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大学生の投資は危ない?今すぐ投資を始めるべき本当の理由

「投資って儲かるの?」「投資詐欺に遭いそうで怖い」など投資に魅力を感じる一方で、危ない、不安と感じている方も多いのではないでしょうか?

この記事では大学生のあなたでも不安を払拭していますぐ投資を始めるべき理由について解説していきます。

10年以上の投資、社会人経験を積んできた筆者の結論は「投資は早く始めたほうが有利」です。

10年後に後悔しないためにこの記事の考え方をしっかり身につけていきましょう。

なぜ大学生が投資をするのは危ないと言われるのか

大学生のうちに投資をするのが危ないと言われる主な理由は以下の2つです。

  • 投資に関する知識が不十分
  • 学業に支障をきたす可能性がある

投資に関する知識が不十分

日本人は学校教育で投資について学んでないのでメリットやリスクについてきちんと理解していない人が大多数です。

例えば以下のようなことが挙げられます。

投資とギャンブルの違いを理解していない

実は投資とギャンブルの違いはあいまいで、投資でも期間が短くなるほどギャンブルに近くなります。

具体的にはFXや株式のデイトレードなど。

一方で優良インデックスファンドへの長期投資は再現性高く資産を築けることが広く知られています。

投資は余裕資金で始めるもの

余裕資金で始めないと生活が苦しくなった時に資産を売却することにつながります。

その時に都合よく利益が出ているとは限りません。

場合によっては損失を確定させることになるでしょう。

投資詐欺に騙される可能性が高い

投資知識が不十分なうちは投資商品の良し悪しを判別できません。

キャベツが1玉1,000円で売っていれば高いとわかりますが、投資の世界では気づかずに買ってしまうことが往々にしてあります。

学業に支障をきたす可能性がある

投資知識の習得にはある程度時間がかかります。

銘柄やチャートの分析まで始めると終わりはありません。

投資に時間を使い過ぎれば学生の本分である学業がおろそかになってしまいます。

もっと早く投資を始めるべきだったと後悔した理由4選

筆者が投資をはじめたのは26歳の頃でした。

社会人として落ち着きはじめ、将来のことを考えたのがキッカケです。

そんな筆者が大学生のうちから投資を始めておけば良かったと後悔した理由を紹介します。

正しい投資の経験が積める

大学生のうちは資金が少ないので利益が出ても微々たるもの。

しかしその経験は非常に大切です。

社会人になってから投資を始めると大きな金額を動かせる分、損失も大きくなります。

株式投資の値動きを経験していれば慌てず対応することができるでしょう。

経済・金融情報に興味が湧く

投資をするには経済の動きを把握したほうが有利です。

必然的にニュースやSNSなどで情報収集が欠かせなくなります。

大学生のうちからこうした情報収集をしている人は少数派ですので、周りとの差がつき就職活動でも有利に働くでしょう。

詐欺・ぼったくりに騙されにくくなる

大学生でもきちんと知識をつければ詐欺やぼったくりに遭うことは防げます。

大事なのは相場を知ること。

先の説明でも例に挙げましたが、キャベツが1,000円で売られていると気づくことが出来れば詐欺やぼったくりは防ぐことができます。

気がつかなければ、ずっと割高なコストを払うハメになるでしょう。

株式投資より自己投資をしたほうが良い

投資をするべきではあるのですが、効率を考えると資金をつぎ込むのは「株式」ではなく「自己」が適切な場合もあります。

先にも書いた通り株式のリターンは資金が少ないうちは微々たるものです。

それに比べて自分への投資(読書、副業、経験など)は未来に何倍にもなって返ってくることがあります。

気をつけなければいけないのは「投資」である以上、リターンありきということ。

先行投資の名のもとに遊び惚けてはいけません。

大学生が投資をする前に知っておくべきこと

大学生に限らずですが、特に投資資金の少ないうちは一攫千金を狙ってリスク管理ができない傾向にあります。

ここでは投資を始める前の心得を紹介していきます。

「儲ける」より「学ぶ」を意識

何度も言うように投資は資金の多少がリターンを決める大きな要因です。

投資資金の少ないうちはリターンを望むより、学んで経験を積む意識を持ちましょう。

ネットの情報を鵜呑みにしない

ネットの情報は玉石混交です。

特にインフルエンサーと呼ばれる人たちは自らの利害のために商品を紹介したりします。

もちろん有益な情報も多数ありますが、判断のつかない初心者のうちは出版社の編集が入っている書籍で学ぶのがおすすめです。

投資のリスクを理解する

投資の多くは元本毀損(元手が減ること)のリスクがあります。

元手が減るリスクを請け負うことで、リターンを受け取れるのです。

基本的にリスクとリターンは吊り合っていて、リスクが大きくなればリターンも大きくなります。

自分にとって適正なリスクを把握しましょう。

【投資詐欺】騙されるのは高齢者だけじゃない

