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Amazonの10年後の株価は?新たなインフラ整備が更なる成長を生み出すか【米国株】

1994年に創業したAmazonは、1997年5月にNASDAQ上場。上場当時は1株あたり18ドルの企業でした。

当初はオンラインで書籍の販売をしていましたAmazonですが、インターネットや流通の進化により書籍だけでなく、さまざまな商品を売るようになります。

世界最大級のECモールを運営するだけでなく、AmazonプライムやKindle・Audible・AmazonMusicなどさまざまなサブスクリプションの販売まで手がけています。

現在は日本でGAFAと呼ばれ、馴染みのある巨大メガテック企業となっています。株価はさらに成長し131.27ドルにまでなりました。

※GAFAとは、Google・Amazon・Facebook(現Meta社)・Appleの頭文字を取った通称。

引用:株探米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/AMZN/finance)

上場時と比べて7倍以上の値上がりをしているAmazon株。今後10年でさらなる成長を遂げるのでしょうか?

この記事では個人投資家兼副業ライターがAmazon社の10年後の株価について解説していきます。

これを見れば、Amazon社が今後も伸び続ける銘柄なのか、判断する材料になるでしょう。


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Amazon社の今後を支える事業

Amazon社の10年後の株価を予想するために、今後を支える事業を見ていきましょう。

Amazon社が現在取り組んでいる事業は次の3つです。

  1. 衛星ブロードバンド計画
  2. 自動運転による物流効率化
  3. ESG 脱炭素投資

ESGについては後述しますが、「宇宙インターネット計画」も「自動運転による物流効率化」も社会の基盤となるインフラ事業です。

Amazon社は新たなインフラ事業によるトップを狙っているのではないでしょうか?

衛星ブロードバンド計画

3,000機以上もの衛星を打ち上げることで地球上の95%ものエリアにインターネット回線を普及させる「Project Kuiper」です。

現在のインターネット普及率は世界全体で見ると約64.5%とされています。

参考:https://jp.statista.com/statistics/1357554/penetration-rate-of-the-internet-by-region

衛星ブロードバンド計画により、Amazon社は「個人や事業者へのインターネット提供による利用料」と「インターネット環境を整備することでEC事業やAWSビジネスの拡大」という利益を目指しています。

衛星ブロードバンド計画の強みは「衛星を低軌道に打ち上げることで、遅延の少ない高品質な回線の提供」と「ロケット製造の効率化による安価なサービスの提供」の2点です。

この計画成功のため、Amazon社は創業者であるジェフ・ベゾス氏が率いるBlue Origin他数社と提携し、Project Kuiper用のロケットの確保を発表しています。

参考:https://japan.cnet.com/article/35185906/

宇宙ビジネスは今や全世界が注目している産業の一つです。

衛星ブロードバンド計画は、現在のインターネット産業を支える新たなインフラになる可能性は大いにあります。

インフラを抑える企業が強いことは、日本の大企業を見ていると理解できるでしょう。

そのため、Amazon社の衛星ブロードバンド計画は期待できる事業の柱と言えるのではないでしょうか。

自動運転による物流効率化

Amazon社が取り組む事業の2つ目が「自動運転による物流効率化」です。

物流には次の3つのプロセスがあります。

  1. 倉庫→物流拠点(長距離輸送)
  2. 物流拠点→宅配拠点(中距離輸送)
  3. 宅配拠点→家庭(ラストワンマイル)

Amazon社はこれら3つのプロセス全てで、自動運転による物流効率化を目指しています。

自動運転による物流効率化のメリットは次のとおりです。

  • 輸送における人件費の削減
  • 休憩時間を省き輸送することで効率的な配送が可能となる
  • 効率的な配送がもたらす時間の短縮

Amazon社は、長距離輸送・中距離輸送・ラストワンマイルの3つの物流プロセスで、企業との提携や買収、自社での開発といった手段により自動運転による物流の完成を目指します。

長距離輸送では、中国系スタートアップ企業のPlusと提携を結び、自動運転トラック1,000台が提供される予定です。

参考:https://digiday.jp/platforms/amazon-briefing-why-amazon-is-investing-in-autonomous-trucking/

