Rimple(リンプル)に興味あるけど、実際どうなの?
そんなお悩みにお答えします。
最近話題の不動産型クラウドファンディング「Rimple(リンプル)」。
不動産というとたいへんな金額がいるイメージですが、「Rimple(リンプル)」は「1万円」からはじめられます。
非常に手軽で魅力がありますが、実際はどうなのでしょうか?
評判が気になりますよね。
この記事では「Rimple(リンプル)」の良い口コミ・悪い口コミを上げながら、評判を探っていきます。
Rimple(リンプル)の評判:良い口コミ・悪い口コミ
ではさっそく、口コミを見ていきましょう。
良い口コミ
SNSなどで多いのは、当選をよろこぶ声です。
当選をよろこぶということは、応募が殺到して抽選となっているからです。
つまり、金融リテラシーの高い人はとっくにはじめていることが伺えます。
実際に、儲けが出ているようですね。
年利が4%ならまずまずの結果です。
悪い口コミ
悪い口コミで一番多いのは、利回りの低さ。
2020年頃は4%あったのですが、3%またはそれ以下の結果のようです。
利回りが悪くなったと不満をいいつつも、それでも申し込みは継続。
信頼は獲得しているようです。
Rimple(リンプル)とは
そもそも、Rimpleについてよく知らない方もいるでしょう。
ここでは、Rimpleについて解説します。
Rimpleとは
(※ 出典:Rimple)
Rimpleは、不動産投資をもっと手軽にシンプルにという目的ではじまったサービスです。
不動産というと、たいへんな額のお金がかかるイメージですよね。
その不動産に投資する、ってよくわからないですよね。
【通常の不動産投資】
(※ 出典:Rimple)
【Rimpleで扱う不動産投資】
ざっくりいうとみんなでお金を出し合うイメージ。
クラウドファンディングの不動産版です。
(※ 出典:Rimple)
Rimpleの運営会社は
Rimpleの運営会社は、プロパティエージェント株式会社。
東証プライム上場企業であるミガロホールディングス株式会社の子会社です。
(※ 出典:会社概要)
プロパティエージェントは、主に東京23区・横浜地区を中心としてマンションブランドを展開しています。
不動産を活用した、資産運用やライフプランニングも提供。
Rimple(リンプル)のメリット
ここでは、Rimpleのメリットを見ていきましょう。
手軽である
Rimpleは、とにかく手軽にはじめられます。
投資金額は「1万円」から。
(※ 出典:Rimple)
不動産というと、金額は巨額。数千万~億円です。
それがRimpleならば1万円から。
申し込みも「スマホ完結」です。
ポイントがつかえる
Rimpleは、ポイントがつかえます。
それが「リアルエステートコイン」。
1コイン=1円でつかえるポイントです。
「リアルエステートコイン」は、他社サービスのポイントからの交換も可能。
【交換可能なポイント】
- 永久不滅ポイント
- ハピタス
- モッピー
(※ 出典:Rimple)
買い物で貯まったポイントを使って投資できるなら、ノーリスクですよね。
さらに、「ポイント」+「現金」も可能です。
非常に便利です。
安全性が高い
Rimpleは、「優先劣後方式」を採用しています。
難しいコトバが出てきました。
これは、ざっくりいうと「投資家に有利なシステム」。
利益の分配は優先出資者に優先され、もし損失が出た場合は劣後出資者が先に負担するもの。
優先出資者:投資家
劣後出資者:プロパティエージェント社
つまり、損失をプロパティエージェント社が負担するというものです。
これにより、元本割れリスクが少なくなります。
(画像は筆者作成)
Rimple(リンプル)のデメリット
次に、Rimpleのデメリットを見ていきましょう。
利回りが減少傾向である
2020年には4%の利回りであったRimpleですが、2023年には「2.7%」と現象しています。
(※ 出典:公式サイトのNEWS)
他の不動産型クラウドファンディングの利回りを見ますと、「5%」「10%」などがある現状。
ですが、前述の口コミにもありますように利回りに不満をいいつつも、見限ってはいないようすが伺えます。
