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40代で保険に入ってないとどうなる?私が医療保険の解約を決めた理由とリスクを解説

保険の必要性については様々な意見があり、

「結局保険に入ってないと困るの?」

「何に入ればいいかわからない…」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、私が40歳で14年間加入した医療保険を解約した3つの理由と必要だと考える保険について紹介します。

40代が実際にどんな保険に入っているか、ぜひ保険の見直しの参考にしてください。

40代で保険に入ってないとどうなる?リスクをまとめます

まずは40代で保険に入ってない人はどれくらいいるのでしょうか?

保険の見直しをする上で、リスクについても考えておく必要があります。

保険に入ってない人の割合は?

生命保険文化センター「令和4年度生活保障に関する調査」によると40代の男性86.1%、女性86.3%が生命保険に加入しているという結果でした。

よって生命保険に入ってない人は約1割程度で、かなり少ないことがわかります。

特に扶養している家族がいる場合は、生命保険の加入を検討する必要がありそうです。

40代以降は病気のリスクが高まる

40代はがんや高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなる時期です。

40代で保険に入ってない方や保険の解約を検討している方は、20代30代より病気になる確率が高くなることも考えておきましょう。

貯蓄でカバーできない場合がある

貯蓄でカバーできない場合は保険を検討する必要があります。

特に個人事業主の方は働けなくなった時に手当金等がないため、収入がなくなる可能性も考えなくてはなりません。

また先進医療など自己負担の治療を受けたい場合も治療費が高額になるため要注意です。

【体験談】私が14年間加入した医療保険を解約した理由

筆者は、20代の頃に何となく不安で医療保険に加入しました。

14年間で保険料の総額約42万円に対して、受け取った給付金は5万円のみ。

それでも「今解約したら今までの保険料が無駄になる!」「今後病気になるかもしれない!」と思い、なかなか行動できずにいました。

しかし契約している保険や制度について調べるうちに、保険料が返って来ないこと以上にこのまま払い続ける方が損だと判断し、今後は保険料を貯蓄しようという結論になりました。

1:病気になっても元が取れない!


【保険の内容】

  • 掛け捨て 医療保険
  • 60歳払済 終身
  • 保険料 約30,000円/年
  • 入院 5,000円/日
  • 手術 25,000円~50,000円


60歳までの残り20年間で、保険料約60万円払う必要があります。

すでに払い込んだ保険料約42万円と合わせて約100万円の保険料になります。

しかし保障内容をよく見ると、今後病気やケガをしたとしても100万円は受け取れない!ということがわかりました。

病気になったとしても、掛けた保険料以上の保険金を受け取れないことが解約を決意した最大の理由でした。

2:最大1年6ヵ月は手当金がある

健康保険の制度である傷病手当金は病気やケガで出勤できない場合、給与の約2/3を最大1年6ヵ月受け取れます。

そのため働けなくなった場合もこの制度と貯蓄で生活ができると判断しました。

3:1ヵ月に支払う医療費には上限がある

1ヵ月に支払う医療費には年齢や所得に応じて限度額が定められており、超過分は全額払い戻しされる高額療養費制度があります。

よって1ヵ月の医療費は貯蓄でカバーできると判断しました。

40代が入るべきおすすめの保険はがん保険

私は他にがん保険も加入していましたが、がん保険はこのまま継続することを決めました。

その理由は2つあります。

1:保険料以上の保障がある

【保険の内容】

  • 掛け捨て がん保険
  • 保険料 約30,000円/年
  • がん診断給付 1,000,000円
  • 治療費 100,000円/月
  • 先進医療 150,000円

がん保険は病気が限定されているため保障が手厚く、がんになった場合は掛けた保険料以上の保障を受けられるため、継続して加入することにしました。

2:先進医療は全額自己負担

がんの先進医療を受ける場合は公的医療保険の対象外のため高額になり、高額療養費制度も適用されません。

治療の選択ができるように備えたいと思いました。

このように保険は貯蓄でカバーできない場合に備えるものだと考えています。

40代は保険の見直しが必要

1:保険料を払い過ぎている可能性がある

「入院は一日5,000円の保障だと保険料が月々約2,500円です」

「月々2,500円だったら安いですね」

このように安い保険だと思い、保障内容を理解せずに何となく払い続けていませんか?

月々2,500円でも34年以上加入すれば保険料は100万円を超えます。

保険料と保障のバランスを確認することが大切です。

2:老後に備えた運用を考える

40代は健康の不安やそれに伴う費用が心配になる年代ですが、それ以外にも子供の教育資金や老後資金なども考えなくてはいけない年代でもあります。

とりあえず保険に入っていれば安心だと思い、不要な保険料を払い続けることで資産を増やす機会を失っているかもしれません。

まとめ:40代は必要な保険を見極め、運用で老後に備えよう!

保険は貯蓄でカバーできるのであれば必要ないと思っています。

私は40歳で保険を見直し、投資を始めました。
どちらももっと早く考えて、行動すべきだったと後悔しています。

しかし保険を解約するのも、投資を始めるのも決して遅くはありません。

40代は自分に必要な保険を見極め、貯蓄や投資で老後に備えることも考えてみましょう!

                                 ライター名:モク

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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