NFTアートなんて、ただのデジタルの画像でしょ。
そんなものを買ってどうするの?
疑問に感じている人も多いと思います。
ですが、「売れた」「儲かった」などの話をSNSで見かけることも多くなり、気になりますよね。
そんなNFT初心者の方へ、NFTの使い道や買うメリット・何故買うのかを解説します。
この記事の著者は2022年5月にNFTの購入を開始。1年以上NFTに触れてきました。
NFTを買ってみた体験談もお伝えします。
ぜひ、最後まで読んでください。
NFTアート買ってどうする?NFTの使い道9つ
1:コレクションする
まずは何と言っても、コレクションです。
人は誰しも自分の好きなものを集めるのが大好き。子供の頃にカードを集めた経験はありませんか?好きなキャラクターのグッズを集めた経験はありませんか?
コレクションを友だちと見せ合うのは楽しかったと思います。
それと同じことがNFTでもできます。
しかも、NFTならウォレットアドレスにアクセスしてもらうだけで、日本中・世界中の人に自分のコレクションを見てもらえます。
さらにNFTはデジタルアートなので、劣化や破損の心配なし。
2:SNSのアイコンにする
NFTはSNSのアイコンにすることもできます。
NFTをアイコンにすることで、同じNFTの所有者にアピールできて交流が始まることも多くあります。
同じNFTを持っているインフルエンサーからフォローされたり、コメントが来ることも。
特に有名なNFTや、高額なNFTはアピールする力が強い。
最近では、著名人やインフルエンサーもアイコンをNFTにしている人を多く見かけるようになりました。
海外セレブの間では数千万円もする高級NFTをアイコンにすることが流行ったことも。
【BAYCを所有している有名人】
・ジャスティン・ビーバー(アーティスト)
・ネイマール(サッカー選手)
・エミネム(ラッパー)
(参照:BAYC(Bored Ape Yacht Club)とは?特徴や人気の秘密を徹底解説!)
3:転売して稼ぐ
NFTは転売もできます。
人気のあるNFTだとほんの数日で何十倍にもなるものもあり、「爆益!」となることも。
新しい「せどり(転売)」としても捉えられています。
NFTは劣化・破損の心配がなく、梱包作業もいりません。クリック1つで発送も完了。
4:メタバースのアバターにする
NFTアートを購入すると、メタバースで使用できるアバターがもらえるプロジェクトがあります。
・XANA GENESISS
・BABY
など。
↓は、メタバースで使用できるデジタルペット「XANA-PENPENZ」
5:コミュニティーに参加する
NFTプロジェクトにはコミュニティーがあります。
同じNFTを購入した人たちが集まるコミュニティーですので、アイコンにして入ると大歓迎してもらえます。
コミュニティーで活発にコミュニケーションを取っていると、仲間も増えて楽しい居場所に。
仲間たちと新しいプロジェクトを始める人がいたり、運営陣として誘われたりすることもあり、「仕事」につながる人もいます。
代表例は「DANKU」さん
コミュニティーに来るNFT初心者さんへの丁寧な対応が評価され、NFTコミュニティーNinjaDAOの「コミュニティーマネージャー」に抜擢されました。
6:優先購入券をもらう
NFTを買うと、優先購入券がもらいやすくなります。
「優先購入券」とは、「AL/WL」とも呼ばれるもので、NFTを優先的に「早く・安く」購入できるもの。
お得にNFTが買える招待券みたいなものです。
そのため「優先購入券をもらえたら、爆益確定」とさえいわれます。
NFTプロジェクトは、NFTを長期で保有して長くプロジェクトにかかわって欲しい。
そのため、売る人を選びます。優先購入券はその選別に活用されます。
つまり、優先購入券をもらってNFTをお得に買いたいのであれば、NFTを短期で手放さない方が有利といえるでしょう。
7:商用利用する
NFTアートは商用利用してもよいものがあります。
通常は自分が購入したとしても、他人がつくったアートを商用利用することは禁止です。
ですが、NFTプロジェクトは違う。
プロジェクトが生み出したアート・キャラクターの商用利用を、認めているプロジェクトがいくつかあります。
・NFTアートを使ってオリジナルのグッズを作って売ることが可能。
・自分の商品のアピールに使うことも可能。
・2次創作NFTさえも可能。
ただし条件があり、これは各プロジェクトによって異なりますので、しっかりと確認してください。
8:ギブアウェイする
ギブアウェイとは、プレゼントのことです。
自分が購入したNFTアートを、誰かにプレゼントする「ギブアウェイ企画」をTwitterなどで行う人は多く見られます。
・認知につなげる
・フォロワーさんへの感謝
などが目的です。
9:投資対象になる
NFTは投資対象になります。
NFTはこれから成長が期待できる分野ですので、市場の伸びとともにNFTアートの価値も上がっていくことが予想されます。
また、NFTは海外のユーザーにもリーチしやすく、販売や送付もクリック1つ。
