ブロックチェーンゲームは月収でどれくらい稼げるの?始め方と注意点

ブロックチェーンゲームは、本当に稼げるのか?

月収はどれくらい、稼げるのか?

そんなお悩み・疑問にお答えする記事です。

「ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)は、稼げる!

ゲームをやって稼げるのならば、めちゃくちゃいいですよね。

興味ある方も多いでしょう。

そもそも、どうしてゲームをやって稼げるのか?

始めるときに、注意するべきことはないのでしょうか?

2022年3月からブロックチェーンやNFTに触れている筆者がお伝えします。

(本記事で扱う仮想通貨とは、暗号資産のことです。)

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目次

ブロックチェーンゲームは月収でどれくらい稼げるのか?

ブロックチェーンゲームは稼げる!という話は、2022年頃からありました。

実際に、「稼げた!」という投稿もSNSで見ることがありました。

では、2023年11月の状況はどのようになっているでしょうか。

今回は、X(元Twitter)にてアンケートを実施。

9名の方が答えてくださいました。

人数は少ないですが、参考にはなると思います。

結果は以下。

まったく稼げないという人の割合が一番高いですが、それでも少しは稼げているようです。

月10万以上を稼げている人も実際にいるようですね。

ネットをリサーチした結果としても、「1万円~100万円」とかなり幅広いことがわかりました。

【多く見られた意見】

  • 先行者でないと勝てない
  • 初期投資しないと勝てない
  • 結局は課金した人しか勝てない

しっかりと課金しないことには、稼げないようです。

しかし、以下のような意見も。

  • 最近では無料で楽しめるものも出てきた。
  • 無料でも、時間をかけていけば「月5,000円」くらいなら十分可能。

ひとついえるのは、一時期の「頭おかしくなるくらいめちゃくちゃ稼げた」というバブル状況からは、少し落ち着きを取り戻しているようです。

ブロックチェーンゲームでどうして稼げるのか?

そもそもの疑問として、どうしてゲームをすることで稼げるのでしょうか?

稼ぐ方法は複数ありますので、1つずつ見ていきましょう。

ゲームをプレイした報酬で稼ぐ

ゲームをプレイして、バトルで勝利することで報酬がもらえます。

この報酬はゲームの中でアイテムや装備を買うときに使えるのは当たり前ですが、実はもらった報酬はゲームの外に持ち出せます。

これが、ブロックチェーンゲームのすごいところ。新しいところです。

「ゲームの中で稼いだお金。これが本物のお金だったら……」と考えたことは、誰でもあるでしょう。

それが現実に起こります。

楽天ポイントは楽天でしか使えませんし、AmazonポイントはAmazonでしか使えません。

これが常識です。

楽天ポイントやAmazonポイントが、他でも使えるとしたら便利ですよね。

ブロックチェーンのテクノロジーを使うと、実現できます。

報酬は仮想通貨(トークン)で受け取り、仮想通貨ですから日本円や米ドルに交換が可能です。

またもう1つ、ブロックチェーン関連サービスでおもしろいことを。

ブロックチェーンやクリプト(暗号資産ですので、クリプトと呼ばれることがあります)の世界では、プレイヤーにお礼をする文化があります。

  • ユーザーとして、使っているだけで報酬がもらえるもの

WebブラウザのBraveは、ネット検索をしているだけで暗号資産BATがもらえます。

  • 初期ユーザーや長期ユーザーへのエアドロ

プロジェクトのNFTを購入したユーザーに対して、「エアドロップ」という形式でウォレットに記念NFTやトークンが届けられます。

特にプロジェクトが成功して儲かった場合は、初期から関わったプレイヤーに記念NFTやトークンが無料で届けられる例が多く見られます。

プロジェクトが利益を独占するのではなく、ユーザーに還元する仕組み。

エアドロされたNFTを売って、〇〇万円なんてこともあります。

ですから、ブロックチェーンゲームに限らず仮想通貨系のサービスのユーザーに、今のうちからなっておくと後でプレゼントがあるかも。

貸し出して稼ぐ

ブロックチェーンゲームは、まずゲームの中で使うキャラクターのNFTを購入することからはじまるものが多くあります。

ですが人気のあるゲームですと、NFTも人気が高まっているので高額になりがち。

そこで、NFTの貸し借りが生まれます。

以前からゲームをプレイしている人が、自分の所有するNFTを貸し出します。

  • 貸し手:賃料が入る
  • 借り手:初期費用が抑えられ、かつ効率的に稼げる

「スカラーシップ」と呼ばれるものです。

報酬の分配は以下が相場

  • オーナー(貸し手):7割
  • スカラー(借り手):3割

ゲームによって割合は異なりますし、スカラーシップ自体を認めていないゲームもあります。

アジア各国や、インド、中東などを中心に世界中でプレイヤー人口が増加しており、近年急速に注目を集めています。

実際に、新興国ではNFTゲームによって生活費を稼いだり、家族を養ったりするプレイヤーも生まれているのです。

遊んで稼げるGameFi。NFT技術を駆使したゲームが導く、新たなビジネスの可能性より引用)

