「THEO(テオ)を始めたいけど、利用している人の運用実績が知りたい」
「THEO(テオ)のメリットやデメリットは?」
そんな考えをお持ちではないですか?
THEO(テオ)を始めようか迷っている方は運用実績やメリット、デメリットが気になるところでしょう。
そこで、この記事では、
- THEO(テオ)とは
- 5年投資した筆者の運用実績
- メリットとデメリット
を紹介します。
筆者の運用実績は、実際に利用していたユーザーの体験談として、THEO(テオ)を始める際の参考としていただければ幸いです。
それでは、ぜひ最後までお読みください。
THEO(テオ)とは?
THEO(テオ)は、現在11万人以上が利用しているロボアドバイザーサービスで、投資のプロとAIにすべてお任せして全自動の資産運用ができます。
5つの質問に答えるだけで、投資家に合わせた資産運用方針が設定され、入金すれば運用が自動でスタートするのが特徴です。
THEO(テオ)であれば、世界86の国や地域にわたり、1万1,000以上の銘柄に分散投資ができます。
投資の知識が無くても始めることができるため、投資初心者の方や忙しくて投資に時間が割けない方にもおすすめです。
それでは次の項目で運用実績をみていきます。
THEO(テオ)の運用実績を公開!利回りは?【体験談】
筆者は、2018年2月からTHEO(テオ)を始めました。
最初に2万円を入金して運用を開始(現在は最低投資金額10万円)して、その後は毎月1万円の積立投資をして、出金も度々していましたが、現在は諸事情により運用を停止しています。
運用停止時の時価評価額と利回りは、以下の画像の赤枠のとおりです。
利回り:2.41%
また、過去の運用実績は以下の表のとおりです。
月 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
1月末 | -3.74% | 4.21% | 4.17% | 3.29% | |
2月末 | -3.86% | 0.41% | -0.22% | 4.7% | 2.41% |
3月末 | -4.31% | 0.79% | -9.09% | 6.02% | 運用停止 |
4月末 | -0.5% | 1.89% | -5.21% | 5.8% | |
5月末 | ‐0.46% | -1.07% | -3.01% | 5.82% | |
6月末 | -0.64% | 0.64% | -1.33% | 5.85% | |
7月末 | 0.67% | 1.02% | -0.55% | 5.32% | |
8月末 | 0.66% | -1.01% | 2.45% | 5.44% | |
9月末 | 2.12% | 0.94% | 0.41% | 3.36% | |
10月末 | -3.62% | 3.16% | -0.72% | 4.89% | |
11月末 | -1.71% | 4.56% | 2.72% | 3.79% | |
12月末 | -8.05% | 5.77% | 3.11% | 5.32% |
2020年は新型コロナウィルスの影響で一時、最大-9.09%まで下落しましたが、2020年11月頃以降はプラスに転じ、マイナスになることはありませんでした。
投資は、国際情勢などの影響を受けるので、今後も一時的にマイナスになるおそれはあるといえるでしょう。
ですが、このまま継続していれば利回りはプラスを持続すると筆者は考えます。
理由としては、金融庁のレポートにおいて、投資期間5年では利回りが安定せず、マイナスとなっていた場合もありますが、20年の場合は収益率がプラスで安定していたとされているためです。
THEO(テオ)は長期で運用することを前提としており、そのことは手数料体系で明らかになっています。
THEO(テオ)の手数料は通常1.1%(税込、年率)ですが、積立や出金実績などの利用状況に応じて、最大0.715%(税込、年率)まで引き下げることができます。
そのため、これからTHEO(テオ)を始めようと考えている方は、最低でも5年以上は運用を継続することをおすすめします。
なお、余談ですが、筆者はTHEO(テオ)と同様のロボアドバイザーであるウェルスナビも運用していました。
始めた時期はTHEO(テオ)と同時期の2018年2月頃でしたが、THEO(テオ)の運用を停止したときのウェルスナビの利回りは14.72%で、THEO(テオ)の利回り2.41%と比べると、10%以上の差が出る結果となっていました。
もちろん、両者は運用方法が異なりますし、筆者の積立状況も異なっていたこともあります。
