広告 米国株

チャージポイントの将来性|テスラと競うEV戦争の覇者の座は?株価や財務状況を紹介【米国株】

2007年に設立し2021年に株式上場を果たした、カリフォルニア州を拠点とする企業チャージポイント・ホールディングス。

上場後、最高値は49.48$を記録した後、2024年5月18日現在は1.91$にまで落ちています。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

この記事ではチャージポイントという会社の事業内容と将来性について、個人投資家副業ライターのあきらが解説していきます。

これを見ればチャージポイントが投資の対象となり得るのか、判断材料にすることができます。


「大口投資家がどんな銘柄に投資しているのか確認できれば・・」という方!!moomoo証券を使えば大口投資家の動向を無料でチェックできます↓↓

株式投資の情報収集におすすめの投資家向けアプリ・証券会社

moomoo証券

◼️moomoo証券のおすすめポイント

  • 無料デモ取引で勉強できる
  • 全世界2,100万ユーザー
  • 米国株は約7,000と最多水準の取扱銘柄
  • 米国株取引に24時間対応
  • 大口投資家の売買動向を確認できる
  • プロのアナリストの株価予測を確認できる
  • 投資の神様ウォーレンバフェットのポートフォリオと売買銘柄を確認できる
  • 日本経済新聞に投資家が使うツールとして掲載
  • Yahoo! JAPANファイナンスがパートナー企業なので安心

\無料で大口投資家が買った銘柄をチェックできるってどういうこと?/

moomoo証券の詳細をみる(公式サイト)


スマホアプリ版なら簡単に登録できます↓

moomoo証券 - 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
moomoo証券 - 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
posted withアプリーチ


チャージポイントの事業内容

チャージポイントは、電気自動車(EV)向け充電ステーションネットワークの展開をするほか、EV充電のソリューションの提供も手掛けています。

中でも充電ステーションネットワーク事業では、欧州と北米を中心に事業展開をしており、北米の充電ステーション数は業界トップです。

EV充電ソリューション事業では、商用駐車スペース(小売りセンター、コンビニエンスストア、医療施設など)や商用車両(配送、販売など)、住宅向けのハードウェアやソフトウエア、サービスを展開しています。

チャージポイントの事業の特徴としては、ハードウェア(充電システム)の設計・企画は自社で行うものの、製造は外部業者に委託する点です。

そのため、同業他社と違い、自社で充電設備の保有をしておらず、充電設備の利用者から充電料金を受け取ることは、ほぼありません。

チャージポイントの売上の柱は他にあります。

チャージポイントの収入源

主な収入の柱は2つ。

1つ目は、EV用充電システムのハードウェアの製造販売。

2つ目は、充電システム関連のソフトウエアの提供および部品販売・修理などの課金サービスです。

ハードウェアの販売と課金サービスを比べると、課金サービスの粗利益が大きく、なんと粗利益率が40~50%ほどもあります。

対して、ハードウェア販売はレベル3製品のコスト増により、粗利益段階では赤字(2020年時点)。

2022年には改善し、15.5%まで粗利益率を回復するも、営業利益は未だに出せない状態です。

理由は、研究開発や販売管理関係の人件費、買収関連手数料などが膨らんだことが挙げられます。

現在は積極的に事業拡大に投資をしているようです。

EV用充電システムのレベルについて

EV充電用システムはその性能によってレベル分けされています。

各レベルのイメージは下記のとおりです。

  • レベル1:住居用
  • レベル2:住居、公共スペース、オフィス用
  • レベル3:高速充電

チャージポイントが展開するシステムはレベル2が中心となっていますが、レベル1~3全てのシステムを扱っています。

レベルが上がるにつれ、開発費用が増加するため、チャージポイントのハードウェア販売の粗利益率が低いものとなっていました。

技術革新による営業利益の増加が期待されます。

チャージポイントの将来性

チャージポイントの将来性はあると感じています。

理由は2つです。

  • アメリカが電気自動車の普及に力を入れている
  • ターゲットエリアの1つである欧州でのEV普及率が増加している

それぞれ見ていきましょう。

アメリカが電気自動車の普及に力を入れている

バイデン政権は、EV用充電器の開発などに、インフラ投資雇用法のもとで総額5,100万ドルの助成金を出すことを発表しています。

この助成金は、下記の開発目的に関連した事業に対して支給されます。

  • 安定したEV用充電機能の強化
  • EV用充電器の導入にあたり、コミュニティが主導するビジネスモデルの開発
  • EV用充電に関わる労働力の開発
  • 高出力の充電期の試験や認証に関する業界の能力増強
  • 高速充電期のパフォーマンスと信頼性の検証

