ビットコイン(BTC)とは?特徴をおさらい
時価総額ランキング1位の仮想通貨
ビットコインは時価総額ランキング1位の仮想通貨で、2024年3月現在ビットコインの時価総額は195兆円に達しています。
ちなみに2位のイーサリアムは時価総額70兆円のため2.7倍もの差があります。
約4年に1度の周期で半減期がある
ビットコインには約4年ごとに半減期が訪れます。
半減期とはビットコインマイナーへの報酬が半分に減少するタイミングの事です。
過去3回の半減期でビットコインは高値を更新しました。
直近に控えている半減期は2024年夏頃と予測されています。
中央管理者がいない
ビットコインには中央管理者が存在しない分散型デジタル通貨です。
中央管理者不在で何故成り立つのかというと、ビットコインネットワークが全世界に分散されたコンピュータによって運営されているからです。
つまりネットワーク参加者全体による合意形成プロセスを通じて取引が行われます。
一つの機関や組織が全体を管理・制御することがない民主的な通貨だと言えます。
発行上限が2,100万枚で希少価値がある
ビットコインの発行枚数は2,100万枚と限られています。
既に90%以上のビットコインは発行済みです。
数が有限であるため希少価値が付きやすいという特徴があります。
有限であり資産性を有する事からデジタルゴールド(電子版金の延べ棒)と呼ばれる事もあります。
ビットコインが1億円になると考えられるわけ【7つの理由】
ここからはビットコインが1億円になると考えられる理由を7つご紹介します。
執筆時点(2024年3月)ではビットコインは約1千万円。
どんなシナリオで10倍成長をするのか一緒に想像してみましょう。
1.ストックフローモデルで2025年に1億円達成が予測
ストックフローモデルとは、金や銀の価格予想をするために作られた予測モデル。
ビットコインをストックフローモデルで予測すると2025年で1億円に到達します。
しかし、実際の需要と供給量が正確に考慮されていない点に注意が必要です。
とはいえ、歴史あるストックフローモデルで1億円の予測が出ているのは興味深いですね。
2.金と比較すると適正価格を下回っている
安全資産とされている金(ゴールド)と比較してビットコインは適正価格に達していないとされています。
要因として以下が挙げられます。
- 規制リスク
- 価格変動大
- 法的整備がされていない
- 投資家が少ない
上記をクリアすると更に価格が上昇して真の「デジタルゴールド」と呼べるようになるでしょう。
3.ビットコイン認知度の高まりと口座開設数の増加
日本のビットコイン認知度は約90%と言われています。
意外と認知度が高いと感じたのではないでしょうか?
理由としてはハッキング事件や広告が原因として考えられます。
しかし、口座開設数は600万と株式口座開設数3,500万と比較するとまだまだ普及していない事が分かります。
NISAのような促進策が施されると一気に口座開設数増加が予測できますね。
(出典:Dalia Research「How many people acutally own cryptcurrency?」)
(出典:会員の暗号資産取引状況表(月次))
4.大企業のビットコイン投資
誰もが一度は耳にしたことあるような大企業がビットコイン投資を行っています。
つまり、大企業もビットコインの成長に期待しているということです。
ビットコイン投資を行っている企業
- MicroStrategy Inc.: 米国のソフトウェア企業
- Tesla: イーロンマスクで有名な電気自動車企業
- Galaxy Digital Holdings: デジタル資産運用するカナダの企業
- Square Inc.: 米国の決済サービス企業
- Marathon Digital Holdings:ビットコインマイニングを行う米国の企業
5.国の法定通貨として利用されている
ビットコインは中南米のエルサルバドルが国の法定通貨として利用されています。
2021年9月に利用開始され専用決済アプリと30ドル相当のビットコインが配布されました。
ビットコイン法定通貨導入の目的としては
- 金融サービス機会の平等な提供
- 経済活性化
が主な理由です。
今後、エルサルバドルのようにビットコインを法定通貨にする国が増えると更に価値は高騰するでしょう。
6.イケハヤ氏がBTC=1億円を予想
仮想通貨やNFT関連のインフルエンサーであるイケハヤ氏がビットコイン1億円予測をしています。
イケハヤ氏はブログやYouTubeで仮想通貨を普及させたインフルエンサーです。
Xのフォロワー数53万人で海外からも動向が注目されています。
多大な影響力を持つイケハヤ氏がビットコイン1億円を予測しています。
(出典:ビットコイン1000万円突破!仮想通貨バブルがやってくる!ヤァヤァヤァ!)
7.ビットコインNFT「Ordinals」が普及
NFTはイーサリアムチェーンが一般的ですが、ビットコインチェーンのNFTが2023年に登場しました。
ビットコインNFT「Ordinals」が普及するとビットコインの需要が増えて価格高騰に繋がります。
実際に有名NFTもビットコインNFTマーケットでリリースを開始しているため需要の高まりが期待できます。
おすすめの仮想通貨取引所
Coincheck(コインチェック)
Coincheck(コインチェック)は、アプリダウンロード数5年連続No.1の取引所です。
アプリ操作が非常に分かりやすいため初めての取引所に最適です。
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、DMMが運営する大手取引所
レバレッジ取引をしたい場合はDMM Bitcoinがおすすめです。
レバレッジ取引なら2倍相当の取引が可能です。
GMOコイン
GMOコインは、国内最大級の21銘柄を取り扱い(2024年3月時点)
取引所に加えてレバレッジ取引も行えるGMOコイン。
将来的にレバレッジ取引を考えている方におすすめです。
LINE BITMAX
LINE BITMAXは、LINEグループが運営する仮想通貨取引所
LINEアプリ上で口座開設や取引が行えるのが最大の特徴。
LINE PAYでの支払いも出来るため、気軽にスタートすることが出来る取引所です。
ビットコイン(BTC)の今後に関するよくある質問
ビットコインで1億円以上稼げる?
1億円以上稼げる可能性はあります。
実際に2018年の仮想通貨バブルでは億り人と言って1億円以上の資産価値になった人が続出し話題になりました。
しかし、現在のビットコイン価格は1千万円なためビットコインで1億円稼ぐには、ビットコイン1億円に上昇したとしても投資金として1千万円以上が必要となります。
ビットコインの収益には税金がかかる?
ビットコインをはじめ仮想通貨で得た収益には税金がかかります。
20万円以上の利益が出た場合は確定申告をして税金を納める必要が生じます。
税金に関しては税理士に相談する事をお勧めします。
ビットコインで1億円稼いだ時の税金は?
約半分の5千万円が税金でとられてしまいます。
ビットコインで得た収益は「雑収入」として算出されるため税率が高く設定されています。
(出典:国税庁 所得税の税率)
ビットコインは、ほったらかしでも儲かる?
ビットコインは誕生以来、上下しながらも右肩上がりで価格を上げています。
この流れが続くとしたら「ほったらかしでも儲かる」と言えます。
実際に筆者は売買は行わずビットコインを2017年から所持し続けて資産が20倍ほどに成長しています。
まとめ:ビットコインが1億円になる理由
本記事ではビットコインが1億円になる理由について解説しました。
ビットコインの特徴と1億円に達するまでのイメージができたと思います。
また、ビットコインに投資する際は余剰資金で行うようにしましょう。
ビットコインの1億円に向けた値動きを楽しく見守っていきましょう。
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ライター名:初心者向け暗号資産ライターたれじゅん