ChatGPTとは、OpenAIから2022年11月18日にリリースされた「対話型AIチャットボット」です。
非常に性能が高く、リリースから2か月後の2022年1月18日には、全世界で1億人以上の利用者を獲得したという驚異的な数字を記録しました。
ユーザーが使用する言語に合わせて返答をしてくれます。
対応言語は多く、もちろん日本語にもしっかりと対応しています。
ChatGPTの主な強みは、文章を作成すること。
日々アップデートを重ねており、今では画像なども作成できるようになりました。
このようにChatGPTの文章生成と画像生成を駆使して副業に繋げるのが、「ChatGPT副業」です。
今注目度が高い副業ですが、果たして、初心者にもChatGPT副業はできるのでしょうか?
筆者は、とある分野にてChatGPTを活用し、20万円以上は稼いできました。
そのような経験も含め、当記事では「ChatGPT副業の実態」や「初心者に最もおすすめできるChatGPT副業」について解説していきます。
AIを使って効率的にブログ記事・SEOコンテンツを作成したいのであれば、GMOグループによる高品質SEO記事生成AIツール【Value AI Writer byGMO】を利用するのがおすすめです。
今なら5日間の無料トライアルもご用意しているので、AIライティングに興味がある人はぜひチェックしてください。
\Value AI Writerは5日間無料で利用できます/
【前提】初心者にChatGPT副業は難しい
前提として、初心者にChatGPT副業は少々ハードルが高いです。
なぜなら、ChatGPTのような所謂「生成AI」を扱いこなすには相応のスキルが必要になるからです。
まだChatGPTを使ったことのない人には実感が湧きづらいと思いますが、確かにChatGPTは優秀なツールです。
人類史に残る画期的な発明だと言えるでしょう。
しかし、まだまだ人間の思うように働かせるのは難しいです。
使いこなそうと思うと、意外と苦戦するのが現状のChatGPTです。
昨日今日ChatGPTを使い始めた人には、いきなりChatGPTを活用して副業するのは正直ハードルが高いでしょう。
とは言え、「生成AIとはそういうものだ」と認識しておけば、心理的ハードルはグッと下がるのも事実です。
活用できると強い味方になるため、ぜひチャレンジするべきです。
ChatGPTの基本知識を整理
ここでChatGPTの基本知識を整理しておきましょう。
ChatGPTには「GPT3.5」と「GPT4」の2種類があります。
この2つはChatGPTの中に内蔵されており、モードを切り替える形で使い分ける仕様です。
両者の違いを一言で表すと、”性能の違い”です。GPT3.5よりGPT4の方が性能が高く、生成物の質が高くなっています。
性能以外の違いで見ると、GPT4は「有料プラン限定のサービス」となっている点です。
月20ドル(約2,900円)を支払うことで利用できます。
GPT4を無料で使う方法もありますが、ChatGPTの中で使うGPT4は有料となっています。
副業で使うなら断然「GPT4一択」ではありますが、次で解説する副業なら、GPT3.5でも十分に活躍できます。
初心者に最もおすすめできるChatGPT副業は「ライティング系」
初心者に最もおすすめできるChatGPT副業は「ライティング系」です。
筆者はChatGPTのGPT4を活用して、ライティング案件で20万円以上は稼いできました。
まだまだ上には上がおり、GPTライティングで月100万円以上を稼ぐライターも多く見られます。
ライティング系がおすすめの理由については、以下の通りです。
- ChatGPTは文章生成を最も得意とするため
- GPT3.5でも十分に活用できるため
- 案件の幅が広いため
順番に見ていきましょう。
ChatGPTは文章生成を最も得意とするため
ChatGPTは、特に文章生成において非常に優れた能力を持っています。
与えられたテーマに沿った記事やブログの作成、Q&A形式の文章、さらには創作物やビジネス文書の草案作成など、多岐にわたるジャンルでの文章作成を支援できます。
初心者でも、基本的なガイドラインに従えば、高品質なコンテンツを生成することが可能です。
そのため、ライティングを中心とした副業においては、大きな強みとなるでしょう。
GPT3.5でも十分に活用できるため
初心者の方にとって、GPT4の有料サービスは初めから利用するには少しハードルが高いかもしれません。
しかし、GPT3.5を使用しても、十分に有用な文章生成が可能です。
