「写真を売るアプリのおすすめを知りたいな」
「写真を売るアプリでお金を稼ぎたい。稼ぎ方のコツはあるのかな」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
写真を売るアプリは多数あり、それぞれ特徴があります。
共通点としては、スマホさえあれば誰でもすぐに始められることです。
しかしながら、競合相手が多いこともあり、稼ぐためには知っておいた方が良いコツもあります。
この記事では、写真を売るアプリについて
- おすすめ8選
- 5つの稼ぐコツ
- 3つの注意点
- メリット4つとデメリット2つ
を解説します。
ぜひ最後までお読みください。
おすすめの写真を売るアプリ8選
ここでは、写真を売るアプリおすすめ8選を紹介します。
紹介するアプリは
- クリエイター登録基本無料
- 日本のみならず海外でも販売可能
- 日本語で完結可能(出品作業などで英語が必要になる場合あり)
となっています。
写真を売るアプリ8選比較
アプリ名 | 報酬 | 手数料 (報酬率) | OS別アプリの有無 (iOs、Android) | アプリ評価 (満点は5) |
Snapmart | 99円~ | 40~70% (30~60%) | 〇 | iOS:-(評価件数不足) Android:1.9 |
PIXTA | 29円~ | 42~78% (22~58%) | × (iOSのみ) | iOS:1.8 |
shutterstock | 14円~ | 60~85% (15%~40%) | 〇 | iOS:4.3 Android:4.6 |
Etsy | 販売価格は自分で設定 (報酬=販売価格×報酬率) | 出品手数料:1商品につき 0.2米ドル 取引手数料:6.5% | 〇 | iOS:4.8 Android:4.7 |
Artgene | 販売価格は自分で設定 (報酬=販売価格×報酬率) | 30% (70%) | 〇 | iOS:-(評価件数不足) |
EyeEm | Social License: 10米ドル Web License: 25米ドル Full License: 125米ドル | 50% (50%) | 〇 | iOS:4.6 Android:3.6 |
Getty Images | 1,800円~ | 80~85% (15~20%) | 〇 | iOS:4.6 Android:4.3 |
ココナラ | 390円~ | 22% (78%) | 〇 | iOS:4.7 Android:4.4 |
※アプリ評価は、2023年10月時点
写真を売るアプリおすすめ①:Snapmart
(画像引用元:Snapmart)
Snapmartでは、撮影した写真をSNSに投稿するかのように出品して販売することができます。
風景や料理などの日常的な写真も多く販売、購入されていることから、初心者にもおすすめです。
報酬額は99円〜、手数料は40~70%(報酬率30~60%)となっています。
写真を売るアプリおすすめ②:PIXTA
(画像引用元:PIXTA|PIXTAガイド|PIXTAのスマートフォンアプリ登場)
PIXTAでは写真はもちろんのこと、イラストや動画なども販売する日本大手の素材アプリです。
販売前に写真審査がありますが、基準を満たしていればスマホ写真であっても問題なく通過できます。
報酬額は29円〜、手数料は42~78%(報酬率22~58%)です。
写真を売るアプリおすすめ③:shutterstock
(画像引用元:shutterstock|ツール|Mobile Apps)
世界に広く展開し、利用されている大規模な素材アプリがshutterstockです。
世界中にユーザーがおり、写真の販売価格も比較的安いため、売れやすいといえます。
shutterstockの注意点は、クリエイター登録や写真アップロード時のタイトル、タグ付けなどの際に英語が必要なところです。
手数料は60~85%(報酬率15%~40%)で、報酬額は14円~です。
写真を売るアプリおすすめ④:Etsy
(画像引用元:Etsy|Etsy セラーアプリをダウンロード)
Etsyは、オリジナル作品などの出品や購入が可能なオンライン販売アプリです。
写真も販売できます。
海外サービスですが、日本語サイトも用意されています。
英語が苦手な方でも安心して出品できるでしょう。
写真の販売価格は、自分で決めることができます。
販売価格から取引手数料(6.5%)を差し引いた金額が、報酬として支払われます。
