「株をやっていることは他人に言わないほうがいいのかな」と悩んでいませんか?
株をやっている人にとっては、身近な投資仲間がほしかったり、情報交換をしたいなどという理由で周囲に話したくなるでしょう。
筆者も株をやり始めた頃は、同じような思いでした。
ただ、他人に株をやっていることは言わないほうがいいです。
一歩間違えれば、周囲との関係が悪化したり、職場で働きにくくなる危険性があります。
そこでこの記事では「なぜ他人に言わないほうがいいのか」の理由について解説していきます。
話す相手は選ぶべき!株をやっているとは言わないほうがいい理由7選
株をやったことがない人にとって、株は別世界のものです。
そのため、株をやったことがない人には、次のような理由で話さないことをおすすめします。
理由①お金持ちだと勘違いされ嫉妬される
株をやっていない人からすると、株は「お金に余裕がある人がやるもの」「まとまったお金がないとできないもの」と考えている人がいます。
裕福ではないにもかかわらず、周りからお金持ちだと思われて生活することはつらいものです。
また、お金持ちと思われれば、妬みや嫉妬などをかってしまうことがあるため、周囲との良好な関係が壊れてしまうかもしれません。
理由②お金目当ての人が近寄ってくる
お金持ちだと勘違いされれば、嫉妬されるだけでなく、お金目当ての人が近寄ってくるでしょう。
「宝くじに当たると親戚が増える」といいますが、同じような現象です。
食事をおごるくらいで済めばいいですが、最悪の場合「お金を貸してほしい」と言ってくる人が近づいてくるかもしれません。
お金というのは人を連れてくることもあるため注意しましょう。
特に株で利益を上げていることを周囲に漏らすことは避けた方がいいです。
理由③ギャンブル好きと勘違いされる
株=ギャンブルと考える人もいます。
ギャンブルにはネガティブな印象を持っている人も多く、危ないことに巻き込まれたくないと距離を置かれてしまうかもしれません。
株をやっている人からするとギャンブルとは違うと思うでしょうが、お金を失う可能性があることだけは似ているため、そう思われてしまうのかもしれませんね。
理由④仕事をさぼっていると勘違いされる
職場であれば「仕事をさぼっているのではないか」という目で見られやすくなります。
例えば、席から外すだけで「株取引のための席外しか?」「本当にトイレか?」などという疑いです。
職場での評価にも影響を与えるかもしれないため、注意が必要です。
理由⑤仕事のパフォーマンスが落ちると株のせいにされる
仕事で失敗などをすると、株をやっていることが原因と思われるようになります。
「昨日遅くまで取引してたんじゃないか」「取引で損して気持ちが落ち込んでいるのか」などと言われるのは、気分的にはいいものではありません。
仕事と投資(プライベート)を切り離したいなら、変な誤解を生まないためにも職場では言わないほうがいいかもしれません。
理由⑥周囲に話すメリットがない
自分が株をやっていることを、株をやっていない人に話すメリットはないでしょう。
人によっては「すごいね」など言われて承認欲求を満たせることがメリットといえるかもしれませんが、本音で「株をやっている」=「すごい人」と思う人はそこまで多くはないでしょう。
理由⑦株に興味がない人から嫌がられる
株をやっていない理由の中には「そもそも興味がない」というものがあります。
そのような人にとって「株をやっている」と言われても興味がないですし、場合によっては自慢にも聞こえ、うっとおしく思われてしまうかもしれません。
もし株の話題を話したいのであれば、相手が受け入れてくれる人なのかを見極める必要があります。
それでも株をやっていることを話したいならどうする?
株をやっていることを周囲に話す必要はないですが、投資を始めたてで利益がでたときなどは気持ちも高ぶって周囲に話したくてたまらなくなりますよね。
そのようなときは、以下のような人・行動をとってみてはいかがでしょうか。
付き合いの長い親しい友人に話す
まずは付き合いの長い友人に話しましょう!
お互いの性格や趣味などを把握していれば、きっと投資をしていることを知ったとしても素直に受け入れてくれるはずです。
もしかすると株をやったことがなくても、株に興味を持って新たな共通の話題ができるかもしれませんよ。
株式投資経験がある人に話す
周囲に株の経験がある人がいれば、その人に話しかけてみましょう。
ただ、同じように秘密にしているかもしれないため、仲間を探すのが難しいかもしれませんね。
そのようなときは、オンラインサロンやオフ会など投資家が集まるイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
共通の趣味をもつ仲間と出会えるかもしれません。
X(旧ツイッター)で発信する
Xで株関連の発信をすれば、きっと同じような境遇の人たちがフォローしてくれるかもしれません。
そこで、新たな出会いや情報交換が生まれればいいですね。
まとめ
- 株をやっていることは、周囲に言わないほうがいい。話す人によっては、株に対する先入観や偏見をもっているため、誤解を招く恐れがあります。
- もし周囲に話したいのであれば、親しい友人や株をやったことがある人などに絞ったほうがいいでしょう。
最近では、男女・年齢層問わず、株をやっている人の割合は増えてきているため、先入観や偏見を持つ人は減ってきています。
筆者も株をやっていますが、このような悩みを持たずに誰とでも株の話ができる社会になってほしいですね。
ライター名:金融ライター ひろきち