(※ 出典:ブロックチェーンゲームで不労所得!フィリピン人にプレイしてもらおう【スカラーシップ】

転売で稼ぐ

ブロックチェーンゲームでは、ゲーム内のキャラクターやアイテムが売れます。

これはゲームの中で売るということではなく、ゲームの外に持ち出して売ることが可能です。

メルカリなどで不用品を転売してお金を得るようなイメージ。

従来のゲームでは、ゲームの中でゲットしたキャラクターやアイテムを外に持ち出すことはできませんでした。

ブロックチェーンゲームは、ブロックチェーンというシステムの上で動いているのでできること。

NFT用のマーケットプレイスがあり、そこで売買されています。

有名なマーケットプレイス

  • OpenSea 
  • Blur
  • MagicEden

他にも、キャラクターやアイテムだけでなく、ゲーム内の土地も売買できます。

有名なのは「The Sandbox」

ユーザーはMetaverse(メタバース)と呼ばれる仮想空間上にLAND(土地)を購入.レンタルをすることで、オリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを作成することができます。

https://coincheck.com/ja/article/457より引用

また、ゲームをプレイすることで得た仮想通貨(トークン)も売却可能。

マーケットプレイスで転売できるもの

  • NFT化されたキャラクターやアイテム
  • NFT化された土地
  • プレイで得た仮想通貨

情報発信で稼ぐ

別の視点として、情報発信して稼ぐことも可能です。

最新のブロックチェーンゲームをいち早くプレイして、SNSやYouTubeで情報発信。

興味がある人が見に来てくれます。

実際にその手法で、荒稼ぎしている人も。

「ゲームをプレイして稼げる」というコトバは、非常に魅力的ですので今後も多くの人が興味を持つでしょう。

まだプレイヤーは少ない今はじめておけば、可能性ありです。

ブロックチェーンゲームの始め方

ここでは、ブロックチェーンゲームの始め方を紹介します。

仮想通貨取引所の口座開設

ブロックチェーンゲームを始めるには、仮想通貨が必要です。

仮想通貨は仮想通貨取引所でしか購入できません。

仮想通貨取引所の口座を持っていない人は、口座開設をしましょう。

仮想通貨を購入

口座開設が完了したら、仮想通貨を購入してください。

仮想通貨はいろいろとありますので、プレイしたいブロックチェーンゲームがどの仮想通貨を使うのかは事前に調べておきましょう。

ウォレットの設定

ウォレットの設定をします。

ウォレットとは、仮想通貨用のお財布アプリ。

ウォレットを通じて、仮想通貨のやり取りをします。

有名なのは、MetaMask(メタマスク)ですね。

※MetaMaskのインストールは、信頼できるサイトからするようにしてください。

ブラウザで検索すると、偽のMetaMaskのサイトが表示されることがあります。

また、SNSでもMetaMaskの検索は禁止です。

詐欺botがやってくるので注意してください。

仮想通貨をウォレットへ送金

購入した仮想通貨を用意したウォレットに送金します。

送金の際には、チェーンには十分注意してください。

チェーンとは、ブロックチェーンを意味しますが、仮想通貨によってチェーンが違います。

ここが、ブロックチェーンゲームの難しいところです。

はじめての方は、まずは少額だけ送金してみて、間違いなく送金されているかを確認すると良いでしょう。

ブロックチェーンゲームとウォレットを接続

ここまで済めば、あとはブロックチェーンゲームとウォレットを接続するだけです。

ゲームの公式サイトにアクセスして、ウォレットを接続させてください。

ブロックチェーンゲームを始めるときの注意点

ここでは、ブロックチェーンゲームを始めるときの注意点をお伝えします。

注意しておかないと、稼ぎたくても稼げない……ということになってしまいます。

初期費用

ブロックチェーンゲームは、始めるときにNFTを購入するものが多く見られます。

無料で始められるものもありますが、課金した方が稼ぎやすい。

初期費用に大きく投じたほうが稼ぎも大きくなります。

10万円以上かかるものもありますので、それがどれくらいで回収できるのかは、事前によく検討しましょう。

報酬についての確認

ブロックチェーンゲームをする人のニーズは、「稼ぎたい」にあります。

ですから、報酬発生の条件はしっかりと確認しておきましょう。

また、報酬はゲーム内では何に使えるのかも確認しておきましょう。

ここに魅力がないと、ゲーム自体が終わっていきます。

参入時期によって結果が変わる

ブロックチェーンゲームで稼げるか否かは、参入時期によって結果が大きく異なります。

2022年、歩いて稼げることで大人気となった「STEPN」。

報酬として、GSTという仮想通貨がもらえるのですが。

2023年に価格は下落しています。

