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少ない収入でお金を貯める5つの方法【仕組みができればカンタン】

「貯金がしたい!でも収入が少ないから貯金ができない」

「我慢はイヤ」

「ストレスなく貯金したい」

筆者も貯金ができないタイプだったので「楽して貯めたい」気持ちはよく分かります。

この記事では「自然にお金が貯まる仕組みの作り方」を提案します。

仕組みを作って軌道に乗せるまでがとにかく大変です。

その代わり、いったん仕組みを作り慣れて軌道に乗ってしまえば、徐々にストレスがなくなり自然にお金が貯まっていきます。

少しずつ増えていく口座残高を見てニヤニヤできるようになればこっちのもの。

「貯めるのが快感」になって資産が勝手に増えていくステージが手に入ったも同然ですよ。

【実例】節約1年目で100万円を貯めた方法

貯金には順番があります。筆者はこの順番を分かっていなかったので、効果のない節約法を続けていて結果が出ませんでした。

スーパーで少しでも安いものを買ったり、電気や水道をこまめに止めたりしましたが、ほとんど節約効果がないことに気付かなかったのです。 

しかし、節約の仕方を学んだことで、目標だった100万円を1年で貯めることに成功しました。

家じゅうの不用品を売り、家計簿をつけて固定費を見直し、変動費の管理をして徹底的に貯めました。

節約生活はつらいイメージしかないと思いますが、つらいのは最初の3カ月だけです。

あなたも3カ月間、歯を食いしばって乗り越えてください。

それでは、具体的なやり方を見ていきましょう。

少ない収入でお金を貯める5つの方法

  1. 断捨離して物欲を減らす
  2. 毎月の収支を把握する
  3. 固定費を見直す
  4. 目標と期限を明確にする
  5. 変動費の予算を設定する

目標の金額を貯めてニッコリ笑っている自分を想像して、一つずつ行動していきましょう。

①断捨離して物欲を減らす

まず、身のまわりのものをできるだけ減らします。

思い切って8割くらい手放したいです。

手放せば手放すほど、入れる(買う)ことに慎重になり、余計な買い物をしなくなるので徹底して手放してください。

ドラマや映画を見ていて、お金持ちの家はスッキリ片付いていて、貧乏な家はモノを多くため込むイメージがありませんか?

これは収入の多い少ないではなく、お金の使い方の違いです。

お金の使い方を根本から見直すことで、妥協した買い物はしなくなり、気に入ったものを長く使うようになります。

手放すことが節約につながるのです。 

売れそうなものは買取業者かメルカリで売り、売上金は貯金用口座に入れましょう。

②毎月の収支を把握する

不用品を手放すのと同時進行で家計簿をつけ始めましょう。

毎月の固定費を洗い出すことと、光熱費や食費などの変動費をきちんと把握することが目的です。

ダイエットを例にすると効果が分かりやすいです。

・毎日体重計に乗って、体重と食べたものを記録しているAさん
・毎日食べるものを少し減らしているだけのBさん

3か月後、Aさんの方がダイエットに成功していると思いませんか?

家計管理はスマホアプリが簡単です。

外出中でも出金があるたびにスマホに入力する癖をつけ、徹底的にお金の流れを管理しましょう。

③固定費を見直す

家計簿から洗い出した出費のうち、固定費を一つずつ見ていきましょう。

見直すことで節約効果が大きいものは、次のようなものです。 

  • 車(どうしても必要な地域に住んでいる場合を除きます。電車じゃダメですか)
  • 保険(過剰な保険に入っていませんか)
  • 家賃(周辺の相場と比較し、交渉すれば家賃が下がることも)
  • 光熱費(何年も見直してないなら安くなりそう)
  • インターネット(スマホのテザリングだけで十分かも)
  • スマホ(三大キャリアを使っている人は必ず見直して)
  • サブスク(契約したことを忘れているサブスクがあったら即解約)

 ここまでできたら、毎月の支出がスマートになったはずです。

節約できた分はそのまま貯金用口座に入金し、毎月の貯金額のベースにします。

④目標と期限を明確にする

固定費を見直すことで毎月貯金できる額がぼんやり見えてきたのではないでしょうか。

次は「なんのために」「いつまでに」「いくら」貯めるのか、はっきり決めましょう。

「来年国内旅行をするために○万円貯める」「いつまでに○○を買う」など、数年以内に達成したい目標があるとモチベーションが続きやすいです。

期限が決まったら毎月の最低貯蓄額が決まります。

毎月収入が入った瞬間に貯金口座に移し「天引き」にしましょう。

「余ったら貯金しよう」という発想は捨ててください。

目標はいつも目に付くところに貼って、常に意識している環境にしてしまうのが効果的。

欲しいものの写真をスマホの待ち受けにするのもおすすめです。

⑤変動費の目標を設定する

固定費の次は変動費を見直します。

固定費で毎月一定額を貯金できているはずなので、貯金目標額の不足分は変動費で調整しましょう。

変動費で意識したいのはこれらです。

  • 食費(自炊、弁当、水筒は必須です)
  • 服飾費(予算を決めましょう)
  • 交際費(予算を決めましょう)

コンビニはスーパーより割高なので利用禁止です。 

本や洋服、趣味のものはメルカリの売上金額から購入するのも節約効果が大きいです。

まとめ

金融広報中央委員会の2022年の調査によると、金融資産の保有目的は、20代も含むすべての年代で「老後の生活資金」が第一位でした。

次いで「病気や災害への備え」「目的はないが貯金がないと不安」と続きます。

この結果をみると、何のために働いているのかわからなくなってきませんか。

この記事では筆者が実践して効果のあった節約と貯金の仕方をテーマとしました。

しかし、本当に筆者がおすすめしたいお金の使い方は「自己投資」です。

若ければ若いほど自分に投資して、収入を増やすことに貪欲になって欲しい。

そして投資した額の何倍も回収して収入を伸ばす努力もしてほしいと思っています。

 節約や貯金はいったん仕組みを作ってしまえば、あとはその生活をキープするだけなので無理なく貯まっていきます。

ぜひ気合をいれて最初の3カ月を乗り越えてください。

節約に慣れ、生活や時間に余裕ができたら自己投資も取り入れて、収入アップを視野に行動を続けてください。

ライター:岩田道(いわた みち)

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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