目で見られます。

できれば仕事の波が少ない、締め切りがあってもゆとりをもって作業できる仕事が、双極性障害の人に向いています。

 危険な作業がある仕事

トラックドライバーもそうですが、危険な機械を操作するような仕事も向いていません。例えば製紙工場ではちょっとした操作ミスで指が落ちた、という事故は健常者でも多くあります。

うつでボーっとしているときに危険な作業をしていてけがをしたら、会社側にも迷惑をかけてしまいます。

危険な作業がある仕事に就きたいと考えている場合は、医師としっかり相談して、大丈夫というお墨付きをもらってからにしてください。

【まとめ】双極性障害でも仕事は可能。 楽しく長く働ける職場を探しましょう!

双極性障害の人は仕事が続かないのか、双極性障害でもできるおすすめの仕事や向かない仕事を紹介しました。

精神の持病を持っての仕事は、業務の他にも自身の体調を見ながらなので、とても気を遣います。

会社に迷惑をかけないためにも、病院で医師に相談したり、ハローワークの職員に相談したりして自分に合う仕事を探してください。

「双極性障害は仕事が続かない」と思っている人も多いですが、自分に合う仕事が見つかれば長期にわたって仕事が続けられます。いい職場が見つかるよう、陰ながら応援しています。

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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