(※ 出典:CoinMarketCap GSTチャート

チャートを見ていただけるとわかるのですが、ピークは2022年4月。

稼げたのはこの時期までです。

少し遅く参入してしまった人は、稼げませんでした。

詐欺もある

ブロックチェーンゲームには、詐欺もあります。

ブロックチェーンゲームは将来性が期待されており、お金が流れ込んでいます。

その一方で先端のテクノロジーであるために、法整備が追いついていません。

この2つの要因から、詐欺師が儲けやすい。

夢だけを大きく語り、お金だけを集めて逃げてしまうプロジェクトがありますので、十分に注意してください。

もっと稼げるゲームだと誘って来て、詐欺プロジェクトにアクセスさせるものもあります。

稼ぐつもりが、お金を盗まれたというケースは多くみられます。

ゲームではありませんが、仮想通貨関連での大きな出来事は以下。

仮想通貨FTX創業者、詐欺などで有罪 懲役115年の可能性も

ブロックチェーンゲームの将来性

ブロックチェーンゲームの将来性はあるのでしょうか?

ここでは将来性が期待できることを、お伝えします。

大手企業の参入

ブロックチェーンゲームの業界に、大手企業が参入してきています。

・SQUARE ENIX

『資産性ミリオンアーサー』ゲームリリース発表会

・元ハドソンの経営陣も参入「Dice or Dead」

あの「桃鉄」をベースにしたゲームです。

現在は「ベータ版」が利用可能。

・LINE

LINEもブロックチェーン・NFTには参入。

LINE NFTもあります。

前述の「資産性ミリオンアーサー」は、LINEで遊べます。

ブロックチェーンゲームは、詐欺もあることをお伝えしましたが、さすがに上記3社が詐欺をすることは考えられません。

ブロックチェーン産業の市場拡大

ブロックチェーン産業が今後大きく発展する予測が出ています。

(※ 出典:【世界調査レポート】NFT市場規模の今後を予測、5年で4倍の約2兆円に急拡大できるワケ

2019年度の市場規模は171億8,000万円に留まった。

2025年度のブロックチェーン活用サービス市場規模(事業者売上高ベース)は7,247億6,000万円に達すると予測する。

ブロックチェーン活用サービス市場に関する調査を実施(2021年)矢野研究所より引用)

問題は解決の方向へ

「稼げるゲーム」ということで爆発的に人気が出たものの、今ではスッカリ見放されてしまったゲームがあります。

  • STEPN
  • Axie Infinity

ユーザーが離れてしまった主な原因

  • 初期参入した人しか稼げない
  • 高額課金した人しか稼げない
  • 強い人しか稼げない
  • 稼ぐことが目的であるため、仮想通貨を売るので仮想通貨の価格が下る
  • 稼げるコンセプトは斬新だったが、ゲームとしてはつまらない

これらの意見があります。

その不満から、結局ポンジスキーム(詐欺)ではないかとまでいわれることも。

これからブロックチェーンゲームを開発する側は、今までの失敗を解消する策を講じるでしょうから、噴出した問題は解決していくでしょう。

一部の強い人だけが常に報酬を得るのであれば、新規ユーザーが獲得できず、いずれは衰退していくもの。

前述の「Dice or Dead」は、新規ユーザーでも勝てる要素があるようで期待できそうです。

また、「無料」「ウォレットなし」のブロックチェーンゲームも出てきています。

より手軽に始められるようになってきました。

まとめ

今回は「ブロックチェーンゲームで月収はいくらになるか?」について解説しました。

結果としては、「まったく稼げない」人もいれば。

「月100万円」稼ぐ人もいるようです。

稼ぐためには、「参入の時期」や「はじめにいくら投資するか」も大きく影響するようで、簡単ではありません。

問題も多いようです。

ですが、無料で始めても時間をかけることで月5,000円くらいなら稼げる、という話も。

ブロックチェーンゲームの市場は今後大きく発展していくとの予想もあります。

大手企業も参入してきており、期待できます。

今はまだブロックチェーンゲームをプレイしている人は少ないです。

どの業界であっても、基本的には早い段階から参入している人が有利です。

日本の成人の9割は、NFTについて知らないというデータもあります。

今始めておけば、すぐに上位層に入ることが可能。

貴重な人材になれます。

せっかくブロックチェーンゲームに興味を持ったのですから、ぜひ始めてみてください。

ブロックチェーンゲームをはじめるには、仮想通貨が必要です。

仮想通貨取引所の口座を持っていないのでしたら、口座開設からはじめましょう。

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(ライター:とーひー

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