GPT3.5は無料でアクセスでき、基本的なライティングニーズに十分応えることができます。
実際、ChatGPTユーザーの多くはGPT3.5を使用しており、副業にも活用しています。
GPT4を使用することが理想的ですが、最初はGPT3.5で副業を始めてみるのも良い選択肢だと言えるでしょう。
案件の幅が広いため
ChatGPTを活用したライティングの案件は非常に幅広いです。
ブログ記事の執筆、SNSのコンテンツ作成、マーケティング用のコピー、ニュースレター、さらには学術的な記事やレポート作成まで、多岐に渡る案件が存在します。
また、案件によっては短期間で終えられるものも多く、副業としての時間管理がしやすいというメリットもあります。
初心者にはおすすめできないChatGPT副業
ChatGPT初心者におすすめなのはライティング案件ですが、反対におすすめできないのは「ライティング以外の案件」です。
例えば、以下に挙げる案件です。
- プログラミング(コーディング)系
- デザイン系
上記がなぜおすすめできないか、詳しく深掘りしていきましょう。
コード生成を活用したプログラミング系
ChatGPTは「Python(Python)」というプログラミング言語で作られており、Pythonを実行してプログラミングコードを書くことに長けています。
しかし、コードが書けるからと言って、それでプログラミングが問題なくできるというわけではありません。
プログラミングを行うには、エンジニアとしての基礎知識が必要だからです。
エンジニア経験のない人がChatGPTにコードを書かせても、それをどのように組み込んでいけば良いのか分からないでしょう。
ChatGPTはあくまでコードを書くだけです。
ChatGPTにコードを書かせてプログラミング案件で稼げる人は、エンジニアとしての基礎がある人です。
その基礎を多少なりとも備えていない人が、ChatGPTを活用したプログラミング案件で稼ぐのは厳しいでしょう。
とはいえ、プログラミングの需要は相変わらず高まっています。
勉強をする前提なら、積極的にチャレンジしていきたい分野なのは間違いありません。
画像生成を活用したデザイン系
ChatGPTは文章だけでなく、画像も作成することができます。
ただしGPT4のみ利用できる機能であるため、有料プランへの加入が必要です。
この画像生成の機能を使って、例えばポスターのデザインを作成したり、企業ロゴを作成したりできます。
画像を活用したデザインをこなすことが可能です。
しかし、GPT4も分類される「画像生成AI」の扱いは、一癖も二癖もあり難しいと言えます。
なぜなら、「文章で画像のイメージを説明して画像を作ってもらう」必要があるためです。
簡単そうに思えても、実際にやってみると、細かい条件を指定するのに苦労します。
全体のアウトラインは上手くできても、細かい修正をGPTにやってもらうには”技量”が必要です。
前提としてデザインセンスが求められる上に、GPTを制御するノウハウも求められるため、この2つのスキルを持っていない人には難しい案件でしょう。
ChatGPT副業の始め方【3ステップ】
ここまでの内容を通して、ChatGPT副業のイメージが掴めてきた人も多いかもしれません。
「鉄は熱いうちに打て」に倣って、早速ChatGPT副業を開始するための準備をしていきましょう。
準備は簡単です。以下の通りにしてください。
- OpenAIのアカウントを作成する
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ChatGPTを活用できそうな案件を受ける
それでは順番に見ていきましょう。
OpenAIのアカウントを作成する
ChatGPTを利用するには、提供元であるOpenAIのアカウントを作成する必要があります。
まずはコチラにアクセスしましょう。
そして、右側の「Sign up」ボタンをクリックし、メールアドレスとパスワードを登録していきます。
(画像は筆者作成)
これでChatGPTのページへアクセスできます。
試しに、下にあるテキストボックスへ文字を入力して送信してみましょう。
すぐにChatGPTからの返答が得られます。
(画像は筆者作成)
ChatGPTを使える環境を整えたら、次は「クラウドソーシングサイト」に登録して、仕事を探しましょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは、初心者でも簡単に仕事を探すことができるサイトです。
ChatGPT案件の仕事も募集されているため、副業にはピッタリのサイトだと言えます。ぜひ登録しておきましょう。