Estyでは、1商品出品ごとに0.2米ドルの出品手数料がかかるため注意が必要です。
写真を売るアプリおすすめ⑤:Artgene
(画像引用元:Artgene)
アート寄りの写真の販売と購入に特化したアプリがArtgeneです。
出品した写真が額装されて購入者に届くことが特徴で、写真作家を目指してこだわりの写真を販売したいという方にはおすすめです。
写真の販売価格は、自分自身で設定できます。
報酬は、販売価格から手数料30%(報酬率70%)を差し引いた金額となります。
写真を売るアプリおすすめ⑥:EyeEm
(画像引用元:EyeEm|sell-your-photos)
EyeEmは、ドイツ版Instagramともいえるアプリです。
Instagramと違う点は、写真を販売できるところです。
報酬は、写真の販売価格から手数料50%(報酬率50%)を差し引いた金額となりますが、ライセンスによって写真の販売価格が違います。
ライセンスごとの販売価格は、以下のとおりです。
- Social License:20米ドル(ソーシャルメディア上で商業利用可)
- Web License:50米ドル(Web上や印刷物で商業利用可)
- Full License:250米ドル(媒体に限らず商業利用可)
EyeEmのアプリは日本語に対応していますが、公式サイトは英語かドイツ語かのどちらかにしか対応していないため注意が必要です。
写真を売るアプリおすすめ⑦:Getty Images
(画像引用元:Getty Images|iOS&Android用アプリ)
Getty Imagesは、写真だけでなく映像や音楽なども取り扱っており、世界中にユーザーがいる大規模な素材サイトです。
報酬も高めですが、その分クオリティの高い写真が求められます。
報酬額は1,800円~、手数料は80~85%(報酬率15~20%)です。
写真を売るアプリおすすめ⑧:ココナラ
(画像引用元:ココナラ)
ココナラは個人のスキルを売り買いするアプリで、写真の販売も可能です。
ココナラはユーザーも多数おり、競合相手も多いため写真が売れるまで時間がかかるおそれがあります。
需要があるジャンルを見極めて販売することで、売り上げが見込めるでしょう。
手数料は22%(報酬率78%、最低サービス価格500円)で、報酬は390円~となっています。
写真を売るアプリで稼ぐ5つのコツ
写真を売るアプリは誰でも始められる分、競合相手も多いといえます。
競合相手が多数いても、稼ぐコツを押さえることで売り上げにつなげられるでしょう。
ここでは、写真を売るアプリで稼ぐ5つのコツを1つずつ解説していきます。
稼ぐコツ①:コンセプトやテーマは分かりやすく
コンセプトやテーマが一目で分かる写真は購入されやすいでしょう。
企業などが作成するWeb記事やパンフレットなどの素材には、コンセプトやテーマが分かりやすい写真がよく使われる傾向があります。
稼ぐコツ②:さまざまな構図や角度で撮影する
同じ被写体でも、構図や角度を変えて複数枚撮影しましょう。
写真を使用する素材によって、ニーズが変わることもあります。
構図や角度が違う写真があることで、より多くのニーズに答えることができ、結果として購入されやすくなるでしょう。
余白がある写真にも需要があります。
余白があることで、キャッチコピーやタイトルなどの文字を入れることができるためです。
稼ぐコツ③:タグ付けは適切に
タグは、写真を説明するキーワードの役割を持ちます。
写真を売るアプリでは、出品した写真のクオリティがいくら高くても検索されないと購入されません。
写真に合ったタグ付けはもちろんのこと、できる限り多くタグ付けすることをおすすめします。
稼ぐコツ④:編集技術はあると良し
プロのような編集技術や機材までは必要ないですが、ある程度の編集技術があることで写真のクオリティを高めることができるでしょう。
写真を売るアプリの中には、写真審査があるものもあります。
審査を通過しないことには写真を販売することができません。
編集を加えない場合でも審査を通過することもありますが、編集した方がより通過しやすいといえます。
画像編集ツールは無料で使えるものも多く、編集技術の情報もさまざまな媒体に掲載され、学ぶことができます。
写真審査が通らない場合は、編集に挑戦してみても良いでしょう。
稼ぐコツ⑤:ニーズを分析する
売れ筋を分析することも稼ぐコツの1つです。
PIXTAは「PIXTA analytics」というサイトに訪れた人が検索したキーワードをもとに、購入しようとする人が求めているニーズを分析できるツールを備えています。
