儲かる小型株の探し方や、ツールについて気になったことはありませんか?
小型株の注目度は高くありませんが、さまざまな投資メリットがあります。
こちらの記事では、儲かる小型株の探し方・スクリーニング方法・最強ツール3選について解説します。
専業投資家も指標にしている項目なため、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んで、儲かる小型株を簡単に探しましょう。
1.小型株とは
小型株とは、大中型株より時価総額が少額で、あまり出回っていない銘柄のことです。
あまり注目されることの少ない小型株ですが、個人投資家にとっては狙い目です。
次に、そのような小型株に投資するメリットを解説します。
2.小型株に投資するメリット4つ
小型株に投資するメリットは、以下の通りです。
- 少額投資が可能
- 大化け株になる可能性がある
- 個人投資家にチャンスがある
- 株価市場全体の動きに影響を受けにくい
次で、詳しく見てみましょう。
1.少額投資が可能
小型株に投資するメリットは、少額での投資が可能なことです。
大企業など大型株は、最低購入額が100万円〜の場合もざらにあります。
小型株なら、数万円から始められてハードルが低いです。
額が大きくなると腰が重くなるという方は、まず小型株から挑戦しましょう。
2.大化け株になる可能性がある
小型株は、大化け株になる可能性があります。
すでに、最低購入額が数十万の銘柄だと、10倍まではなかなか上がりません。
しかし、有望な小型株に投資すれば、5万円を50万円や500万円に増やすことも可能です。
3.個人投資家にチャンスがある
小型株に投資するメリットは、機関投資家などプロの投資から注目されにくいところです。
個人投資家にもチャンスが大いにあります。
まだ見つけられていない銘柄をいち早く発見すれば、大きな値上がりを期待できるでしょう。
4.株価市場全体の動きに影響を受けにくい
小型株は、内需が中心であることも多く、市場全体の動きの影響を受けにくいです。
そのため、市場全体が低迷している時でも、下がりにくくなります。
3.儲かる小型株の特徴5つ
儲かる小型株の特徴は、以下の5つです。
- 1.業績が良い
- 2.自己資本比率が高い
- 3.PERが15倍以下
- 4.ROEが20%以上
- 5.独自のビジネスモデルがある
次で、詳しく見てみましょう。
1.業績が良い
儲かる小型株の特徴は、業績が伸びていることです。
特に営業業績が良い場合は、本業で稼いでいる証拠です。
ただ、業績が良くても、赤字の場合もあるため純利益も確認しましょう。
3期連続右肩上がりなど、継続的に業績が伸びているかどうかもチェックします。
2.自己資本比率が高い
儲かる小型株かどうか、自己資本率をチェックしましょう。
小型株は、大型株に比べて倒産のリスクも高めなため、借り入れは少ないほうが安心です。
自己資本比率が50%以上であれば、安全性は高いといえます。
また、自己資本が高いと、業績が下がってもすぐには倒産しにくいです。
3.PERが15倍以下
PERとは、株価収益率(Price Earnings Ratio)のことです。
1株あたりの株価が、純利益の何倍で取引されているかがわかります。
PERが低ければ低いほど、お得な状態です。
PERが15%以下だと収益性が高い銘柄なため、目安にしましょう。
4.ROEが20%以上
ROEは、資本をいかに効率的に使えているかの指標です。
日本では、10%以上で高い方ですが、20%のものもみられます。
過去の10倍株も、20%以上のものがみられたため、ROE20%以上を目安にします。
5.独自のビジネスモデルがある
独自のビジネスモデルがあると、安定的な成長が見込めます。
不況に左右されにくかったり、今までにない市場をターゲットにしてたりすると、利益が出やすいので、独自のビジネスモデルに着目しましょう。
4.小型株の探し方|スクリーニング方法
小型株は、スクリーニング条件を以下に設定して、探しましょう。
1.業績が継続して伸びている
2.自己資本比率50%以上
3.PERが15倍以下
4.ROEが20%以上
5.独自のビジネスモデルがあるか
独自のビジネスモデルがあるかどうかの判断は、アナリストの分析結果などを参考にしましょう。
会社名で調べると、出てきます。
初心者には判断が難しいため、補足として考えましょう。
5.最強のスクリーニングツール3選
最強のスクリーニングツールを3つ紹介します。
スクリーニングツールは、効率的に銘柄を探すのに外せません。
自身のスタイルなどに合わせて、使い分けましょう。
1.楽天証券
楽天証券のiSPEEDは、検索結果が見やすく使いやすいと人気です。
初心者にもおすすめで、他社にあまりない検索条件も多くそろっています。
あまり知識がなくても、使いやすいため、初めてのスクリーニングツールとしても役立つでしょう。
2.銘柄スクリーニング(TRADER’S WEB)
TRADER’S WEBは、個人投資家から指示を受けている投資メディアのツールです。
急成長などの買いタイミングや、テーマ別などの条件で調べられます。
スクリーニング以外に、情報収集に利用するのにも役立つでしょう。
3.マネックス証券株式会社
マネックス証券株式会社のスクリーニングツールは、過去10年の長期業績に対応しています。
財務などの項目が細かく設定できるため、企業の財務データを基にしたファンダメンタル投資におすすめです。
6.まとめ
今回は、儲かる小型株の探し方について解説しました。
初めは少額から投資すると、ハードルも低いのではないでしょうか?
まずは、スクリーニングで絞り込んで、大化け株を探しましょう。
※あくまで投資は自己責任でお願いします。
ライター:田中うめ子