この記事を読んでいただいた方、ご成婚・ご結婚おめでとうございます。
昨今では物価高・経済状況を鑑みて、様々なスタイルの結婚式が選ばれていますが、結婚式は、新婦の方に対するかけがえのない人生のプレゼントです。この記事では男性側目線で、私の節約した実体験と見聞きした事をもとに今の節約はどれだけ重要かを徹底解説します。
まず、絶対条件として、
・結婚式はご新婦様がメインなのでなるべく希望は考慮
御両親がご新婦様を大事に育てられ、御新郎に託して送り出す儀式
・地域、式場や規模・人数によって大きく費用の幅がある
・自分たちは節約するが、ゲストにかかる費用は削らない
それぞれ詳しく解説していきます。
この記事を書いた新郎経験者である筆者の紹介
計画的な貯蓄をして、出席者約120人と都内式場で費用約590万円(自己負担200万円だが祝儀分でプラス)の結婚式を挙行して成功し、問題なく生活できている。
上記画像は、筆者が実際に結婚式を挙げた際の見積書の画像です。
結婚式にかかる費用はいくら?
結論、一概に言えません。お二人の結婚式のスタイルによって大きな幅があり大体10万円から500万円以上費用の差があります。
したがって、ご自身のパートナーの方と予算についてよく話し合わなければなりません。
お金がないからといって、ほとんど節約してしまうとパートナーの方やゲストの方も「なんだか物足りないなぁ」と感じられてしまう恐れもあります。
意外と抜けがちな費用
挙式と披露宴の費用で結婚式会場へ支払うお金のほかに必要な費用があります。
・招待状を送る際の切手代
・主賓の方に対するスピーチの謝礼
・遠方の方へのお車代と必要があれば宿泊費
※私の場合は実家が地方であったため親族側のバスの移動費がかかりました。
・自分たちの当日の宿泊・交通費(結婚式当日の前後)
・二次会を実施するのであればその費用
・親族のヘアメイクを含む美容代
・受付をしていただいたゲストの方への謝礼(相場が3千円から5千円)
・遠方へ来られる方々のお車代や親戚の方の宿泊費がそれなりに費用がかかりました。
予想外な費用
ゲストへのおもてなしの一環として、ウコンの力を無料配布としたが数量を制限せず、1人何本もお取りになったゲストが結構おられ、その費用は結婚式終了後2万円ほど請求をされました。
結婚式での無料配布などを検討している方は、数量を制限するなどの工夫が必要かもしれません。
結婚式でもらえるご祝儀
祝儀は、多く見積もりすぎると危険
結婚式費用はご祝儀で賄えると言う考えは、懸命ではありません。100人ゲストを呼んで1人3万円と計算すると300万円いただけると考えますが(自分も実際そう考えていました)意外と自分の思っていた額よりは少なかったです。ご祝儀分は、結婚式後の生活のための貯蓄とした方が賢明です。(新婚旅行、新婚生活に必要な生活家具の購入出産費用など)
これも1つの考えで、ご祝儀でまとまった額でいただけるので、NISAや投資信託などの投資に充てて、お金がお金を稼いでもらうのもアリです。
参考額で親戚は、夫婦合わせて10万円、主賓7万円、それ以外の夫婦のゲスト5万円、職場の同僚友人のゲスト3万円です。(私の経験談で職場の偉い方をゲストとしてお呼びしましたが、その方は結婚式に招待されすぎて結婚式貧乏になっているので、そんなには出せないよと事前に言われました。)
また、北海道出身の方は1万円(北海道のある地域は1万円が普通)また2万円の方も数名おられた(内訳1万円札1枚5千円札2枚)
もらえるお金(結婚お祝い金など)はもらおう
会社からもらえる結婚祝い金や、自治体で祝金がもらえるところがありますので、確実に調べてありがたくいただいておきましょう。私は会社で5千円いただいていました。
