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【投資初心者向け】投資信託eMAXIS Slim全世界株式をおすすめしないのは本当?

投資初心者にとって、何に投資したらよいか悩むのではないでしょうか。

資産運用方法を調べる中で、少額からコツコツと積立が新NISAでできる「eMAXIS Slimシリーズ 全世界株式」(オルカン)。

投資初心者から上級者まで大人気というフレーズをよく見聞きする一方、「誰にでもおすすめできない」という意見もあり、投資初心者は不安になりますよね。

この記事では、「オルカン」をおすすめしないのは本当?について解説します。

オルカンをおすすめしない理由は本当?

インターネット、雑誌や書籍などで、「本当にオルカンだけに投資すればよいのか」という内容を見聞きしたことがあるかもしれません。

特に、投資経験が豊富な上級者や目先の情報だけで判断する人にはおすすめできない理由として、次の4つが考えられます。

信託報酬が安いだけで選ぶのは危険

長期間の資産運用においてコスト目線は非常に大切ですが、自分で確認せずに「信託報酬が最安」という情報だけを信用して、大切な資金を投資するのは危険です。

投資信託の運用コストは、信託報酬など運用する前に決まっているコストと実際に運用した後に報告される「隠れコスト」があります。

そのため、必ず、商品の「目論見書」を確認することが大切です。

アクティブファンドを好む投資家には不向き

投資信託は、運用方針の違いにより「インデックスファンド」と「アクティブファンド」に分類されます。

オルカンはインデックスファンドです。

インデックスファンドは特定の株価指数に連動した値動きを目指すように設計されたファンドで、市場平均を超えるリターンを得るのは難しいです。

これに対して、アクティブファンドは、特定の株価指数を上回る運用成績を目指すファンド。

テーマや目的など選択できる商品は豊富で、運用の専門家のスキル次第では市場平均を上回ってリターンを得られることも可能です。

自らテーマや目的などを組み合わせてポートフォリオ検討できる投資家にとって、インデックスファンドの「オルカン」は不向きといえます。

投資先が米国や日本に偏っている

「オルカン」は、「全世界株式なので世界中に分散投資できる」という情報だけで、全世界に分散効果があるから間違いないと考えていませんか。

オルカンは、先進国・地域の23ヵ国・地域と新興国・地域の24ヵ国・地域にある約3,000社に分散されています。

しかし、その構成を見てみると、米国約62%、日本約5%の上位2ヵ国で約67%となっており、全世界に分散しているようで実は米国と日本に偏っていることがわかります。

(引用:三菱USJアセットマネジメント 2023年9月末現在

為替変動に影響される

「オルカン」のリスクは、株価だけでなく為替変動に無関係ではありません。

5年前は1ドル約110円でしたが、現在は円安ドル高の1ドル約150円で、株価変動がなくても約36%価値が上がっていて非常に喜んでいる投資家もいます。

しかし、為替変動は良い面だけではありません。

この先、円高ドル安になった場合は、逆に価値が下がって損失を嘆く投資家がでるかもしれません。

eMAXIS Slimシリーズとは?

投資初心者にとって、「eMAXIS Slimシリーズ」を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

eMAXIS Slimシリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けます」のコンセプトの投資信託です。

eMAXIS Slimシリーズの特徴は、次の3点です。

・長期資産運用で重要な運用コストが安い
・純資産額合計は8兆円と突破で増加中
・ベンチマーク乖離が低く安定した運用

投資初心者から上級者まで非常に人気が高い投資信託なのもうなずけます。

オルカンをおすすめする理由

オルカンをおすすめしない理由をみて不安になった投資初心者がいるかもしれませんが、オルカンをおすすめする理由もありますので解説していきます。

運用保有中にかかる信託報酬が最安水準

信託投資の主なコストは、購入時の「購入時手数料」、運用保有中の「信託報酬」、売却時の「信託財産留保額」であり、その中でも運用期間中に必要な信託報酬は長期的に見ると影響度は大ですが、オルカンの信託報酬は業界最安水準を目指していることから大変お得です。

インデックス運用なので初心者でもわかりやすい

インデックスファンドは、特定の株価指数にほぼ連動した値動きをするために、投資初心者でも株価指数が上昇しているのか、下落傾向なのか状況を把握しやすいのが特徴です。

100円からでも全世界に分散投資ができる

100円の少額で47ケ国・地域の約3,000社に分散投資ができるのは大変ありがたいことです。

初心者におすすめの証券会社はどこ

投資初心者におすすめなのは、運用コスト、手続きが簡単、品揃えが豊富なネット証券です。

店舗型の証券会社、銀行名の金融機関はコストが高めで、手続きも煩雑で、品ぞろえもネット証券ほど豊富ではありません。

SBI証券(公式サイト:SBI証券

ネット証券の中で個人取引シェアNo1であり、商品ラインナップもネット証券トップクラスで取引手数料も最安水準です。 

楽天証券(公式サイト:楽天証券

投資初心者でも操作しやすいツール、商品ラインナップもネット証券トップクラスで、投資しながら楽天ポイントがたまるなど楽天経済圏を利用している投資家には大変便利です。

momoo証券(公式サイト:Moomoo

2022年10月にサービス開始された証券会社です。

日本だけでなく世界200ケ国、全世界で約2,100万人以上に利用されている株式投資アプリが利用でき、多くの投資家から注目されています。 

まとめ

欲をださず身の丈に合った投資をする

投資運用方法は、投資家それぞれの家族構成、投資期間、資産状況・資金力、将来設計や投資方針などが異なるため千差万別です。

短期間に一攫千金を狙うのは投機で、投資はギャンブルではありません。

他人の意見を鵜呑みにするのはなく、投資スキルを高めて身の丈に合った堅実な投資が大切です。

長期的に分散投資できる銘柄にコツコツと積み立てる

投資の基本は、「長期・積立・分散」です。

資産運用には、「卵を一つのかごに盛るな」というリスク分散のことわざがあります。

値動きが異なる複数の資産を組み合わせて分散することで、リスクを分散しリターンの最大化を図ることができ、20年以上の長期間運用することで統計上、リターンはほぼプラスとなります。

暴落しても焦って売らない

 株価の暴落は約10年周期でくるといわれています。

大幅に下落する局面に遭遇した投資初心者は株価下落により資産が大幅に減少するため不安から焦って売却し、資産を減らすことがよくあります。

株価は経済・景気の動向や金融政策などにより、上昇、下落を繰り返しながら経済成長に連動して徐々に成長していくために、株価が下落してもいずれ安定し、上昇に転じることは過去の実績が示す通りです。

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マネーリテラシー編集部

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