当記事では、Google公式WordPressプラグイン「Site Kit」の概要をご紹介します。
「Site Kit」を利用することで、ブログ管理やサイト管理が効率化可能です。
「ブログを始めたばかりの方」
「サイト運用を効率化したい方」
「Googleアドセンスで収益化したい方」
このような方には特におすすめのプラグインとなっています。
筆者が実際に使ってみた感想も同時に載せていきますので、参考にしてください。
Google公式プラグイン「Site Kit」とは
「Site Kit」はGoogleが発表した公式のWordPressプラグインです。
もちろん、すべて無料で利用できます。
2019年に発表され、2021年現在、徐々に人気を集めているWordPressプラグインです。
Google公式ページ:https://sitekit.withgoogle.com/
プラグインだけでGoogle公式サービスと連携できる
ブログの運営やデータ解析に、Google公式が提供するツールを利用している方も多いでしょう。
Google公式プラグイン「Site Kit」を導入することで、WordPress内にそれぞれのツールをひとつにまとめられます。
毎回、ツールやページを開く手間が省けるため作業効率アップにつながるでしょう。
以下では、連携して表示できる4つのツールを紹介します。
Google Analytics
Google Analyticsは、運営するサイトにどのくらいのユーザーが訪問しており、どのような属性の読者が多いのかを知るためのツールです。
また、ユーザーの行動を確認することでサイト運用の方向性を確認できます。
Google Search Console
Google Search Consoleは、Google検索でどのような検索キーワードから流入しているかを確認するツールです。
流入キーワードだけではなく、サイト内のどのページにアクセスが集まっているのかもひと目で確認できます。
Google AdSense
Google AdSenseは、Google広告と連携してサイトに広告を表示させ、収益化ができるツールです。
収益を確認するためだけに毎回Google AdSenseのページを開くことで、大切な時間を奪われてしまいます。
WordPress内ですぐに確認するほうが効率がいいでしょう。
Google Page Speed Insight
Google公式のページスピードインサイトです。
主に、サイトの表示速度を測定するための機能です。
わざわざスピードテストページを開かなくてもWordPressをワンクリックするだけでスピードチェックが可能です。
Google公式プラグイン「Site Kit」を導入するメリット
筆者が実際に使ってみて感じた、Google公式プラグイン「Site Kit」のすごいところ(メリット)を紹介します。
メリット1:Google公式ツールとの連携がカンタン!
Google公式ツールとの連携に、難しい操作は不要です。
筆者の場合は、プラグインに表示されるままにクリックしていくだけで1分程度で完了しました。
連携がカンタンなだけではなく、これからアナリティクスやサーチコンソールを導入したいと考えていた方も、アカウント作成から連携までも手順通りに行えました!
ご自身でイチから導入しようとすると、トラッキングコード設置などの専門知識が必要なため、苦労する方も多いです。
導入したかったけど、やり方がわからなかった方はこのプラグインでカンタン導入に挑戦してみましょう。
メリット2:結果が見やすい
Google公式プラグイン「Site Kit」を導入すると、WordPressのダッシュボード下にそれぞれのツール測定結果へのボタンが表示されます。
確認したいボタンをクリックするだけですぐに結果を確認できます。
見やすく重くないため、ストレスなく利用できるでしょう。
メリット3:Google公式だから初心者でも怖くない
WordPressを使用したことがある方なら理解できるかと思いますが、プラグインは星の数ほどあり、どのプラグインが良くてどのプラグインが悪いのか、初心者には見分けが付きません。
初心者は、他人がオススメしているプラグインや評価の高いプラグインから利用することがほとんどだと思います。
でも、知らない誰かがオススメしていても、
「使ってみたら使いにくい」
「日本語に非対応でこわい、つらい」
このような方も多いハズ。
でも、Google公式プラグイン「Site Kit」なら、運用者がGoogleで日本語にも完全対応なため、安心して利用できます。
Google公式プラグイン「Site Kit」のデメリットと改善情報
Google公式「Site Kit」について検索してみると、メリットばかりではなく、デメリットやSEO対策としての悪い噂も見つかりました。
ここからは、その悪い噂は本当かどうかの確認と改善情報を紹介していきます。
デメリット1:エックスサーバーでエラーが出る?
ネット上には、Google公式プラグイン「Site Kit」を導入したところ、サイトと連携しているサーバー(主にエックスサーバー)でエラーが出るという情報が見つかりました。
しかし、複数のサイトで確認したところ、プラグイン導入によるエラー情報は2021年現在は、改善されているようです。
主に2019年のエラー情報だったようです。
デメリット2:サイトの表示スピードが遅くなる?
Google公式プラグイン「Site Kit」を導入すると「PageSpeed Insights」で測定できるウェブページの読み込み時間が遅くなるというデメリットです。
スピード測定ツール「PageSpeed Insights」はGoogle公式が提供しているため、これが事実なら悲しい結果ですね。
調べたところ、実際にプラグイン導入前後で若干の動きがあることは確かなようです。
しかし、WordPressはプラグインを増やせば増やすほど表示スピードが遅くなることはわかっています。
そのため、「Site Kit」が大きく影響を及ぼしているとはいえないかなということが筆者の感想です。
表示スピードよりも作業を効率化できる「Site Kit」にはデメリットよりもメリットが大きいと思います。
まとめ:今すぐオススメのGoogle公式プラグイン「Site Kit」を導入してみよう!
当記事では、WordPressで利用できるGoogle公式プラグイン「Site Kit」の概要と、導入するメリットとデメリットをご紹介しました。
筆者が、Google公式プラグイン「Site Kit」をぜひ使ってほしいのは以下のような方です。
・WordPressでのブログ運営初心者
・Googleの解析ツールをよく使う方
・ブログ運営の効率を上げたい方
筆者の考えとして、ブログを運用するに当たって、Google公式がリリースするツールや情報はチェックすべきだと思っています。
なぜなら、Googleが検索エンジンを事実上、支配していることは間違いない事実だからです。
今後もさまざまなサービスがリリースされると思いますが、webの世界で生き残るためには「まず使ってみる」という考え方が大切です。
まず、使ってみて不便だと感じたら削除しましょう。
皆さんのブログ運用が成功することを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。