しっかりと、投資家の心をつかむ運営がなされているようです。
当選しない
Rimpleは、抽選方式です。
抽選に当選しないことには、出資ができず儲けられません。
当選確率は、6回に1回の確率との噂も。
なかなかの厳しい確率ですよね。
当選したらよろこびのSNS投稿のわけもわかります。
裏を返せば、それだけRimpleの案件が人気であるということです。
リアルエステートコインは、現金化できない
リアルエステートコインは、Rimple投資専用のコインです。
- 現金化はできません
- 他社ポイントへの交換はできません
リアルエステートコインは他社ポイントから交換できるので、逆もできそうですが、これはできません。
◯他社ポイント→リアルエステートコイン
✕リアルエステートコイン→他社ポイント
しかも、期限もある。(キャンペーン期間中は期限がないこともあり)
Rimpleを退会する場合は失効。
このあたりは、少し厳しくなっています。
ただし、「リアルエステートコイン+現金」という使い方はできます。交換してすぐに使えば問題ないでしょう。
Rimpleについてさらに知っておくべきこと
投資対象は東京都内か横浜
Rimpleの投資対象は、東京都内か横浜のマンションです。
他の地域の不動産に投資したい方は、他の不動産型クラウドファンディングとの併用がいいでしょう。
基本、不動産は立地です。
投資対象と考えるのであれば、人口の多い都心で問題ありません。
運用期間は6ヶ月が多い
Rimpleで扱うファンドの運用期間は、6ヶ月のものが多い。
(※ 出典:Rimple)
(※ 出典:Rimple)
他の不動産型クラウドファンディングですと、もっと長い期間のものも多くあります。
運用期間をどうとらえるかは、投資家それぞれ。
長い方が良いと思われる方には、魅力がないかもしれません。
反面、短い方が手軽で良いと捉える人もいるでしょう。
これまでの実績
Rimpleのこれまでの募集実績は、公式サイトで確認できます。
月に2回は募集があります。
確定申告が必要となる場合がある
投資で得た配当金は「雑所得」に分類され、年間合計額が「20万円以上」となった場合は確定申告になります。
これは会社員であってもしなければいけません。
わからない、では済まされないことです。
わからない場合は税理士に問い合わせて、間違いのないようにしてください。
似て非なるもの:ソーシャルレンディングとの違い
Rimple(リンプル)のようなサービスを「不動産型クラウドファンディング」といいます。
似たような仕組みのものに、「ソーシャルレンディング」があります。
両者の違いは「融資」か否か。
- 不動産型クラウドファンディングの分配金:不動産投資で得られた利益
- ソーシャルレンディングの分配金:資金を貸し付けたことからの金利
ここから、関わる法律や許認可が違ってきます。
大方の仕組みは似ていますが、細かいところの仕組みは明確に違いがあります。
まとめ
今回は、不動産型クラウドファンディング「Rimple(リンプル)の評価」について解説しました。
Rimple(リンプル)の評判は良いようです。
「利回りが下がっている」と不満をいいつつも申し込みをしている人が多く、しっかりと投資家の信頼を得ています。
申し込みが毎回殺到し、抽選となり、しかもなかなか当選しないという人気ぶり。
利回りもいいのですが、その前に当選するよろこびがあり、イベントに参加するような楽しみがありますよね。
Rimple(リンプル)は、手軽に不動産投資ができるサービスです。
- 1口1万円から
- スマホで完結
- ポイントがつかえる
冒頭でご紹介したように、不動産型クラウドファンディングをとっくにはじめて儲けている人がたくさんいます。
リテラシーの高い人ほど、このような新しいサービスを素早くはじめるもの。
行動力があります。
ここまで調べても、やらない人はやりません。
でもはじめなければ、機会も失います。
せっかくRimpleに興味をもった今、はじめてみてください。
(ライター:とーひー)
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