広告 News・最新情報

出張買取が危険な理由4選!アポなし出張買取業者への8つの対処法も解説

「買い取って欲しい物が多くて運べないから、出張買取を頼もうと思ったけど危険って聞いた。理由は?」

「アポなしで出張買取が来たけど、応対しない方がいいかな?」

そんな悩みを抱えていませんか?

結論をいいますと、出張買取のすべてが危険なわけではありません。

しかし、なかには勝手に家に上がり込んだり、買取に応じないと帰らないと脅したりするなどの犯罪行為を行う業者もいます。

さらには、出張買取そのものが新たな犯罪を呼び込む可能性もあるといえるでしょう。

この記事では、出張買取について

  • 危険な理由4選
  • 8つの対処法

を解説します。

この記事を読むことで、危険な出張買取業者から自分の身を守る対処法を知ることができます。

ぜひ最後までお読みください。

出張買取が危険な理由4選

ここでは出張買取が危険な理由として、以下の4つを紹介します。

  • 犯罪に巻き込まれるおそれがある
  • 高額品だけしか買い取らない
  • 相場以下の値段で買い取ろうとする
  • 訪問してくる人によって当たり外れがある

X(旧Twitter)の口コミと併せて、1つずつ解説していきます。

理由①:犯罪に巻き込まれるおそれがある

出張買取業者を受け入れた結果、新たな犯罪に巻き込まれるおそれもあるようです。

出張買取を表向きの理由として、実は事前下見で家の中の構造や家族構成、経済状況などを把握して、後で窃盗に入るというパターンも想定できます。

さらには業者が買い取った品物が売り物にならないと分かった場合、不法投棄されるおそれもあるでしょう。

不法投棄された場合、業者への依頼の事実が証明できないと、利用者側が罪に問われるおそれがあるため注意が必要です。

https://twitter.com/m0gm0gsan/status/1679024609071595520
https://twitter.com/pennoato/status/1725015744554131829

理由②:高額品だけしか買い取らない

何でも買い取りますとうたっておきながら、貴金属やブランド品などの高額商品しか買い取らない出張買取業者も存在します。

業者のホームページには何でも買い取るとうたっておきながら、実際に査定に来たときに「得意分野じゃない」や「状態が悪いから買取できない」などと言い訳して、買取不可といわれるケースもあるようです。

理由③:相場以下の値段で買い取ろうとする

相場より低い値段で、買い取ろうとする出張買取業者もいるようです。

口コミでは、出張買取で売却した後、ヤフオク!で同じ品物を見た際に3倍以上高い価格で販売されていたなどといった意見もあります。

なかには業者が相場以下でしか買取できないことを自ら打ち明けてくれた結果、出張買取では売却せずオークションで売却したという人もいました。

https://twitter.com/hir0217/status/1729752436770758691

理由④:訪問してくる人によって当たり外れがある

出張買取業者の対応によって、不快を感じる人もいるようです。

以下は、X(旧Twitter)などでみかけた口コミです。

  • 勝手に家に上がり込む
  • 買取希望ではないものまで買い取ろうとする
  • 買取に応じるまで帰らないと脅す
  • 名刺を渡してこない
  • 契約書を発行しない
  • クーリングオフの説明がない、説明不足
  • タバコ臭い など

もちろん、すべての業者が不快な行為をするわけではありません。

しかし家に上げるということは、思わぬ行為をしでかす業者もいると考えた方が良いでしょう。

危険な出張買取への8つの対処法

出張買取が危険な理由を説明しましたが、対処法もあります。

ここでは危険な出張買取への対処法として、以下の8つを紹介します。

  • 古物商許可証または行商従事者証を提示させる
  • 契約書を必ず発行させる
  • クーリングオフをする
  • アポなしの出張買取には応対しない
  • 出張買取業者は自分で調べて依頼する
  • 許可を得ている業者かどうかを調べる
  • 口コミを調べる
  • 事前に買取に出す品物の相場を調べる

自分の身を守るためにも是非お読みください。

対処法①:古物商許可証または行商従事者証を提示させる

買取ができる業者は、古物商許可証または行商従事者証の携帯が義務付けられています。

「古物商許可証」は、許可をもらった本人が携帯するもので「行商従事者証」は、従業員が携帯するものです。

アポなしで出張買取業者が来た場合、古物商許可証または行商従事者証を提示させましょう。

業者が「今持っていない」や「持ってきていると思ったけど忘れてきた」などといって許可証を提示しない場合、断ることが大切です。

対処法②:契約書を必ず発行させる

買取の際は、必ず契約書を発行させましょう。

のちのちクーリングオフをするにも買取業者の情報が分からないと、手続きが難しくなるためです。

契約書の発行を渋った場合、買取に応じてはいけません。

必ず契約書を発行させるとともに、担当者の名刺も貰うようにしましょう。

余裕があれば、業者や担当者の電話番号が通じるかを担当者の目の前で確認することをおすすめします。

対処法③:クーリングオフをする【契約書を貰った日から8日間】

(画像引用元:独立行政法人国民生活センター|クーリング・オフ通知はがきの記載例

アポなしの出張買取を利用した結果、不満を感じた場合、クーリングオフすることをおすすめします。

クーリングオフは、契約書を貰った日から8日経つまでに手続きする必要があります。

はがきなどの書面や、メールなどの電磁的記録で手続き可能です。

出張買取のクーリングオフの手続きには

  • 買取した年月日
  • 買取した業者名
  • 買取した商品名
  • クーリングオフの手続き日(書面の送付日やメールをした日)
  • 品物を引き渡した場合、返還してほしい旨

