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テックキャンプの評判は?元受講生がスクールの悪い評判とその実態を解説

・テックキャンプでプログラミングを学んで、エンジニアに転職したい

・テックキャンプを受講したいけど、悪い評判が多くて悩んでいる

このような悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

テックキャンプの評判には賛否両論ありますが、悪い評判のほとんどは誤解によるものです。

今回はテックキャンプの評判や受講するメリットについて、元受講生の筆者が徹底解説します!

本記事を読んで、受講の判断材料にしてください。

テックキャンプの概要

テックキャンプは、未経験からエンジニアになれるプログラミングスクールです。

株式会社divが運営しており、divの元代表取締役は、YouTuberとしても活躍しているマコなり社長で有名ですね。

​​学習方法には通学プランとオンラインプランの2種類があり、そこから短期集中スタイルと夜間・休日スタイルの2つのコースを選べます。

卒業生の転職支援もしており、転職成功率98%と高い数値が特徴的です(2016年9月1日〜2022年12月31日の累計実績)。

テックキャンプの悪い評判

Googleで「テックキャンプ」と検索すると、「転職できない」「やばい」といった関連キーワードが出てきます。

テックキャンプの悪い評判にはどのようなものがあるのでしょうか?

1 受講料が高い

テックキャンプの受講料は一括で払う場合、最低でも60万円以上はかかります。

分割で支払ったとしても金利が高く、払う金額が多くなってしまいます。

エンジニアに転職して元をとる覚悟がないと、受講をためらってしまうでしょう。

私の場合は、オンラインプランの夜間・休日スタイル(約90万円)を選択し、2年間アルバイトで貯めたお金から切り崩して費用に充てました。

貯金できる人ならこれでいいのですが、それが難しい人は給付金制度を活用するのがおすすめです。

テックキャンプ公式より引用:https://tech-camp.in/expert/grant

例えばオンラインプランでの夜間・休日スタイルなら、一括87万7,800円→31万7,800円にまで減額できます。

国の制度を活用して、うまく費用を節約しましょう。

2 メンターに質問できない

テックキャンプでは基本的には、不明な点があったり学習中にトラブルが起きたりした際はメンターに質問できます。

ですが、必ず聞けるわけではなく、以下のような制約があります。

・質問時間は22時まで

・メンターの対応や回答にばらつきがある

・自分が欲しい回答がもらえないこともある

こういった制約が「質問できない」という悪い評判を生み出している要因かもしれません。

その一方、メンターの質問対応の評価は非常に高いという事実もあります。

テックキャンプ公式より引用:https://tech-camp.in/lps/expert/report/rep202304

しかし、メンターへの質問はあくまで解決手段の一つです。

メンターに聞く以外にも、QuiitateratailといったコミュニティサービスやQ&Aサイトを利用するのも手です。

私自身、オリジナルアプリの開発で大変お世話になりました。

プロのエンジニアになればトラブルは自分で解決するのが常です。

仕事の場で困らないように、自走力をつけておきましょう。

3 転職できない

「テックキャンプでは転職できない」という悪い評判もあります。

転職成功率は98%と非常に高いため、この評判も誤解に近いです。

ただし、転職できるかどうかは自分次第という厳しい現実もあります。

転職はスキルだけではなく、コミュニケーション能力・志望動機・年齢などの他の要因も関わってくるからです。

どれだけプログラミングが優れていても、それ以外の面が劣っていたら意味がありません。

テックキャンプはあくまでサポートをするだけです。転職に成功できるかどうかは個人の頑張りにかかっています。

テックキャンプの良い評判

では逆に、テックキャンプの良い評判にはどういったものがあるのでしょうか?

