キャッシュレス時代が進んでいる今日、スマホとクレジットカードは必須アイテムになってきています。
特に大学生はクレジットカードがないと不便な大学生活になるかもしれません。
しかし、親世代からしたら『まだ必要ない』『学生のうちはまだ現金で十分』と思っている親もまだ多いでしょう。
この記事では親が反対する理由を把握した上で、大学生がクレジットカードを持つ理由を説明していきます。
また、作成ができない場合の代替方法や大学生におすすめのカードも紹介いたします。
この記事を親子で読んでいただき、親の心配や疑問を解消しつつ、クレジットカードの正しい知識を学んだ上で、親にお願いをしてみましょう。
もしかしたら同意を得られるかも知れませんよ。
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大学生はクレジットカードが持てるのか
クレジットカードは18歳以上の大学生であれば発行が可能になります。
以前までは20歳未満の未成年が作成する場合は親の同意が必要でした。
しかし、2022年4月1日より民法の一部を改正する法律が施行され、成人年齢を20歳から18歳に引き下げられました。
その為、18歳以上の大学生であれば親の同意なしでクレジットカードが作成できるようになります。
以前と比べるとクレジットカードを作成するハードルが下がり、大学生が持ちたいと思えるようになった要因でしょう。
親が反対する背景と3つ理由【実体験あり】
筆者の私も親目線と大学生目線の両方を経験しています。
私自身が大学生の時は今と違いキャッシュレス化が進んでいない時代でした。
その時代にカードを持ちたい理由は『便利だから欲しい』『持っているとモテそう』と言う安易な気持ちで持っていました。
知識があまりないまま持ってしまった為、お金のことで失敗し苦労した経験があります。
その経験が親として大学生の頃から持つべきではないと反対する理由になります。
具体的には以下の3つの理由になります。
- 金銭感覚がズレる
- クレジットカードの怖さ
- 収入面が不安定
ひとつずつ解説していきます。
親目線で見た理由1 金銭感覚がズレる
現金を持っていなくても何でも購入できてしまう便利さがあります。
そのため、お金がなくても欲しい物が購入できてしまい、『自分にはお金がある』と錯覚してしまい使いすぎてしまう可能性がある。
親目線で見た理由2 クレジットカードの怖さ
クレジットカードでの購入は現金の後払いになるメリットがある。
しかし本質は一時的な借金になります。
借金している認識を持ち、使用できるのかが親としては心配になる。
親目線で見た理由3 収入面が不安定
会社員の給与収入と違い、学生のうちはアルバイトなどの収入で生活することが多いでしょう。
月によって収入金額が変動するため、毎月の期日までに支払いができるのか不安になる。
大学生がクレジットカードを持つ理由3選
親が反対する理由も理解できます。
しかし、現代の大学生はクレジットカードを持っていないと生活に不自由さを感じ、不便な大学生生活を送ることになるかもしれません。
そこで大学生目線でクレジットカードを持つ理由を3つ紹介します。
- キャッシュレスに対応
- 節約のため
- 将来の信頼につながる
順に説明していきます。
大学生目線1 キャッシュレスに対応
今はどこに行ってもキャッシュレス化が進み、支払いはカードもしくはQR決済が主流となっています。
実際に大学内の施設も同様に増えてきています。
スムーズなライフスタイルにするために、クレジットカードは必要不可欠になるでしょう。
大学生目線2 節約のため
大学生活は比較的お金があまりないときだと思います。
そのため、日々の生活を節約しながら過ごしている大学生が多数いるのでは無いでしょうか。
節約するためにはクレジットカードは必須になってきます。
節約する一例として携帯料金を節約するために格安SIMを契約することが最良の選択です。
しかし、格安SIMの場合はクレジットカードが無いと契約ができない場合があり、持っている必要があります。
また、買い物なども現金で買うよりはクレジットカードで購入する方がお得になります。
ポイントの二重取りやポイント還元率UPが可能です。
また、ネットショッピングでは店頭で購入するよりお得に買える商品もあります。
大学生目線3 将来の信頼につながる
大学生のうちにクレジットカードを利用することで、早い段階でクレジットヒストリー(信用履歴)を築き上げることができるでしょう。
