動画編集は未経験や初心者でも短期間で稼ぎやすく、非常に人気の副業です。
とはいえ、
「動画編集の副業を始めてみたいけど、未経験でも本当にできるの?」
「動画編集の副業は、今から始めても稼げるの?」
「動画編集の副業の始め方や案件の取り方が分からない…」
という方も多いと思います。
そこで本記事では、動画編集の副業を、未経験から始める具体的な手順や案件の獲得方法をご紹介します。
本記事を読んでしっかりと行動すれば、動画編集の副業で月5~10万円の収入を得ることも十分可能です。
未経験者が動画編集の副業をするメリット
動画編集の副業をするメリットはたくさんありますが、特に大きなメリットは次の3つです。
- 未経験でも始めやすい
- 時間や場所を選ばず仕事ができる
- 動画市場はまだまだ伸びる
それぞれ詳しく解説していきます。
メリット1.未経験でも始めやすい
動画編集は、未経験者が最も始めやすい副業の1つです。
その理由は2つあり、1つは「稼ぐのに必要な動画編集スキルはそれほど難しくないから」です。
動画編集の副業で稼ぐために必要なスキルは、正しい方法で学べば早い人だと1か月以内で習得できます。
Webデザインやプログラミングなどであれば、スキルを習得するのに半年~1年以上かかることもあるので、いかに動画編集が未経験からでも始めやすいかが分かります。
2つ目は「募集している案件の数が多く、やった分だけ稼げるから」です。
例えばブログやYouTubeなどを副業として始めても、数か月間収入がゼロということも多く、未経験者には挫折しやすい副業と言えます。
その点、動画編集は募集している案件も多く、案件を受ければ受けるだけ収入になるため、短期間で成果が出やすく未経験者が始めやすい副業と言えるでしょう。
メリット2.動画市場はまだまだ伸びる
未経験から始めやすいと言っても、今後動画市場が衰退していくのであれば動画編集の案件も減っていってしまいますが、動画市場は今後もまだまだ伸びるでしょう。
出典:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表
この記事によると、動画市場はまだまだ成長段階であり、2025年には1兆円を超える市場規模になる見込みです。
スマートフォンや動画配信サービスの普及、5Gによる通信速度の高速化、新型コロナウィルスなどの影響により、動画の需要は今後も拡大していくと予想されています。
それに伴って、動画編集の案件もますます増えていくでしょう。
メリット3.時間や場所を選ばず仕事ができる
動画編集の副業は、時間や場所を選ばずにできるのも大きなメリットです。
パソコン1台あれば、自宅はもちろんカフェや移動中などでも、自分のペースで仕事をすることが可能です。
本業もしながらどこかに通って副業するとなると、肉体的にも辛いですし、人間関係のストレスを感じることもあると思います。
働く時間や場所が自由になることできっと働くことが楽しくなり、副業収入もどんどん増えていくでしょう。
このように動画編集の副業には様々なメリットがあります。
動画編集の副業はどのくらい稼げるのか?単価と相場も解説
動画編集の副業は実際にどのくらい稼げるのでしょうか?
動画のジャンルや長さやよって金額は異なりますが、未経験からでも始めやすいYouTube動画の編集であれば、1本3,000〜5,000円程度が相場です。
高単価な案件だと1本1万円を超えるものもあります。
こういった案件を月に10本程度やるだけでも、月3〜5万円の副業収入が得られます。
最初のうちは、1本編集するだけで何時間も掛かってしまいますが、慣れてくれば短時間で編集できるようになるので、時間単価は上がっていきます。
また、実績を積めば単価も上がっていきますし、スキルを磨けばウェディングムービーや企業のPR動画など1本数万円の案件を受けることもできます。
このように、動画編集の副業は、しっかりと継続すれば数か月で月5〜10万円稼げるようになることも珍しくありません。
動画編集の副業で必要なパソコン・編集ソフト
動画編集の副業で必要なパソコンのスペックと編集ソフトをご紹介します。
動画編集の副業で必要なパソコンのスペック
動画編集は比較的重たい作業になるため、ある程度スペックの高いパソコンが必要になります。具体的には次の通りです。
- CPU:Core i7
- メモリ:16GB以上
- SSD:256GB以上
MacかWindowsかはどちらでも問題ありません。上記スペックを満たすパソコンの価格は10~20万円程度が相場です。
初期投資としては大きい金額ですが、動画編集の副業で稼げれば数か月で元が取れますので、スペックはなるべく妥協しないようにしましょう。
動画編集の副業で必要な編集ソフト
動画編集をする際は、「動画編集ソフト」を使います。
様々な動画編集ソフトがありますが、代表的なものは次の通りです。
- Adobe Premiere Pro
- Adobe After Effect
- Final Cut Pro
中でもAdobe Premiere Proが最も代表的な動画編集ソフトです。
Adobe After Effectは高度な映像制作に使われるソフトで、Final Cut ProはMac専用のソフトです。
動画編集の副業をするなら、Adobe Premiere Proを使用すればまず間違いありません。
Adobe Premiere Proの価格は単体プランで2,728円/月(税込)、Premiere ProやAfter Effectなど20種類以上のソフトが使えるCreative Cloudコンプリートプランで6,480円/月(税込)かかります。
決して安い金額ではありませんが、動画編集の副業で稼いでいこうと考えているのであれば、安い無名のソフトなどは使わないようにしましょう。
動画編集の副業で必要なスキル
動画編集の副業で必要となる基本的なスキルは次の通りです。