2 仲間と交流しながら学習できる

テックキャンプでの勉強は1人でするものですが、それ以外の時間は他の受講生と話したりできます。

私はオンラインの夜間・休日スタイルを受講していた頃、勉強以外の時間にZoomを使って、大学生や教師である受講生の方々と交流を深めていました。

プログラミングの難しい点を共有したり、将来どういったエンジニアになりたいかなどを話したりしていたことが記憶に新しいです。

同じ目標を持った仲間がいることで、学習スピードやモチベーションの向上が期待できます。

3 転職支援をしてくれる

テックキャンプを卒業した後は、受講生一人一人にキャリアアドバイザーがつきます。

履歴書の作成や企業探しを手伝ってくれたり、自己PRや志望動機の考え方のコツを教えてくれたりと、転職に関することならすべて協力してくれます。

これだけの徹底的なサポートが転職成功率98%という高い数値を裏付けていますね。

また、40歳未満の方なら誰でも支援を受けられます(一定の条件あり)。

他のスクールの場合は年齢制限がかかりますが、テックキャンプでは30歳以上でエンジニア未経験者であっても、多くの方が転職に成功しています。

年齢を理由に、勉強や転職を諦める必要はないということです。

テックキャンプの特徴

1 教材の質が高い

オンラインで学習する場合は「TECH::MASTER」というサイトを利用します。

このサイトではHTMLやCSS、RubyやJavascriptなど、プログラミングの基礎を一から学べます。

学習内容に関しても、カリキュラムを読むだけではありません。

時にはYouTube動画でコードの書き方などを観たり、時にはドリルを解いて実際にコードを書いたりして学ぶこともできます。

インプットとアウトプットの両面で教材が優れています。

独学でプログラミングを勉強できる人や現役のエンジニアにとっては物足りないかもしれません。しかし、初心者にとっては挫折せずに学習を継続しやすいです。

2 挫折しにくい環境で勉強できる

テックキャンプの学習挫折率は3%であり、97%の方が学習を継続できます。

その理由は、自分以外の人の存在が大きいからです。

まずは、ライフコーチ。

ライフコーチは受講生の学習状況を管理します。

勉強が進んでいない場合にはその理由や解決策を共に考えてくれたり、本業やプログラミング学習での悩み相談にのってくれたりと、受講生を徹底的にサポートしてくれます。

つぎは、受講生仲間です。

オンラインの場合、数人で受講生同士チームを組むというシステムになっています。

ではチームを組んで何をするのか?

私の場合は、毎週土曜日にチームメンバーとzoom上である取り組みをしていました。

そこでは一定時間になると、学習内容が脳に定着しているかどうか確かめるため、自身が学んだことを他の人に教えるように話さないといけません。

仲間同士切磋琢磨し合えるし、学習内容を共有することで勉強をサボりにくいです。

このように、ライフコーチという支えてくれる存在と、受講生という共に支え合える仲間の存在が、テックキャンプの挫折しにくい環境を生み出しています。

3 返金保証がついている

テックキャンプには2種類の返金保証がついています。

1つ目は「14日間無条件返金保証」です。

学習を始めてから14日以内に「プログラミングは自身には合わない」「学習を続けられない」と感じたら受講を辞退し、お金を返してもらえます。

2つ目は「転職返金保証」です。

テックキャンプを卒業してから182日以内に転職できなければ、こちらも受講料を全額返金してくれます。

ただし、就職先が東京都限定だったり、就職面接を無断キャンセルしないなどの条件があります。

テックキャンプはどのコースも受講料が高めなので、こういった保証内容は受講生にとってありがたいです。

テックキャンプがどれだけサービスに自信を持っているかがうかがえますね。

テックキャンプに向いている人

1 1人でコツコツ勉強できる人

プログラミング学習は孤独との戦いです。

場所がオンラインであっても教室であっても、プログラミングは基本的に1人で勉強するものだからです。

1人でいるのが好きだったり地道な努力ができたりする人なら、テックキャンプに圧倒的に向いています。

2 分からないことをすぐ調べられる人

テックキャンプにはメンターに質問し放題の環境がありますが、いつでも聞けるとは限りません。

メンターを当てにせずに自分で調べて解決するのが望ましいです。

Qiitateratailなどのプログラミングやエンジニアに関するサイトや、TwitterなどのSNSなどを利用してみましょう。ネット上には多くの情報が転がっています。

