「老後2,000万円問題」と聞いて、皆さんはどのように感じるでしょうか。現代の日本社会では少子高齢化の進行によって、老後の資金不足が深刻な問題となっています。現在の会社からの収入で十分でしょうか。
私自身は、自分自身の現状に将来の不安を覚えました。
副業解禁時代である今、多くの会社員は本業以外で収入を得ることが可能になっています。副業を始めることは、老後の資産不足の対策だけでなく、自身のスキルアップにもつながると感じています。
しかし、新卒から会社員としての経験だけで過ごしてきた場合、未経験でもできることはあるのかと不安を感じるのではないでしょうか。
副業には多くの種類と手段がありますが、特に副業未経験で技術や知識がないという方には、クラウドソーシングサイトを利用したローリスクで始められる副業がおすすめです。
筆者も現在、主にクラウドソーシングサイトを用いて副業を行なっています。
この記事では、筆者の実体験をもとに、副業について具体的に解説もしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト
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クラウドソーシングで始められるローリスク副業の特徴
副業を始める際に初期費用がネックになる可能性がある副業初心者には、初期費用をかけずに始められる働き方がおすすめです。例えば、クラウドソーシングサイトなどで提供されるタスクをこなして報酬を得る方法があります。
また、副業においては時給と報酬の違いを意識することも重要です。
時給制と報酬制の違いを把握し、将来的に自分がどのように収入を得ていきたいかを意識して副業選択を行うと、より自分にあった仕事を探すことができます。
そして、副業をする上では時間管理の意識も必要です。本業と副業を両立するためには、自分の時間を上手く使うことが求められます。
初期費用をかけずにローリスクで働ける
副業を始める際に初期費用を抑えるためには、自分がすでに持っているスキルや経験を活かした仕事を見つけるという方法があります。
例えば、趣味で写真を撮影している場合は、写真を提供するサイトに撮った作品を投稿したり、撮影の依頼を探すことができます。
また、アフィリエイトサイトの作成などWebコンテンツの作成、持っているパソコンで対応できるのであれば動画編集などもあります。
時給と報酬の2種類がある
仕事には大きく分けて時給制と報酬制の2つの種類があります。
時給制の場合、仕事をした時間に応じて給料が発生します。例えば、コンビニやファミリーレストランでのアルバイトなどです。
一方、報酬制の場合は、特定の仕事が完了したときに、その対価として支払いが発生します。クラウドソーシングサイトでの案件はこちらの報酬制であることが多いです。
時給制の場合は収入が安定しやすい反面、報酬制に比べて収入の上限が低いことがあります。また、報酬制の場合は、成果が出せない場合は当然ながら収入が得られません。
長期的に考えて、自分にあった種類の副業を選ぶことが重要なポイントとなります。
時間管理の意識が重要
副業を始めるには時間管理が重要です。
1日に与えられた時間は誰もが同じ24時間で、本業の仕事もその24時間内にこなす必要があるため、副業に費やせる時間は限られています。
副業を始めるにあたっては、自分にあった働き方を見つける必要があり、本業に影響を与えないよう時間配分を考える必要があります。
また、将来自分がその副業を通してどのようになりたいのかを考えつつ少ない時間でも副業にコミットする必要があるのであれば、時間配分を明確にして副業の時間を捻出する必要があります。
併せて、仕事を詰め込むことで生じる疲れやストレスにも注意が必要です。十分に休息をとり体調管理に配慮して、自分の体力や生活リズムに合わせた副業スタイルを模索することが大切です。
クラウドソーシングでローリスク副業を始めるメリットとデメリット
激務の仕事に追われる日々に疲れを感じていたり、その中でも将来に不安を感じている方はローリスクで副業を始めることで解決策を見つけられるかもしれません。
副業には多くのメリットがあり、収入増加やスキルアップ、新しい人脈の構築が得られるかもしれません。しかしデメリットもあり、本業との両立や時間と労力の負担やストレスの増加などが考えられます。
副業を始める前には、自分にとってのメリットとデメリットをよく考え、自分自身のライフスタイルにあった副業を選ぶことが重要です。
メリット
副業を始めることには多くのメリットがあります。
まず、自分の力で稼げるという体験をすることができます。副業を始めることで、自分のスキルや能力を活かして会社からではなく、自分自身で追加の収入を得ることができます。
また、今後の拡張性も考えることができます。副業内容によっては新しいスキルが磨かれ、本職に活かしたり他の事業内容に変換していくことが可能となるものもあります。
さらに、将来的に働き方を選べるようになる可能性があります。例えば、副業収入が本業を超えるようになれば、激務の職場に居続ける現状を変えることにつながるかもしれませんし、時間や場所に縛られない働き方ができるようになるかもしれません。
デメリット
副業を始めるメリットはたくさんありますが、それに伴うデメリットも存在します。
まず、副業を始めると時間が一時的にタイトになることがほとんどです。本業と副業を両立することは簡単ではありませんが、優先順位を明確にして時間管理をすることで対策は可能です。