Snapmartでは「最近購入された写真」という項目において、実際に購入された写真を公開しています。
分析機能をうまく使うことで、売り上げにつなげられるでしょう。
需要が高いジャンルの一例として、人物写真が挙げられます。
パソコン作業中の人や複数人で会議している状況などの写真が該当しますが、どのアプリでも売れやすい傾向にあります。
ビジネスやダイエット、筋トレなどがテーマの写真も人気があり、需要も高いためおすすめです。
写真を売るアプリ3つの注意点
写真を販売するには注意点があり、守らなかった場合、訴訟問題に発展することや税務署からペナルティを受ける可能性があります。
ここでは、注意点として3つ解説していきます。
注意点①:権利侵害に注意
著作権や肖像権を侵害しないように注意しましょう。
販売する写真に特定できる個人が写っている場合は、肖像権の侵害となるおそれがあります。
販売するには、被写体全員からの許可が必要です。
著作権侵害のおそれがある場合としては、企業のロゴやブランド名などの写り込みが該当します。
他者の権利を侵害した場合、訴訟問題に発展するおそれがあります。
写真の出品前に必ず確認しましょう。
注意点②:利用規約を守る
各アプリには利用規約が定められており、その中にサービス利用時の禁止事項が定められています。
内容としては、他者の権利を侵害する行為の禁止や公序良俗に反するものの販売禁止などです。
利用規約に違反するとアプリの利用停止だけでなく、最悪の場合、損害賠償請求に発展する可能性もあります。
写真を販売する前に一度、利用規約を確認しましょう。
注意点③:年間収入20万円を超えたら確定申告が必要
写真を売るアプリを含めた副業での収入が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要です。
収入とは、副業で得た売り上げから経費などを差し引いた金額をいいます。
副業収入が年間20万円を超えているにも関わらず確定申告しなかった場合、税務署から調査が入りペナルティが課せられる可能性があります。
心当たりがある場合は、事前に確認しましょう。
写真を売るアプリのメリット4つとデメリット2つ
写真を売るアプリには、誰でも始められるなどのメリットがある反面、報酬が高くないなどのデメリットもあります。
ここでは、写真を売るアプリのメリットとデメリットを解説します。
写真を売るアプリ4つのメリット
写真を売るアプリのメリットは、以下の4つです。
- 誰でも始められる
- 過去に撮影した写真も販売できる
- 出品後は放置でOK
- 写真撮影スキルが向上する
1つずつ解説していきます。
メリット①:誰でも始められる
最大のメリットは、誰でもすぐに始められることです。
スマホがあれば、そのほかの費用はかからないため気軽に始めることができます。
メリット②:過去に撮影した写真も販売できる
写真撮影が趣味の人は、今まで撮影した写真も多くあることでしょう。
写真を売るアプリを始める前に撮影した写真であっても、問題なく販売できます。
メリット③:出品後は放置でOK
出品した後は、基本的に放ったらかしで問題ありません。
写真はデジタルデータで販売するため、購入されても売り切れにはならず継続的に販売ができます。
メリット④:写真撮影スキルが向上する
写真を撮り続けることで、自然とスキルアップしていくことでしょう。
販売する写真のクオリティも上がり、さらなる収入につなげることができます。
写真を売るアプリ2つのデメリット
写真を売るアプリのデメリットは、以下の2つです。
- 報酬が高くない
- 競合相手が多い
順に解説します。
デメリット①:報酬は高くない
アプリによっては1枚あたりの報酬が10円台からと、単価が低いことがデメリットです。
副業として収入を増やしたい場合は、需要の高いテーマへの挑戦や販売枚数を増やす必要があります。
デメリット②:競合相手が多い
2つ目のデメリットは、誰でも始められる分、競合相手が多いことです。
競合相手が多い分、すぐに収入につなげることは難しいでしょう。
需要の高いテーマへの挑戦や販売枚数を増やすことに加え、継続して写真を出品し続ける必要もあります。
まとめ
ここまで、おすすめの写真を売るアプリや稼ぐコツ、注意点などを紹介してきました。
写真を売るアプリの大きなメリットは、スマホさえあれば誰でもすぐに始められることです。
写真撮影が趣味の人や、スマホでよく写真を撮影している人には特におすすめです。
この記事を参考に、写真の販売を始めてみてはいかがでしょうか。