- カット
- テロップ挿入
- BGM・効果音の挿入
- 色調補正
他にも多くのスキルがありますが、これらのスキルが身に付けば基本的な案件はこなせます。
もちろん他のスキルを身に付けることでできる仕事の幅が広がり、単価も上がっていくので、慣れてきたら様々なスキル習得を目指しましょう。
動画編集の副業を未経験から始める具体的な手順
ここからは、動画編集の副業を未経験から始める具体的な手順を紹介します。
手順1.動画編集スキルを身に付ける
まず前述した動画編集ソフトの使い方を覚え、基本スキルを身に付ける必要があります。
動画編集スキルを身に付ける方法は大きく2つあります。
- 独学で学ぶ
- 動画編集スクールで学ぶ
独学で学んで成果を出している人もいますが、動画編集スクールで学ぶと次のようなメリットがあるため、未経験者は動画編集スクールで学ぶことがオススメです。
- 動画編集に必要なスキルを短期間で体系的に学べる
- お金を払って学ぶことでモチベーションを保ちやすい
- 分からないことがあれば相談できる
- Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトが割引価格で使える場合がある
- 制作実績の作成や案件獲得のサポートを受けられる場合がある
動画編集の副業として短期間でかつ継続的に収入を得たいと考えているなら、動画編集スクールで学ぶことをオススメします。
手順2.制作実績を作る
基本的な動画編集スキルが身に付けば、次に簡単な制作実績を作りましょう。
制作実績は、未経験者が動画編集の案件を獲得する上で非常に重要です。
クライアントが案件を依頼する際に一番気にすることは、あなたにどんなスキルがあってどんなクオリティの動画を作れるかということです。
これを一目で伝えられるのが制作実績です。スクールによっては制作実績作りまでサポートしてくれるところもあるので、そういったスクールで学ぶことができれば安心です。
独学で学んだ人やまだ制作実績のない人は、架空の仕事実績として自分の作品を作るのがオススメです。
また、最初は制作実績作りのためと割り切って、無料で動画編集の依頼を受けるのもいいでしょう。
手順3.制作実績をもとに案件を獲得する
制作実績ができれば、それをもとに募集案件に応募して案件を獲得していきましょう。具体的な方法は後述します。
未経験者にとってはここが一番難しい所だと思います。最初のうちは、応募しても中々仕事を依頼してもらえないでしょう。
未経験者が案件を獲得するために特に重要なポイントは次の2つです。
- 他の人との差別化を意識する
- 依頼してもらえるまで継続して応募する
動画編集の副業を始める人が多くいる中で、他の人と同じようにしていても中々案件を獲得できません。
とはいえ、制作実績を作らずに応募している人も多いので、制作実績を作っているだけでも十分差別化になります。
プラスアルファで他の人にはない自分の強みをアピールできると、より案件が獲得しやすくなるでしょう。
あとは依頼してもらえるまでひたすら継続して応募し続けることです。
2~3件応募して諦めてしまう人も多いですが、実際には20〜30件応募してはじめて案件を獲得できたということも珍しくありません。
制作実績をもとに継続して応募すれば必ず動画編集の案件を獲得できますので、諦めずに続けましょう。
動画編集の案件を獲得する3つの方法
それでは、未経験者が動画編集の案件を獲得する具体的な方法を3つ紹介します。
方法1.クラウドソーシングサービスを使う
未経験者が副業で動画編集の案件を獲得する最も代表的な方法は、クラウドソーシングサービスを使うことです。
動画編集の案件もたくさんあり、未経験でも応募しやすいでしょう。
動画編集の案件がある代表的なクラウドソーシングサービスは以下です。
初心者におすすめのクラウドソーシングサイト5選
デメリットとして単価が安いことが挙げられますが、低単価な案件であれば求められるスキルもそれほど多くないので、最初の経験を積む場としてオススメです。
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方法2.SNSを活用する
自分自身でSNSを運用して案件を受注する方法もあります。
「動画編集 募集」などで検索をかけると、動画編集者を募集している人を見つけられます。
また、動画編集者としてSNSで自分の考えや制作実績などを継続して発信していると、SNS自体が勝手に営業してくれるツールになります。
発信を続けていると信頼が蓄積され、フォロワーが増えてくれば、何もしなくても相手から仕事を依頼してくれるようになるでしょう。
方法3.知人から紹介してもらう
友人や知り合いから案件を獲得する方法もあります。
知り合いでYouTube配信をしている人がいればアピールしてみたり、結婚する人がいればウェディングムービーを作らせてもらったりするのもいいでしょう。
動画編集を必要としている人は意外と自分の周りにいるかもしれません。
知り合いであれば納期や金額の融通も効きやすいですし、周りで動画編集を必要としている人がいないか探してみるといいでしょう。
まとめ
動画編集の副業を、未経験から始める具体的な手順や案件の獲得方法をご紹介しました。
これからの時代、雇用の不安定化や増税の影響などで収入の不安はますます大きくなっていくでしょう。そんな中、副業を始めたいけど何をやっていいか分からないという人もたくさんいます。
その点、動画編集は未経験からでも始めやすく、短期間で継続して稼ぎやすい副業です。
副業で数万円の収入を安定して得られれば、今後の収入に対する不安も軽減されますし、上手くいけば動画編集で独立して、時間や場所に縛られない自由な働き方を選択することもできます。
副業収入を得たい、仕事の幅を広げたい、個人で稼ぐ力を身に付けたいという人は、動画編集にぜひチャレンジしてみてください!