「フランスに行ってみたい!」
「フランス映画を字幕なしで鑑賞してみたい」
「会社からフランス出向を命じられた」
フランス語に興味を持ち、学ぼうとする理由は人それぞれだと思います。
ではどのようにフランス語の勉強を始めたら良いのでしょうか?
実際にフランス語を学び、フランス留学までした筆者がフランス語超初心者でも
分かりやすいよう詳しく説明したいと思います。
フランス語の勉強はなにから始めればいい?どんな言語かを理解するステップ
1.結論から言えば独学可能です
下記に詳細を書きますが、今はテキストやフランス語の本、ラジオやYoutubeなどフランス語に触れる機会はたくさんあります。
急に完璧な文法を覚えたりするのではなく、カジュアルに始めたほうがいいと思います。
2.目的を持とう
フランス語の勉強を始めようと思ったきっかけはなんでしょうか?
それによって勉強の仕方は変わってきます。
例えば「旅行に行って困らない程度のフランス語を覚えたい」とか、シャンソンを上手に歌いたいなど、自分の興味のある方面から始めるのがベストだと思います。
3.どんな言語か知ろう
勉強するにはまずどんな言語かを知ることが大切です。
その上で自分が習得可能なのか考えてみましょう。
フランス語はフランスだけで使用されている言語ではありません。
現在フランス語を話す人の数は世界第5位。2億7400万人が使用しています。
この中の半分以上がアフリカ大陸で使用されています。
今後アフリカ人の人口が増え続けるとフランス語人口も増えることになるでしょう。
4.フランスってどんな国?
フランス自体は公用語がフランス語、通貨はユーロ(約155円・2023年6月現在)
人口:約6,790万人
面積:54万4,000平方キロメートル
首都:パリ
(参照:外務省HP2022年度データ)
ご自分でもどんな国なのか興味のある分野から調べてみてくださいね。
初心者がフランス語を勉強する5つの方法!まずはとにかく触れてみよう
フランス語の勉強を始めよう!そう決心したあなたのはじめのハードルは低いほうが良いですよね。
いきなりフランス留学はおすすめしませんが、旅行に行ってみるのはアリかと思います。
ではそれ以外にどのような方法があるのか見ていきましょう!
1.NHKフランス語講座
NHKフランス語講座はラジオとテレビがあってどちらの講座も4月から開始となります。
テキストが書店にありますのでまずそちらを購入してみましょう。
テキストを手元に置いてラジオやテレビを視聴します。
話者が発音したフランス語はあまりよくわからなくても繰り返してみてください。
ここでも最大のポイントはできるだけマネすること!
繰り返し似たような発音になるよう頑張ってみてください。
フランス人っぽくうまく発音できると「できた!」と思えるのでモチベーション上げていきましょう!
2.映画
フランスに興味を持ったあなたはアート・映画・建築等フランスのカルチャーに興味がある方も多いと思います。
そんなあなたにぴったりなのがフランス映画です。
とりあえず字幕付きでいいのでこんなセリフの時はこういうんだぁ~という目線で見ていきましょう。どんな風に発音するのか少し真似したりしてみてください。
ただし、実際のフランス語と字幕はかなり乖離した表現のこともあるのでなんとなくこんな感じなんだな、という感覚で捉えてみると良いかと思います。
3.フランス放送のラジオやテレビ
今やサブスクやYoutubeでなんでも見れる時代です。
本格的なフランスのニュースやラジオ番組、クイズ番組なんかもありますのでチンプンカンプンでも聞き流して慣れることが大切です。
4.フランス人Youtuberのチャンネル
Youtubeでフランスとか「FRANCE」などと検索してみましょう。
日本人がフランスに行った様子やフランス人が日本に来た様子等
様々なチャンネルにつながりますので気に入ったものから視聴してみてください。
フランス人がフランス語を教えてくれるチャンネルなんかもあります。
今の時代は本当に便利ですね!
5.フランス語の参考書
参考書が好きな方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめしたいのが
「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある! 改訂新版 CD付」です↓
余計なことが書いてなくて端的にまとめられた内容で初心者にもピッタリかと思います。
ただ、好みもありますので一度書店に行って色々見てみると良いと思います。
フランス語を独学で学習することは可能か
では改めて独学での学習が可能なのかお話ししたいと思います。
上記のNHKフランス語講座や参考書などでの独学が十分可能なのは記述した通りです。
ただし、会話を上達させたいのならフランス語に限らず「相手」が必要になります。
今はフランス語が話せる友達を探すことはネット内で十分可能ですので、知らない人と話すことに抵抗が無ければ試してみるのも手ですね。
それ以外にはフランス語スクールに行く王道の方法がありますがこの方法はある程度
お金も必要です。
母国語以外のフランス語を習得(話す)ということ
そしてフランス語を学んだ筆者が一番伝えたい大切なことは、
フランス語に限らず言語は「生もの」であるということ。
ことばは今現在世界中のどこかで使われていて、使い方もゆっくり時間をかけて変化していくいわば「生もの」です。
せっかく2年かけて勉強しても、フランス語に接することなく2年経てば
習得した知識は半分以下になるでしょう。使用しない期間が長ければ長いほど忘れてしまうのはほんとうに切ない限りです・・・
知識を風化させない為にも上記のようにいかにフランス語に接する機会を増やすかが勉強
した後のカギになってくると思います。
とは言え学んだことは一生の財産になります。
頑張って勉強しましょう!