COZUCHIは
怪しいのか?
少額から手間をかけずに不動産投資ができる、不動産投資型クラウドファンディングの中でもCOZUCHI(コヅチ)は利回りも高くネットでも注目されています。
しかし、
「COZUCHIは怪しいのではないか」
「COZUCHIに実際に投資しても安全なのか」
と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、
- COZUCHIがなぜ怪しいと言われているのか
- 筆者が何故COZUCHIは比較的安全と考えているのか
について、ご紹介します。
COZUCHIは怪しいのか
投資詐欺なども近年増加傾向にあり、たびたびテレビやネットニュースでも目にします。
リスクに関して敏感なことは、投資するにあたって必要です。
「COZUCHIは怪しいのでは」といった意見も目にすることはありますが、調べていくと比較的安全であると分かりました。
COZUCHIとは
(出典:https://cozuchi.com/ja/ )
COZUCHIはLAETOLIが運営している、不動産投資型クラウドファンディングです。
コンセプトは「想いと豊かさを循環させる不動産投資」で、ミドルリスク・ミドルリターンを目指す投資サービスです。
従来の不動産投資は、資金が多く必要でハードルの高いものでした。しかしCOZUCHIは、1口1万円から投資できるため、まとまった資金がない方でも手軽に始められます。
登録から投資まで全てインターネット上で完結し、24時間365日いつでもどこでも投資が可能です。
COZUCHI怪しい理由1:運営会社が非上場
COZUCHIの運営会社LAETOLIは非上場企業です。
不動産投資型クラウドファンディングを選ぶ際、運営会社の信頼性も判断材料となります。
上場企業ではないCOZUCHIは入手できる情報が限られます。
非上場は怪しいということにはなりませんが、リスクが高いのではと懸念されている可能性はあります。
運営会社LAETOLIとは
設立 | 1999年5月20日 |
資本金 | 1億円 |
登録免許 | 宅地建物取引業者 東京都知事(5)77822号不動産特定事業共同体 東京都知事 第60号金融商品取引業 関東金融局長(金商)第740号 |
運営会社LAETOLIは、非上場企業ですが資本金1億円がある企業で、比較的規模の大きい会社と考えられます。
また、1999年創業で歴史も十分にある企業のため、投資用不動産に関する知識やノウハウを十分に保有しています。
上場はしていませんが、登録免許も得て運営されているため、比較的安全性が高いと言えます。
リスクを低くする仕組み
COZUCHIはリスクを低くする仕組みが充実しています。
まずは、優先劣後方式です。
優先劣後方式とは、運営がうまく行かず損失が出た場合、最初に運営会社の出資金(劣後出資者)から補てんする方法です。
劣後出資の割合が高いほど投資家(優先出資者)のリスクは低くなり、安全性が高いといえます。
COZUCHIの劣後出資比率は10%から60%で、割合はプロジェクトにより異なります。
また、優先劣後方式以外にも案件に応じたリスクマネジメント手法を取り入れています。
- 所有者から建物を一括して借り上げる「マスターリース契約」
- キャピタルゲイン物件には「物件の買取保証」など
COZUCHI怪しい理由2:不動産投資型クラウドファンディングの知名度が低い
不動産投資型クラウドファンディングの知名度はまだ低く、ネガティブな印象を持っている方もいます。
インターネットを使った投資詐欺が後を絶たないこともあり、全てインターネットで完結して投資ができるCOZUCHIにも警戒する方がいると考えられます。
不動産投資型クラウドファンディングとは
(引用元:https://cozuchi.com/ja/service-01/ )
不動産投資型クラウドファンディングとは、事業者が一般の投資家から集めた資金で不動産を運用し、運用益や売買差益を投資家に分配する仕組みです。
2017年に国土交通省により「不動産特定共同事業法」という法律が改正され、インターネットで不動産投資ができるようになり誕生しました。
COZUCHI怪しい理由3:利回りが高すぎる
COZOUCHIは利回りが高く、10%を超える案件も多数存在します。
一般的に利回りが高いとリスクも高いと言われています。
想定利回り50%超が怪しい
COZUCHIのファンド実績の中に、想定利回りが50%前後の案件が存在します。
他と比べてかなり想定利回りが高いため、怪しいと思う方もいるのではないでしょうか。
想定利回りが50%を超えている案件はこちらです。
(引用元:https://cozuchi.com/system/funds )
こちらの案件がなぜ高い想定利回りになったのかは、下記の点が考えられます。
- キャピタルゲイン型で、物件の売買益も想定した上での利回り
- 運用期間が2ヶ月と非常に短い
高い利回り=怪しいではない
前述したように、高い利回りの投資はリスクも高いと言えます。
しかし、リスクが高いからといって一概に怪しいとは言えません。
なぜ利回りが高いのかを調べ、見極めていくことが大切です。
また、COZUCHIは高い利回りを実現していますが、これまでに元本割れや配当遅延は0件です。(2022年8月現在)
COZUCHI怪しい理由4:抽選に当たらない
COZUCHで募集される案件への応募方法は、ほとんどが「抽選方式」です。
投資案件に募集が殺到し、当たらないことも多くあり、不信感につながるケースもあります。
SNS上に当たらない口コミが多数
SNS上でCOZUCHIについて調べると、「当たらない」や「落選」の言葉をよく目にします。
ただし、当選者は当選したことを公にするリスクもあるため、SNS上に書き込まないことも想定されます。
COZUCHI落選ばかりでもういやや。゚(゚^ω^゚)゚。
— ちりつもん (@chiritsumon) July 7, 2022
cozuchi 8パーの案件、応募してるけど、今回はあたりますように。
なかなか当たらないなぁ。。
だってすごい応募率!
投資の一歩の人も始めやすいですもんね☻— ayrmks (@smilescent) July 7, 2022
当たらない=怪しいではない
COZUCHIの案件に当たらない声が多数あるからと言って、怪しいとは言えません。
CMなどの効果もあり、需要(投資家)は増えていますが、供給(案件)が増えていないため、当たらない方も多数いると考えられます。
COZUCHIの案件は、不動産のプロが厳選し、安全性を最大限に高めた運用を行うため、リスクが抑えられています。
安易に供給量を増やし、損失が出てしまうよりも手堅い運用で信頼できると考えます。
リスクのない投資はない
不動産投資型クラウドファンディングは投資である以上、一定のリスクはあります。
リスクに対して敏感であることは、トラブルを回避できる可能性が高くなり、投資するにあたって必要です。
しかし、リスクを回避し続けていては、いつまでも投資で利益を得ることはできません。
ネガティブな印象のみで判断せず、自分軸を持ち正しく見極めることが大切です。
まとめ:COZUCHIをよく知ることで不安を解消しましょう!
COZUCHIがなぜ怪しいと言われているのかについてご紹介しました。
怪しいと言われている理由は、以下の4つです。
- 運営会社が非上場
- 不動産投資型クラウドファンディングの知名度が低い
- 利回りが高すぎる
- 抽選に当たらない
しかし、COZUCHIは登録免許を得て運営しており、これまでに元本割れや配当遅延は0件です。(2022年8月現在)
投資である以上一定のリスクはありますが、比較的安全であると筆者は考えます。
COZUCHIについてよく知った上で、投資対象となりうるかどうか判断することをおすすめします。
ライター:つなこ