マーケットプレイスに置いておけば、海外のユーザーが見に来て買っていく状況がすでに起きています。
「株を塩漬けしておくくらいなら売り払い、将来性のあるNFTアートを買った方がおもしろい」と判断する投資家も少しずつ増えています。
NFTアート買ってどうなった?【体験談】
ここでは記事の著者の体験談をご報告します。
2022年5月からNFTアートの購入を開始。1年以上経った結果はどうなったのでしょうか。
1:儲かった(含み益ですが)
2022年5月15日にリリースされたNFTアート「CNP」
マーケットプレイスでの最低価格は「0.569ETH」
日本円で「147,000円」(1ETH=260,000円 2023/07/13レート)
この「CNP」を、著者はリリース当日にマーケットプレイスで「5,000円」で買いました。
つまり、14万円ほどの含み益が出ています。
約30倍になりました。
儲かりました。
2:普段出会えない人たちと出会えた
NFTアートを買ってコミュニティーへ行くことで、新たな出会いがありました。
通常生活していても、つき合う人はだいたい固定してしまうもの。
ですが、NFTコミュニティーには様々な人がいます。普段の生活では出会うことのない人とコミュニケーションができます。
しかも、今NFTを買っている人はリテラシーが高く人としても質が高い傾向。
みんなでNFTアートを盛り上げていこう、とする気運が高く、仲間として迎えてもらえます。
コミュニティーで嫌な思いをしたことはまったくありません。
みなさんとても親切にしてくれます。
NFTコミュニティーは非常に心地よい空間ですね。
3:いち早く新しいテクノロジーに触れられた
NFTははじまったばかりの新しいテクノロジーです。
世の中を変えていくのはテクノロジー。
インターネットで人々の生活は大きく変わり、スマホの普及でさらに変わりました。
NFTもやがて普及していくことが予測されています。
NFTが世の中に普及していく前から触れておくことは、非常に意味があると言えるでしょう。
NFTアートは新しいテクノロジーに触れるよいきっかけです。
アートだけじゃない、NFTの使い道
NFTはテクノロジー
NFTなんてただのデジタルの画像でしょう。
そんなもの買ってどうするの?
と思っている方。NFTはアートだけではありません。
NFTはあくまでもテクノロジーです。
概念としてはインターネットと同じくらいのもの。
NFTのテクノロジーを使って何をしていくのかはこれから。
NFTアートは、NFTの使い道のほんの一例にすぎません。
支援の証明になる
NFTは支援の証明になります。
記録は「ブロックチェーン」と呼ばれる公開台帳に残されるから。
「ブロックチェーン」を閲覧してもらえれば、自分がいつどんな支援をしたのかが証明されます。
NFTアートを購入したアーティストが将来世界的に有名になったら……。
そのアーティストを無名時代から支援したことが証明されることに。
「あのアーティストは将来有望だと思ってた」と言うことはいくらでもできますが、今後は公にそれが証明される時代となります。
資金調達に使える
アニメ制作の資金調達にNFTが活用されました。
NFTアートを購入してもらい、売上がアニメ制作の資金になるものです。
なんと、開始1分で2,000万円ものお金が集まりました。
しかも、もっと資金提供したいという意見が殺到。
当初1回の予定だったものが、その後数回行われました。(参照:NFT活用クラウドファンディング、1分で2,000万円を調達。web3で人気のIP“CryptoNinja”のアニメ化プロジェクト)
もちろん、このNFTを購入して資金援助したことは未来永劫証明されます。
チケットや本として販売されている
イベントのチケットや本としてのNFTがすでに販売されています。
・チケットの例(NFTチケットとは?特徴や活用事例を解説)
・本の例(世界初NFT電子書籍セット「ハヤカワ新書」 二次流通でも著者に還元)
まだまだ、不動産や学生証などにも使われ始めています。
これからNFTは様々な場面で活用されていくでしょう。
NFTアート買ってどうする【まとめ】
今回は、「NFTアート買ってどうするの?」という疑問にお答えしました。
NFTアートは、
・コレクション
・アイコン
などの使い道がありますし、転売して稼ぐことも可能。
コミュニティーに行くことで、新しい出会いもあります。
また、アートにとどまらないこともおわかりいただけたと思います。
これからNFTはますます活用されていくでしょう。
時代の新しい変化をいち早く体験するためにも、NFTアートを購入してみるのは非常に意義のあることだと考えられます。
せっかくNFTアートに興味を持ったのですから、はじめてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
[ライター名:とーひー]
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