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みんなで大家さん失敗?悪い話も良い話も知って冷静に判断しよう

みんなで大家さんは、不動産クラウドファンディングとして、有名なサービスです。

ですが、みんなの大家さんが失敗と聞くと不安ですよね。

どうしてそのような話があるのでしょうか?

どのようなサービスであっても、良い面と悪い面があるもの。

悪い話だけ聞いて判断するのは良くありません。

それと同じで、良い話だけ聞いて判断するのも良くありません。

どちらも大損してしまうパターンです。

この記事では、みんなの大家さんの悪い話も良い話も解説します。

ぜひ最後まで読んで、冷静な判断材料にしていただきたい。

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併せて読む:

みんなで大家さんは失敗だと言われる理由

みんなで大家さんは失敗だ。

そう言われる理由は何なのでしょうか?

悪い噂があるのは事実

財務状況が悪いので、いずれ立ち行かなくなる。

ポンジスキームだ。

複数の人で大家になること自体が間違いだ。

テレビCMを信用しすぎている。

利益構造が理解できない。

などの意見があります。

また、

投資金額が高すぎる。

税制上不利。

低リスクといっているが、実はハイリスク。

手軽に不動産投資なんてウソ。

もうすぐ破綻する。

などの意見も見られました。

(参考:Yahoo知恵袋≫

行政処分を受けた過去

みんなで大家さんは、2013年行政処分を受けています。

みんなの大家さんの運営会社の貸借対照表に、資産の過大計上があると指摘を受けました。

行政の主張で計算すると債務超過となり、認可基準を満たしていないことになりました。

それを理由に、60日間の業務一部停止の判断が下っています。

これをきっかけに、出資者から解約が殺到。

返金が遅れました。

(遅れたものの、返金は完了)

悪い噂は必ずあるもの

悪い噂というのは、どのようなものでも必ずあるものです。

知らないものは疑われる傾向にありますし、誤解されていることも。

いい加減な判断で出資しておいて、思っていたのと違うと怒り出す人もいます。

噂の種類も冷静に判別すべき。

行政処分された話も、すごく悪いことをしたイメージがあるかもしれません。

ですが悪意はなく、見解の違いからそう判断されてしまう場合もあります。

処分を受けたのは10年ほど前のことですし、その後も営業を続けています。

行政処分はたまにあること。

(参考:SMBC日興証券行政処分≫)

みんなで大家さん 失敗の意味するところ

みんなで大家さん 失敗と聞くと、みんなで大家さんのサービス自体が失敗しているかのような印象を受けます。

またみんなで大家さんを利用してみたけれど、失敗してしまった人がたくさんいるような印象も受けます。

ですが失敗といっても、失敗したくないから不安要素を削るために「失敗例」や「悪評」を調べているだけということもあるもの。

人には損失を避けたい欲求がありますので、そのような行動をする人も多いのです。

また、たちが悪いのは、「失敗」として注意を引く「煽り」も存在すること。

このように、「失敗」という言葉にもさまざまな意味があり、人々の思惑もあります。

踊らされることなく、冷静な判断をしたいものです。

みんなで大家さんの良いところ

みんなで大家さんの良いところを紹介します。

16年の実績

みんなで大家さんは2007年9月からサービスを開始。

実に、16年の実績があります。

同じような不動産クラウドファンディングの業界ですと、COZUCHIやRimpleなどありますがサービス開始は数年前。

それと比較すると、みんなで大家さんは長くやっている部類ですね。

行政処分を受けた過去はありますが、その後は健全に営業を続けているようです。

高い利回り

みんなで大家さんは、高い利回りが期待できます。

7%という高い利回りですね。

🔽は、みんなの大家さんの案件。

(※ 出典:みんなで大家さん

(※ 出典:みんなで大家さん

(※ 出典:みんなで大家さん

貯金していたとしても利息などほとんどつきません。

それを考えると、年利7%はかなり魅力的だといえます。

100万円からはじめられる

出資金は1口100万円からとなっています。

対象は不動産。

不動産の大家になるためには、巨額の資金が必要ですよね。

その金額は数千万円~億です。

それを考えると、100万円からはじめられるのは、かなり安いといえるのではないでしょうか。

みんなで大家さんの悪いところ

みんなで大家さんの悪いところを紹介します。

1口100万円からである

みんなの大家さんで扱っている案件は、1口100万円からです。

この記事を読んでいるのは、初心者さんも多いはず。

そうなるとさすがに躊躇する金額でしょうし、オススメもできません。

初心者さんは、まずは小さくはじめた方がいいでしょう。

小さくはじめた方がいいのは、株式投資や仮想通貨投資も同じです。

みんなで大家さんは、1万円からはじめられるサービスもスタートしています。

(※ 出典:みんなで大家さんmini≫)

また前述の、COZUCHI・Rimpleも1万円からはじめられます。

利回りが良すぎてかえって不安

7%という高い利回りは魅力ですが、良すぎて不安だという意見もあります。

本当に実現できているのか。

財務状況に無理があるのではないのか。

さらには、

ポンジスキームではないのか。

タコ足配当ではないか。

とまで、言われ疑われています。

疑われてはいますが、みんなで大家さんにポンジスキームの事実もタコ足配当の事実もありません。

・ポンジスキームとは

投資詐欺の一種。「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと嘘を語り、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金(の大半)を、以前からの出資者に向けて“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用での利益を出資者に配当しているかのように装い、破綻することを前提に騙し取る手法。

wikipedia ポンジスキームより引用

・タコ足配当(タコ配)とは

企業が営業活動によって得た利益以上の金額を配当として支払うことです。タコが自分の足を食べる姿に似ていることから、このように呼ばれています。

タコ配ってなんですか?より引用

不動産クラウドファンディング自体への不安

不動産クラウドファンディング自体が、新しい金融商品です。

そのために、「まだわからないもの」として注意喚起されている部分もあります。

(※ 出典:金融庁の注意喚起≫

金融庁の見解としては絶対に止めろというものではなく、注意してねという論調のようです。

これは仮想通貨と同じで、まだよくわからないものではあるもののみんながみんな損しているわけではなく、儲けを出している人もいる事実があるから。

貯金感覚でできる、という宣伝文句もありますが実際には貯金ではありません。

貯金は「貯金保険制度」により、普通預金や当座預金は全額保護されます。

不動産クラウドファンディングは、元本保証はされません。(元本保証される、は詐欺です)

さらに「匿名組合契約」にも注意が必要。

理由は、過去に日本で起きた巨額の詐欺事件では、匿名組合契約が利用されているから。

これは、「匿名組合契約=詐欺」という意味ではありません。

この仕組みが悪用されたことがあるという意味です。

手軽にできることを謳っている場合もありますが、実は投資経験が豊富な人が扱うべき案件であるとする意見もあります。

失敗しないために

ここでは、失敗しないための大事な考え方や行動をお伝えします。

リスクとリターンについて

投資の世界は「ハイリスク ハイリターン」「ローリスク ローリターン」といわれています。

大きなリスクをとったものが、大きなリターンも得るというもの。

ところで、この「リスク」とはなんでしょうか?

危険性と思っている人もいると思います。

ですが、その意味だけではありません。

リスクには「不確実性」、つまり「本当にそうなるかはわからない」という意味もあります。

いろいろと事前にいわれていることはあくまでも予想であり、実際の結果を保証するものではありません。

ですから大事なのは、その損失が本当に起きる可能性を考えること。

もし本当に損失が起きてしまったのであれば、自分はその損失に耐えられるのか考えること。

100万円を元本保証のないものに投資して、それが最悪0になっても自分はそれを受け入れられるのかを考えておくことです。

  • 100万円失うかもしれないが、うまくいけば高いリターンが得られるのは魅力だ。→投資
  • 100万円を失うかも、なんてとんでもない!→やめる、または他の手段を探す

この判断は、個人の資金力やメンタルによるところが大きい。

ご自身でしっかりと考えておくことです。

失敗のとらえかた

失敗のとらえかたも大事な視点です。

実は成果を出している人の多くは、過去に多くの損失を出しています。

つまり、失敗はつきもの。

ここで重要になってくることが損失の大きさです。

生活が困難になってしまうような損失、取り返しのつかない損失は避けるべき。

逆にいえば、余剰資金や取り返しがつく金額であれば、たとえ損失となっても生活には困りません。

小さな資金で挑戦し、失敗しながらも経験を積んだほうが後々の大きな成果につながると考えることもできます。

まとめ

今回は、みんなで大家さんが失敗と言われている理由について解説しました。

みんなで大家さんは、通常巨額の資金と経験を必要とする不動産投資を手軽にはじめられるサービスです。

年利は7%とかなり魅力的。

1口100万円ですから、資金がある方は貯金よりはるかに良いリターンが期待できます。

反面、利回りが良すぎてかえって不安。

仕組みがわかりにくい。

手軽に見せているが、実は初心者向きではない。

などの意見も。

メリットもあれば、デメリットもあります。

同じようにリスクがあるから、リターンも得られるもの。

冷静に判断したいものですね。

みんなで大家さんは1口100万円から。

この資金面でためらっているのでしたら、金額の小さなサービスもあります。

そこからはじめてみるのも良いでしょう。

みんなで大家さんは、1万円からはじめられるサービスもスタートしています。

(※ 出典:みんなで大家さんmini≫

他の不動産クラウドファンディングサービスの、COZUCHI・Rimpleも1万円からはじめられます。

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(ライター:とーひー

  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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