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副業もできる!食生活アドバイザーの資格で料理上手になろう【勉強法と体験談】

食生活アドバイザー検定試験(2級)に半年間の勉強で合格した実績から、短期間で合格するための勉強法と、受験勉強で得た知識でできる副業について書いています。

スーパーやコンビニ等で好きな食べ物が安く買える世の中、栄養面の偏りから食生活が乱れていませんか。

食生活アドバイザーは、受験を通して健康を保つアプローチ方法が学べ、またその知識を生かしたレシピ開発で副業もできます!

食生活アドバイザーとは

近年、食の安全・安心が脅かされる事件が多く発生しており、食に関する意識が年々高まっています。

外食店舗で調味料を使ったイタズラをSNSで投稿する迷惑動画や、異物混入、主要原材料の原産地偽装等、挙げればキリがないです。

食は私たちにとって身近であるからこそ、注目されやすいんですね。

食生活アドバイザーは、栄養学的見地、衛生面等から食生活を総合的に見直し、食生活の改善に向けて的確なアドバイスができるスペシャリストのことです。

女優の清野菜名さんが取得したことでも有名です。

こちらは民間の検定試験であり、自分や大切な人の食生活の見直しを改善するための知識を付けたい人にはピッタリです。

食生活アドバイザー検定試験の概要

食生活アドバイザーは、人々の食生活全体を改善へと導く性質上、習得すべき知識が幅広いです。

検定試験に合格すれば、修了証を取得できます。

学習内容は以下のとおりです。

1章栄養と健康(栄養素の働き、病気と食事とのかかわり、運動と休養等)
2章食文化と食習慣(調理のコツ、献立の工夫、和洋食のテーブルマナー等)
3章食品学(食品分類法、食品表示法等について)
4章衛生管理(食中毒予防のための衛生管理)
5章食マーケット(小売や流通の形態)
6章社会生活(身近な税金や法律など食を取り巻く消費生活と社会の仕組み)
食生活アドバイザー検定試験概要

基本的に、5者/6者択一のマークシート問題となります。

3級はマークシートのみですが、2級はマークシートに加えて、記述式問題が出題されます。

ですが、記述式といっても、言葉を記入するだけなので、覚えてしまえば簡単に解答できます。

ただし、正確な漢字での解答が求められるため、用語を書いて覚える必要があります。

運営元は一般社団法人FLAネットワーク協会が行っており、試験は3級と2級のみで1級はありません。

3級は消費者の視点から食生活を改善したい人向けの検定です。

2級はそこから更に踏み込んで、食品メーカーやスーパーマーケット、老人ホーム等、食を提供する側の立場から食生活を改善へと導く視点が必要とされます。

◆試験日程

6月と11月の年2回

◆試験時間

3級、2級ともに90分

◆試験内容

(3級)

・5者択一のマークシート形式50問

・1問2点の100点満点/合格点は60点以上

(2級)

・6者択一のマークシート形式42問

・記述問題13問

・マークシートは1問2点、記述は1問3点の123点満点/合格点は74点以上

◆受験可能な人

・受験時の年齢、受験に必要な資格等は無し

・食生活を改善したい人ならどなたでも受験可能

・一度取得してしまえば更新の必要がなく、生涯有効な資格

◆受験申込方法

FLAネットワーク協会のホームページにて受験申込を行なってください

食生活アドバイザーの通信講座をお探しの方は「資格のキャリカレ」がおすすめです!


合格のための教材や、学習方法について(独学か通信教育か)

