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40代から独立できる仕事はある?筆者の経験からおすすめを紹介

人生で1番脂の乗ってきている40代が1度は考える独立。

筆者が経験した2件を含め、代表的な5選をご紹介します。

人生40歳を過ぎてくると「本当にこのままでいいのか」という疑問が頭をよぎります。

定年の65歳まで今務めている会社が安泰であればいいのですが、どんなに大手であっても廃業してしまう昨今、しかも、老後の不安も考えると別の収入源も準備しておかないと考えるのは当然の成り行きでしょう。

そこで今から準備して、ゆくゆくは自分の好きなことで生きていく。

そんな40代から独立できる仕事5選、軽貨物運送、フランチャイズ加盟、WEBライター、保険代理店、飲食店開業をご紹介。

それぞれのメリット、デメリット、資金の必要性、将来性、安全性、前もっての資格やスキル、収益性、今後の課題等を踏まえ考察していきます。

1.軽貨物運送

軽自動車1台あればすぐに始められるといわれる軽貨物運送、まず、開業の手順としては、「個人事業主の開業・廃業等届け出書」「軽貨物自動車運送業経営届出書」を提出して、黒ナンバーを取得、確定申告の為に「青色申告承認申請書」

を届けておきます。

初期投資として「車両」(あれば自家用の軽自動車車でOK)「車庫」「営業所」(自宅でもOK)「自賠責保険」ありますが、他の開業より少額の自己資金で

始められます。

基本的に業務委託ではじめ、荷物単価120円~180円で運び、やり方によっては

月収100円以上稼ぐことが可能。

エリア、高単価、働き方で収入アップができ、やったらやった分だけ稼げます。

将来的にも無くなる業界ではなく、予想では市場規模は拡大している(矢野経済研究所

より)とのこと。

ただ、デメリットとしは業務委託で加盟金をとるところがあったり、車両がなければ

購入する必要がある。

また、営業経費として「ガソリン代」「車検代」「税金」「社会保険料」「自動車保険料」必要で、車両の任意保険は自賠責保険の倍以上かかります。

それプラス、車両もメンテナンスも大事になります。

確かにやったらやっただけ稼ぐことはできますが、繁忙期は早朝から深夜近くまで働く

こともあり、体を壊したら収入はゼロ。

うまくやるコツとしては単価の高い会社、業務先を選び、1日で配れる数を増やす

ために如何にタイムロスなくすかにかかっている。

始めなれるまで委託ドライバーでやり、慣れてきてら、フリーランスとして単価を

上げていくのも手です。

2.フランチャイズ加盟

フランチャイズの語源でいうと会社の設立認可という意味で、本部・親会社が

フランチャイザーといい、加盟店がフランチャイジーと呼ばれる。

加盟店が本部にロイヤリティという対価を支払って、本部からブランド名や

経営のノウハウをもらうというシステムです。

やはり、最大のメリットは本部のブランド力、経営ノウハウ、営業サポート

など売上に専念するための為のレールはあるので、最初はその上を懸命に走れば

実績はできるようになっています。

ですので、未経験の人でも売上が上がるのはその為。

ただ、デメリットとして、マニュアル通りの営業で自由がないということ。

仕入れの決まった物しか発注できなかったり、運営方法は統一化されています。

また、ブランド力で集金し易い一方、最近、回転寿司業界であった「ペロペロ事件」

のようなブランド毀損でブランド力の低下が起こる可能性がある。

更に加盟金や保証金を取るところもあり、その辺は事前にしっかり調べておく

ことです。

自己資金300万円~500万円は必要でしょう。

比較的簡単に一店舗のオーナーになることができますが、色々な制限はどうしても

つきます。

ですので、ある程度業務委託で基盤ができたら、フリーで独立する方法がベター。

3.WEBライター

WEBサイト上の文章を書く人のことをWEBライターと呼びます。

ネット上のクラウドソーシングサイトに登録して、WEB上の記事を書くための

案件を応募。

無事、受注できれば案件内容に沿って、記事を執筆して、クライアントに

納品して、お金を貰う流れです。

パソコンとネット環境があれば、すぐに始めることができます。

ですので、副業からはじめる方も多いです。

最大のメリットは場所や時間に囚われず、好きな時に好きな場所で執筆活動が

可能。

デメリットとしましては、地味な作業をコツコツやならねばならず、

最初は実績がないので、一文字単価が低く、即金性はありますが、

思っていた程稼げないので、敷居は低いがすぐ止めてしまう人も多いのが現状。

ですので、初めのころは実績作りと割り切り、単価の低い案件やテスト記事を

書きまくり、実績をポートフォリオに組み込み、自分の記事をブラッシュアップして

いく必要性が不可欠。

また、専門知識として、WEBマーケティング、SEO、図解動画、

WordPresを身に着けていき、クライアントからまた一緒に働きたいと

思わせられれば継続案件が生まれます。

本当のWEBライターの仕事はここからです。

4.保険代理店

私が目指していた頃の保険代理店は年収1,000万円から2,000万円は普通で、皆、

外車を乗り回し、羽振りがよく正に一国一城の主的な感じです。