さらにバイデン大統領は、2030年までに全米で50万基のEV充電器を設置するという目標を掲げています。

北米で充電ステーション数1位のチャージポイントには、助成金を含め国策が追い風になっていると言えます。

ターゲットエリアの1つである欧州でのEV普及率が増加している

欧州自動車工業会によると、マルタを除くEU26カ国の新車登録台数に占めるEVの割合が高まっているといいます。

2018年時点ではBEV(バッテリー式電気自動車)とPHEV(ガソリンと電気のハイブリットカー)の合計割合が1.9%だったのが、2020年には10.5%、2022年には21.5%と大幅に伸びています。

引用:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/e16ac7211362d2cc.html

普及した背景には、ドイツやフランスなどで、新型コロナウイルスの影響でダメージを受けた自動車業界の救済として、EV購入支援策が展開されたことです。

EU全体としても乗用車や小型商用車の二酸化炭素排出基準に改正案が提出、これによると2035年以降のガソリン車の生産は実質禁止となります。

欧州での充電ステーションの拡充はこれからより多くなるでしょう。

そのため、北米だけでなく欧州でも充電ステーションを販売しているチャージポイントがシェアを伸ばす可能性は高いと思われます。

もちろん、EV車には課題があります。

  • 価格が高い
  • 火災リスクがある
  • 充電場所の不足
  • 製造過程でCO2排出量が多い、ほか

そのためか、日本では他国に比べEV車の普及に力を入れていません。

しかし、世界ではEV車へのシフトが本格的に始まっています。

チャージポイントにとっては追い風と捉えることができるでしょう。

チャージポイントに将来性があると考えたのはそのためです。

次は、これらの情報を踏まえた上で、私自身が買うかどうかの判断軸をご紹介していきたいと思います。

自分がチャージポイント株を購入するかどうか?

結論から言うと、買ってもいいと感じる、です。

理由は先ほども書いたように将来性があると感じるからです。

私自身の投資スタイルは、投資そのものにリスクがある以上、購入する銘柄はなるべくリスクは低くしたい、と考えています。

リスクを低くする代表的な方法は、

  • 長期保有すること
  • 分散投資すること
  • 手数料が安いこと

の3つです。

これらを実践するとインデックス投資一択になってしまいます。

しかし、インデックス投資は資産額は増えても”現在”の自分の暮らしを楽にしてくれることはありません。

そこで高配当株や短期売買の株を購入し、キャッシュフローの増加を狙います。

チャージポイントは配当金が無いので、株の売買益狙いになります。

私が購入銘柄を選定する時に見る指標があります。

  1. 売上高
  2. 1株当たりの利益
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等資産
  7. ROE
  8. PBR

の8つです。

売上高

指標の1つ目は売上高になります。

注目するポイントは

  • 右肩上がりになっているか
  • 増減が激しすぎないか

の2点です。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

この表を見る限り、右肩上がりになっているので売上高についてはクリアしています。

1株あたりの利益

続いては1株あたりの利益を見ていきましょう。

この項目で確認するポイントは、右肩上がりになっているか、です。

売上高の項目の表を見ると前期・今期と赤字になっています。

1株あたりの利益については懸念が残ります。

営業利益率

営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合のことです。

この数字が高いほど、企業の収益性が高いということです。

この数値は大体8%を基準に見るようにしましょう。

10%以上なら優秀、5%以下は論外となります。

こちらも売上高の表を確認すると、3期続けて赤字であり、さらに赤字が拡大しています。

この項目だけで見るとおすすめできる銘柄ではありません。

ただ、先にも書きましたが、営業利益率のマイナスはチャージポイントが先行投資として、研究開発費や買収関連手数料が膨らんだためです。

今後、期待ができるかもしれません。

自己資本比率

自己資本比率は、企業が倒産しないかどうかを測る指標です。

この比率が高ければ高いほど倒産の心配は少なくなります。

最低でも40%以上は欲しいところです。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

チャージポイントの自己資本比率は今期は減少しており、少し不安が残ります。

営業活動によるCF

営業活動によるCF(キャッシュフロー)は、ビジネスで手元の現金がどれだけ増えたのかを見るための指標です。

長期的に増加傾向にあり、毎年黒字であることが銘柄選定では重要になってきます。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

