ウェブデザイナーとして副業でバナー作成を始めたいと考えている方は多いでしょう。
一方で、「経験ゼロでも稼げるのか?」、「何から始めたら良いか分からない?」とその一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
しかし、心配することはありません。副業への意欲があり、ウェブデザインの基本的なスキルを習得さえすれば、誰でもバナー作成で稼ぐことができます。
この記事では、バナー作成の副業で最短で稼ぐための具体的なステップをご紹介します。
最後まで読むことで、収入を得るまでの手順と必要なスキルが分かり、ウェブデザイナーとしての一歩を踏み出すことができるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
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バナー作成の副業はWebデザイン初心者でも稼げます!
まずは、初心者がバナー作成に取り組むべき理由をお伝えします。
バナー案件の副業は今後も増える
バナー作成は、需要の高まりが期待できる分野です。
総務省発行の「情報通信白書」によれば、スマートフォンの急速な普及により、近年、モバイル端末による個人のインターネット利用が拡大しています。
このため、ウェブサイトやSNSでのバナー広告の需要は高く、今後も企業や個人からの依頼が増えていく状況にあります。
事実、クラウドワークスなどのクラウドソーシングの場では、バナー作成の案件が常時掲載されており、初心者でも案件を獲得できる環境が整っています。
副業に必要なスキル習得が比較的簡単
Adobe Photoshopなどのデザインソフトの基本的な操作スキルがあればバナー作成は可能です。
ウェブデザインと聞くと、デザインに関する知識や経験が必要なのではと感じる方もいるでしょう。確かに、それらのスキルはある方が有利ではありますが、バナー作成に関してはある程度の型が決まっており、デザインソフトの操作スキルを習得すれば、初心者でも案件獲得にチャレンジすることができます。
どこでも作業できるため副業として取り組みやすい
PCさえあれば、隙間時間に在宅やカフェなど、どこでも作業ができます。
上述のように案件獲得にはクラウドソーシングを活用し、バナー作成はPC上で行うため、PCとデザインソフトさえ準備できれば、企業に出向くこともなく、自分のペースで取り組むことができます。また、デザインソフトは月額数千円で利用できるものがあり、初心者でも手軽に始めることができます。
バナー作成の副業で収入を得るまでの具体的な5ステップ
では、ここからはバナー作成の副業で収入を得るための最短ステップをご紹介します。
- 必要な2つの道具をそろえる
- 目標・期限を決める
- 知識・スキルを習得する
- 色々なバナーをまねる
- 案件に応募する
それぞれのステップを具体的に解説していきます。
1:バナー作成に必要な道具2つを揃える
まずはバナー作成に必要な2つの道具を揃えましょう。
必要な道具はPCとデザインソフトの2つです。
・PC バナー作成で使用するPCは高スペックである必要はありません。 しかしながら、作業時はデザインソフトの起動と同時に、複数のウェブサイトの閲覧や画像の切り貼り、加工を行うことが増えてくるため、ある程度のスペックのものであると安心です。 OSがWindowsの場合であれば、CPU:Corei5以上、メモリ:16GB以上、ストレージ:SSD256G以上であればストレスなく作業することができます。 |
・デザインソフト デザインソフトに関しては、Adobe Photoshopoの一択です。 理由は大きく2つあり、1つはスキルの学習環境が充実していること。Photoshopは本格的なプロのデザイナーも使用する万能ソフトであり、ユーザー数が多く、オンラインや書籍など学習ツールが充実している他、分からない操作があれば簡単にインターネットで解決策を探すことができ、初心者にとっては安心です。 2つ目の理由は、料金が安いことです。Photoshop単体であれば、サブスクリプションで月額980円(税抜き)で利用することができ、非常にお手軽となっています。 さらに、7日間の無料体験期間が付いているため、まずはお試しで使ってみたい方にもおすすめです。 |
2:目標・期限を決める
次に、案件受注までの期限を決めて、具体的な計画を立てます。
バナー作成であれば、3ヶ月を期限として受注を目指すと良いでしょう。
具体的な内訳は後述しますが、重要なのはしっかりと期限を定めて、集中的に臨むことです。
そのためには、週単位の小さな目標を立てること、自身へのルールを課すことがポイントです。
「今週までにPhotoshopの基本スキルを習得する」、「今週は4つのバナーを模写する」など、週単位の目標とゴールを定めることで、計画的なステップアップとモチベーションの維持に繋がります。
また、平日は○時間、休日は○時間と副業に当てる時間をルール化しておくとより効果的です。
3:知識・スキルを習得する
計画が定まれば、次に、Photoshopの基本的な操作スキルを2週間で習得します。
学習には、Udemyなどのオンライン講座を活用します。
オンライン講座であれば、移動時間などの隙間時間でも聴講が可能ですし、プロの講師による実践的で分かりやすい講座をわずか数千円(キャンペーン時)で受講できることもメリットです。
また、自らがPhotoshopを動かしながら学習していくスタイルのため、書籍などに比べて学習効率が高く、受講後すぐにバナー作成に取り掛かれるスキルが備わります。
始めの1週間で基礎的なスキルを、後半の1週間で応用スキルを学んでいくイメージです。
近年は、Webデザインを学べる多くのスクールがあるため、参考にしてみても良いでしょう。
関連記事:Webデザインスクールは無駄なのか?【結論:無駄ではない】
4:色々なバナーをまねる
Photoshopのスキルが身に付いた後は、実践的な知識、スキルの習得です。
Pinterestやバナーアーカイブなどのウェブサイトでは、様々なパターンのバナー見本を閲覧することができます。
それらの中から、レイアウトや文字装飾、画像の加工方法などが異なるバナーをピックアップし、それとまったく同じバナーを自身の手で1から作っていきます。
目標は、20〜30個ほどです。
この過程を経ることで、デザインのパターンを蓄積することができますし、Photoshopのスキルアップにも繋がるためしっかりと取り組みたいパートです。
約1ヶ月ほど、繰り返し繰り返し、実績を積み上げていきます。
5:バナー作成の案件に応募する
デザイナーとして自信が付いたら、最後は、クラウドワークス、ランサーズにて仕事を取りに行きます。
初心者におすすめなのは、単価1,000円程度の固定報酬型の案件に応募することです。
コンペ型の案件は単価は上がりますが、その分、経験豊富なデザイナーが競って応募するため、初心者では受注が難しく、ただただ消耗するだけになってしまいます。
そこで、4のバナー模写で積み上げた実績をアピールしながら、まずは低単価な案件に絞って応募を続けます。
受注実績がない分、最初の契約までは苦労するかと思いますが、諦めずに粘り強く応募を続け、受注できるまで止めないことが重要です。
まとめ:バナー作成を学んで副業に挑戦してみよう!
以上の5ステップを踏めば、誰でもバナー作成で稼ぐことができます。
慣れないうちは、デザインアイデアが湧かない、思うようにデザインできない、案件を受注できないなど、悩み、苦しむ時期はありますが、愚直に努力を続けていけばウェブデザイナーとして成功する道が必ず開けます。
ぜひ、今日から勇気を持ってはじめの一歩を踏み出してみてください。