近年はSNSの発達により詐欺の手口が巧妙化しており、若年層でも被害が拡大しています。

(関連記事:「投資詐欺シリーズ 『投資詐欺に狙われる若者世代』-あなたは大丈夫?!意外と身近な投資詐欺」出典:外為どっとコム

詐欺の手口や被害状況を確認しておくことは騙されないための対策にもなります。

大学生に向かない投資

ここでは筆者が個人的に大学生に向かないと思う投資手法を紹介します。

誤解しないで欲しいのですが、これらの手法で成功している方もたくさんいます。

ただし失敗している人はその何倍もいるのです。

まずは投資の基本から学ぶことが適切です。

FX

外国為替証拠金取引のこと。

例えば日本円と米国ドルの交換をするとして、100円と1ドルを交換したあと1ドルを101円で交換できれば1円の利益になります。

この差益を狙うのがFXです。

為替は時々刻々と変化していき、株式以上に先がわからないので初心者は手出し無用です。

体験談:

仮想通貨

暗号資産のこと。

ブロックチェーンの技術を利用した新しい通貨の形です。

通貨として採用している国もありますが、まだまだ法整備も整っていません。

関連記事:

短期トレード

デイトレードが一般的。

為替取引のように株式などを1日のうちに何度も売り買いすることで差益を得る手法です。

短期的な株価の上がり下がりは投資のプロといえども当てることは難しく、これも初心者には手出し無用です。

大学生におすすめの投資

反対におすすめの投資手法を紹介します。

まずは「投資信託」を始めてみよう

基本を学ぶのに持ってこいなのが投資信託。

投資信託とは投資のプロが様々な株を1つにまとめた商品です。

単品ではなく、焼き鳥盛り合わせのようなイメージですね。

資産運用の基本は「長期・分散・積立」

より高確率で資産を築くには、幅広い銘柄に、長期間にわたって、積立投資することが重要と言われています。

(参考:「NISA 早わかりガイドブック」出典:金融庁

投資信託への長期積立は金融庁も推奨する資産形成のお手本です。

インデックス投資で投資の1歩を踏み出す

投資信託には大きく分けて2種類あります。

インデックスファンドとアクティブファンドです。

インデックスとは指数のことで、日経平均株価やダウ平均株価、S&P500などがあります。

これらの指数に連動することを目指して運用されるのがインデックスファンドです。

またアクティブファンドはインデックスファンドの成績を超えるように設計されたファンドのことですが、多くのアクティブファンドはインデックスファンドに長期では劣る成績となっているのが現状です。

したがって大学生におすすめ出来るのはインデックス投資となります。

大学生から使える!新NISAを活用

世間でもかなり話題になっているので、名前だけなら知っている方が多数だと思います。

NISA制度とは株式投資で得られた利益に税金がかからない(通常は約20%の税金が発生する)制度のことです。

長期投資では資産が複利の力で大きく増え、時には何倍にもなって返ってきます。

そのリターンに対して税金が不要なので活用しない手はありません。

【まとめ】投資は大学生からでも始めるべき

 大学生の投資は危ないというテーマで解説してきましたが、結論は大学生でも投資を始めるべきです。

理由は以下の通り。

  • 若いうちから投資の知識を学べ、経験を積める
  • 投資期間が長くなり複利の効果が得られやすい
  • 経済や金融についての知見が深まる
  • 投資の知識は詐欺やぼったくりを見抜く力にもつながる

大学生に限らず、投資の知識がないまま勢いで始めるのは大きなリスクが伴います。

必ず準備をした上で余裕資金の中から少額で始めましょう。

いま投資の知識をつけておくことは将来必ず役に立ちます。

めんどうでも楽をせずに時間を掛けて学んでいきましょう。

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「大学生の投資」に関してよくある質問

Q.大学生が投資を学ぶにはどのような方法がありますか?

A.YouTube、SNS、投資スクール、書籍など様々ありますが、まずはしっかり編集が入っている書籍がおすすめです。投資の書籍を数冊~10冊程度読んで基本を固めましょう。

Q.大学生が投資で失敗する主な理由は何ですか?

A.一番は知識不足です。他にはリスク管理の甘さ、詐欺の被害に遭うなどもあります。

Q.投資におけるリスクとは具体的に何ですか?

A.株価の変動、金利の変動、為替の変動、詐欺・ぼったくりなど様々あります。

Q.投資詐欺に遭わないための対策はありますか?

A.詐欺の手口は年々巧妙化しています。具体的な手口や実例を調べることはもちろん、相場を知るのも有効な手段となります。

もし被害に遭ってしまったら警察や国民生活センターor消費生活センターへ連絡しましょう。

ライター名:よろず

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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