「仕事でミスばかりの自分に嫌気がさす」
「ミスばかりで職場に居場所がない」
そんな窮屈な気持ちで毎日過ごしていませんか?
何度も同じミスをして、自分に落胆して、またミスをして…。
そんな負の連鎖に陥るとメンタルを保つのが難しくなります。
本記事では、そんな悩める社会人に向けて、仕事でのミスを減らすために意識することと、大事な行動6選をご紹介します。
仕事でミスばかりの人が減らすために意識すること
仕事でミスを減らすためには、仕事での段取り力やテクニックを磨く前に、まずは大前提である考え方を意識しておくことが重要です。
仕事でミスをしない人はいないことを頭の片隅に入れておこう
誰しもが完璧ではなく、仕事でミスをすることは避けられません。
プライベートでの出来事や、自身の体調が原因でミスをしてしまうこともありますし、すべてを完璧にはできません。
大切なのは、ミスを恐れすぎてしまうことと、ミスをした後の活かし方です。
仕事でのミスは様々な要因が絡み合って発生するものであり、完璧な人はいないと覚えておきましょう。
仕事でのミスはネガティブな側面だけではないことを知っておこう
仕事でミスをすると、ついネガティブな側面ばかりに目が行きがちですが、実際にはミスから得られるポジティブな要素も多く存在します。
これは「物事をどう捉えるか」によります。
仕事でのミスはもちろん落ち込みますし、ポジティブに捉えることは簡単ではありません。
ですが「少しずつ」自分の成長の機会だと捉えられるよう頑張ってみましょう。
その意識の繰り返しが、物事に対する考え方の習慣を生み出し、仕事を含め逆境に立ち向かう強さを身につける訓練になるでしょう。
自分は仕事でミスばかりの人間であるということを常に認識しておこう
自分が仕事でミスをしやすい人間であることを認識することが、改善への第一歩です。
自分のミスが多いと認識することで、業務をより慎重に進めることができるでしょう。
そして、その意識の変化が、自分自身の行動を変えるきっかけになります。
勘違いしてはいけないのが、この考え方は自分自身を過小評価するという意味ではないことです。
ミスを減らすための大事な考え方と捉え、日常的に意識付けていきましょう。
仕事でミスをしないために大事な行動6選!
1.仕事でのミスのパターンを把握しよう
まずは、自分がどのような場面でミスをしやすいのかを把握しましょう。
過去のミスを振り返り、共通点やパターンを見つけ出すことで、対策を立てることができます。
例えば、急いでいるときにミスが多いのであれば、スケジュール管理を見直す必要がありますし、金額や数量などの数字で見落とすことが多いのであれば、数字のチェックは複数回行うなどの対策を立てることができます。
ほんの些細な部分でも良いので、自分がミスをする時のパターンを把握しておきましょう。
(出典:株式会社ビズヒッツ 【仕事でやりがちなミスランキング】男女500人アンケート調査)
2.一つずつ、丁寧に取り組もう
どうしてもスピードを求めてしまいますが、それは慣れてくると自然に身につくものです。
複数のタスクを同時にこなす場合は集中力が分散し、ミスが発生しやすくなります。
「マルチタスク」を脱却し「シングルタスク」の繰り返しで仕事を進めていきましょう。
3.ひと呼吸置くクセをつけよう
忙しいときでも、ひと呼吸置いてから作業に取り掛かることをおすすめします。
焦ったまま作業をすると、頭がいっぱいになり冷静な判断力を失い、普段しないようなミスも引き起こす可能性があります。
また、焦ったところで、結局は早めに処理できていないことの方が多いものです。
忙しいときほど、ひと呼吸置くクセを身につけておくことで、ミスを格段に減らすことができるでしょう。
おすすめは、少し散歩してみたり、深呼吸をしてみることです。
4.重大な業務はダブルチェックをお願いしよう
重要な業務やミスが許されない作業は、他の人にダブルチェックを依頼しましょう。
自分が作った資料は、自分では内容を把握しているため、誤字脱字などのミスに気づくことが難しいです。
なので、中身を知らない同僚や上司に確認をしてもらうことをおすすめします。
逆に、自分が同僚のチェックも実施してあげることで、組織としてミスを減らしていくことができるでしょう。
5.勇気を出して、ミスが多いことを相談してみよう
上司や同僚にストレートに相談してみるのもおすすめです。
上司や同僚は、周りの仕事ぶりをよく見ています。
直接聞くのは少し勇気がいることですが、「聞くはいっときの恥。聞かぬは一生の恥」です。
勇気を出して聞いてみましょう!自分にピッタリの改善策があるかもしれません。
自分の悩みを周りに共有しておくことで、自分の中での安心感が生まれるとともに、周りも気にかけてくれるようになるでしょう。
6.仕事がデキる人の対策を聞いてみよう
仕事ができる人のやり方や対策を参考にすることも効果的です。
目標とする人がどうやってミスを防いでいるのか、そのノウハウを学ぶことで自分の成長にもつなげることができます。
デキる人の方法を観察し、実践することで、自分のミスを減らすヒントを得ることができるでしょう。
仕事でミスばかりでも思い詰めないための方法
謝ったら済む場合は、謝っておけばよい
もちろん、本当に自分に責任があった場合は、誠心誠意謝罪をすることが大切です。
しかし、ときには自分の心を大事にするために、平謝りをすることも大切です。
少し言い方が悪いので訂正すると、「全てを自分の責任と感じ、思い詰めるのはやめましょう」ということ。
実は、ミスというのは自分だけのせいではない場面が多いものです。
そもそもの組織体制に問題がある場合もあります。
反省する部分はしっかりと反省し、謝罪をしたらすぐに改善の方向へと舵をとりましょう。
仕事や責任も大切ですが、自分自身のことも大切にしていきましょう。
仕事でミスをしてもフォローしてもらえるような人柄を目指そう
人間は感情の生き物です。どうしても、「手を差し伸べたくなる人」というのは存在します。
日頃の挨拶・礼儀・仕事への取り組み方など、「人としての行動」を心掛けることで、フォローしてもらえる自分づくりにもエネルギーを注ぎましょう。
その行動が習慣となり、継続して時間が経ったとき、あなたは逆にフォローをする立場になっているでしょう。
仕事でミスをしても自分を否定しないことを心がけよう
仕事でミスをしない人はいません。
そのため、ミスをどれだけ減らしていけるかが重要になります。
ミスに対して自分を責めることはせず、できるだけ伸びしろだと切り替えられるようにしましょう。
自分の心の持ち方で、人生の豊かさがグッと変わりますよ。
まとめ
今回は、自分は仕事でミスばかりだと悩んでいる人向けに、ミスを減らすために意識することと大事な行動6選を紹介しました。
どれも「できることから少しずつ」で構いませんので、読者の皆さまのストレス軽減に貢献できれば幸いです。