の記載が必要となります。

はがきなどの書面で手続きした場合は「特定記録郵便」など、メールなどの電磁的記録で手続きした場合はメールの保存やスクリーンショットなどをして、手続きした記録を残しましょう。

クーリングオフの記載例などは、独立行政法人国民生活センターのホームページにおいて画像付きで紹介されています。参考にしてください。

クーリングオフできるかどうかを少しでも悩んだ場合、消費者ホットライン「188」(局番なし)に連絡するか、近くの消費生活センターなどに相談することをおすすめします。

対処法④:アポなしの出張買取には応対しない

そもそも、アポなしの出張買取には応対しないことも必要な対処法です。

アポなしの出張買取業者以外にも

  • トラックで巡回している業者
  • 電話をかけてくる業者
  • チラシを入れてくる業者

も利用は避けましょう。

なおアポなしでの出張買取は、法律違反(特定商取引法第58条の6第1項(不招請勧誘の禁止))です。

アポなしで出張買取に来た場合、玄関先で断るか、玄関を開けないようにする必要があります。

余裕があればアポなしの出張買取は、違法行為であることを伝えましょう。

勝手に家に上がろうとするなどの強硬手段に出たら、110番して警察を呼ぶことをおすすめします。

対処法⑤:出張買取業者は自分で調べて依頼する

買い取ってもらいたい品物の数が多い、忙しいなどの理由で出張買取を利用せざるを得ない場合もあるでしょう。

しかしアポなしの出張買取はそもそも業者が違法ですし、家に上げたことにより犯罪に巻き込まれるおそれもあります。

自分の身を守るためにも、業者は自分で調べてから依頼することをおすすめします。

対処法⑥:許可を得ている業者かどうかを調べる【古物商、一般廃棄物処理業】

出張買取には、古物商の許可が必要です。

不用品の回収には、一般廃棄物処理業の許可が必要となります。

許可を得ていない出張買取業者は違法なため、絶対に利用しないようにしましょう。

なお業者が許可を得ているかどうかの確認ですが、ホームページや名刺に「〇〇県公安委員会許可業者(古物商許可 第〇〇号)」の記載があるかどうかで判断できます。

古物商手続きドットコムでは、全国の古物商許可番号データベースをまとめており、業者を検索可能です。

一般廃棄物処理業の許可については、廃棄物処理業者検索サイト「ZENET」で検索できます。

許可を得ていない業者を利用してしまった場合、のちのちトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるといえるでしょう。

トラブルを避けるためには、許可の有無を確認することをおすすめします。

対処法⑦:口コミを調べる

出張買取業者の口コミを確認することも、危険な業者を選ばないために必要な手段です。

出張買取業者の口コミを紹介しているサイトには、以下の2つがあります。

X(旧Twitter)で確認することや店舗がある業者の場合、Googleの口コミで確認することも有効です。

なお、口コミを参考にする場合、できれば客観的で、なおかつ具体的な意見を述べているものを参考にしましょう。

「お店の人に良くしてもらった」や「この店は最悪」など、一文ニ文だけの口コミは参考にしないことをおすすめします。

ただし、本当に利用したかどうかは分かりませんし、人によって合う合わないがあるため口コミは参考程度と捉えるようにしましょう。

対処法⑧:事前に買取に出す品物の相場を調べる

買取に出す品物の相場を、事前に調べることも自分の身を守る手段の一つです。

相場よりも安く買い取られた、というケースも多いためです。

損をしないためにも、事前に相場を調べることをおすすめします。

大体の相場でも分かっていれば、値段交渉に役立つことでしょう。

まとめ

この記事をまとめると、以下のとおりです。

  • 出張買取が危険な理由は以下の4つ
    • 犯罪に巻き込まれるおそれがある
    • 高額品だけしか買い取らない
    • 相場以下の値段で買い取ろうとする
    • 訪問してくる人によって当たり外れがある
  • 危険な出張買取への対処法は以下の8つ
    • 古物商許可証または行商従事者証を提示させる
    • 契約書を必ず発行させる
    • クーリングオフをする
    • アポなしの出張買取には応対しない
    • 出張買取業者は自分で調べて依頼する
    • 許可を得ている業者かどうかを調べる
    • 口コミを調べる
    • 事前に買取に出す品物の相場を調べる

すべての出張買取業者が危険という訳ではありません。

許可を得て、合法的に出張買取をしている業者も多くあります。

しかし、なかには許可を得ていない悪質な業者も存在しています。

この記事を参考に、紹介した8つの対処法で危険な出張買取から自分の身を守っていきましょう。

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

当メディア「マネーリテラシー」は、お金に関する情報や体験談をわかりやすく、正確にまとめたメディアです。一人でも多くの方が「お金の知識で人生の選択肢を増やす」を目的に運営しております。 記事が役に立ったという方は、X(Twitter)で記事をポストしていただけると嬉しいです。してくれた方には編集長が全員にいいね、フォローして回ります!

-News・最新情報