信頼が積みあがっていけば、別のカードを作成する場合や、ローン契約(車や住宅)の審査が通りやすくなる場合があります。
その場合は、支払い期日を守り、カードを定期利用するなどが必要になります。
その逆に期日に支払いができない場合は信用にキズがつく場合があるので気を付ける必要があるでしょう。
親を説得して作成方法への3つのステップ
カード作成には親と大学生の両方の意見があるでしょう。
お互いの意見がぶつかり合っていても、なかなか進まないものです。
まずはお互いに納得できる方法を考えて、クレジットカードを作成しましょう。
作成するための方法として次の3つのステップをするといいでしょう。
ステップ1 正しいお金の知識を学ぶ
ステップ2 使用方法のルールを決める
ステップ3 上限金額を決める
順番に説明していきます。
ステップ1 お金やクレジットカードの知識を学ぶ
まずは正しいお金やクレジットカードの知識を学ぶことが必要でしょう。
この知識は学校でも社会に出ても教わりにくい内容です。
お金やクレジットカードの使い方次第では人生を狂わせることもあり得ます。
そうならないように親子で勉強するのがいいでしょう。
特にクレジットカードの場合は『一時的な借金』『リボ払いの怖さ』『キャッシング』『金利』などを学ぶと安心して利用できるようになるでしょう。
ステップ2 利用ルールを決める
毎月の利用額を決める、金額が大きいものを購入する場合は事前に相談するなどクレジットカードを利用する際のルールを決めておくと親も安心できるでしょう。
親が心配する1つの理由は『何も知らないことが不安』になるからです。
ステップ3 上限金額を決める
クレジット作成するにあたり、カードの限度額の変更が可能です。
使いすぎを防ぐために月々の支払いが大変にならない金額に設定するのがいいでしょう。
大学生におすすめするクレジットカード4選
実際にクレジットカードを作成する場合、何がいいのか迷いますよね。
数あるクレジットカードの中から18歳以上で作成できるカードかつ年会費が無料のものを選択するといいでしょう。
特に使いやすいカードは以下の4つがオススメです。
- JCB CARD W
- 学生専用ライフカード
- 三井住友NL
- 楽天カード
カード別で紹介します。
おすすめカード1 JCB CARD W
(※ 出典:JCB公式サイトより)
『JCB CARD W』の特典は39歳までに申し込むとその後の年会費が一切かからないのが特徴です。
通常一般カードと比べるとポイント還元率が2倍でポイントが貯まりやすい。
また、ご利用通知&使いすぎ防止アラートが付いているのが特に便利です。
リアルタイムの利用状況やご自身で設定した金額に到達したらアプリやメールでお知らせがくるので安心してカード利用ができます。
JCB CARD W | 基本情報 |
年会費 | 39歳までに申し込みで無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.0% |
利用限度額 | 10万〜100万 |
特典内容 | 海外旅行傷害保険は最高2,000万円 ショッピングガード保険は年間100万円(海外) パートナー店での利用でポイント最大11倍 ディズニーチケットが当たる 家族カード、ETCカード無料発行 |
(※ 出典:公式サイト:JCB CARD W)
おすすめカード2 学生専用ライフカード
(※ 出典:学生ライフカード公式サイトより)
『学生ライフカード』は高校生を除く18歳〜25歳以下の大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の方が作成可能な学生専用カード。
最大のメリットは海外旅行傷害補償や海外でのカード利用で3%キャッシュバックが付いているところです。
海外旅行や留学を考えている人にはオススメです。
学生ライフカード | 基本情報 |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB/VISA/Mastercard |
ポイント還元率 | 0.3〜0.6% |
利用限度額 | 30万まで |
特典内容 | 海外旅行傷害保険は最高2,000万円 海外利用時、3%のキャッシュバック(要申込) 年間利用金額に応じてポイント最大2倍 誕生日月はポイント3倍 |
(※ 出典:公式サイト:学生ライフカード)
おすすめカード3 三井住友NLカード
(※ 出典:三井住友カード公式サイトより)
