「起業」という言葉を聞くと人生の全てをかけた勝負。負けたら死ぬしかない。
というような印象がある方も多いと思います。
しかし、フィンテックによって近年、一気に起業するために必要な費用(コスト)が低くなっていることをご存知でしょうか?ここではそんな現状について紹介していきます。
フィンテックについてわからない方は「FinTech(フィンテック)とは?誰でも絶対にわかるように解説【ビジネスで活用できる】」の記事をご参照ください。
オープンソフトウェアの普及によるコストダウン
オープンソフトウェアとは、ソフトウェアのソースコードが公開されている状態です。
ソフトのソースコード(プログラムの中身)が公開されていて使用や改造が自由になっている状態です。
今まで起業するときに自分で1からプログラムを組んでそこからスタートする必要がなくなりました。
準備期間が短く済むことからもコストダウンと言えますね。
クラウドサービスの普及によるコストダウン
ITテクノロジー関連のスタートアップ企業が起業の際に必要なこととしてサーバーとストレージを用意する必要がありました。
しかし、クラウドサービスによってその費用も抑えることが可能になっています。
Googleやマイクロソフトを筆頭にクラウドサービスを提供しており、使用した分だけの費用を払うだけで済むようになっています。
これにより大きくコストダウンです。
ビックデータの利用や機械学習や人工知能を使った事業をスタートすることが容易になりました。
起業にかかる費用(コスト)は10分の1へ
ここまで紹介したサービスにより、ITスタートアップ企業をスタートするためにかかる費用(コスト)が10分の1まで低下したと考えられています。
そして現代では、クラウドファンディングなどのサービスを利用すれば他人を大きく巻き込んで企業することができるようになります。
起業家を目指すなら一流企業でお金を稼いで人脈を作って・・・というような幻想は昔の話です。
昔とは違い何度でも失敗できる世の中です。
仮想通貨で成功したコインチェックも最初は小さなスタートアップ企業でした。
新しいことに挑戦したことが功を奏したのでしょう。
ブロックチェーン技術を使ったスタートアップ企業も増えてきており、非常に期待できます。
変わりゆく時代を生き抜くために新しいことにチャレンジする気持ちを忘れないように生きていきましょう。