毎年、赤字が増加していっています。

営業活動によるCFには問題が見られます。

現金等資産

現金等資産の項目では増加傾向にあるかをチェックします。

営業活動によるCFの項目で見た表では、現金等残高が今期は減少しています。

チャージポイントの現金等資産の項目では不安が残ります。

ROE

ROEは自己資本利益率のことで、株主が出資したお金を元手に企業がどれだけ効率よくお金を稼いでいるかを測る指標です。

株主から集めた資金を使って効率よく経営しているかを判断します。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

ROEは改善傾向にありますが、赤字続きです。

数字で見る限り、今期のチャージポイントの経営効率は悪いようです。

PBR

最後はPBRです。

PBRは一般的に企業の純資産から見た株価の割高・割安を判断する指標として使われます。

目安は1で、1を下回ると割安、上回ると割高となっています。

引用:Kabutan米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/CHPT/finance)

チャージポイントのPBRは5.74倍なので、割高となります。

指標のまとめ

ここまで8つの指標を見てきましたが、売上高以外は優良と言える数字ではありませんでした。

電気自動車産業の成長率とチャージポイントの北米での充電ステーション数などを考慮して

「将来性に賭けて購入するのもありかな」

という判断をします。

チャージポイントの将来性まとめ

チャージポイントの将来性はあると思います。

理由は、アメリカや欧州で本格的なEV車へのシフトがされているからです。

将来性の部分でも書きましたが、EV車にはまだまだ改善の余地はありますが、世界のトレンドはEV車に向かっていること、それにより技術革新が起こればチャージポイントに将来性はあります。

これらの情報を踏まえ、私自身がチャージポイントの株を購入するかと聞かれると、購入しても良いかなと思える、です。

先ほどご紹介した株を購入する時の8つの指標、

  1. 売上高
  2. 1株当たりの利益
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等資産
  7. ROE
  8. PBR

の内、健全な数字は売上高だけでした。

これから将来性があると考えられるなら、今のうちに購入しておいて、伸びるのを期待するのも悪くないと感じたからです。

ただリスクはあるので、余裕資金の範囲で購入したい銘柄です。

これらを踏まえて、自己判断で購入を検討してみて下さい。


「大口投資家がどんな銘柄に投資しているのか確認できれば・・」という方!!moomoo証券を使えば大口投資家の動向を無料でチェックできます↓↓

株式投資の情報収集におすすめの投資家向けアプリ・証券会社

moomoo証券

◼️moomoo証券のおすすめポイント

  • 無料デモ取引で勉強できる
  • 全世界2,100万ユーザー
  • 米国株は約7,000と最多水準の取扱銘柄
  • 米国株取引に24時間対応
  • 大口投資家の売買動向を確認できる
  • プロのアナリストの株価予測を確認できる
  • 投資の神様ウォーレンバフェットのポートフォリオと売買銘柄を確認できる
  • 日本経済新聞に投資家が使うツールとして掲載
  • Yahoo! JAPANファイナンスがパートナー企業なので安心

\無料で大口投資家が買った銘柄をチェックできるってどういうこと?/

moomoo証券の詳細をみる(公式サイト)


スマホアプリ版なら簡単に登録できます↓

moomoo証券 - 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
moomoo証券 - 日米株取引・投資情報・リアルタイム株価
posted withアプリーチ



米国株についての関連記事↓


日本株分析のおすすめはこちら↓

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

当メディア「マネーリテラシー」は、お金に関する情報や体験談をわかりやすく、正確にまとめたメディアです。一人でも多くの方が「お金の知識で人生の選択肢を増やす」を目的に運営しております。 記事が役に立ったという方は、Xで記事をポストしていただけると嬉しいです。してくれた方には編集長が全員にいいね、フォローして回ります!

-米国株
-