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ウェブフリは怪しい?口コミやカリキュラムを徹底調査

ウェブフリ」は未経験からフリーランスを育成することに特化した実践型オンラインスクールです。

広告でよく見かけるスクールはいくつかあると思います。どうせ入るならしっかりしたスクールに入りたいですよね。

そこで今回はよく見かけるウェブフリのメリット・デメリットの内容について掘り下げていきます。

メリットは当然スクール自体が推してくるのでわかり易いものです。デメリットは調べなければわからないうえに、時には許容できないほどのデメリットが隠れている可能性があります。

本記事を通じてオンラインスクールを選ぶ際に注意することや料金の相場などオンラインスクールについての知識が得られると思いますので、これからオンラインスクールを受講する予定がある方は是非参考にしてみてください。

フリーランス特化オンラインスクールの特徴

教養の為のスクールや転職の為のスクールなど、オンラインスクールにも様々な種類があります。

特にフリーランス特化のオンラインスクールには主に以下の特徴があります。

・実践レベルスキルの習得が可能

・マーケティングスキルなど案件獲得の為のスキルもカリキュラムに含まれる。

・ポートフォリオ制作サポートがついている(カリキュラムに含まれている)

・「案件獲得保障」がついていることが多い。

などが特徴として挙げられる。

他にもスクールによって

・現役活動中のメンターに相談可能

・卒業後に卒業生で構成されたグループに参加可能

・卒業後も〇年質問可能

など様々な売り文句がある一方で、逆にフリーランス経験がない人が講師だったりアフターケアが手薄いことがあるのが現状です。

そういった点を踏まえてまずはウェブフリの概要について見ていきましょう。

ウェブフリとは

未経験から短期間の学習でフリーランスを目指すスクールである。

ウェブフリはのカリキュラムは

・SEOライティングコース

・動画編集コース

・SNS運用代行コース

・SNSマーケティングコース

・ウェブデザイン集中コース

・ウェブ制作会社特化コース

・映像制作コース

の7つに分かれている。

ウェブフリでは実際に使用頻度の多いスキルに重点を置いて実用的な部分を教育し、特に案件獲得・継続の為のスキルの習得することに注力していて、独立した際に役立つスキルも学べるようです。

次によく見られる口コミからメリット・デメリットについて見ていきましょう。

口コミで見られるメリット

・未経験から始めやすい

・案件を獲得することができた(受講カリキュラム内含む)

・成長を実感できた

・生徒や講師との距離が近い

・受講中に収益を得ることができた

口コミで見られるデメリット

・総額での料金設定が見つけにくい

・料金が高い

・卒業後のスクールから受けれるサポートが手薄

・内容が薄い

・質問が未読or既読スルーされた

ウェブフリのメリット

メリットもデメリットも様々で意見は分かれますが、まずはメリットについて解説していきます。

未経験から始めやすい

実務経験がある人ならステップアップ目的でスクールに通う人はいるでしょう。しかし手持ちのスキルで稼ぐことができるのにわざわざ高額な受講料を払って副業を始める人は少ないでしょう。

必然的にスクールに通う人には未経験者でスキルを身に着けるために受講する人が多くなります。

つまり元々未経験者をターゲットにしているのでこういった感想が多くなるということです。

大体の類似スクールでは9割近い受講者が未経験者と記載されています。

案件を獲得できた

フリーランス特化型のスクールの特徴でも述べましたが、「案件獲得保障」がついていることが多く、オンラインスクールと提携を取っている企業からの案件を割り振っているパターンが多く見られます。

そのためマーケティングのカリキュラムの成果に左右されず、卒業後に自力でとれたことを指していることは多くありません。

実際に見受けられる口コミも受講中に受けられたというものがほとんどです。

成長が実感できた

文面としてはとても素晴らしいことに感じますが、ほとんどが未経験のとされているので実感できていない人のほうがよほど珍しいといえます。

生徒や教師との距離が近い

Twitterのハッシュタグなどで調べると出てきますが、卒業生コミュニティのようなものがあります。

オンラインスクール自体も個別指導のもの以外はグループで授業を受けるのでそのまま関係が続く人も多いでしょう。またオフ会を行ったり、カリキュラムとして作業会という名目で授業以外に通話をつなげて予習などの作業する会があるため距離が近く感じるのだと考えられます。

