「SHEINを利用しようと思っていたけど、危険性ってある?販売していた商品に発がん性物質が見つかったってニュースを前に聞いたけど、今は大丈夫だよね?」
「SHEINは、過去に個人情報を流出させたと聞いた。もしかして利用すると個人情報が流出する?」
「SHEINに危険性があるとは聞いたけど、それでも価格が安いのは魅力的!安全に買い物をする方法があれば知りたい!」
そんな悩みを抱えていませんか?
SHEINは、衣料品やアクセサリー、美容品など、さまざまな種類の商品が格安で購入できることが魅力的な通販サイトです。
しかし運営しているのが海外の企業ということで、利用の際に危険性があるかもしれないと、不安を感じてもおかしくはないでしょう。
そこで、この記事では、SHEINについて危険性があるといわれる理由4選と安全に買い物する方法3選を詳しく解説します。
この記事を読むことで、SHEINにも危険性があることが理解できて、安全な方法で買い物を楽しめるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
SHEINとは
(画像引用元:SHEIN)
「SHIEN」は、シンガポールに拠点を持つ中国の企業によって運営される通販サイトです。
世界150以上の国や地域で利用されており、衣料品やアクセサリー、美容品など、さまざまな種類の商品を販売しています。
SHIENの魅力は何といっても、商品が格安で購入できることでしょう。
ファッショントレンドに敏感な若者を中心に、多くの人々が利用しています。
そんなSHIENですが、利用の際には見逃せない危険性があるのをご存じでしょうか。
次の項目で、SHIENの危険性について解説します。
SHEINに危険性があるといわれる理由4選
SHEINに危険性があるといわれる理由は、以下の4つです。
- 商品から発がん性物質や有害物質が検出した
- 過去に個人情報が流出している
- Android版アプリで同意なく情報を外部へ送信していた
- 中国政府に個人情報が監視されるおそれがある
1つずつ解説します。
①:商品から発がん性物質や有害物質が検出した
SHIENでは、過去に販売していた商品に、発がん性物質や有害物質が検出されています。
例えば韓国のニュースによると、SHIENなどで販売している海外直輸入商品の安全性検査を実施したところ、女性用下着1件から発がん性物質、化粧品8件から有害物質の検出を確認したとのことです。
そのほかカナダ保健省によると、SHIENで販売している幼児用ジャケットから基準量を超える鉛が発見されたとのことでした。
鉛を検出した幼児用ジャケットは取扱い商品として削除し、製造会社とも契約解除したとのことです。
このように、SHIENで取り扱っている商品から発がん性物質や有害物質が検出された事実があるため、危険性があるといわれています。
②:過去に個人情報が流出している
SHEINは、2018年7月に3,900万人の個人情報を流出させています。
また、この件でアメリカのニューヨーク州から190万ドルの罰金が科せられています。
さらにSHEINは、個人情報が流出した事実を公表していません。
個人情報が流出しただけでなく、事実を公表していないことで、SHEINには危険性があるといえます。
③:Android版アプリで同意なく情報を外部へ送信していた
Android版アプリのSHEINが、ユーザーの同意なく「クリックボード」の情報を取得し、外部へ送信していたことをマイクロソフト社が発表しました。
クリップボードとは、コピーや切り取りした文章などのデータを一時的に保存する機能です。
このクリップボードに個人情報を保存していた場合、外部に流出することになります。
この問題は2022年5月に修正されたとのことですが、Android版のSHEINアプリを利用している場合、念のため注意したほうが良いといえるでしょう。
なおiPhone版のSHEINアプリは、事前にアクセス許可の確認があるため、安心して利用できます。
④:中国政府に個人情報が監視されるおそれがある
SHEINは、シンガポールに拠点を持つ中国の企業です。
中国には「反スパイ法」という法律があり、2023年に改正法が施行されました。
この改正により、スパイ行為の範囲が拡大したことから、中国政府にSHEINから個人情報を監視されるおそれがあります。
中国企業であるSHEINを通じて、中国政府から個人情報が監視される危険性は見逃せないといえるでしょう。
SHEINで安全に買い物する方法3選
ここまで、SHIENに危険性があるといわれている理由を解説しました。
そんなSHIENでも、安全に買い物する方法はあります。
それが、以下の3つです。
- 個人情報が特定できない方法でアカウント登録する
- 配送先を自宅以外にする
- クレジットカードでの支払いを避ける
1つずつ解説します。
①:個人情報が特定できない方法でアカウント登録する【iOSデバイス前提】
iOSデバイスを持っていることが前提ですが、SHEINのアカウントを登録する際に「Apple ID(iCloudメール)」を選ぶことで、個人情報が特定されません。
また、Apple IDで会員登録する場合、必ず「メールを非公開」を選択しましょう。
SHEINが個人情報を流出したとしても、本人が特定されることはありません。
Apple IDで会員登録することで新たにパスワードを設定する必要もないため、おすすめのアカウント登録の方法といえるでしょう。
②:配送先を自宅以外にする
SHEINで安全に買い物をするためには、購入した商品の配送先を自宅以外に設定しましょう。
例えば郵便局留めにすれば、SHEINに自分の住所がバレることはありません。
なお郵便局留めにする際の注意点は、受け取り時に免許証などの本人確認書類の提示が必要なことです。
そのほか、郵便局に商品が到着しても通知はきません。
SHEINのサイトから配送状況が確認できるため、忘れずにチェックしましょう。
③:クレジットカードでの支払いを避ける
SHEINは海外の企業ということで、クレジットカードでの支払いに不安を感じることもあるでしょう。
その場合は、クレジットカード以外の支払い方法を選択しましょう。
例えば、コンビニ支払いやPayPalはおすすめの支払い方法です。
クレジットカード以外の支払い方法を選択して、SHEINでの支払いで不安を解消しましょう。
まとめ
SHEINには、以下の4つの危険性があります。
- 商品から発がん性物質や有害物質が検出した
- 過去に個人情報が流出している
- Android版アプリで同意なく情報を外部へ送信していた
- 中国政府に個人情報が監視されるおそれがある
SHEINを利用することに不安を感じている場合、以下の3つの方法であれば安全に買い物できます。
- 個人情報が特定できない方法でアカウント登録する
- 配送先を自宅以外にする
- クレジットカードでの支払いを避ける
SHIENの魅力は、商品が格安で購入できることです。しかし海外の企業ということで、利用に不安を感じても何らおかしくはありません。
この記事を参考に、SHEINにも危険性があることを理解して、安全な方法で買い物を楽しみましょう。
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