中古車をほとんどの人が安く購入したいと思っています。
値引きは、人によっては面倒なものであったり、値引きをしたくても方法がわからなかったりと様々です。
そこで、今回はポイントをおさえて、値引き交渉をしない客は、得なのか損するのかについて考えたいと思います。
中古車の値引き交渉しないお客ってどんな人?
ほとんどの人は、中古車をできるだけ安く購入したいと考えるでしょう。しかし、値引き交渉をしない人もいます。
では、値引き交渉をしないお客ってどんな人がいるのでしょうか。
それは、購入までスムーズに進めたい人、値引きはしたいが、方法がわからない人、値引き交渉する勇気が持てない人になります。
悩む必要はなく、中古車の値引きは難しくありません。
人と人とのコミュニケーションであり、正しい知識を身に着ければ、販売店もお客もお互いが納得できる商談ができるはずです。
初めに中古車購入にあたって、重要になるのが販売店選びです。
安心できる中古車販売店選び方5選
数多くの販売店があります。販売店選びに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
そこで良質な販売店の特徴を紹介します。
①車の写真が多い
中古車を探すときにWebを利用するでしょう。Webにアップしている車の写真が多いお店は、信頼度が高いです。
車の写真の枚数が多いということは、手間もかかっています。
特に車の状態の良いところだけではなく、キズや汚れ、さびなどの悪いところも載せているお店は、信頼度が高いです。
また、車でだけでなく、社員紹介として、顔を出しているお店は、信用度が増します。
修復歴ありなどの車を取り扱っている販売店は顔出しを行っていない傾向にあります。
②第三者の鑑定が入っている
グー鑑定やカーセンサー認定などの第三者機関の鑑定に対して、販売店はコストを払って行っています。
品質を正直に公表しようという姿勢であり、販売店選びの判断材料です。
③見積書をくれるお店
やましいことがないから見積書を出せるということがあります。
例えば、コーティングなどのオプションで利益を得ようとするお店は、見積書を出さないということもあります。
経験談として、Webに金額を載せているからと、見積書を断られたことがあります。
④店がきれい
のぼり旗が色あせていたり、プライスボードが手書きで汚かったりするお店は心配になります。
汚いお店が車のエンジン音や車内の汚れなど細かいところまで目が行き届くはずがありません。お店の清潔感もチェックすべき項目です。
⑤整備ができるお店
12か月点検や車検など整備ができるお店はおすすめです。車を未整備で現状渡しする分安く提供しているお店もあります。
お店側はノーリスクであり、購入者にはリスクがあります。整備をしていないお店よりは、整備をしているお店を選ぶことが無難です。
逆効果!嫌われる中古車の値引き交渉3選
お店選び、車選びが終われば、いよいよ商談です。
知識不足や勘違いで値引き交渉をして、お店に嫌われる人が散見されます。そこで、よくある嫌われる値引き交渉をまとめました。
①高圧的な口調で交渉する人
自分は王様だと勘違いし、タメ口で高圧的な口調のお客さんがいます。
お店側からすると売る気もなくなります。
お客様は神様という言葉がありますが、今の時代は通用しないです。お客側もお店の人の立場になって、円滑に交渉すべきです。
②概算の車の買取り交渉をする人
とりあえずこの車の買取りいくらと聞く人がいます。お店側の人が困る質問です。
車種、年式、走行距離、グレード、事故の有無、装備を把握しないと買取り金額を算出することは不可です。目安の買取り金額を知りたい気持ちは分かるが、お店側も最低限の情報は知りたいものです。
③現金で買うから安くしてくれ
勘違いしている人が多い事例である。販売店は現金の支払いよりもローンを組んでもらった方が手数料が入るため儲かります。
現金で払うから安くしてくれと、どや顔している人は勘違いをしています。お店側はローンを組んでもらいたいのです。現金で払うから安くなるということは無いです。
使える中古車の値引き交渉術
中古車は、一般的に値引きできないものと認識されています。
ではどうすれば、安く購入することができるのでしょうか。それは、下取りに出す車の買取り金額を上げてもらう方法です。
車両価格は、社内規定で決められており、値下げをすることはほぼ不可能です。
しかし、下取りに出す車の買取り金額は営業マンの裁量に任せている販売店が多く、下取り価格を上げてもらえるように交渉することが効果的です。
オークション形式のように複数の買取り店を競合させることが得策です。
まとめ
中古車の値引き交渉は、やり方次第で得することもあるし、損をすることもあるというのが結論です。
商談成立後にキャンセルすることはかなり難しいです。
車という高い買い物のはずなのに、知識不足や勘違いをしている人がいます。
販売店と良好な交渉をし、後悔のないカーライフを送りましょう。