食生活アドバイザー検定試験に際して、学習方針は2通りあります。

一つは書店等で教材を購入して、独学で挑む方法。

もう一つは通信教育を利用して短期間で合格を目指す方法。

ですが、私の経験上、通信教育等で高額な費用を出費しなくても独学で十分合格できます(2級であっても)。

結局は暗記試験なので、覚えてしまえば解答できるためです。

ここからは、独学で試験合格するために必要な教材について書いていきます。

試験合格に必要な教材は、以下の2冊のみです。

・テキスト

・過去問題集

テキストは基本的に、3級(2級)向けのものならどんなものでもOKですが、私のおすすめはこちら。

テキスト

テキストのおすすめは以下の2点です。

・FLAネットワーク協会編集

・食生活アドバイザー2級公式テキスト&問題集

こちらは検定試験実施団体が唯一発行する書籍です。

300ページととても多いですが、実際の試験科目で出題される各章と同じ構成です。

章ごとに順に解いていくことで、体系的に学べるようになっています。

重要用語については赤字で書かれており、赤文字を消せる赤いシートも付いているので、暗記した上でフィードバック学習するのにも適しています。

各章末には、実際の検定試験で出題された試験に類似した模擬試験が掲載されており、勉強した内容の腕試しができます。

また、巻末には語句索引があり、勉強中に謎の用語が出た際、テキストのどこに書いてあるのかをすぐに探し出すことが可能です。

過去問題集

・「FLAネットワーク協会編集」食生活アドバイザー検定試験 科目別過去問題集

こちらは書店では販売されておらず、試験申し込みの際に協会から送られてきた書類の中の、申込用紙からのみ、購入が可能です。

暗記系科目は質問に慣れることも重要です。

暗記系科目は答えが一つしかないため、問題の設定文も必然的に似通ってきます。

問題を解いていくうちに、以前にも見た質問内容だと感じられると、正解肢を選びやすくなり、結果的に正答率もアップします。

短い試験時間の中では選択肢の取捨選択の素早さが合否を分けます。

試験そのものにも慣れる意味合いもあるため、過去問は必ず購入するようにしましょう。

過去問を3周程度は繰り返し、知識を頭に叩き込みます。

巻末に解説も書かれていますが、少々簡略化されており分かりにくいため、テキストも参考にしながら復習していってください。

※この時に、テキスト巻末の索引が活躍します。

食生活アドバイザー資格 合格のコツ

食生活アドバイザー検定試験は試験範囲が広い割には試験時間が短いです。

一問あたりにかけられる時間は2分もなく、スピード重視で解いていく必要があります。

更に2級の場合、選択肢の一つに「該当なし」という、消去法が使えない受験者泣かせの設問ばかりであり、3級以上に正確な知識の取得が必要です。

問題を見たら答えが浮かんでくるまで、過去問を読み込んでおきましょう。

テキストを2周程度繰り返し、基本を押さえたら即座に過去問題集に取り組みましょう。

前述しましたが、こちらを3周程度繰り返します。

試験当日まで、過去問を何度も繰り返すこと。

食生活アドバイザー資格を活かした副業

食生活アドバイザー検定に合格し、得た知識を副業に活かすことも可能です。

具体的には以下のとおりです。

  • 献立レシピにてポイント稼ぎ
  • YouTubeやブログ、Instagram等自身のSNSサイトでの献立レシピ発信
  • 家事代行サービス

献立レシピにてポイント稼ぎ

楽天レシピでは、献立を作成し投稿、そのレシピが公開承認されるたびに楽天ポイント(期間限定ポイント)を獲得できます。

獲得したポイントは期間限定ポイントとして利用することができます。

・1回の投稿につき10P

・つくったよレポート5P

公開承認できるレシピは月間30件までと制限はありますが、毎日作成して承認されれば1ヶ月で300ポイントになります。

また、レシピ投稿をしフォロワーが増えてくると、投稿した献立をフォロワーが真似して作ってくれることがあります。

「つくったよレポート」とは、フォロワーが真似して作ってくれたことを知らせてくれるレポートであり、こちらもレポート投稿のたびに5ポイント獲得できます。

このほか、誰かが作ったレシピをこちらが真似して作り、つくったよレポートを送り、その方から承認をもらえればこの場合も5ポイントもらえます。

期間限定ポイントは付与日から5ヶ月後の月末まで使えます。

YouTubeやブログ、Instagram等自身のSNSサイトでの献立レシピ発信

自身が運営するSNSサイトにて献立レシピを投稿する方法もあります。

すでにブログやInstagramをやっている人は、フォロワーを増やすことも可能です。

家事代行サービス

家事代行サービスとして収入を得る方法もあります。

自分で作成した献立レシピを活かしてクライアントのお家で料理をしたり、スーパーで買い物代行する時にも旬の食材選びなどに重宝するでしょう。

本業で活かす方法

食生活アドバイザー資格を本業で活かすことも可能です。

食生活アドバイザー検定試験のうち、2級は食を提供する側の目線での知識習得を目指した資格です。

そのため、食品メーカーや外食店舗、スーパーマーケットや老人ホーム等での仕事において、資格取得のために得た知識を活かせます。

食品メーカーを例にとると、商品開発部では衛生面に配慮した新商品開発や、営業部では自社の開発した商品について、栄養学の見地から説得力ある商談をすることが可能です。

また勤務先によっては、資格手当を貰える可能性もあります。

食生活アドバイザー資格を横展開して副業にする方法

食生活アドバイザー資格取得の目的は、食に関する知識を幅広く備えたスペシャリストを育成することです。

どうしても幅広い知識を得ることに特化しているため、栄養面や調理面において深く掘り下げた知識を習得することにはなり得ません。

そのため、食生活アドバイザー資格のみを持って就職するには、難しいと言えるでしょう。

ですが資格を活かすことは大いにアリです。

栄養士や調理師等の特定分野に特化した資格と組み合わせて知識取得を行うと、食に関する幅広い知識をアピールできるため効果的です。

まとめ

技術革新により食へのニーズは高まりつつあります。

誰もが食べたい食品を安価で素早く手に入れることができる反面、塩分、脂質の摂り過ぎによる栄養面の偏りが食生活不安を招いています。

私たち人間の体はとても複雑にできており、肉や野菜のみを食べて生きていける体にはなっていません。

栄養学的に言えば、34種類の栄養素を毎日摂り続けなければならない生き物です。

(出典:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2020年)』

誰もが健康であり続けるために、食生活に関して正しい知識を持つことが必要不可欠です。

そして、年功序列、終身雇用が維持できなくなるとのニュースや、アメリカ的働き方であるジョブ型雇用導入へのニュースに代表されるように、今後ますます個人の能力を高めることが求められる社会に変わっていきます。

そのような時代の中、単に一つの会社でサラリーマンとして働き続ける生き方が必ずしも正解ではなくなってきています。

サラリーマンとしてではなく、個人としての看板を背負ってどこまで稼いでいけるのか、そのスキルを高めていく必要があるということです。

ぜひ、食のスキルを高めて副業として稼いでいって下さい。

あなたの挑戦がうまく行くことを祈っています。

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  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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