今回はau経済圏の全容と、どのような特典が受けられるのかについて解説します。
「より大きなポイント還元を受けたい」
「au経済圏の始め方を知りたい」
という方は、この記事を最後まで読んでください。
この記事でわかること
au経済圏の利便性とお得度について、ファイナンシャルプランナーが解説します。
au経済圏ではPontaポイントがたまる
au経済圏は、大手通信キャリアのauグループが展開する経済圏です。
- モバイル
- キャッシュレス決済
- クレジットカード
- ネット銀行ネット証券
- 新電力
- EC
生活の中で利用するサービスをauグループに集約することでPontaポイントをためたり、さまざまな特典を受けたりできます。
また、使用している携帯電話キャリアがauでなくても利用できる経済圏です。
au経済圏の代表的なサービスを紹介
ここではau経済圏の中でも代表的なサービスを紹介します。
au PAYカード
au経済圏のクレジットカード、auPAYカードは年会費1,375円（税込）ですが、以下の2つの条件を満たせば無料です。
年会費が無料になる条件
還元ポイントについては、auPAYカードの利用100円（税込）につき1Pontaポイントが付与されます。
auPAY
（画像引用：auPAY公式HP ）
auPAYはコード払いのキャッシュレス決済です。
支払い200円（税込）につき1Pontaポイントを付与しています。
auじぶん銀行
auじぶん銀行は、店舗を持たないネット専業銀行です。
普通預金の金利は通常0.03%ですが、条件を複合することで最大0.33%になります。
| 通常金利 | 0.03% |
| auPAYアプリと連携 | +0.05% |
| auPAYカードの引落し | +0.05% |
| auマネーコネクト設定 | +0.10% |
| auマネ活プラン加入 | +0.05% |
| auマネ活プランの加入+auPAYゴールドカード引落し | +0.05% |
| 合計 | 0.33% |
コンビニなど全国の提携ATMが利用でき、ステージにより入金手数料が何度でも無料、出金は最大で月15回まで無料になります。
auカブコム証券
auカブコム証券は投資信託1,799本を取扱い、NISAも利用できるネット証券です。
auじぶん銀行との口座連携で普通預金の金利アップ、またauPAYカードをもちいてクレカ積立をするとPontaポイントを1.0%還元しています。
au携帯電話
auグループの中で核となる部門がau携帯電話です。
毎月の請求をauPAYカードで支払えば、1%のPontaポイントを還元、auPAYゴールドカードなら10%を還元しています。
au経済圏のそのほかのサービス
- UQモバイル
- auPAYマーケット
- auでんき
- auひかりauPAYふるさと納税
これらau経済圏のさまざまなサービスを単体で利用することももちろんできますが、複数を組み合わせて利用することでより大きなポイント還元や特典を受けられます。
au経済圏と楽天経済圏を比較する
ここではau経済圏と、楽天経済圏の比較を見てみましょう。
auPAYカードと楽天カード
ポイントの還元率は同じように見えますが、利用額が税込か税抜かの違いがあります。
auPAYの方がわずかに高還元です。
auじぶん銀行と楽天銀行
| auじぶん銀行 | 楽天銀行 | |
| 普通預金金利 | 0.03% | 0.02% |
| 特典適用最大金利 | 0.33% | マネーブリッジ利用で 300万円を超えた部分 0.04% |
| ATM出金手数料無料回数 | 2～15回 | 0～7回 |
| 振込手数料無料回数 | 3～15回 | 0～3回 |
普通預金の金利では、auじぶん銀行は複数の条件を合わせて適用した場合に0.33%となり、国内すべての銀行の中でもトップクラスの高金利となります。
au経済圏とPayPay経済圏を比較する
次に、au経済圏とPayPay経済圏の比較を見てみましょう。
auPAYカードとPayPayカード
| auPAYカード | PayPayカード | |
| たまるポイント | Pontaポイント | PayPayポイント |
| ポイント還元 | 利用100円（税込）につき 1ポイント | 利用200円（税込）につき 2ポイント |
auPAYカードのポイント還元率は0.5%で、PayPayカードの1.0%と比べると劣ります。
auじぶん銀行とPayPay銀行
| auじぶん銀行 | PayPay銀行 | |
| 普通預金金利 | 0.03% | 0.03% |
| 特典適用最大金利 | 0.33% | 0.30% |
| ATM出金手数料無料回数 | 2～15回 | 1回 |
| 振込手数料無料回数 | 3～15回 | 0～3回 |
普通預金の金利においては大きな差はありません。
一方、各手数料についてはauじぶん銀行の方が優位ですね。
au経済圏のデメリットとメリット
au経済圏のデメリットとメリットを紹介します。
au経済圏のデメリット
auPAYカードの年会費を無料にするためには、携帯電話回線の契約などの条件をクリアしなければなりません。
au経済圏のメリット
①Wi-Fiスポットが無料
auPAYの利用者は、auのWi-Fiスポットを無料で利用できます。
②auじぶん銀行は普通預金が高金利
複数のサービスを併用することで、最大0.33%の金利が適用されます。
au経済圏を始める手順
au経済圏を始めるなら、以下の手順で進めてください。
- 手順① auPAYカードを入手する
- 手順② auPAYアプリをインストールする
- 手順③ auじぶん銀行の口座を開設する
これら3点の開始には、費用がかかりません。
また、この3つのサービスが普段から生活の役に立ち、特典を受けるための重要度が高いものとなります。
まとめ：au経済圏はモバイルのほか、金融分野が強い！
今回はau経済圏の全貌と、ポイント還元や多様なサービスについて解説しました。
大手通信キャリアを手掛けるauが、銀行やキャッシュレス決済を展開しており、日常のさまざまな場面で役に立つサービスを提供しています。
- 携帯電話キャリアがauでなくても利用できる経済圏
- auじぶん銀行は普通預金が高金利
- auPAYでPontaポイント付与とクーポン配布
特典やお得感はもちろん、生活の利便性向上にも寄与するau経済圏。
まずはauPAYカードの発行申込とauPAYアプリのインストールから始めてみてください。
（参考サイト：auPAYカード）
（参考サイト：auPAY）
（参考サイト：auじぶん銀行）
（参考サイト：auカブコム証券）
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ライター名：ファイナンシャルプランナー 瀬木直人