中距離輸送では、zooxという自動運転技術を手がける有力スタートアップ企業を2020年に買収し、自動運転レベル5(完全自動運転)のタクシーを発表しています。

このタクシーは、EV車で環境への配慮もされており、後述するAmazon社の取り組みにも貢献できるでしょう。

ゆくゆくはこの技術を中距離輸送に向けて展開する見込みとされています。

参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/61051

ラストワンマイルでは、「Amazon Scout」と呼ばれる自動運転ロボを自社開発しています。

速度は歩行者並みで、シアトルやカリフォルニア郊外などで実証実験を行っている段階です。

課題はまだまだありますが、実現すれば倉庫から家庭までの全てのプロセスで自動運転による物流効率化が可能になります。

参考:https://wired.jp/2019/01/29/amazon-new-delivery-robot-scout/

世界最大級のECサイトを運営しているAmazon社にとって、自動運転により物流を効率化するメリットは計り知れません。

今後、これらの取り組みにより、更なるECサイトでの発展を見せる日が来るかもしれません。

ESG 脱炭素投資

ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字をとったものです。

気候変動や人権などの社会問題は、企業が長期的成長を目指すうえで重視すべき問題として、近年では「ESG投資」という概念が出てきました。

投資家たちは、企業がESGに配慮しているかどうかを見て、投資を判断するのです。

ESGに配慮がされていない企業は投資家からの価値低下につながるため、長期的な成長の基盤を整えるためには、ESGに配慮した取り組みは欠かせません。

ESG投資の金額は今や世界の投資額の3分の1にもなるといわれています。

参考:https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/alphabet/esg

Amazon社が取り組むESGは、脱炭素です。

Amazonは2040年までにCO2排出量を実質ゼロにするネットゼロカーボンを達成するというビジョンを示しています。

再生可能エネルギーの購入やCO2排出を抑えるためEV車の企業に投資をするなど、さまざまな取り組みをしています。

また、パリ協定の目標を10年前倒しにするこの計画には多くの企業の参加が表明されています。

参考:https://amazon-press.jp/AWS/AWS/Press-release/amazon/jp/Corporate/20210512_The-Climate-Pledge-100-Signatories-/

※パリ協定は2015年に採択されたもので、2050年に脱炭素化を目指す内容となっています。

Amazon社の2040年にネットゼロカーボン達成という目標は、パリ協定の先を進むものなので、多くの投資家から期待を寄せられる可能性が十分あります。

Amazon社の財務状況

Amazon社の現在の財務状況を確認していきましょう。

財務状況を確認することで、将来も伸びる余地があるかどうかを見通すことができます。

業績推移

まずはAmazon社の業績推移を見ていきましょう。

引用:株探米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/AMZN/finance)

今期は売上高は伸びているものの、営業益は減少、経常益・最終益が赤字となっています。

1株あたりの利益も大幅に下がっており、経営が傾いているのではないかと心配になります。

財務推移

続いては財務状況の推移を見ていきましょう。

引用:株探米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/AMZN/finance)

自己資本比率が微減しており、有利子負債倍率が右肩上がりになっていることが不安ではありますが、総資産が伸びていることを考えると、現在は投資に力を入れているのではないかと推測できます。

先ほどみた業績推移で経常益や最終益が赤字になっていることを考えると、先述したインフラ整備に投資をしての赤字ではないでしょうか。

CF(キャッシュフロ-)

キャッシュフロ-とは、企業におけるお金の出入りを見る項目です。

キャッシュフロ-が悪ければ、黒字倒産してしまう恐れがあります。

引用:株探米国株(https://us.kabutan.jp/stocks/AMZN/finance)

営業CFでは本業による利益から支出を差し引き、現金がどのように動いているかを見ることができます。

今期は前期より増加しています。

財務CFは借入金などの返済や入金、株主への配当による現金の出入りを表しています。

財務CFは大幅に黒字化、投資CFは赤字が減少しています。

フリーCF(企業が自由に使えるお金)と現金等残高が増えていることから、全体的にAmazon社のCFは健全だと考えることができます。

財務状況まとめ

今期の業績推移では経常益と最終益が赤字転落しており、不安が感じられるAmazon社の財務状況です。

ただし、CFや財務推移が健全な範囲と考えられるため、簡単に判断は下せません。

今後のニュースチェックが必要です。

Amazon社、10年後の株価予想

Amazon社の株価は伸びる可能性があると予想します。

理由は次のとおりです。

  • インフラ投資が成功する可能性
  • ESG投資による経済基盤の安定化

Amazon社の事業紹介のところで、衛星ブロードバンド計画を紹介しました。

インターネットは現代人にとって、ビジネスや生活に欠かせないものとなっています。

宇宙からの高品質な電波を地球上のほぼすべての地域で提供可能となると、Amazon社のインフラ会社としての地位が確立される可能性が高いです。

日本でも電話や電気などのインフラ会社が長きにわたって大企業と君臨しているように、インフラを抑えるということは、企業の繁栄に大きな影響を持ちます。

自社の要である物流に対しても、自動運転による物流効率化というテコ入れを行っています。

自社独自の物流システムが完成すれば、大幅な経費と時間のコストカットが可能となり、事業をさらに発展させることが可能です。

競合他社に物流システムを売ることも可能になります。

ESGに関してもネットゼロカーボンの2040年達成を目指して取り組んでいるため、投資家からの注目度も高いでしょう。

これらを総合してみると、Amazon社はこれからも株価が伸びる可能性があると思います。

ただし、これらの計画が全て成功すればの話です。

Amazon社には潤沢な資金があることはCFの欄で確認できました。

この資金を上手く使うことで、成功すると感じる場合は、株価が値下がっている今、仕込んでおくのも悪くない選択肢だと思います。

Amazon社の株を購入する時の参考にしてください。


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マネーリテラシー編集部

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