おすすめのクラウドソーシングサイトとしては、以下が挙げられます。
初心者におすすめのクラウドソーシングサイト5選
詳しく見る:
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト7選【初心者必見】
ChatGPTを活用できそうな案件を受ける
クラウドソーシングサイトへの登録を済ませたら、早速ChatGPTを活用できそうな案件を探しましょう。
おすすめの案件は、当記事でも解説した通り「ライティング案件」です。
ランサーズを例にすると、パソコン版のサイトで閲覧している場合は、左側でカテゴリーを選択できます。
「ライティング・ネーミング」をクリックしてみましょう。
すると、ライティング・ネーミングに絞った案件だけを表示できます。
この中から、自分に興味がある案件を探して、応募してみましょう。
応募選考に合格すると、発注者さんから個別で連絡が届きます。
契約条件や仕事内容の確認を行い、オファーを承認することで仕事が開始します。
まずは、簡単な案件から始めて、徐々にスキルを磨いていくことが大切です。
いきなり月5万円や10万円などを目指そうとせず、コツコツと収入を増やしていきましょう。
ChatGPT副業で稼ぐために必要なスキル
どのような案件においても、ChatGPT副業で稼ぐためには、「プロンプトを上手に書く力」が必要です。
プロンプトとは、ChatGPTに指示をするための「命令文」です。
ChatGPTに限らず、AIチャットボットに指示をすること全てをプロンプトと呼ぶのが一般的です。
AIチャットボットは非常に便利で頼もしい味方ですが、唯一の欠点は「こちらが指示を与えない限り仕事をしないこと」です。
ChatGPTも同様であり、毎回こちらが何かしらの指示を与えてあげる必要があります。
さらに難点なのは、「こちらが与えた指示以上のことは、基本的にしない」ことです。
今では性能が上がり、より掘り下げた回答をするようになりましたが、原理原則は変わっていません。
そのため、”プロンプトを上手に書く技術”が求められるのです。
プロンプト技術は、常日頃からChatGPTを使わない限り上達はしません。
焦らず、まずはGPT3.5で遊ぶような感覚で使い始めてみてはいかがでしょうか。
ChatGPT副業の注意点
最後に、ChatGPT副業における注意点をお話しします。
AI生成を使用する際は、AIが生成する成果物に過度な期待をするのは止めましょう。
ChatGPTが登場して1年3ヶ月ほどが経ち、リリース当時と比べるとAI生成の質はかなり向上しました。
しかし、まだまだ発展途上な面があり、人間のような自然なライティングは出来ません。
現状のChatGPTでは、ChatGPTが書いた文章を人間の手で校正する必要があります。
この傾向はGPT3.5で顕著ですが、GPT4にも当てはまります。
そのため、「100%完全にChatGPTに丸投げして、案件を次から次へとこなしていく」ことは幻想です。
それは絶対に出来ないと思った方が良いでしょう。
筆者のおすすめとしては、ChatGPT副業を機に、ライティングの勉強をすることです。
少しでもライティング技術が向上すれば、ChatGPT副業の効率も上がるため、ぜひチャレンジしてみましょう。
ChatGPT副業のまとめ
本記事では、初心者におすすめのChatGPT副業として、クラウドソーシングサイトでライティング案件を受注することを提案しました。
ライティング案件は、よく初心者のおすすめ副業の代表例として挙げられます。
ChatGPTもライティングは得意であるため、「ChatGPT✖️ライティング副業」の相性は抜群です。
GPT3.5は無料ですが、他に無料で使えるAIチャットボットとしては、Google社の「Bard」や新たに話題を集めている「Claude」もおすすめです。
使い方はChatGPTとほぼ一緒なため、併用することでより副業の効率は上がるでしょう。
本記事を機に、ChatGPTを始めとするAIチャットボットに触れていただける人が増えれば、本望です。
ぜひ時代の波に乗り、新しいやり方で賢く副業にチャレンジしていきましょう。
ライター名:ChatGPT専門家 駒田隆成
AIを使って効率的にブログ記事・SEOコンテンツを作成したいのであれば、GMOグループによる高品質SEO記事生成AIツール【Value AI Writer byGMO】を利用するのがおすすめです。
今なら5日間の無料トライアルもご用意しているので、AIライティングに興味がある人はぜひチェックしてください。
\Value AI Writerは5日間無料で利用できます/
あわせて読む: