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【米国株】空飛ぶ車を開発するジョビー・アビエーションの将来性を解説

【米国株】空飛ぶ車を開発するジョビー・アビエーションの将来性を解説

2009年に設立され、2021年8月に特別買収目的会社(SPAC)であるリインヴェント・テクノロジー・パートナーズとの合併を通じてNY市場に上場した米国株のジョビー・アビエーションです。

全電動式垂直離着陸機(eVTOL)を開発しているジョビー・アビエーション。

電動航空機のスタートアップの中で”潤沢な資金調達に成功している企業1位と注目を浴びています。

参考:Business Insider Japan(https://www.businessinsider.jp/post-249155)

2023年6月26日には6.32$だったのに、7月19日時点では10.06$と数週間で急激に値が上がっています。

引用:MINKABU米国株

この記事ではジョビー・アビエーションという会社の現状と将来性について、個人投資家副業ライターのあきらが解説していきます。

これを見ればジョビー・アビエーションが投資の対象となり得るのか、判断材料にすることができます。


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ジョビー・アビエーションの事業内容

ジョビー・アビエーションは、先にも述べたように全電動式垂直離着陸機(eVTOL)を開発している企業です。

このeVTOL、分かりやすく言えば”空飛ぶタクシー”です。

1機につき、パイロットと乗客4人を載せることができ、最大時速は300km/hを越えます。

さらに都心部での飛行を想定し、およそ152mの低空飛行ではほぼ無音の静寂性を実現しています。

ジョビー・アビエーションはこのeVTOLを使ったライドシェアサービスの展開を計画しており、直接自社のサービスを通じて配車できるアプリケーションの構築も行い、2025年の商業旅客運航を目指しています。

2025年の商業展開に向け、Uberがもともと構想していた空飛ぶタクシー事業であるUber Elevateを買収。

この買収によりコラボレーション契約が締結され、ライドシェアリングの地盤のあるUberのアプリケーションとの統合が勧められています。

また、日本企業のトヨタともパートナーシップを確立しており、ジョビー・アビエーションはこれまでに4億ドル以上の投資を受けており

  • 工場の計画
  • レイアウト
  • 製造プロセス

など、日常的にトヨタのエンジニアと協力してeVTOLの量産化を進めています。

ライドシェアリングの地盤と量産化の強化により、事業展開の土台が築かれつつある点が期待されています。

電動航空機産業の一番の課題は規制当局の認証です。

FAA(米連邦航空局)の厳しい審査をクリアできるのかが問題になってくるのですが、ジョビー・アビエーションは米国空軍とのパートナーシップにより、解決しようとしています。

2021年にはeVTOL機の基地での運用が行われ、米国空軍の厳格な基準や規制下において、商業運用に先立っての運用能力と保守プロファイルの機会が提供されました。

米国空軍との協力は商業運用面での安全性や運用性の向上、信頼性といった点でプラスになる可能性が高いです。

2023年6月28日には最初のeVTOLがFAAの特別耐空証明の取得を発表。

これにより量産試作機の飛行試験を開始することができるようになりました。

ジョビー・アビエーションの収益源

ジョビー・アビエーションの製品は開発段階であるため、2022年12月末時点での売上高の計上はありません。

引用:MINKABU米国株

トヨタや韓国のSKテレコムをはじめ、数々の企業の投資が資金源になっているようです。

ジョビー・アビエーションの将来性

ここまでの情報をまとめる限り、ジョビー・アビエーションの将来性はあると思います。

理由は成長産業の中で頭一つ抜けている存在だからです。

電動航空機産業の歴史は浅いですが、燃料コスト(または燃料消費)の削減とかつてないほどに厳しい温室効果ガス排出規制への対応に迫られている商業航空会社の動きに引っ張られ、急速な成長を見せている市場です。

電動航空機は、世界のフライトの45%を占める500マイル(約800km)以内の短距離路線向けに使われている、燃料コスト(消費も)高い大型ジェットの代替として期待が寄せられています。

そのため、2030年までには3兆円規模のマーケットになるとの見込みがあるほどです。

この業界のパイオニアともいえる存在がジョビー・アビエーションです。

2009年という早い段階からeVTOLに着目し、研究開発をしているジョビー・アビエーション。

トヨタやUber、米国空軍などの大企業とのパートナーシップにより資金も潤沢にあります。

6月28日にFAAの特別耐空証明の取得により株価が急騰。

その企業価値に期待が持たれています。

ここまでの情報を一旦まとめます。

  • ジョビー・アビエーションの事業は成長産業である
  • ジョビー・アビエーションは成長産業のパイオニア的存在
  • 大企業とのパートナーシップ
  • FAAの特別耐空証明の取得により株価が急騰

となります。

これらの情報を踏まえた上で、ジョビー・アビエーションの将来性はあると思います。

次は私自身がジョビー・アビエーションの株を買うかどうかの判断軸をご紹介していきたいと思います。

自分がクアンタムスケープ株を購入するかどうか?

