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池田泉州銀行はやばい?過去の不祥事と現在の状況、将来性を調査・検証

今回は池田泉州銀行がやばいといわれる根拠と、銀行全体の状況、今後の展望について調査・検証していきます。

この記事でわかること

  • 池田泉州銀行であった過去のやばい不祥事
  • 池田泉州銀行の利用者からの評判
  • 池田泉州銀行の業績と経営状況
  • 池田泉州銀行の今後の展望

FPを持つ家計アドバイザーの筆者が、これらについて事実をもとにわかりやすく解説していきます。

この記事を読めば、池田泉州銀行に関連する心配はすべて解消されること間違いありません。

池田泉州銀行で過去にあったやばい不祥事

まず、池田泉州銀行で実際にあったやばい不祥事を見ていきましょう。

38歳の男性行員が顧客の預金計2億2,600万円を着服 

2007年から2019年にかけて、池田泉州銀行に勤める38歳の男性行員が顧客10人の預金から計2億2,600万円を着服した事件。

預かったキャッシュカードを不正に使用し、現金を56回にわたって引き出し着服しました。

この行員は引き出した金をFXや遊興費に使ったとのことです。

その後、この行員は解雇されています。

男性派遣社員が取引先3社の預金計695万円を着服 

2019年、池田泉州銀行に勤務する60歳の男性派遣社員が、取引先3社の預金計695万円を着服した事件。

この派遣社員は着服した金を借金の返済や医療費などにあてていたということです。

その後、派遣契約を解除されています。

20代の男性行員が顧客から預かった現金4,251万円を着服 

2018年から2021年にかけて池田泉州銀行に勤める20代の男性行員が、顧客6名から投資信託の購入を目的として預かった現金4,251万円を着服した事件。

この行員は着服した金を株式投資やFX取引に使ったとのこと。

その後、行員は解雇されています。

池田泉州銀行のやばい不祥事に対する口コミ

池田泉州銀行はブラック企業なのか? 

行員による現金の横領事件が複数あったとなると、池田泉州銀行の内部事情も気になりますね。

ここでは、池田泉州銀行の行員による働く側の口コミを見てみましょう。

池田泉州銀行の行員による不満の口コミ 

池田泉州銀行の行員による良い点を挙げた口コミ 

(引用元:Yahoo!しごとカタログ

賃金面の不満やパワハラが行われていたというのは生々しいコメントですね。

一方で、制度休暇の消化が徹底されている、また男女の区別なくやりがいをもって仕事ができるという、良いところもあるようです。

では、池田泉州銀行の営業エリアや規模など、基本的な事項について見ていきましょう。

池田泉州銀行の基本情報

池田泉州銀行は、大阪府に本店を置く地方銀行です。

大阪府、兵庫県、和歌山県に合わせて139の支店をもち、行員数約2,000名が働いています。

池田泉州銀行は2010年に旧池田銀行と旧泉州銀行が合併しスタートしました。

合併の経緯

  • 旧池田銀行 業績が悪化していた
  • 旧泉州銀行 メガバンクの支配から独立を目指していた

これらの理由から、両行は協議をすすめ合併に至りました。

また、池田泉州銀行は、池田泉州ホールディングスの中核企業として位置づけられます。

池田泉州ホールディングスのグループ各社

池田泉州銀行、池田泉州TT証券、池田泉州リース、池田泉州信用保証 など計12社

池田泉州銀行が展開している独自のサービス

数ある銀行の中で池田泉州銀行は他の銀行とどう違うのか、また独自のサービスはあるのかを見ていきます。

定期預金は抽選で宝塚歌劇に招待

「すみれの花定期預金」とよばれる定期預金商品です。

口座を開設すると毎月抽選を行い、年間1,000組(2,000名)を宝塚歌劇に招待します。

住宅ローンは団信が充実している

住宅ローンを利用するさいの団体信用生命保険です。

池田泉州銀行では、この団信のプランが複数用意されており、充実しています。

  • 引受緩和型
  • がん保障特約付、リビングニーズ付
  • 3大疾病保障特約付、リビングニーズ付
  • ライフサポート

池田泉州銀行の業績と経営状況

ここで、池田泉州銀行の業績と経営状況を見てみましょう。

(引用元:SBI証券

2019年から売上高が減少傾向となりますが、その後は横ばいとなっています。

また、経常利益は2016年から2020年にかけて減少が続きますが、その後は上昇に転じていることがわかりますね。

池田泉州銀行の良い評判

池田泉州銀行であった過去のやばい不祥事やブラック企業と思われる口コミを紹介しましたが、ここでは利用者からの良い評判を紹介します。

税金の納付に訪れたら行員の対応がよかった、また便利な多機能カードを発行しているという良い口コミですね。

池田泉州銀行の今後の展望と経営計画

池田泉州銀行より発表されている今後の展望と経営計画によると、今後は銀行部門単体での業務展開ではなく、池田泉州グループ各社で協働する総力展開にシフトするとのことです。

また、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて主催者、出展者、あるいは地域に対する金融サービスに対応できるよう準備を進めています。

さらに、中小企業向けの融資に特化したネット専業銀行を設立するとの発表がありました。

これは、2023年度内に準備会社を立ち上げ、数年内に設立を目指しています。

まとめ:池田泉州銀行、過去はやばいが今後は心配なさそう

今回は池田泉州銀行における過去のやばい不祥事と、現在の状況、今後の展望について調査・検証しお届けしました。

池田泉州銀行は過去に行員による横領など不祥事があったものの、行員個人が行ったもので、幹部や経営者が関与した組織ぐるみのものではありません。

また、利用者にきちんとお詫びするなど、再発防止に取り組んでいます。

組織全体ではまじめに業務を行っており、業績の推移と将来の経営計画から、安心して利用できる銀行といえるのではないでしょうか。

(参考サイト:日本経済新聞
(参考サイト:GoodWay
(参考サイト:池田泉州銀行公式HP
(参考サイト:時事ドットコム

ライター名:FP2級/家計アドバイザー 瀬木直人

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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