3 好奇心旺盛な人

プログラミング学習は挫折率90%です。無心に勉強するだけでは続きません。

HTMLなどの言語やコードの書き方、エラーの解決方法など、学習初心者にとっては分からないことだらけです。

プログラミングに興味を持って好きになれる人ならば、学習を継続できます。

難しくてどうしても好きになれない方は、まず未知の学問を知ることを楽しんでみましょう。

テックキャンプの受講プラン、受講料、学べる言語一覧

1 受講プラン

受講プランは以下の2種類があります。

受講プラン / 内容学習場所向いている人
通学渋谷アジアビル校
(2023年7月現在)
東京で暮らしている人
不明点をすぐにメンターに聞きたい人
オンラインオンライン1人でコツコツ勉強したい人
好きな時間や好きな場所で勉強したい人

さらに、学習コースには2種類あります。

コース / 内容学習期間向いている人
短期集中スタイル10週間短期間でプログラミングを習得したい人
夜間・休日スタイル180日間働きながら時間をかけてプログラミングを学びたい人

2 受講料

短期集中スタイルと夜間・休日スタイルの2つのコースの受講料をまとめました。

受講料は一括払い、分割払い、給付金制度での割引金額、この3種類があります。

短期集中スタイル / 受講料一括分割給付金割引後
通学71万2,800円2万1,200円〜21万3,840円
オンライン65万7,800円1万9,600円〜19万7,340円
夜間・休日スタイル / 受講料一括分割給付金割引後
通学93万2,800円4万6,600円〜37万2,800円
オンライン87万7,800円4万3,800円〜31万7,800円

どのプランやコースにするかは、住んでいる場所・経済状況・学習できる時間など、自身の現在の状況に応じて決めましょう。

2 学べる言語

学べる言語は以下の通りです。

・HTML/CSS

・JavaScript

・Ruby / Ruby on Rails

・SQL・データベース

・GitHub

・AWS

どれもプログラミングを基礎から学習するには欠かせない、言語やサービスばかりです。

HTML/CSS、JavaScript、Ruby / Ruby on RailsはProgate.ドットインストールなどのWebサイトで学習できます。

テックキャンプで学習を継続できるか不安な方はまず、上記の言語をサイトで事前に学んでみることをおすすめします。

テックキャンプの転職実績、就職先

1 転職実績

転職実績は以下の通りです。

・転職成功率98%

・転職成功人数4400人以上(2016年9月1日〜2022年12月31日の累計実績)

・平均年収が144万円アップ

多くの受講生がテックキャンプで転職を成功させています。

2 就職先

テックキャンプの卒業生の就職先の中で、知名度の高い有名企業を以下にまとめました。

・株式会社U-NEXT

・チームラボ株式会社

・株式会社マネーフォワード

・GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

・GO株式会社(旧:JapanTaxi株式会社)

映像配信サービス・金融・交通など、さまざまな業界で転職できるのが特徴的です。

まとめ:テックキャンプの評判は賛否両論。最終的に受講を決めるのは自分自身!

本記事では、テックキャンプの評判や受講するメリット、詳細情報などをまとめました。

最終的にテックキャンプの受講するかどうか決めるのはあなた自身です。

テックキャンプの評判や口コミの情報には、信頼できるものもあれば怪しいものもあるため、鵜呑みにするのは良くありません。

あくまで参考程度に留めておきましょう。

テックキャンプの評判が本当か気になる方は、受講して自分の目で確かめるべきです。

この記事を読んだことで、少しでもテックキャンプに興味を持っていただけたら幸いです。

ライター名:ざっきー0109

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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