受講中に収益が得られた

ものすごく魅力的に聞こえますが、カリキュラム内とはいえ案件の受注から達成までを実際体験できるということは当然報酬をもらえます。

ウェブフリのデメリット

続いて一番気になるであろうデメリットについて見ていきましょう。

総額での料金設定が見つけにくい

これは次の「料金が高い」と合わせてレビューされることが多い口コミです。

まず基本的に現在のホームページでは金額について書かれている項目は一切見当たりませんでした。

料金のページですらクリックしても料金について触れられていません。

料金が高い

①SNS運用代行/SEOライティングコース

 3ヶ月コース:495,000円

 4ヶ月コース:660,000円

②WEBデザイン/SNSマーケティング/映像制作コース

 5ヶ月コース:990,000円

 6ヶ月コース:1,110,000円

③制作会社特化コース

 9ヶ月コース:1,430,000円

 10ヶ月コース:1,540,000円

となり、ホームページの料金ページではなくページの一番下にある「特商法に基ずく表記」のページにあります。最近ではそこに書いてあるのに分かりづらいというレビューが多いという擁護のコメントも見ますが、料金ページにない時点でやましいことがあると見られても仕方ないでしょう。

約30社程度の料金1~12ヵ月のWebデザインスクールの料金相場で大体163,900~760,760円になります。有名スクールで100万円前後の所もありますが、休日夜間対応の料金で割高だったり補助金が使えたりと他にメリットがあることが多い傾向にあります。

卒業後のスクールから受けれるサポートが手薄

ウェブフリのチャット質問対応期間は受講期間と同じ期間のみになります。したがって5ヶ月コースであれば質問可能期間は5ヵ月になります。つまり卒業後の一番不安な時期にはチャット対応してもらえないことになります。

利用できるものはサイト内の生徒の観覧できる資料と学生のグループチャットのみです。

また無料診断で辞退する旨を伝えると既読無視されたなど、受講してないにしてもスクール側の対応の悪さが垣間見える場面は口コミでも見られます。

授業内容が薄い

こちらは授業内容のことよりサービス内容を指していることが多いです。主に次のことが言われています。

①案件の斡旋がなく卒業後は自力で案件獲得する必要がある

スクールによっては提携を取っているクライアントがいて斡旋を受けることができることができます。

卒業後のチャット対応がないことと相まって手放しされるような感覚が強いように感じられます。

②わかってないのにどんどん先に進む講師がいる

講師全員ではない言い方ですが、高い料金のわりに個別対応のサービスが悪いといった感想が多く見られます。

実際の内容の厚さはともかくとして理解できないまま先に進まれ、質問もスルーされる可能性があるのではカリキュラム通りに理解度を勧めることができるかも怪しくなるレベルです。

質問が未読or既読スルーされた

先ほども無料診断後の連絡で既読無視されたことについて触れましたが、チャットでの質問サービスでも無視されることがあるようです。

講師が現役プログラマーだったりすることがあるので返答に遅れることは他のスクールでもよく見られますが、数日ともなるとサービス内容として成り立ってすらいないように感じます。

まして既読無視される可能性があると思うとこれからの為に学ぶ場としては信頼に欠けますね。

まとめ

結果としてウェブフリを受講するのはオススメできません。

副業などで早く成果を出したい場合、独学よりスクールに通うのが確実で最速の手段であることは間違いありません。しかしウェブフリを選ぶ理由は少なく、個人的にはメリットが少ないように感じます。

高額な料金の割りにアフターサービスが悪かったり補助金に対応していなかったり、卒業後は生徒同士のグループチャットのみのサポートになります。

仮に同じ金額のスクールだとしても、実質的な卒業後の力添えを期待できないならば質問自由のスクールや斡旋有りのスクールを受講するべきだと思います。

オンラインスクールはたくさんありますが、広告で出てきたものだけでなく最低でも5つ程度のスクールを比較してみると自分の求める要件を固められると思います。

後悔の無いようにしっかり情報収集していきましょう。

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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