また、特に副業初心者の場合は慣れていない分野の仕事である場合が多く、依頼者の期待に沿ったものができないことがあるかもしれません。技術を磨くには時間がかかるというデメリットもあります。しかし、副業を通して得たスキルは本業でも役立つことがあるかもしれません。
全てが上手くいかなくても、失敗から学び成長することができるので、挑戦する価値はあると筆者は考えています。
未経験者がローリスクでできるクラウドソーシング副業3選【体験談あり】
「副業を始めたいけれど、何をやればいいのかわからない」と筆者自身も考えていました。
クラウドソーシングサイトで様々な案件を受ける中で、ローリスクの副業としておすすめなのはタスク案件、デザインやキャッチコピーなどのコンペ案件、Webライティングの仕事です。
これらの仕事は未経験でも挑戦しやすいものが多く、自分のスキルを試しながら収入を得ることができます。
また、自分のペースで働けるため、会社員として働きながら自分自身のスキルアップや収入アップを目指すことができます。
1:タスク案件
タスク案件とは、簡単な作業を請け負うことができるクラウドソーシングのジャンルです。未経験者にとっても手軽に始められるため、人気があります。
例えば、アンケート調査やWebサイトのアクセス数の確認、商品の検索などがあります。報酬は案件によって異なりますが、比較的報酬が低い案件が多くなります。
タスク案件のメリットは、簡単な作業であるため未経験者でも始めやすいことです。
また、短時間で終わることが多く、メインの仕事との両立もしやすく、時間と労力を節約することができます。さらに、案件の数が多く、自分が取り組みやすい案件を見つけられる可能性は高くなります。
ただし、報酬が低いことや単純作業であることが多く、やりがいを感じにくい点がデメリットとして挙げられます。また、大きな収入を目指すのであれば、短時間により多くの作業をこなす必要があり、タイムマネジメントが重要になります。
2:デザイン・キャッチコピーコンペ案件
デザインやキャッチコピーのコンペ案件とは、企業や個人が求めるデザインまたはキャッチコピーを提案していくコンペティションのことです。
タスク案件とは異なりアイディアを出すことが求められるため、クリエイティブな力を発揮できます。提案の中から自分のアイディアが採用された場合は一定の報酬を得ることができます。
また、コンペティション自体も様々なジャンルや分野があるため、自分の得意とする分野に応募することで自己成長にも繋がります。
ただし、提案したアイディアが選ばれるかは保証されていないため、複数のコンペティションに応募しても報酬が得られない場合もあります。
3:Webライティング案件
Webライティングは、文章を書くことが好きな人にとってはスキルを磨く場となる副業の一つです。Webサイトやブログ記事、商品の紹介文やSNSの投稿など、様々な種類の文章を書く仕事があります。
Webライティングは、求められるライティング技術を磨くことで報酬アップも期待できます。初めての副業としては、初心者レベルでも良いとされる単発の記事作成や商品紹介文のライティングから始め、少しずつスキルアップをしていくことをおすすめします。
クラウドソーシングサイトにはライティングに特化した案件が多数あり、自分の得意分野を中心に選ぶこともできるため、自分に合った仕事を見つけることのできる可能性があります。
クラウドソーシングでローリスク副業を始める際の注意点
副業初心者である場合、受けようとする仕事内容に対して、自分自身の知識や技術が不十分であることがあります。その場合に注意するべきことがあります。
まず、副業初心者は1日や1週間などの短期間で、すぐに大きく稼ぐことはできません。自分の技術や経験に合わせた仕事を見つけるまでに時間がかかる場合もあり、新しいことを始める場合は実績を積み慣れてくるまでに時間がかかることを意識する必要があります。
また、理想とする報酬に見合った仕事を受けるためには、自分自身が勉強することも必要です。
デザインであればデザイン理論であり、ライティングであれば文章構成の型の知識が必要になることがあります。そのため、関連書籍やオンラインを活用して、スキルアップに努めることが大切です。
そして最後に、副業で稼げるようになるまで諦めないことが重要です。副業を本業と並行して行う場合は、忙しさや疲れから途中で挫折することもあるかもしれません。しかし、諦めずに続けていくことで、将来的には収入源の一つとして重要な存在になることもあります。
まとめ
副業未経験者の人にとって、クラウドソーシングサイトは非常に心強い味方です。
これらのサイトを使えば、初期費用を抑えた状態で副業を始めることが可能です。
未経験者でも参入しやすいタスク案件や、クリエイティブな能力を活かせるコンペティション案件、記事作成などのWebライティング案件以外にも、募集内容は多岐に渡ります。
いずれもすぐに大きく稼げないかもしれませんが、自分の能力を高め、諦めずに継続して取り組むことで、将来的には収入を増やすことも可能です。
クラウドソーシングサイトを活用して、自分自身に合った仕事を探してみることをおすすめします。
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト
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