(THEO(テオ)は毎月1万積立のみで積立金額年間12万円に対し、ウェルスナビは毎月2万円でボーナス月2回3万の積立金額年間30万円)
両者は、役割的には同じく長期的に資産形成を行うことを目的としています。
筆者がTHEO(テオ)の運用を停止した理由の1つは、結果的にTHEO(テオ)の方が運用実績が優れなかったためです。
ただ、運用していて非常に魅力を感じたのは、ほったらかしで投資ができるという点であることは間違いありません。
利回りについてですが、THEO(テオ)を利用している方の中には、以下のように20%以上という声もあります。
2022/09/01
本日のTHEO実績。#THEO #資産運用 #運用実績 pic.twitter.com/Qx18qaEncR— くまのプー😎資産運用中 (@9_looplv) September 1, 2022
【ロボアド(THEO)運用実績(2022年7月)】
ブログ更新しました。
毎月1万円積み立ててほったらかしにしています。
・運用期間:2017年12月~
・拠出状況:毎月1万円
・拠出金額:74万円
・評価金額:92万円
・含み損益:+18万円(+24.92%)#ロボアド #THEOhttps://t.co/TbwqFFVvaT pic.twitter.com/gADwkPG4tX— ヒラリー@投資・子育て奮闘中 (@freedom_Hillary) August 1, 2022
THEO(テオ)は、投資の知識が無くても始めることができるため、投資初心者の方や忙しくて投資に時間が割けない方におすすめなことは間違いないでしょう。
THEO(テオ)のメリットは?
ここからは、筆者が感じたTHEO(テオ)のメリットについて紹介します。
自動で投資ができて手間がかからない
THEO(テオ)は、自動で投資ができます。
最初に5つの質問に答えるだけで、投資家に合わせた資産運用方針が設定され、入金すれば運用が自動でスタートするため手間がかかりません。
唯一かかる手間は、口座を開設して入金することだけです。
スマホからでも投資できる
THEO(テオ)は、スマホからでも投資できます。
スマホアプリをダウンロードする必要がありますが、アプリの利用料はもちろん無料です。
口座開設もスマホから簡単に申込みができます。
確定申告が不要
投資といえば、確定申告のことを思い浮かべる方もいるでしょう。
ですが、THEO(テオ)の「特定口座(源泉徴収あり)」で資産運用を行うことで、THEO(テオ)が投資家に代わって税金の計算や納付を行ってくれるため確定申告は不要です。
THEO(テオ)は特定口座専用となっており、無料で開設できます。
ただし、「特定口座(源泉徴収なし)」を選ぶと、自分で確定申告をする必要があるため注意が必要です。
THEO(テオ)のデメリットは?
ここでは、THEO(テオ)のデメリットを紹介します。
短期間での利益は望めない
THEO(テオ)は、長期での運用を前提としているため短期間での利益は望めません。
ロボアドバイザーは、1日から数ヶ月単位の値動きを予測するものではなく、5年以上を見据えて資産が増やすことを目的として長期投資するものです。
短期間で利益を求めようとすると、知識も時間も必要になってきます。
投資初心者の方や忙しくて投資に時間が割けない方は、THEO(テオ)を選ぶ方が賢明といえるでしょう。
最低投資金額が10万円
THEO(テオ)は、最低投資金額が10万円からとなっています。
投資初心者の方には、ハードルが高いと感じるかもしれません。
ですが、THEO+を利用することで1万円から投資することが可能です。
THEO+は、他社との提携サービスを指します。
現在、THEO+には以下のサービスがあります。
そのほか、銀行や証券会社とも提携しており、こちらも同様に最低投資金額が1万円からです。
1万円から始めたい方はTHEO+ を検討しましょう。
NISAには対応していない
THEO(テオ)は、NISAには対応していません。
ウェルスナビでは、「おまかせNISA」という一般NISAを利用して運用ができるサービスがありますが、THEO(テオ)はNISAに対応していないため注意が必要です。
まとめ
ここまで、筆者のTHEO(テオ)運用実績やメリット、デメリットを紹介してきました。
THEO(テオ)は、投資の知識が無くても始めることができるため、投資初心者の方や忙しくて投資に時間が割けない方にもおすすめです。
この記事を参考に、THEO(テオ)での投資を始めませんか?
ライター:伊藤 健二