高校生を除く18歳以上であれば大学生でも作成可能なカードになります。
このカード1枚あれば社会人になっても長く使うことができます。
また、ナンバーレスで、カード番号が他人に見られる心配がないため、安心安全に利用できます。
学生から資産運用を検討している人はSBI証券で投資信託を購入するのにも利用できるためオススメです。
筆者の私も学生時代に作成した三井住友カードで、今でも使っています。
三井住友NLカード | 基本情報 |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5〜7.0% |
利用限度額 | 10〜30万まで(学生の場合) |
特典内容 | 海外旅行傷害保険は最高2,000万円 スマホタッチ決済でポイント還元率が最大7% 選べる無料保険 番号ナンバーレスで安心安全 |
関連記事:三井住友NLカードをポイントサイト経由で作る方法【絶対に損しない】
おすすめカード4 楽天カード
(※ 出典:楽天カード公式サイトより)
誰もが知っている楽天カード。
こちらも高校生を除く18歳以上であれば誰でも作成可能です。
楽天カードにもいくつか種類があり、一般カードのほかにも、学生アカデミーカードや家族カードも作成が可能です。
学生アカデミーカードの場合は在学期間であれば学生特典が多数あるため日常生活にもお得に利用ができるメリットがあります。
楽天経済圏を利用する場合は絶対に選ぶべきカードと言えます。
楽天カード | 基本情報 |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB/AmericanExpress(一般カードの場合) VISA/JCB(学生アカデミーの場合) |
ポイント還元率 | 1.0〜3.0% |
利用限度額 | 最大100万まで(一般)10〜30万まで(学生) |
特典内容 | 海外旅行傷害保険は最高2,000万円 楽天市場でのお買い物でポイント3倍 その他楽天サービス利用でもポイント3倍 (学生アカデミーカードの場合) |
楽天カードアカデミーの作り方はこちらで詳しく解説しています↓
「楽天カード」はとにかくポイントが"貯まりやすい"からおすすめ!
- 100円につき1ポイントがもらえる
- 貯めたポイントはお買い物に使える
- ポイントは月々の請求支払いにも使える
- 年会費はかからず永年無料!
- デザインも選べる
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クレジットカードが作成できない代替案
親子で勉強してそれでもクレジットカード作成に反対された場合は代替案として以下の2つの利用を検討してみるのがいいでしょう。
- デビットカード
- プリペイドカード
それぞれの特徴と利用方法を説明します。
代替案1 デビットカード
デビットカードとは、自分の銀行口座から利用代金を引き落とすカードです。
クレジットカードと同じような使い方ができますが、利用と同時に銀行口座からお金が引き落とされるのが特徴です。
銀行口座の残高以上にはお金の引き落としができないので使いすぎることはありません。
また、クレジットカード同様にポイント付与やポイント利用のサービスも同等に受けられます。
デビットカードはカードを発行している銀行口座と紐づいているため、使いやすい銀行口座を選ぶのが良いでしょう。
特にオススメするのは次の3つになります。
代替案2 プリペイドカード
プリペイドカードは、事前にお金をチャージして利用するタイプのカードです。
チャージ金額以上には使えないので、計画的に利用できるのが特徴です。
発行対象の年齢制限はありませんので、誰でも利用できます。
プリペイドカードによっては、ポイント還元を受けられるものもあります。
特にオススメするのは次の3つになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
親が反対する最大の理由は、子供がお金のことで苦労しないかどうか心配になるからです。
まずは心配をかけないためにはお金について正しい知識を身につけることが重要になるでしょう。
正しい知識があればクレジットカード作成に反対することはなくなるかも知れないでしょう。
親子で勉強し、お互いに理解した上でクレジットカードを作成することで、キャッシュレスで楽しいキャンパスライフを過ごせるようになるでしょう。
記名記事:副業リーマンライター はるぱぱ