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副業しないとやばい?人生100年時代どう働き、どう収入を得るか。

医療の発達によって今後我々が体感することになる人生100年時代。

超高齢化社会を受けて増税ラッシュが続き、将来に対して不安を抱きやすいこの時代で、本業のみの収入で将来設計することは難しいかもしれません。

この時代に副業しないとやばいのでしょうか?

副業はあくまで将来の選択肢を増やすことのできる手段の1つです。

副業についてメリット、デメリットに触れながら、FP2級を所持する筆者が説明していきます。

1)副業とは?

本業のほかに副収入を得る手段のことです。

政府は働き改革の一環として、平成30年1月に厚生労働省より「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の制定を行いました。

※出典 厚生労働省

少子高齢化による労働人口の減少している日本経済の中で個人の利益や、企業だけのメリットだけではなく日本社会全体の経済効果が期待されています。

昨今様々なSNSの普及により、本業以外に収入源を増やす方法が色々な人から紹介されています。

国も推奨しているし、副業しないとやばいのでしょうか?

2)副業するメリット

本業でできない経験ができる

本業とは違う経験をしたい場合に、会社員の場合は転職をするか、もしくは異動願いを出し、枠があれば転職や異動することができますが、タイミングや条件によっては希望通りになりませんし、それが叶うまでの時間も一定必要になります。

副業の場合は顧客が求める成果物さえ納品ができれば、かけた時間や経歴などは問われません。

そのため今まで築いてきた地位や立場を崩すことなく様々な経験をすることが可能です。

収入が増える

会社員の場合、会社の人事制度によっては収入を自分の思い通りに増やすことが容易ではありません。

今後少子高齢化の影響で年金受給額がどんどん減っていくことも踏まえると、貯金に回せる金額や、投資に回せる金額を計画的に増やせる手段を得ることは大きなメリットといえます。

また、本業の他に定期的な副収入を得ることで心の安寧を保つこともできます。

従業員が所属する企業側へのメリットも

本業では得られない知見を持つことで、今まで考え付かなかった側面から良いアイディアが生まれるなど本業へのいい影響がでる結果、仕事への満足感があがり更にスキルに磨きをかけようとするなど効率の良い労働につながるなど、従業員の副業を承認する企業側にも良い影響が出る場合もあります。

3)副業するデメリット

時間や労力がかかる

顧客が要求する納品物さえ提供できればその過程の時間や経歴は問われません。

しかし、全くの異業種の副業を始めたばかりの頃は勝手がわからず納品までにかかる時間や、作業の途中で調べ物をしたり、スキルを磨くなどの労力がかかったりしてしまいます。

また、仕事を請け負うにあたってもその道の経験値が低ければ信頼も少ないため、最初から高単価な仕事にありつけることは多くありません。

そのため副業を始めたばかりのころはお小遣い程度の稼ぎしか得る事ができない可能性が大いにあります。

確定申告が必要

会社員で本業での給与所得がある場合、一定の金額(年間20万円)を超える場合は年末調整の他に確定申告が必要となります。

一定の収入増を得る場合、今までは年末調整だけで済んでいた作業に加えて確定申告の必要がでてきます。

今は代わりに確定申告をしてくれるサービス(有料)や、Webでの確定申告も可能なため一度訪問する必要がないWebでの確定申告を経験してみて、思ったより作業が煩雑な場合に、代行などのサービスを利用してみてもいいかもしれません。

長時間労働になってしまう可能性がある

多くの方はフルタイムで本業に従事しながらの副業になるかと思いますが、納品までに費やした時間について問われないとはいえ、成果物を納品する際には多少なりとも時間がかかります。

そのため本業と副業の業務に従事する時間を合わせると、長時間労働になってしまう可能性は十分にあり得ます。

そのため本業の繁忙期は副業を一旦休止する、体の調子が悪い時は思い切って休むなど、長時間労働になってしまう懸念を常に頭に入れながら特定条件の時はどうする、などマイルールを決めておくと良いでしょう。

4)副業するだけで必ず「シアワセ」になれるのか?

答えはNO。

例えばWeb記事を1つ書き上げたからといって収入が一気に100万円増えるわけでも、知識がすごく増えて本業で異例の大出世を遂げる・・・などの夢物語はありません。

また、副業をすごく頑張って本業の年収と同額くらいの収入を得る事ができたが過労で体を壊してしまった・・では元も子もありません。

ワークライフバランスを大事にしながら副業しつつ、本業に知識を還元することで昇給をねらうのか、脱サラをするために少しずつ経験を増やしていきいずれは業種を変えたいのかなど、「副業を通じて自分は何を得たいのか」という目的を明確にすると、コツコツ努力する事ができると思います。

5)副業しないとやばい人におすすめの副業

投資

自己資金を費やして利益を得る手法です。

株式投資、投資信託、不動産投資・・等いろいろな商品があります。

メリット・デメリットを理解し、自分の目的に合った商品を選択するとよいでしょう。

アプリ開発

プログラミングのスキルがある方や、本業のスキルを磨きたい方におすすめ。

クライアントが依頼するアプリを受託し開発します。

アンケートモニター

アンケートに回答し、報酬を得ます。

1回あたりの報酬は少ないですが、お客様との顔合わせや交渉があることのほうが少ないので気軽に始める事ができます。

ポイ活

ポイントを貯めて活用することにより、生活費の足しにする手段。

最近は歩くだけ、レシートを読み込むだけなど、特定の行動を「するだけ」でポイントが貯まる仕組みのアプリなども登場しています。

6)筆者の実体験

友人たちが「副業しないとやばい」としきりにいうので、自分もなんとなくそれにつられて副業に興味がありました。

実際になんとなく始めてみたところ時間と労力がかなりかかり、「なんとなくではなく、作業に意味づけをしないと時間の切り売りで終わってしまう」と感じました。

まとめ

副業はあくまで手段。

副業しないとやばい、という状態かどうかはその人の経済状況やライフプランによって異なります。

今の状況と自分がどうなりたいかという将来を照らし合わせ、今後の社会情勢を踏まえて必要と感じたら副業をやってみましょう!

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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