結論から言うと、自分の投資スタイルに合わないので買わないが興味はある、です。

私自身の投資スタイルは、投資そのものにリスクがある以上、購入する銘柄はなるべくリスクは低くしたい、と考えています。

リスクを低くする代表的な方法は、

  • 長期保有すること
  • 分散投資すること
  • 手数料が安いこと

の3つです。

これらを実践するとインデックス投資一択になってしまいます。

しかし、インデックス投資は資産額は増えても”現在”の自分の暮らしを楽にしてくれることはありません。

そこで配当金を出してくれる高配当株を分散して長期保有し、キャッシュフローの増加を狙います。

しかし、ジョビー・アビエーションは配当金が無いので、株の売買益狙いになります。

引用:MINKABU米国株

投資スタイルが違うため、私はジョビー・アビエーションの株は購入しないことになります。

しかし、先の将来性を考慮すると購入したい気持ちが出てきます。

やはり、空飛ぶタクシーというのは夢がありますからね。

そこで、私が購入銘柄を選定する時に見る指標をご紹介します。

これを参考にして購入するかどうかの目安にしてもらえればと思います。

  1. 売上高
  2. 1株当たりの利益
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等資産
  7. ROE
  8. PBR

の8つです。

先にも述べましたが、ジョビー・アビエーションの製品は開発段階のため、売上高はありません。

そのため、売上高と営業利益率を除く6つの指標を見ていきましょう。

1株あたりの利益

まずは1株あたりの利益を見ていきましょう。

この項目で確認するポイントは、右肩上がりになっているか、です。

引用:MINKABU米国株

2022年は四半期ごとに赤字拡大となっているのに、2023年3月では赤字縮小となっています。

1株あたりの利益については改善されていますが、安心できるものではありません。

自己資本比率

自己資本比率は、企業が倒産しないかどうかを測る指標です。

この比率が高ければ高いほど倒産の心配は少なくなります。

最低でも40%以上は欲しいところです。

引用:Yahoo!ファイナンス

この図では自己資本比率は、2020年12月期から3年ともほぼ90%代なので、倒産の心配は無さそうです。

営業活動によるCF

営業活動によるCF(キャッシュフロー)は、ビジネスで手元の現金がどれだけ増えたのかを見るための指標です。

長期的に増加傾向にあり、毎年黒字であることが銘柄選定では重要になってきます。

引用:MINKABU米国株

売上高が無いので赤字が拡大しているのは仕方がありません。

現金等資産

現金等資産の項目では増加傾向にあるかをチェックします。

営業活動によるCFの項目で見た図では、2020年12月期から2021年12月期は増加していますが、2022年12月期には大幅に減少しているのが伺えます。

開発に資金が必要とも考えられますが、要チェックの項目です。

ROE

ROEは自己資本利益率のことで、株主が出資したお金を元手に企業がどれだけ効率よくお金を稼いでいるかを測る指標です。

株主から集めた資金を使って効率よく経営しているかを判断します。

引用:MINKABU米国株(https://us.minkabu.jp/stocks/JOBY/financial_statements)

2021年末以降、ROEの値はマイナスが続いていますが2022年末で少し改善が見られています。

数字の上では経営効率は悪いようです。

PBR

最後はPBRです。

PBRは一般的に企業の純資産から見た株価の割高・割安を判断する指標として使われます。

目安は1で、1を下回ると割安、上回ると割高となっています。

引用:MINKABU米国株(https://us.minkabu.jp/stocks/JOBY/charts)

ジョビー・アビエーションのPBRは5.44倍なので割高感が否めません。

指標のまとめ

ここまで6つの指標を見てきましたが、自己資本比率以外は優良と言える数字ではありませんでした。

そもそも売上を上げる製品が無いので判断が難しいところではあります。

私自身はジョビー・アビエーションの事業自体が面白いと感じているため、興味はありますが、指標で確認する上ではギャンブル性は否めない銘柄です。

ジョビー・アビエーションの将来性まとめ

ジョビー・アビエーションの将来性について、結論はあると思います。

理由は、

  • ジョビー・アビエーションの事業は成長産業であること
  • ジョビー・アビエーションは市場におけるパイオニア的存在であること
  • さまざまな大企業とパートナーシップを締結していること

の3つです。

これらの情報を踏まえ、私自身がジョビー・アビエーションの株を購入するかと聞かれると、投資スタイルに合わないので購入しないが興味はある、です。

先ほどご紹介した株を購入する時の6つの指標、

  1. 1株当たりの利益
  2. 自己資本比率
  3. 営業活動によるCF
  4. 現金等資産
  5. ROE
  6. PBR

の内、健全な数字だったのが自己資本比率だけなのですが、ジョビー・アビエーションの事業に興味があり、期待をしているからです。

ただし、指標の数字だけで見るならばギャンブル性は否めません。

私のようにリスクを極力抑えたい人や投資スタイルが長期投資の人であれば、おすすめできる銘柄ではありません。

これらを踏まえて、自己判断で購入を検討してみて下さい。


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  • この記事を書いた人

マネーリテラシー編集部

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