代理店会議でも発言力があり、保険営業社員が常に気を使っていました。

サラリーマンのように転勤はないし、地域密着で仕事ができて、地元のつながりを

利用できました。

コツコツと人のつながりを作っていくことが、好きな方は向いていると思います。

一つの信頼が次の信頼を生んでいきます。

たまに数百万円クラスの大きな案件が舞い込んで来たときはかなり気持ちが踊ります。

自動車保険でもフリートと言って営業車を数十台抱えている案件を契約すると

かなりの手数料収入になります。

私は戸建住宅の火災保険の切り替えの提案で一月で数十万円の手数料収入が発生。

       保険代理店になる為には、まず、保険会社の2年、もしくは3年の研修生となり、その間、保険営業の為の法令、コンプライアンス等の資格を取り、独立するための

営業実績を積み上げていきます。

その営業実績には1カ月、3ヵ月、半年、1年、1年半、2年といった区切りで更新月

があり、営業成績が更新基準に達しないと保険会社との契約が切れます。

契約が切れた後は別の保険代理店の構成員になる方が多いです。

晴れて更新基準をすべてクリアして、卒業すると代理店になる資格が与えられます。

ただ、2年ないし3年の研修期間の間に保険の収益を積み上げていかなければ

なりません。

研修生の最初は手取りで30万円ぐらいの給与が支給され、更新基準の月をクリア

するごとに25万円、20万円、15万円と目減りしていきます。

減った分を自分が売った保険の手数料収入で補っていく感じです。

ひたすら毎月保険を売りまくるか、毎年、保険料がもらえる自動車保険などの

損害保険を積み上げるか、それは本人の営業スタイルによります。

しっかりと計画と戦略を立てられる人は向いていますが、行き当たりばったり

で営業して回る人は脱落します。

大きい保険代理店になるのには多少年数が必要ですが、人のつながりによっては

大化けして一気にのし上がる可能性がある業界です。

5.飲食店開業

今は雇われの身だが、自分の調理経験自信があり、いずれは自分の店を持ちたい

と思う料理人は結構多いのではと思います。

自分の好きなようにメニューを作れ、自分と肌が合う常連さんに囲まれて日々楽しく

営業したいと料理人であれば誰もが一度は夢を見る。

現実的には将来を見据えたコンセプト設計が必要でそこには自分がやる分野の市場規模

、ニーズはあるか、自分はそこで戦えるかをしっかり見極めた上で銀行から融資を

受ける為の事業計画書を作成する必要があります。

もちろん、自己資金300万円~1000万円必要です。

経営が軌道に乗る半年位までは赤字を覚悟して、その為の準備金として、

自己資金プラス、銀行からの融資が不可欠なのです。

必要な資格としては調理師免許は絶対ではなく、食品衛星責任者と収容人数30名

以上の店舗を構える際は防火管理者の資格は必要。

お店をしっかり軌道にのせるにはまずは資金調達能力、経営能力、人員を管理する

マネジメント能力、当たり前ですが、調理能力、そして、時代のニーズにマッチした、

集客が見込めるメニュー開発能力が大事です。

デメリットとしては大体は賃貸で運営されると思いますが、店舗の場合は

保証金として家賃の10カ月分が必要です。

家賃が20万円だとしたら200万円。

運転資金として家賃、水道光熱費、人件費、食材費そして広告費です。

仕入れはやはり大型店舗に比べると割高になります。

また、もし自分が病気やその他の都合で店を休むとそれだけで

損失につながります。

失敗しないためにははじめに伝えた資金計画書しっかり作成して、どんぶり勘定で

営業しない事。

変なコダワリや自分本位な経営はお客様に気に入られなければ止めるべき。

SNSを含め、チラシ等の集客活動はしっかり行う。

軌道に乗る半年までは赤字覚悟でやれることは全てやる気概が必要。

全体のまとめ

やや辛口目にお伝えしまたが、安定したサラリーマンから独立した経営者に

なるにはデメリットをはるかに上回るやる気、覚悟が一番成功の鍵です。

人生80年、いや、人生100年とも言われるようになった昨今。

現在はさまざまな働き方が生まれてきています。

逆に色々な選択肢がありすぎて自分の進路や人生が見えない、決まらない人も多いのではないでしょうか。

40代の方もさまざまな状況があると思いますが、一般的に20代で結婚して、子供が生まれて、会社では課長、係長といった中間管理職、社会でも、家庭でも中核を担う立場にいると思われます。

そんな40代が自分の腕一本で勝負して、やりたい人生を切り開く。

よく聞きなれた言葉ですが、『人生は一度きり』です。

どの年齢になってもチャレンジする精神は素晴らしい。

死ぬこと以外はかすり傷という本があるように自分の直観に従い、心の赴く道に進むのが1番いいと私は思います。

独立は楽な道ではないと思いますが、我慢し続ける雇われの身から解放された時の充実感は何物にも代えがたい。

極論、家族の為でも、奥さん、旦那さんの為の人生ではありません。

自分の人生です。

やりたいことをやり切った人生にしたいものです。

ライター:ichiro

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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