※「結婚新生活支援事業」と言う国の事業で、結婚にかかる費用の一部を補助する「結婚新生活支援事業」があり、令和3年度時点で、538市町村が該当しています。
自己負担額、費用はいくらか
男性側の自己負担額は、一概には言えませんが
1 奥様とどの割合で負担するのかを確定
2 両家顔合わせの機会にご両親の援助額を決定
※私の経験ですと、援助額の決定については両親ごとに話をするのではなく、必ず全員両家揃って全員納得の上で決めてください。ここで曖昧な取り決めをしてしまうと、後々また話し合わなければならない二度手間になってしまうことや、意見の食い違いにより両家の関係性に少し影響が出てしまう恐れもあるからです。とにかくお金はシビアなので・・
3 総費用ー(援助額+ご祝儀)ー妻負担額=差額を男性側の自己負担
※前払いを実施している式場が多いので、注意してください。
※クレジットカード払い(限度額を解除)にすれば、かなりポイントがつくので、是非やってください。
結婚式の費用を節約する方法
結婚式の費用を節約するにはどうすればいいのでしょうか。
以下では、具体的な節約方法を筆者の体験談をもとに一覧表で解説します。
節約方法 | 補足 |
安い時期・日柄と平日、遅い時間帯を選ぶ | 地方によっては仏滅を嫌う親戚の方もおり、寒い季節だと、ご年配の方はしんどそうでした。私の住んでいる地域では三隣坊と言う日もありNGだったので注意しましょう |
プチギフトなどは自分で発注 | 通販で大量に購入 |
なるべく低い費用の演出にする。 | 私は、コックさんの衣装で登場したので衣装代はかかりました。 |
ムービー(動画)は自分で作る。 | オープニングムービー、新郎新婦紹介ムービー、エンディングムービーは自作が充分可能(私の場合は妻が作成)私は趣味でmacbookを使って簡単な動画編集をしておりますが、パソコン知識の疎い私でも充分作れることが分かりました) |
カチューシャなどのアイテムは自分で準備 | 安価なものでも綺麗でした。 |
ビデオ撮影はご親族にお願いする。 | 親族の方にビデオ撮影をお願いしましたが、大変そうでした。 |
人前式(結婚の承認はゲストの方々)をする。 | 両家の意向によりますが、人前式を執り行った友人の結婚式は、特に違和感なく素直に良かったです。 |
式場の割引を利用する。 | 私の場合の式場選びは妻の友人がその結婚式場で勤務していたため、その紹介割引が適用されました。会社が提携している式場(福利厚生の一環)を選ぶと良いです(候補の1つだった提携している式場は、挙行した式場よりも費用が3分の2程度でした。 |
web招待状を活用する | 私の友人の結婚式は、web招待状を使っていました。もっと早く知っておけばよかったです。ただ招待者の方でご年配の方など知識があまりない方は、招待状はペーパーで送った方が良いでしょう。 |
新郎側が多く払う場合が多い
迎え入れる側(嫁に迎える方婿に迎える方)が多めに負担する場合が多いです。
なので男性は、大体はお嫁にいただくことが多いですので男性側の自己負担は多いと考えられます。男性側が多く支払うとなっても、奥様と貯蓄等の経済状況を考えて相談した上で自己負担額を検討してください。
私の場合は、迎える側だったので自分の貯蓄で負担(この日のために1年間節約を徹底しました)し、家内のほうは結婚式以外の様々な雑費を負担してくれました。
まとめ
・結婚式の準備は、全部をやろうとすると仕事の傍ら非常に大変なので、節約項目はよく話し合う。
・費用の負担については、奥様と話し合い確定した御両家顔合わせの時に援助額を決定し自分の自己負担額を見積もる。
・見積以上に諸費用がかかるので余剰分の資金も蓄える。
・結婚資金に余剰がでたら、投資などにも挑戦できる。
私の場合は、妻が希望した式場で、節約しても高額な費用になりましたが、自分の貯蓄のお陰で何とか賄うことが出来ました。